9月に韓国企業が北朝鮮を訪問したことについて、在韓の米国大使館から直接韓国企業に電話がかかってきたそうだ。訪朝の際に議論された事業推進状況を逐次把握しているということだ。韓国政府を間に通さず、韓国の銀行や韓国企業に直接電話がかかってくること自体が異例の話だという。いかに文在寅が信用されていないかがよく分かる。セカンダリーボイコットの発動も十分ありうる事態となっている。
米国、訪朝の韓国4大企業にも電話…対北経済協力事業を直接チェック
10/31(水) 9:46配信 中央日報日本語版在韓米国大使館が先月、北朝鮮を訪問したサムスンなど韓国4大企業、さらに対北朝鮮事業を進めている山林庁と直接接触した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は30日、「在韓米国大使館がサムスン、現代車、SK、LGなど先月訪朝した主要企業に電話をかけ、訪朝過程で議論された企業レベルの協力事業推進状況を把握したと聞いている」と述べた。続いて「米国政府が南北間で進行される対北事業の現況を把握しようという目的と共に、米朝非核化交渉を控えて韓米間で速度を合わせようという意図とみられる」と話した。
また米国大使館は、平壌(ピョンヤン)共同宣言に基づき北朝鮮とまず協力を推進する山林庁とも別に接触した。山林庁は対北朝鮮制裁緩和という声にもかかわらず、北朝鮮育苗場の現代化のためにすでに来年度予算1137億ウォン(約113億円)を編成した。
これに先立ち米財務省は平壌共同宣言直後の先月20-21日、国内銀行7行とカンファレンスコール(電話会議)を開いた。この席で米国側は「(対北制裁違反関連の)不必要な誤解を招くべきでない」など強い懸念を国内の銀行に表明した。
このように米国政府が青瓦台や外交部を通さず国内の銀行に続いて民間企業にまで接触したのは異例だ。文在寅(ムン・ジェイン)政権の単独の南北経済協力を懸念した米国政府が、民間分野に速度調節など警告のメッセージを直接伝えた可能性が高い。
これに関し匿名を求めた外交筋は「米国が対北制裁の枠の中で南北関係改善を推進するという現政権を信用できず、民間と担当部処を大使館や財務省が直接管理している」とし「一種の『韓国政府パッシング』」と話した。
関連企業は当惑している。匿名を求めた4大企業の関係者は「米国側から電話を受けたのは事実。しかし具体的な要請内容は確認できないという点を理解してほしい」とし「輸出に依存する企業の立場では米国の要請を拒否することもできず、韓国政府の意に反することもできない」と語った。また「一部の企業は米国のセカンダリーボイコットなどに備えた非常対策チームも稼働したと聞いた」と伝えた。
経済団体の関係者も「4大企業だけでなく北を訪問した企業を米大使館が次々と追加で連絡すると聞いている」とし「具体的な対北事業プロジェクトが進行中、または可能性があるところが(米国接触の)優先対象」と述べた。
先月の平壌首脳会談で北朝鮮を訪問した財界人は17人。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長、崔泰源(チェ・テウォン)SK会長、具光謨(ク・グァンモ)LG会長、金容煥(キム・ヨンファン)現代車副会長の4大企業と玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代グループ会長、崔正友(チェ・ジョンウ)ポスコ会長、朴容晩(パク・ヨンマン)大韓商工会議所会長(斗山インフラコア会長)、孫京植(ソン・ギョンシク)韓国経営者総協会会長(CJグループ会長)などだ。
北朝鮮は現在27カ所(中央級5カ所、地方級22カ所)の経済特区を推進している。事実上、韓国企業の大規模な投資を前提にした計画だ。李東杰(イ・ドンゴル)産業銀行総裁が随行団に含まれたのもこのためだ。
北朝鮮は訪問当時、財界人に速やかな投資を促したという。匿名を求めた財界人は「北側は『鄭周永(チョン・ジュヨン)会長は違った』と話しながら即刻投資決定を要請した」とし「昔とは違って取締役会などの議決があってこそ決定できる』という趣旨で話しても、あまり理解できないようだった」と伝えた。
29日、国会外交統一委員会での統一部に対する国政監査では、北朝鮮の李善権(イ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が財界人に『冷麺がのどを通るのか』と面と向かって非難した事実が確認された。一部では「ビーガン北朝鮮担当特別代表の今回の訪韓も韓国政府の南北協力問題と関係がある」という分析だ。
ある政府当局者は「ビーガン代表が任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長に会ったのは、急いで南北協力を推進する政府の意図を正確に把握しようという目的とみられる」と話した。実際、ビーガン代表は30日、南北交流を主管する趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官に会った。前日には南北共同宣言履行推進委員長を兼任する任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長と会談した。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000015-cnippou-kr
目次
韓国企業にも恐怖の電話
また恐怖の電話がかかってきたんですね・・・。
韓国の銀行に続き、韓国企業にも直接電話だ。回答次第では電話口で怒鳴られる展開もあったかもしれないね。
ムン大統領を間に挟まないなんて、よっぽど信用されてないんですね!
そういうこと。米国はもう韓国政府は北朝鮮の配下に収まったと判断してるに違いない。文在寅は北朝鮮の使い走りでスポークスマン、首席報道官だからだ。“韓国政府パッシング”なる妙な単語まで出始めている。
何だか韓国企業や韓国の銀行がアメリカの管理下にあるみたいです・・・。
それはそうだろう。北朝鮮の制裁を破る国には米国が直接制裁を下してる。国連安保理常任理事国としても、米国単体としてもそうだ。
セカンダリーボイコットが発動してしまうんですか?記事では一部の企業が備え始めたみたいです!
