中国政府のファンドが中国株を全て売却か  事実上の清算となり臆測が広がる

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中国株が数年来の安値を更新する中で、興味深い報道がなされました。2015年の株価暴落を収束させるために発足した中国政府系のファンド2本が、7月から9月の3カ月にかけて保有株式と債券を全て売却したそうです。事実上の清算となり、投資家に憶測が広がる結果となりました。中国金融市場の危機を暗示しているとも言われています。

中国政府系ファンド2本、事実上の清算-説明なく投資家に臆測広がる
10/25(木) 12:12配信 Bloomberg

 中国政府と関連のある2本のファンドが7-9月(第3四半期)に保有していた株式と債券を全て売却した。売却理由の説明はなく、国内金融市場の混乱に伴う対応を暗示していると投資家は臆測している。

 24日付の四半期報告によれば、「招商豊慶霊活配置混合型発起式基金」と「易方達瑞恵霊活配置混合型発起式基金」の資産は同期末時点で合わせて2億9600万元(約48億円)と、6月時点の314億元から急減した。残っている資産は銀行預金などだという。

 両ファンドは7-9月期中に99%が償還されたとしているが、資金を引き出した投資家や理由について詳細は明らかにしていない。清算への言及はないものの、中国の残高規定に従い自動的な契約終了につながるとしている。両ファンド共に同期末時点で株式は一切保有していないという。

 国家開発銀行の証券部門でアナリストをしているリウ・ウ氏は、株式相場急落時に市場に介入する政府系基金、いわゆる「国家隊」の投資戦略調整のシグナルである可能性があると指摘した上で、「国家隊の株式市場退出を意味する公算は小さく、一つの可能性として国家隊が投資信託へのエクスポージャーを減らそうとしていることが考えられる」と述べた。

 中国紙、中国証券報によれば、この2本のファンドは2015年夏、5兆ドル(約560兆円)の時価総額が吹き飛んだ株売りを収束させるための取り組みの一環として公的資金で設定された5本の一角。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-37130540-bloom_st-bus_all

今後のさらなる暴落に備えている可能性

ついにきたか!これはかなりまずい事態になりつつあるね。

中国政府系のファンドが全部の株と債券を売ってしまったんですか?大変じゃないですか!

しかも2015年の株安を食い止めるために、公的資金を注入して設定されたとある。そのファンドが2つも事実上の閉鎖とはただごとじゃないよ。もう株を支えるのを諦めたということかもしれない。

アナリストのウ氏によれば、今回のファンドによる全株売却は株式市場からの退出を意味するわけではないとのことです。“国家隊”という名称が付加されてることも驚きですが、今後のさらなる暴落に備えて現金資産を確保してるのかもしれません。

売ったのが7-9月期ってことは、2700辺りをキープしてた頃だね。2015年の株式暴落の時は3000付近で一旦跳ね返してるから、この時のポジションをまだ持っていたとすれば含み損を確定させたことになる。

ホントだ!2015年の安値よりも下がってしまっています!

2015年末には一旦持ち直して3600辺りまで行くけど、2016年初頭の暴落で一気に2700へと落ちた。ここでも買い支えをしたはずだ。2018年の初頭に再び3500超えしたのを最後に暴落を開始。そのままズルズルと下がっていき、今や2500を割り込む水準にまで落ちつつある。2016年初頭の出動分に関してはプラマイゼロで終えたという感じかな。

そう考えると、ただの損切りですね・・・。中国のファンドも意外と戦略が甘い気がします!

5本あるファンドのうち3本を残す戦略

私は別の見方をしています。今後さらに中国株が下がることが予想されるからです。今がまだ高い水準であると判断し、現金を確保して次の暴落時に買いを入れられるように備えていると思われます。ファンドは全部で5本あり、そのうちの2本だけを清算させて現金を確保したことが焦点です。

5つあるうちの3つを残し、2つを緊急事態用に備え始めたということか。考えられなくもないけど、後手後手であることに変わりはないよね。

アメリカの株も持っていたんでしょうか?ネットユーザーが、関税措置への報復として売ったのではないかと推測してます!

