トランプ氏がボーイング737MAXの運航停止を命令  株価は逆に上昇へ

トランプ政権, 米国ニュース

Boeing社の737 MAXで相次ぐ事故を受け、トランプ氏が該当機種の運航停止を命じました。それを受け米連邦航空局も運航停止措置の方針を発表しました。カナダ政府も同日付で停止措置を取ったようです。運航停止措置は6年で2度目とのことですが、一旦は問題が収束した形となり株価は上昇しています。

米政府、ボーイング737MAXの運航停止を決定 安全性巡る懸念で
3/14(木) 4:20配信 ロイター

 [ワシントン 13日 ロイター] – 米政府は13日、エチオピアで墜落事故を起こしたボーイング<BA.N>の旅客機737MAXの運航を一時停止すると発表した。安全性に対する懸念を理由に挙げた。欧州連合(EU)や中国など各国の間で運航停止の動きが広がるなか、米国も同様の措置に踏み切った。

 米連邦航空局(FAA)はトランプ大統領による運航停止の命令を受けて声明を出し、10日にエチオピアで同機が起こした事故の現場から得た新たな証拠や衛星データに基づく決定だと説明した。

 FAAは2013年にもバッテリー発火問題を受けてボーイングの787型旅客機(ドリームライナー)の運航を一時停止しており、ボーイング機に対する運航停止措置は過去6年間で2度目。

 エチオピア航空が運航する737MAX8型機が10日墜落し、乗客乗員157人全員が死亡したことを受け、同型機の運航を停止するよう米有力議員らの間から圧力が高まっていた。

 737MAX機を運航するサウスウエスト航空<LUV.N>、アメリカン航空<AAL.O>、ユナイテッド航空<UAL.O>は、乗客の予約取り直しに取り組んでいると発表。サウスウエストが運航する737MAX8型機は34機で、世界で最も多い。アメリカンは8型機24機、ユナイテッドはMAX9型機14機を運航している。

 FAAは調査を継続する間は運航を停止する方針を示した。

 ボーイングは同社機は安全だとあらためて主張しながらも、「同機の安全性について一般の利用者に安心してもらうため、慎重に慎重を重ねた措置として、FAAに世界中にある737MAX機全371機の運航を一時停止するよう提言することを決意した」と表明した。

 隣国カナダもこの日、737MAX機の運航停止を決定。当局は、衛星データに基づくと、エチオピア航空の墜落事故と昨年10月にインドネシアでライオン航空の同型機が起こした墜落事故との間に類似点が見られると指摘した。インドネシアの事故では189人が死亡している。

 米国の航空機追跡会社エアリオンの広報担当は、同社がFAAとカナダ運輸省など複数国の当局に衛星データを提供したことを明らかにした。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000009-reut-m_est

Boeing社の株価は一転上昇

本当に取り上げたな。この件ってそんなに重要なの?

ボーイングの機種全部が、運航停止になるわけじゃないですよね?

そんなことしたら世界中パニックだろwww

そうですね。習近平氏との首脳会談も不透明になりましたので、米中の事案はしばらく進展しない可能性もあります。米国内の動きに皆さんがどこまで関心を持てるかという話になるかと思います。

アメリカの議員からも圧力がかかってたので、仕方ないと思います・・・。

トランプは自国のトラブルにも迅速に対応して、問題に立ち向かう姿勢を有権者に見せたかったんだろうか?大統領選の話題もちらほら出てきてるけど。

Boeing社に対する運航停止措置は2013年にも行なわれておりますので、特段珍しい話ではないというのが私の認識です。相次ぐ事故により国際世論に押されたという側面もあります。米国が覇権を維持するためには余裕のある一面を見せる必要もあります。

ワシは今回の件については特に何も言わん。気を引き締めなければならんのう。

いつも何も言わないことの方が、多い気がしますけど・・・。

そういう意味じゃないだろww 何も言わない、ということをおっしゃったことに意味があると俺は受け止めました。

そうですね。できれば私も本件については取り上げたくないという事情がありましたが、一度は触れなければならないとも考えていました。株価は上昇に転じたようですが、予断を許さない状況が続くでしょう。

