中間選挙が近づいてきましたが、共和党が下院で過半数を割り込む予想が最も有力視されています。上下院でのねじれが発生しトランプ政権が機能不全になるとの希望的観測もありますが、事態はそこまで甘くありません。対中強硬政策は民主党議員もまた支持しており、トランプ氏の意向だけではないことを理解しているでしょうか。中間選挙の展望も絡め、今後の展開を探ります。
危険水域に入った米中対立、解決を委ねられた日本
10/18(木) 6:15配信 JBpress■ 1.米中対立の現状
米中間の貿易・技術摩擦は米中両国とも強硬姿勢を崩さず、平行線を辿っている。
米国経済が現在の良好な経済状態を続ける限り、ドナルド・トランプ政権の対中強硬姿勢が変化することは考えられないため、状況打開の突破口は見つからないと見られている。
11月6日の中間選挙で下院において共和党が過半数を割ったとしても、民主党議員の多くも同様の反中感情を共有しているため、米国の対中外交に大きな変化はないとの見方が多い。
米国政府の中国側への要求内容は、技術強制移転政策の転換、中国製造2025の停止、外国企業の中国国内生産拠点の海外移転などあまりに厳しく、中国政府が妥協できるような中身ではない。
米中両国の真っ向からの対立状況に何らかの変化が生じるとすれば、米国において株価の大幅下落、景気減速など貿易摩擦に起因すると考えられる経済問題が明確に表面化し、トランプ政権側に中国への強硬姿勢を修正するインセンティブが生じる時しかないと見られている。
何らかの理由で米国側が中国に対して一定の譲歩を示す可能性が生じれば、中国政府も技術移転促進政策の修正、知的財産権保護の強化、それらの具体策の早期実施などの妥協案を提示する余地が生まれると期待されている。
■ 2.米中対立は長期化し、日本は難しい選択を迫られる
この米中貿易・技術摩擦は、相手国商品の不買運動、全国各地での抗議デモ、貿易・投資禁止措置といった全面的経済戦争、あるいは武力衝突にまで至る最悪の事態は回避できるのではないかとの見方が多い。
とは言え、両国が良好な関係を回復することは今後長期にわたり極めて難しいと予想されている。
(中略)
米国は20世紀前半に勃発した2つの世界大戦を二度と繰り返さないようにするため、経済ブロック化の阻止と世界経済の協調発展を基本方針として堅持してきた。
日本はそのおかげで戦後の奇跡的な経済復興と高度経済成長を実現した。
しかし、トランプ政権は日本に対して同盟国として対中強硬政策への共同歩調をとるよう強く求めてくると考えられる。
日本からの輸入品に対する関税引き上げなどの経済制裁を圧力として使いながら対中強硬政策への協調を強要すると予想される。
戦後ずっと米国の経済政策と共同歩調をとってきた日本の立場から見て、自由貿易や経済成長までも否定するトランプ政権の基本方針は容認できるものではない。
これはトランプ政権と距離を置く米国の多くの有識者の見方と一致する。
しかし、米国はいま、共和党、民主党の党派を超えて、多くの国民が中国を脅威とみなし、反中感情を高めている。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181018-00054412-jbpressz-cn
目次
中間選挙の結果ではトランプ氏の対中政策は変わらない
米中間選挙の話が出てきたか…。まあ共和党が負けても変化はなさそうだよね。民主党がもし反対姿勢を取ってるなら、ここまでスムーズに対中政策が進むはずないだろ。
米中間選挙って、いつも米中間の選挙って読んでしまって頭がこんがらがります・・・。アメリカの中間選挙と書けばいいと思います!
なるほど。米中間の貿易摩擦という単語と丸かぶりだな。記事中では中間選挙と表記してるけど、これじゃどこの国の中間選挙か分からないんじゃないか?
中間選挙は米国とフィリピンにしか存在しないものと思われます。米中間選挙と表記してるメディアの方が多いようですので、それに倣うことにしました。
フィリピンにも中間選挙あるのか…。歴史的な背景からみても米国とフィリピンって関係が深いような。
英語留学と言えばフィリピンですもんね!安くてリゾートにも行けて人気みたいですよ!
またそういうネタを引っ張ってくるww どこでそんな情報を仕入れたんだよ?
とある人の情報です!毎日毎日みっちり英語漬けになるみたいで、ボクには絶対無理だと思いました・・・。
英語は机だけで学ぶものではないんじゃ。実際にぶつかってこそ語学力は生きる。伝えようとする意思の力が大切じゃのう。
一夜漬けみたいなので乗り切るのは違う気がしますよね…。TOEICの受験者は日本と韓国が大半みたいですし。
ええっ?そうなんですか?
ごめん。適当なサイトで拾った情報だ。ちゃんと検証はしてない。
必要になった時に、必要なだけ学習すればいいと思うんです!勉強のための勉強はしたくありません!
それもどうかと思うけどなww まあ英語を主目的にするのは何か違う気がする。
雑談はそのくらいにしましょう。中間選挙の結果がどうあれ、米国の対中強硬姿勢の方針が変わることはありません。むしろトランプ氏は元々中国には融和姿勢を取るつもりでもいましたので、今後はより米議会の意向が色濃く反映されていくことになります。トランプ政権がレームダック化する恐れもあります。一期限りとなる可能性も踏まえておくべきでしょう。
トランプ氏は中国の選挙介入を警告
たださ、民主党が上下院共に過半数を取る可能性もなくはないんだろ?共和党が制するよりも確率が高いらしい。そうなった場合米国の経済にも影響が出るんじゃないか?
