中国による対米報復関税、中国の農家に打撃か  強気の姿勢が裏目に

トランプ政権, 中国ニュース, 米国ニュース

中国が米国産大豆に25%の関税を賦課しましたが、皮肉なことに一番苦しむのは中国の農家となっているようです。中国は世界最大の大豆輸入国であり、膨大な需要を満たすための輸入先が他に存在しません。関税25%の状態でも米国産に頼らざるを得ず、そうなれば深刻な物価の上昇に繋がる可能性もあります。

米国産大豆への報復関税、中国の農家に打撃か 米中貿易摩擦
9/5(水) 18:43配信 CNN.co.jp

 香港(CNNMoney) 中国と米国との間で緊張が高まる貿易摩擦だが、中国が報復措置として米国産大豆に対して25%の関税をかけたことが、中国国内の農家にとって大きな打撃となる可能性が出ている。

 米国から昨年、中国へ向けて輸出された大豆は120億ドル(約1兆3000億円)超。米国の農家からは貿易摩擦によって大きな打撃を受けるとの懸念の声が繰り返し出ているが、報復関税は中国の農家にも打撃となりそうだ。

 中国は世界最大の大豆購入国でもある。輸入した大豆は豚や鶏の餌などに使われる。米国産大豆は輸入の3割超を占める。関税の影響で米国産大豆の価格が上昇しており、別の輸入先を見つけるのにも苦労しそうだ。

 専門家からは、今後数カ月以内に貿易摩擦が解消されない場合、中国にとって大きな問題となる可能性があるとの見方も出ている。

 米国の農家はたいてい、中国向け大豆の約半分を10月から11月にかけて輸出するという。もし、米国産大豆が高すぎる場合、中国で大幅な大豆不足が発生する可能性がある。

 米国産にかわる選択肢としては、ブラジル産やアルゼンチン産の大豆があるが、完全に置き換えることは難しそうだ。大豆にはシーズンがあり、南米で作られ収穫される時期は、米国とは異なっている。また、ブラジルの農家はすでに大豆や大豆かすを最大限、中国に輸出しているとみられている。

 投資銀行ラボバンクのコモディティーアナリストは、米国産を考慮に入れない場合、中国での需要を満たせるだけの大豆は世界には存在しないと指摘する。

 一部の専門家からは、中国の輸入業者は、他国からの供給がなくなったら年内にも、関税があっても米国産大豆に戻らざるを得なくなるとの見方が出ている。

 そうなれば中国経済にも影響が及びそうだ。価格の上がった米国産大豆が中国の養豚業者や消費者に向かえば、インフレや生活費の上昇につながる可能性がある。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180905-35125068-cnn-int

中国の大豆消費量は米国の大豆生産量に匹敵

何とまあ皮肉な展開だな…。対米制裁のはずがセルフ制裁とは。

中国って大豆を輸入してたんですね!てっきり自国生産で賄えていると思ってました。

あれだけ膨大な人口がいればそりゃ大変だよ。米国と国土面積はほぼ同じなのに、人口は数倍中国の方が多い。耕作できる面積にも限界があるし。

中国では大豆を年間約1億トン消費していますが、これは世界の3分の1に相当する量です。米国の総生産量に匹敵しますので、輸入先を切り替えるのは簡単な話ではありません。中国は大豆の生産も行なっていますが、消費量に比べて9分の1程度しかありません。それに大豆は食料のみならず穀物飼料としても大量に消費されますので、需要を満たすのは並大抵の苦労ではありませんね。

一応生産はしているのか。まあ追いつくわけがないわな。

参考までに。日本の大豆消費量は中国の約30分の1ですが、大豆生産量は中国の約50分の1です。中国よりもさらに輸入依存度が高いと言えますね。

日本は報復関税をできる立場にないという話だな。うむ。知ってる。

中国政府が米国産大豆を買い支える形に

ネットユーザーの反応によれば、米国産の大豆は今暴落してるみたいですね!でも中国が関税を引き上げて割高な値段で買うなら元に戻るそうです。

なるほど。中国が皮肉にも米国の暴落した大豆を買い支える羽目になるのか。対米制裁どころかプレゼント状態じゃないか。習近平は何をやってるんだ?