米国株式市場は上昇、ヘルスケア株に買い ボーイング堅調
3/14(木) 7:14配信 ロイター

 [ニューヨーク 13日 ロイター] – 米国株式市場は上昇。ヘルスケア株などが買われた。トランプ米大統領がエチオピアで墜落事故を起こしたボーイング<BA.N>の737MAX8型機、および737MAX9型機の運航を一時停止するよう指示したものの、ボーイング株は値上がりして取引を終えた。

 ボーイングは0.5%高の377.14ドルで引けた。米国の運航停止発表を受けて午後には3%超急落していたが、切り返した。ただ、同社株は8日の引け以降、約11%下落している。

 インバーネス・カウンセルの首席投資ストラテジスト、ティム・グリスキー氏は、運航停止によりボーイングは問題解決の時間が得られるほか、さらなる事故発生の可能性を回避できると指摘。「ボーイングにとって最悪の局面は過ぎ去ったようだ。(株式)市場が安定化しつつあるように見えることは、市場がそれを認めていることを意味する」と語った。

 ボーイングは、ダウ工業株30種構成銘柄の中で今年最も良好なパフォーマンスを見せていた。

 ドラッグストア大手CVS<CVS.N>は3.5%高。バーンスタインが同社のカバーを「アウトパフォーム」の投資評価で開始した。S&P総合500種のヘルスケア指数<.SPXHC>は1.1%上昇。ユナイテッドヘルス・グループ<UNH.N>は2.6%高となった。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190314-00000014-reut-bus_all

有能さんも珍しく弱気だな。何か裏があるんだろうか?

Boeing 737 MAX運航停止措置と中国の関わりについて

あの、こんな記事を見つけてしまいました・・・。これってどうなんでしょう?

「ボーイング737運航停止」に込めた習近平の底意
3/14(木) 6:00配信 JBpress

 ボーイングは、中国では「波音」と表記する。「波の音」という漢字を、「ボーイン」と読ませ、エキゾチックで美しいイメージを、中国人に与えている。

 ところが、3月11日に中国政府が下した決定は、容赦なかった。この日の午前中、中国民間航空局が、緊急通知を発表したのだ。

■ 世界に先駆けボーイングに「ダメ出し」

 <本日18時以降、ボーイング社の「737MAX8型」航空機の商業運行を、一時的に停止する>

 3月10日、エチオピア航空の737MAX8型航空機が墜落し、乗客乗員157人全員が死亡したが、その中に8人の中国人が含まれていた。インドネシアのライオン・エアのこの型の航空機も、昨年10月29日に墜落しており、中国当局はもはや看過できないとして、異例の停止措置に踏み切ったのだ。

 これによって、ボーイング社の株価は、たちまち10%も暴落し、200億ドルが消えた。だが、皮肉なことに中国の航空各社の株価は、「安全性が確保された」として、小幅上昇したのだった。

 調べてみたら、中国が737MAX8型を購入したのは、2017年11月3日に、シアトルで中国国際航空に引き渡されたのが最初である。以来、中国の航空会社は、計96機も購入し、ボーイング社にとって「お得意様」となっている。内訳は、中国南方航空24機、中国国際航空15機、海南航空11機、上海航空11機、アモイ航空10機、山東航空7機、深圳航空5機、中国東方航空3機、祥鵬航空3機、奥凱航空2機、福州航空2機、昆明航空2機、九元航空1機である。

 アメリカと並ぶ航空大国の中国が、先陣を切って「ノー・ボーイング(737MAX8)」を宣言したことで、その後、インドネシア、シンガポール、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、ブラジル・・・と世界各国が続いたのだった。

