米国に利益なければ中国との合意はなされず  関税撤廃の可能性もある一方で追加関税発動の可能性も

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米中の通商協議が進んでいます。米国は対中交渉団の派遣をしないと表明し、Kudlow委員長は米国の長期的利益にならなければ中国との合意には至らないとも述べています。合意がなされるようであれば中国の知的財産権の侵害などの問題も終焉するとしています。

米、対中交渉団派遣の計画ない 協議は順調=通商顧問
3/9(土) 0:08配信 ロイター

 [ワシントン 8日 ロイター] – 米ホワイトハウス通商アドバイザーのクレート・ウィレムス氏は8日、米中通商協議について、トランプ政権は中国への交渉団派遣は計画していないが、交渉は進捗しているとの見解を示した。

 ウィレムス氏はジョージタウン大学のイベントで記者団に対し「中国と連日、交渉を行っている。ただ交渉団の派遣は計画されていない」と述べた。将来的な直接交渉の可能性については「あり得る」としながらも、現時点では計画されていないと語った。

 トランプ大統領は前月24日、米中通商協議で「大きな進展」があったとし、3月1日に予定されていた中国製品に対する関税の引き上げを延期すると表明した。

 ウィレムス氏もこの日、なすべきことは多く残されているとしながらも、協議は進展していると指摘。交渉が頓挫した場合、トランプ大統領が関税引き上げの新たな期日を設定するかについてはコメントを控えた。

 米中通商協議を巡っては一部議員や企業の間から、トランプ大統領が来年の大統領選を前に成果を示すために構造問題などに対応しない合意を受け入れるのではないかとの懸念も出ている。

 これに対しウィレムス氏は、こうした懸念は「まったく正確ではない」と指摘。トランプ氏は中国の政策を巡る構造的な問題に対処する包括的な合意を目指していると述べた。

 このほか、欧州連合(EU)との通商協議も順調に進捗しているとの見解も示した。

 米国のブランスタッド駐中国大使はこの日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、トランプ大統領と習近平国家主席の会談の日程は確定していないと語り、合意が差し迫っていない可能性を示唆した。

 ブランスタッド大使は米中が「首脳会談開催には合意に極めて近いと感じられる程度の進展が必要との見方で一致している」とし、「これまで以上に近付いてはいるが、その状況には至っていない」と述べた。

 カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はFOXビジネス・ネットワークとのインタビューで、2週間前に交わした合意内容が中国政府トップに承認されるのを待っているとし、「米中首脳による会談が月内もしくは4月に開催される可能性はある」と楽観的な見方を示した。

 カドロー委員長はまた、米中合意によって「知的財産権の侵害は終焉を迎える」としたほか、「関税は大幅に引き下げられ、自動車やコモディティー(商品)、農産品、工業製品に対する関税が撤廃される可能性もある」と指摘。同時に「技術の強制移転や知的財産権、コモディティー、関税であれ、米国の長期的利益にそぐわないようであれば、合意はないと言明した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000000-reut-cn

米中首脳会談も4月に延期の可能性

あれ?こっちにしたんですか?

俺はてっきりファーウェイの方を採用するかと思ったが。ファーウェイが米国政府をテキサス州の裁判所に提訴するという妙な流れになってるよね。

Huaweiの該当の件については把握している最中です。トランプ氏の見解を待ちたいと考えています。よって私から述べられることは現段階では特にありません。

そうなんだ…。まあ米国にとっては面白くないわな。有能さんが採用しないと言い切った読売、毎日、時事通信、共同通信に限って積極的に報道しまくってるという謎の現象も発生しているし。

確かに!なぜか産経新聞さんと朝日新聞だけは、報道してないですよね?

さすがに日経新聞は報道してたな。まあ今日は採用しないなら別にいいか。

アメリカと、中国の通商協議の方が大事ですよね?首脳会談って結局やらないんですか?

3月27日というのはウソだったのか?4月に開催といつの間にか延期されている。

3月27日というのはトランプ氏が述べたことではありません。習近平氏との首脳会談を希望しているのは事実ですが、まだ開催が確定したという話も出てきていません。中国側が流した観測気球の可能性もあります。

中国と合意できれば、関税が撤廃されるというのはホントですか?

またいつもの思わせぶりだよ…。米国の人達は毎日がこんな状態で疲れないのかな?

そうですね。中国との合意がなされれば関税は撤廃されますし、合意がなされなければ関税は引き上げられます。そのどちらの可能性もあると言っているに過ぎませんが、どこに疲れる要素があるのでしょうか。私にはごく自然な主張に感じられますが。

いやその…何というか方向性は定めないの?こういうのって根回し文化の日本独特の価値観なのかね?

合意がなされれば関税は撤廃、合意がなければ追加関税

日本では合意条件を定めずに協議に臨むのでしょうか。条件を満たさなければ合意はなされないはずです。関税が撤廃されるか、追加発動されるかは中国次第というのが私の認識です。

白か黒か、はっきりしてほしいってことですよね?