アメリカの農家も打撃を受けるそうですけど、この感じだと大丈夫そうですよね?

そうなる。中国政府が国家をあげて米国の農家を支援している形になるね。関税報復という名の高値買い取りだから、米国にとってはいい商売相手でしかない。マジで中国政府は大豆の需要量とか何も考えなかったのかな?一番必要な製品に関税かけちゃダメだろ。

あと、アメリカは国民のために貿易戦争をやっているけど、中国は国の威信をかけてやっていると言われていますね!そして、それがソ連崩壊のきっかけになったとも・・・。

よく分かってるじゃないか。中国はソ連と同じ末路を歩もうとしてるんだよ。

歴史から学べない国家は成長できんのう。愚か者ほど自らの経験に基づいて判断してしまうんじゃよ。

歴史教育は必須ですよね…。特に戦前から戦後の近代史は重要です。

プラスチックで大豆を作ればいいと書いてる人もいます!どういう意味でしょう?

だいぶ前にプラスチック米ってのが話題になってだな。まあ中国の風物詩みたいなもんだよ。中国の人達はそういうのに慣れっこだから。

何だか中国にとっていい話が全然ありませんね・・・。大丈夫なんでしょうか?

ご存じの通り、中国政府が打つ手は全て裏目になっています。中国は膨大な人口が仇となり食料を米国に支配されているので仕方ありませんね。中国は米国の力で支えられてきた超大国であったという事実が誰の目にも明らかとなりました。このような状態で貿易戦争を仕掛けることは、旧日本軍が真珠湾への奇襲を試みることより愚かなことかもしれません。

うむ。中国は大日本帝国の歴史から全く何も学べていないね。恐ろしいくらいに。

中国は世論を抑え込む情報統制力だけは秀でている

あの、中国にはもう報復の手段は残されていないんでしょうか?

そうですね。背に腹はかえられませんので、中国は高くてもなお米国から大豆を買うしかありません。米中貿易摩擦により中国で深刻な物価の上昇が起これば、中国国内はどうなるでしょうか。世論を抑え込む対策が必須になるかと思います。

情報統制か…。

ネットユーザーの反応でそれらしき物を見つけました!米国からの船舶を入港拒否し、ロシアからの大豆輸入量を3倍に増やしたとネットメディアが報道したそうです。

本当に?

中国向けの宣伝記事では?という返信がついています。ボクも怪しいと思いました!

仮にロシアからの大豆輸入量を3倍に増やしたとしても、中国の膨大な需要は賄えませんね。ロシアの大豆生産量は世界でトップ10にも入っていませんし、3倍にしたところでたかが知れています。どこかで耳に挟んだような伝聞を繋ぎ合わせて拡大解釈したのではないでしょうか。これも中国の世論を抑え込む手法の1つですね。

あと、アメリカの機関投資家が大豆ETFを底値で買い漁ってるみたいです!中国は全体の3割を最低でもアメリカから輸入しないと需要を賄えないそうなので、それを見越した動きだとか何とか。

大豆価格が下落していたという事実そのものが対米制裁のつもりだったのかもね。でも、結局は米国の機関投資家に底値で買い漁る機会を与えてしまっただけ。何もかもが裏目というわけだ。

あと、アメリカからの輸入が減ったように見せかける可能性もあるそうです!統計庁に圧力を加えるということでしょうか?

ご覧の通り、中国に残されたのはどれもその場しのぎの手段ばかりです。この状態でもなお米国との貿易戦争を続けようとする中国政府の政策立案能力には疑問符を付けざるを得ませんが、情報統制力に秀でているのであれば大きな問題にはならないでしょうね。もちろん表向きの話ではありますが。米国はそれ以上関知することはありません。

きっつい皮肉だな…。中国マジでどうすんの?このまま大日本帝国と同じ道を歩むか?

中国は韓国の肉親ですよね?大日本帝国と同じ道とは?

中国もまた多数の義理の子供を抱えているからな。自治区と名付けられた地域などがそうだ。それらが全て中国から切り離されて独立を宣言する事態も想定しなければならないね。数年前から検討されているシナリオだよ。

私が知る限り、もっとはるかに前からです。その話は長くなりますので、機会を改めましょう。