 737MAX8型は、「1機100億円超」とも言われる、ボーイングが誇る最新鋭の航空機である。従来型よりも一回り大きい上に、燃費は従来型よりもよい。2017年5月に初めて納入され、世界の航空機業界では、737MAX8型を導入することが流行になっていた。墜落したエチオピア航空も、昨年11月に導入したばかりで、日本では今年1月に、ANAが導入を決めている。

 そんな737MAX8型に、中国が真っ先に「ダメ出し」をして、世界を方向づけた。そこがポイントである。

■ ボーイングにまつわる習近平「二つの追憶」

 それは、墜落したエチオピア航空に中国人が8人乗っていたからではなく、習近平主席の「怒り」が爆発したと見るべきだろう。習主席が決断しないと、中国でこのような「即時の重大決定」はできないからだ。

 その背景には、習近平主席の「二つの追憶」がある。

(中略)

 2016年のアメリカの対中貿易赤字は、3470億ドルだった。そのうち、アメリカ企業が中国で生産し、アメリカに輸出しているものが約4割あった。そこで習近平政権は、残りの2000億ドル分を一気に解決するようにして、トランプ大統領に花を持たせたのである。

■ トランプの「裏切り」に遭った習近平

 その大型契約の主要なものの一つが、ボーイング社との航空機契約だった。中国航空機材集団がボーイング社から、B737型を260機、B787型とB777型を40機、計300機を購入したのである。合計370億ドルに上るビッグ・ディールだ。覚書の調印を壇上で見守ったトランプ大統領は、笑みがこぼれっぱなしで、「習主席とはとてもケミストリーが合う」とご機嫌だった。

 習近平主席からすれば、それ以降の米中関係は、「ここまでしてやったのに、いったいどういうことだ!?」というものだった。2018年に入ると、トランプ大統領は中国に対する態度を豹変させ、3月には米中貿易戦争を「宣戦布告」。7月、8月、9月と3回も中国に対する制裁関税をかけ、12月には中国経済を牽引する「BATH」(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)の一角であるファーウェイの孟晩舟副会長を、カナダで逮捕してしまった。周知のように、米中関係はこの一年の間に、「新冷戦」と囁かれるまでに悪化してしまった。

 そのため中国は、アメリカに対して密かに「報復」を考えていた。それは、アメリカ製品の不買と、中国市場からの追放である。その「追放リスト」の中で、最も「安い」ものはスタバのコーヒーやマックのハンバーガーなどで、最も「高い」ものが、ボーイング機だった。ボーイング社は、アメリカの軍需産業をも担っているので、ボーイング社が傾けば、アメリカの軍需産業にも大きな痛手となる。

 中国側が、そのような機会を虎視眈々と狙っていた矢先に、エチオピア航空墜落の惨事が起こったというわけだ。そこで中国は世界に先駆けて、「ボーイングは危険」とのレッテルを貼り、習近平主席のメンツを2度も潰したことに対して、「ちゃぶ台返し」をやってのけたのである。

 しかも、「安全性に疑問」ということを、あくまでも前面に出した。4000年の外交大国は、なかなか老獪である。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190314-00055760-jbpressz-int

ほほう…。

記事に書かれていることについての感想は控えますが、私が見る限り明らかに間違った記述などは見当たりません。Boeing社の最新機種に安全性の問題があったことはトランプ氏も認めていることです。中国が世界に先駆けて運航停止措置を取ったことと、米中の通商交渉とは何の関連性も見出せませんね。

あれ?ボクは、どうなんでしょうとしか言ってませんけど・・・。

Boeing社と習近平氏を結び付ける記事を探していたのでしょう。私は本件を中国が主導しているという主張には基づかない前提でしたので、そのような記事に辿りつく機会がありません。ですので、私は今ここで通商交渉とは関係ないと予め否定しておくのです。

つまり米中貿易戦争と関係があるわけだ。

そのような”憶測”があることは否定できませんが、正式な見解として出されたものではありません。習近平氏が米国の関税措置への”報復”に出たのだとする説が日本で報道されていることについては認識しました。私からは述べることは現時点では特に何もありません。

有能さんがいつになく焦ってるな…。ワトソン君、何かいいアイデアはないか?