トランプ氏は自身の負けを覚悟しており、すでに布石を打っています。中国による米中間選挙への介入について警告を発しています。先月の記事です。
トランプ政権、中国が「中間選挙に干渉」と非難 新たな火種に
2018.9.27 12:55トランプ米大統領は26日、国連総会の場で、中国が11月に行われる米中間選挙で共和党に勝たせないようにするため「選挙に干渉しようとしている」と発言した。米政権高官は、選挙干渉は中国共産党の対外活動を統括する統一戦線工作部による地下活動の一環であると指摘。一方、中国は「他国の内政に干渉はしない」(王毅外相)と反発しており、貿易問題で対立が激化する米中の新たな火種になるのは確実だ。
米大統領が、統一戦線工作部による米国内での宣伝工作活動を公の場で非難するのは極めて異例。
トランプ氏は、中国が中間選挙で共和党を敗北に追い込もうとしている理由について、国連安全保障理事会の会合で「貿易問題をめぐる米中の対決が米国に有利に展開しているためだ」と説明。その後の記者会見では「証拠はある」と述べ、いずれ具体的根拠を発表する方針を表明した。
トランプ氏はその上で、これまで「特別な関係」にあるなどとして称揚してきた中国の習近平国家主席について「もはや友人ではないかもしれない」と語り、貿易分野での対立も含め、習氏との関係を見直す可能性を示唆した。
https://www.sankei.com/world/news/180927/wor1809270029-n1.html
そうだったな!逆に負けた方が対中強硬策が捗るとさえ考えてるかもしれない。トランプがすごいのは逆境をむしろ強みに変えていくバイタリティがあるからだと思う。
追い詰められた時こそ人間は真の力を発揮できるんじゃ。生温い環境では精進できぬぞ。
説得力があります…。不測の事態から新たに分かることもありますよね。
産経新聞さん、文字が巨大すぎます!もっと表示を縮めてください!
え?文字が巨大?俺はそんなことないけど。
私も特に確認できません。何か問題がありましたか。
記事タイトル部分が画面いっぱいに広がってて、スクロールを沢山しないと記事が読めないんです!産経新聞さんがサイトをリニューアルしたためだと思います。
左横に“文字”って書いてあるボタンあるだろ?それが押されてるんじゃないの?
試しにそのボタンを押してみたら、もっと巨大になりました!
そうかww
記事の本文の文字の大きさが、他のサイトの記事タイトルと同じくらい大きくなってしまいました!産経新聞さん、修正をしてください!お願いします!
俺は状況を把握できないので何も分からない…。まあ読めなくはないんだろ?しばらく我慢してればそのうち直るっしょ。
う~ん・・・産経新聞さんなのでガマンします!
朝日新聞だったらどうするんだ?
もう見なくなると思います!
どうしても無理なら”Ctrlキー+マウススクロール”で画面サイズを縮めればいいよ。毎回やるのは面倒かもしれないけど、何もしないよりはマシだろ。
あっ!小さくなりました!ありがとうございます!
この機能が役に立つ日が来るとは。何が起こるか分からないものだね。
今度は画面が小さくなりすぎてしまいました!スクロールしすぎました!
遊んでるのかよwww
米国は日本にも対中政策での協調を迫る
米中対立における日本の立ち位置も見てみましょう。本記事では私が前から忠告していた通りのことが書かれています。トランプ氏は対中政策に関して日本にも明確な姿勢の表明を迫ることになるはずです。確かに米国が自由経済主義を掲げて世界を発展させてきたのは事実ですが、それ以上に中国の台頭を許し覇権を譲ることはあってはならないのです。
その続きには恐ろしいことが書いてあるな…。結局世界は大戦への道を避けることができないということか。最後には日本がそれを食い止めることができるという節で締めくくっている。
この話って、東洋思想と西洋思想の違いで片づけてしまっていいんでしょうか?覇権争いと思想はあまり関係ないような気がします!
私も著者の結論部分に関しては賛同しません。米中貿易戦争の本質が見えていないことが分かるからです。世界のあらゆる紛争が思想の問題で片付くのならば、なぜイスラム教同士で宗派が対立し戦争が起こるのでしょうか。なぜ米国とサウジアラビアが対立しなければならないのでしょうか。日本人にとって国家とは思想の集合体なのでしょうか。
2ページ目まで事実に基づいた冷静な分析をしていたのに、3ページ目になって急に論理が飛躍して思想の話を始めてしまった。これはいただけないね。見なかったことにして、前半部分だけで話を進めた方がいいんじゃない?
ネットユーザーも日本が解決を委ねられたという表記に突っかかっています!もっと冷静になりましょうって。
途中まで正しいことを書いておいて、結論部分で中国の都合いい方向に誘導する記事だと思う。この著者は親中の人かな?騙されないようにしないといけないね。
中間選挙で民主党が大勝し、矛先が日本に向くことを恐れてる人もいます!ホントに中間選挙の結果は影響を及ぼさないんでしょうか?
トランプ氏はすでに日本にも矛先を向けていますよ。油断なさらないようにしてください。米国が対中強硬政策を進めているのは、日本のためでもあるのです。それは民主党が大きく議席を伸ばしたとしても変わらないでしょう。主に影響が出るのは減税法案などの経済政策と言われています。
そういう解釈もできるのか。中国にこれ以上甘くするようだと日本にもトランプ関税が発動しかねないと。俺はそう解釈した。安倍首相にはぜひとも中国に肩透かしを食らわせるような手法で外交を進めてほしい。
ところで、中間選挙っていつでしたっけ?
11月6日だろwww 無理やりオチを作ろうとするなww