具体的にプロジェクトの構想があるところは優先的にリストアップされてるようだね。北朝鮮側は即時投資を求めてるけど、1ドルでも投資したら制裁対象だ。
米国は北朝鮮に”肉抜きの冷麺”を出すよう望んでいる
それなのに、韓国企業は北朝鮮にも面と向かって非難されてしまったみたいですね・・・。「冷麺がのどを通るのか」ってどういう意味ですか?
【社説】米朝から叩かれる韓国大企業…政府は企業への圧力をやめるべき
10/31(水) 13:57配信 中央日報日本語版平壌(ピョンヤン)を訪問した韓国財界人の企業に在韓米国大使館が電話をかけて対北朝鮮事業の推進状況を尋ねたという。訪朝中に議論された協力事業がどうなっているかを知るためというのが理由だとしても、電話を受ける側の立場は違う。トランプ政権が徹底的な対北朝鮮制裁履行を公言しているだけに「下手をするとセカンダリーボイコットにかかるかもしれない」という脅迫として聞こえるしかない。
外国政府が、それも省庁でなく海外公館が駐在国の企業を脅すのはあり得ないことだ。協力や問い合わせることがあれば外交部を通じてするのが常識だ。しかしこれを知らないはずがない米大使館がこのような行動をしたのはそれなりの理由があったのだろう。韓国政府を通じては「あまり急ぎすぎてはいけない」というメッセージが伝わらないと判断した可能性が高い。
大企業側の屈辱はこれだけではない。先月、平壌(ピョンヤン)では共に食事をした北朝鮮の李善権(イ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が「冷麺がのどを通るのか」と韓国の財界人に面と向かって非難したという。趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官は「北側では南北関係を加速させたいという思いがある」とかばうが、遠くから訪れた客に対してこれほどの欠礼はない。罪のない大企業が南北経済交流を望む韓国政府と、北朝鮮を制裁しようとする米国の間に挟まれ、被害を受けているのだ。
侮辱する当事者は別にいるが、大企業をこのような状況に追い込んだ道義的責任は韓国政府にある。文大統領に随行した財界人が平壌(ピョンヤン)を訪問していなければこのような侮辱を受けることはなかったはずだ。原則的に財界人が訪朝するかどうか、対北朝鮮事業に参加するかどうかは、すべて企業が処理することだ。そうでなくとも経済が厳しい中、企業に対して政府があれこれと命じてはいけない。今からでも企業が経済論理に基づいて自ら判断して動けるよう政府は口出しをすべきでない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000029-cnippou-kr
この記事は冒頭の話をコンパクトにまとめたものだね。米国の意向を気にするような腰抜け企業に冷麺を食べる資格はない、とまあこんな感じだろう。
関係ないんですけど、冷麺って肉が乗ってますよね?
え?
「ビーガン北朝鮮担当特別代表」って、名前の時点で北朝鮮側が不快感を持ちませんか?
なるほどwww 確かにビーガンの人は冷麺を食えないね。“肉を取り除け”というメッセージにも聞こえるな。
この場合の肉は核のことですよね?ボクはそう感じました!
面白い着眼点だな。確かにそうかもしれない。冷麺から肉を取り除き、スープにも動物性の出汁を一切使うなというメッセージに聞こえる。それこそが”非核化”なのだと言いたいかのようだ。
北朝鮮が冷麺を大事にしてることがこの記事から分かったので、そうなのではないかと思いました!
冷麺を食うことが北朝鮮への忠誠を示すことになる、という話を逆手に取った戦略だね。これは米朝の話し合いは想像以上に困難な道のりとなるかもしれない。
牛肉のない冷麺は、北朝鮮の人達にとっては考えられないんでしょうか?
金正恩もビーガンを目指せばいいのにね。
キム委員長、これを機にダイエットしましょう!
セカンダリーボイコットの対象企業を選定中か
冷麺の話はもういいだろ。ネットユーザーの反応はどうだ?
徴用工裁判の方に人が集まってるみたいで、すごく少ないです・・・。普段なら300くらいつくのに、この記事は40くらいしかありません!
普段なら重大なニュースとして取り上げられるんだけどな。韓国は色々とネタが豊富すぎてどうしても取捨選択せざるを得ない。
韓国は危ないのではないか、アメリカの制裁があるかもしれない、
今頃セカンダリーボイコットの対象企業を選定してたりしてね。
なぜ電話があったか考えたことはあるのか、北朝鮮と一緒に制裁される、内容を直接聞き出し裏を取っている、
これで文在寅がウソをついてるかどうかも浮き彫りになるわけだ。韓国企業との間で言ってる内容に齟齬があれば、即座に制裁対象となることも考えられる。
セカンダリーボイコットの可能性はあるんでしょうか?
韓国企業の回答次第だろうね。もし1ミリでも工事を進めてることが明らかになったら、見せしめとして制裁対象になる可能性は十分考えられる。韓国企業内でも対策チームを作るくらいだから、危機感が募っていることだろう。
最初から北朝鮮訪問に同行しなければよかったのでは?
同行しなかった場合は…どうなるか想像するのも怖いよね。文在寅が睨みを利かせている。まあ日本には関係のない話だったな。
そうですよね!日本には関係ありません!
韓国の企業団が文在寅の訪朝に同行し、北朝鮮制裁を破るような約束をしてしまった時点で自分達も制裁になる危険性が高まる。米国の韓国に対する不信感がますます強まり、日本との関係もますます薄れていく。日本は何も困らないし、関係のない話だ。
韓国の皆さん、もう手遅れです!そのまま突き進んでください!
日本は関係ない!統一おめでとう!韓国さようなら!