俺が言いたいのはそれ。米国との協議は中国にとってプラスなのか、マイナスなのかという部分をみんな知りたがっているんだと思うよ。中国寄りの人だけでなく、中国のことをよく思わない多くの人達にとってもね。

合意がなされれば関税は撤廃されます。合意がなされなければ関税は発動します。合意がなされるという前提で協議が進むのならば、それは協議とは呼ばれないでしょう。

ワシは米国政治の論理を理解しておる。結果は交渉次第じゃよ。予め到着点を決めておくなぞ愚の骨頂じゃ。

それが”交渉”というわけですか…。認識が甘かったです。

だから、北朝鮮も不機嫌だったんだと思います!キム委員長としては、アメリカがいい話をしてくれると思って、ベトナムに行ったんだと思います!

それは思った。事前にあれだけ米国側も含めて歴史的な会談だとか、素晴らしい話が待っているとか思わせぶりなことを言っておきながら決裂というのは、アジアの国家同士であればもう信頼関係を結ぶのは不可能になる気がする。

そうですか。北朝鮮側がそう考えると推測されるならば仕方ありませんね。北朝鮮との合意がなされなかったのは自然と言えるでしょう。トランプ氏は米国が求める合意条件に達しなかったと判断したまでの話です。

なるほどね…。肉の焼き加減1つ取っても価値観の溝を埋めるのは困難だったわけだ。そして中国との協議も似たような展開になるというのは目に見えているね。北朝鮮の前例があるだけに油断はできない。

トランプ氏の認識は常に一定です。中国との合意は可能であると確信をしつつ、米国に利益がなければ合意しないと何度も述べています。合意がなくとも米国は安泰であるとも付け加えています。

トランプ米大統領、中国との通商合意を確信 合意なくても安泰
3/9(土) 1:13配信 ロイター

 [ワシントン 8日 ロイター] – トランプ米大統領は8日、中国との通商協議で妥結できると確信しているが、通商合意のいかんにかかわらず米国は安泰との考えを示した。

 トランプ氏は、中国と合意できると依然確信しているかとの質問に「もちろん確信している。だが米国に不利な内容であれば合意しないと語った。

 中国が妥結に前向きでなく、習近平国家主席との会談も実現しない恐れがあるとの報道については「それについては聞いていない。われわれはうまくやっている。合意があろうとなかろうと、われわれは非常に安泰だ」とした。

 カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はブルームバーグTVに対し、通商協議が「4月まで続く可能性はある」と指摘。その上で合意の「タイミングや場所は重要ではない。妥当な合意を得ることが重要であり、それが米国の利益だ」と語った。

 これに先立ち、ホワイトハウスの通商担当顧問を務めるクリート・ウィレムス氏は、米中通商協議は進展しているものの、依然多くの課題が残っていると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190309-00000006-reut-cn

つまり合意できるけど合意しないし、合意できなくても米国は別に何も困らないと言いたいわけだ。100%強気姿勢の維持だね。

安倍首相が同じことを言ったら、もう何らかの合意があるって覚悟しますよね・・・。

安倍首相はそういう思わせぶり術は絶対使わないね。米国とは対立しないやり方とも言える。誠実さでは日本が世界一だと“確信”している。

建物の高さでは国家の優劣は決まらない

ネットユーザーの反応です!

・交渉が長引けば、より苦しくなるのは中国だけ?
・今のままでも経済的にアメリカは問題ない、という余裕を感じる
「通商合意を確信」というのは社交辞令。中国は時間を引き延ばしたい
・トランプ大統領よりも、ペンス副大統領の言葉こそがアメリカの意思だと思う
・まだこれから二転三転しそう
・このままずっと平行線かも。双方が絶対譲れない点で対立してる
・結局、追加関税措置という結果かも
・妥協点は持ってるんだよね?世界経済も春には安定してほしい
・アメリカファーストのトランプ大統領が、不本意な合意をするはずがない

米中事案なのに珍しく多いね。いつもの人はいなかったの?

いたにはいたんですけど、今日は反応は残さずに青いボタンを沢山押してるみたいです・・・。

どうしてそれが分かった?

アメリカは問題ないし余裕、という反応に多くの否定がついていたからです!中国としては、アメリカをもっと追い詰めたいんですよね?

なるほどwww 分かりやすい工作活動だね。事実を見ずに理想ばかり追いかけようとするとそうなる。

実際に、中国は負債が1京円あるし、自動車不動産も大変ですよね・・・。ボクは中国を擁護したくても、擁護する余地がないと思います!

せいぜいビルの高さくらいだよな。上海タワーがいくら米国より高いからって経済が発展するとは限らない。単なる見栄でしかないし、逆にテナントがガラガラという事実が露呈すれば砂上の楼閣になりかねないよ。

建物の高さで経済の優劣が決まるのであれば、人類は到底大自然には及ばないという結論になるかと思います。人類は未だにEverestに到達する高さの建築物を生み出せていませんし、Tibetの足元にも及ばないということになります。

急に話が壮大になったな…。ああ、なんて人類はちっぽけなんだ。どこかの妙な国々のせいで人類の発展が阻害されてるかと思うと嘆かわしい。こんな世界は早く変えなくてはならないね。

前向きでいいと思います!平成も終わるので、この機会に世界を変えましょう!

随分と軽いノリだなww まあ変えなくてはならないのは事実だがな。中国に限らず世界はもう色々と限界が来てると思うよ。

そうですね。トランプ氏はそのような世界にこそ必要とされる強い指導者かもしれません。引き続き最新情報に目を通してください。債務上限については、取り上げる予定でしたが延期します。

あれ?何かまずい事情でもあるのか?