中国株が中心じゃないの?まあ破れかぶれで自国株を売り叩けば世界的な株安は演出できるけど。

これは氷山の一角、と言ってる人もいます!底なし沼になるのではないかって。

俺もそう思う。今のうちに売っておいて現金を確保するというのは絶対にあるけど、その現金を何に使うかは俺は違う意見を持っている。

どのような意見でしょうか。

中国政府の幹部が蓄財に使う可能性だよね。もう株を支えるのはとっくに諦めていて、売った資金をそのまま外貨に換えて蓄財してる幹部が大勢いそうなんだよ。昨日のUBSのプライベートバンカーが出国停止された件も関わってくるんじゃないかな。

それは株価を支えることと並行して進められる、というのが私の意見です。なぜなら大きな資金を動かすのには時間も必要だからです。少なくとも年内までは何とか持たせるようにするのではないでしょうか。

中国は後がないのう。貿易戦争なんぞ端から無理じゃった。

ボクも、中国政府の人達は見栄っ張りだと思うので、株価は支えると思います!どこが底だか分からないのが問題だと思うんです!

なるほど。見栄っ張りか…。確かに中国の株安の報道はいつもロイターかブルームバーグばっかりで、日本のマスコミから報道が出た試しがない気がする。ダウや日経はしょっちゅう報道されるけどね。

株価が下がってると、習さんの求心力も落ちてしまうんだと思います!

もう十分に落ち切って危険水域だけどな。

中国によるトランプ氏盗聴が発覚しさらに窮地へ

中国はトランプ氏の電話を盗聴し、会話をした人物リストまで作成していたことが明らかになっています。

中国情報員、トランプ氏の携帯盗聴=「会話人物リスト」作成―米紙
10/25(木) 10:10配信 時事通信

 【ワシントン時事】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が24日、米当局者らの話として報じたところによると、米情報機関は、中国の情報員がトランプ大統領の携帯電話をしばしば盗聴していることを示す報告をまとめた。

 貿易や安全保障で対立する米中のこれ以上の関係悪化を防ぐため、盗聴内容を活用しているという。

 同紙によると、中国側は通話内容から、トランプ氏の思考のほか、同氏がどういう話題に関心を持ち、誰の話を聞く傾向があるかなどを分析。同氏が頻繁に会話する人物のリストも作成している。

 リストには米投資会社ブラックストーンのシュワルツマン共同創業者・最高経営責任者(CEO)らが含まれ、中国側はトランプ、シュワルツマン両氏の共通の友人も特定している。

 トランプ氏はスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を使用し、政敵攻撃や政策発表にツイッターを多用している。側近は「通話の安全が確保されていない」と繰り返し警告してきたが、同氏はスマホを手放していないという。

 タイムズ紙によれば、ロシア情報員もトランプ氏の携帯通話を傍受している。ただ、元当局者は「トランプ氏への影響力行使という点で、ロシアは中国ほど洗練されていない」と話している。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181025-00000032-jij-n_ame

大統領が盗聴されていただと…。とんでもない話だなこれは。

iPhoneって危険なんですか!?ボクも使ってます!

あまり重要な連絡はしない方がいいかもしれないね。スマホは個人情報の固まりだから。

今回の報道で重要なのは、トランプ氏が盗聴されていたことではありません。トランプ氏が盗聴され、それを中国が米中貿易戦争の悪化を防ぐために活用していたことが報道されたことです。これで中国は言い逃れが不可能になりました。また、米中貿易戦争を穏便な方法で終わらせることも難しくなりました。

中間選挙だってそうだろ。中国が介入したせいで負けたと言って、ますます強硬な姿勢になる可能性があるよ。今回の盗聴騒動もむしろトランプにとって有利な展開になりそうだ。

トランプ大統領は不利な状況を逆に生かすんですね!すごいです!

まあ偶然の要素も強いだろうけどな。偶然を味方につけると人生はものすごく捗ると思う。政治や外交でもそれは同じだ。さも実力かのように見せつければ相手は驚きおののくだろう。

今回のファンド閉鎖により共産党が逃げ始めたと中国の国民が解釈すれば、中国でこれから何が起こるか鋭い人は気付くはずです。ウイグルの件でも中国は追い込まれており後がありません。トランプ氏は関税第4弾カードをまだ温存していますが、中国が抵抗を続ければすぐにでも発動されるでしょう。到底勝ち目がないことを中国の上層部も悟ったのかもしれません。

習近平はもうメンツどころの騒ぎじゃないな。自身の蓄財がいつ追及されるかビクビクしてそうだ。その時点で中国は負けるしかなかったわけだね。今日の株価は多少上げて始まったけど、焼け石に水だと思う。来週以降の展開からも目が離せないな。