どういう意味ですか?

米国がピンチってことだよ。737MAXというのは最新機種なんだろ?ネット百科事典を見てるけど、787の次に着手する旅客機として2006年頃から開発計画があったそうだ。それだけ時間と手間暇をかけてリリースした最新の機種が世界中で運航停止措置を命じられている。しかも中国が世界に率先して措置を下したことがきっかけになってだ。

最新機種?主力ってことですか?

そういうこと。トヨタで言えばプリウスとかカローラが走行停止にされたようなもの。痛手どころの騒ぎじゃないよ。下手すれば経営危機だ。

ボクは、マックスってついてるので、iPhoneみたいに上位機種なのかなと思ってました・・・。主力なんですか?

もう少し詳しく調べてみた。日本の航空会社でも多く導入されてるのは737シリーズと777シリーズだが、これらの中には少なくとも15年~20年は経過しているとされる機体も多い。737が国内線などの短距離用、777が国際線などの中長距離用と考えれば分かりやすい。

それで、プリウスという例えを出したんですか?

そういうこと。737シリーズの最新機種が737MAX。777シリーズの最新機種が777xだがこちらはまだ開発中だそうだ。つまり現段階での最新機種が737MAXになるんだ。日本ではANAが2021年に導入予定だったので、まだ運航していない。よって運航停止できる立場にはない。

そうだったんですね・・・。それで、慌ててるんですか?

…私はここで失礼します。

ええっ?大丈夫ですか?

737シリーズはプリウスやカローラ、777シリーズはクラウンやアルファードだと考えると分かりやすいかもね。日産で言えば737がマーチやリーフ、777がスカイラインという感じかな。すげえ適当な分類だけど。

737 MAXの設計に問題があるとの憶測も

運航停止って、一時的な措置なんですよね?

まあそうだと思いたいが。原因は分かってるんだろうか?

どうなんでしょう・・・?

ネットユーザーの反応はどんな感じ?

ちょっとだけまとめました・・・。

・アメリカが絶対正しいという思想は良くない。737の設計に明らかにミスがあるのに
・政治的な問題が絡んでるという意味はあまりない
・習さんは正しいと思う。アメリカでも飛行禁止なら、世界中で禁止になりそう
・筆者のあなたは、この飛行機に乗りたいと思ってる?
・アメリカと中国が争うのは、日本にとっては悪いことではない
・ボーイングが何か言ってるけど、トップダウンで妥当な措置です
・トランプ大統領も、たまにはまともなことをする?

全体的に、中国はよくやった、アメリカは信用できないという書き込みが多かったです。コメント部隊の数がドンドン増えてる気がします・・・。

設計ミスというのはソースがある話なの?

分かりません・・・。事故原因が分からないので、設計ミスとしか言えないのでは?

まあこの感じだと、国際社会への世論工作的な面も含めて中国の大逆転プレーという見方が正しいのかな。ボーイングの2つの事故がどういう原因だったのかは分からないが、中国はその状況を100%自国に有利な方向へと導いたわけだ。政治的な思惑があったかどうかはともかく結果論としての話だ。有能さんは中国と関連付けたい気持ちがあるのかもしれないけど、現時点で何も分かってないので言うに言えないもどかしさがあるんだと思う。

じゃあ、ボクが持ってきた記事は、採用しない方がいいですか?

そうだな。少なくともタイトルで中国と結び付けるのはやめておこう。ここは有能さんの意思を尊重して冷静に行くべきだ。取りまとめについてもお願いしておくわ。今後は何か新しい情報が出てくるまで、ボーイングのこの件についてはノータッチってことにしよう。他の記事での雑談でも出さないようにしよう。有能さんの見解待ちってことで。

分かりました!