
米国議会が可決した香港人権法案については、トランプ氏が署名を見送っているため未だに成立していません。拒否権も発動していない状態ですので、何もしない状態であれば12月3日に自動的に成立することが明らかにされています。議会の圧倒的支持を背景としています。トランプ氏が署名をしなければ法案も成立しないと中国側が思い込んでいる可能性があるようです。
中国との第1段階合意、年末まで「なお可能」=米大統領補佐官
11/25(月) 7:41配信 ロイター[ハリファックス(加ノバスコシア州) 23日 ロイター] – オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日、年末までに中国と「第1段階」の通商合意に達する可能性は依然としてあるとの認識を示した。その上で、香港情勢などを巡り中国の動きをけん制した。
カナダのハリファックスで行われた安全保障会議で、記者団に対し「われわれは年末までに(第1段階の)合意に達することを望んでいる。私はそれが可能だとまだ思っている」と語った。
一方で「米国は、香港や南シナ海、世界の他の地域で起きていることを看過するつもりはない。これらの地域での中国の活動について懸念している」とも述べた。
トランプ米大統領は22日、中国の習近平国家主席に、香港で続いている抗議活動を中国が弾圧すれば米中通商協議に「著しいマイナスの影響が及ぶ」と伝えたと述べた。[nL3N2823S2]
トランプ氏は、香港の高度な自治を保障する「一国二制度」が機能しているかどうかの検証を毎年義務付ける香港人権・民主主義法案について、署名するか拒否権を発動するか態度を明示していない。
オブライエン氏は、同法案に署名するかどうかに関してトランプ氏と話していないとし、トランプ氏がどう決断するかは分からないと述べた。その上で、決断には12月初めまで時間があると指摘した。トランプ氏が何も行動しなければ、同法案は12月3日に自動的に成立する。
オブライエン氏は「法案は圧倒的多数の支持で可決されており、大統領がこれを考慮することは確かだ」と述べた。
中国が香港のデモ隊を弾圧した場合の米国の対応については「そうしたことが起きないよう望んでいる。実際の問題は、そのような弾圧があった場合、中国に対して世界がどう対応する構えなのかだ。米国は自国の役目を果たす」と語った。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191125-00000003-reut-cn
目次
日曜日などを除いた10日間で成立
え?自動成立?何それ?
ボクがさっき気付いて、慌てて有能さんに聞いてみたんです!そうしたら、やっぱり自動的に成立する事は、間違いないみたいです。
香港人権法案ですが、米国議会の下院で可決された日から日曜日を除いた10日間を経て成立することになります。下院での可決は米国時間の20日ですので、12月3日が成立日とみなされます。
うわマジかよ…。知らなかった。確かにカレンダーで確認して数えてみたら10日目が12月3日だった。
あれ?ボクの計算だと、12月4日になってしまうんですけど・・・。
土曜は入れて計算した?日曜だけ除外して10日経過で成立だぞ?
土曜をカウントしたら、今度は12月2日になってしまいました・・・。
11月28日は感謝祭で祝日だと思う。そこも除外して考えるとちょうど12月3日が10日後になるってわけだ。
確かに!ブラックフライデーの事を、忘れてました。あれ?でも、11月28日は金曜日じゃなくて、木曜日みたいですけど・・・。
Black FridayはThanksgiving Dayの翌日になります。米国に限らず各企業や各店舗が特別な販売企画を用意している場合が多いかと思います。
ということだそうだ。俺もあまりよく分かってなかった。だから12月3日には自動的に成立するという話みたいだね。まあトランプが拒否権を行使できない時点で成立は時間の問題だと思ったけどな。
ホントですか?ボクは、トランプ大統領が署名しなかったら、自動消滅するんじゃないかって少し不安でした・・・。
トランプ氏が拒否権を発動する意味が失われている
トランプ氏が拒否権を行使した場合でも、議会で両院がそれぞれ3分の2が賛同すれば拒否権を覆すことが可能です。香港人権法案他についてはほぼ全会一致でしたので、拒否権を発動する意味が失われている状況です。
俺もそこまでは知ってたんだけど、トランプが署名しなかった場合にどういう扱いになるかは知らなかったよね。多分中国も知らないと思う。
調べてみたら、この記事でも同じ事が書いてありました!
米議会、香港人権法案可決の意味 失う「特別な都市」の地位
2019年11月24日(日)12時35分米議会下院は20日、中国の香港に対する介入をけん制するための「香港人権・民主主義法案」を可決した。関係者の話では、トランプ大統領が数日中に法案に署名する見通しだ。
(中略)
次はどうなる
これら2つの法案が米議会の上院と下院を通過し、ホワイトハウスに送られた。事情に詳しい複数の関係者は、トランプ氏が署名するとみている。
トランプ氏は拒否権を行使しない限り、10日以内に署名することが求められる。拒否権が発動されると、上下両院それぞれの3分の2が賛成した場合のみこれを覆すことができる。上院のウェブサイトによると、トランプ氏は就任以来6回、拒否権を行使した。
正式に法令化されれば、国務省が少なくとも年1回、米国が香港に通商上の優遇措置を与えるのが妥当なほど香港の自治が維持されているかどうかを確認する。香港で起きた人権侵害の責任者には、米国への入国禁止や資産凍結などの制裁が科せられる。
(以下略)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13458.php
トランプが拒否権を発動して、なおかつ議会が豹変してトランプの拒否権に対して反発しなかった場合のみ香港人権法案が成立しないことになる。つまりほぼ成立確定ってわけだね。
もしこの法案が成立したら、中国は反発しますよね?
下手すると今進んでいる第1段階の合意へ影響が出るんじゃない?トランプは関係ないって言い張るだろうけど、中国はそういうこじつけを平気でやる国だからな。
トランプ氏は昨日の段階でも署名をするかどうかについては明言しませんでしたが、代わりに香港の民主化について望んでいることは述べました。中国との合意に向け苦しい状況にあることを示唆しています。
トランプ氏、米中合意へ「最後の苦しみ」 香港問題でクギも
11/27(水) 5:12配信 ロイター[ワシントン 26日 ロイター] – トランプ米大統領は26日、米中は貿易交渉の妥結に向け「最後の苦しみ」を味わっていると述べた。また、米国は香港の民主化デモを支持するとともに、香港の民主化を望んでいると強調した。
24日の香港区議会選挙で民主派が圧勝したことを受け、香港市民にメッセージはあるかとの質問にトランプ氏は「米国は彼らとともにいる。習近平国家主席との関係は非常に良好だ。われわれはとても重要な取引(ディール)に向け最後の苦しみを味わっている」と指摘。その上で「取引は非常にうまく行くだろう。でも、香港問題もうまく行ってほしい」と語った。
さらに、「そうなると思う。習主席ならできる。彼がそれを実現したがっていると知っている」とも述べた。
米上下両院で先週可決され、署名のためにトランプ氏に送付された香港人権・民主主義法案については触れなかった。
この法案を巡っては、中国外務省が25日、米国のテリー・ブランスタッド駐中国大使を呼んで内政干渉だと抗議した。
また、ポンペオ国務長官は会見で、トランプ氏が法案に署名するのかという問いに直接回答を控え、「米国は引き続き香港における民主的な価値や基本的人権を支持する」と述べた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191127-00000008-reut-cn
いくら内政干渉だと国務省に抗議したところで、あと数日後には自動成立されるというのにな。中国はこの話はおそらく知らないと思う。
ボクは、トランプ大統領が署名を見送れば、法案は流れて不成立になると、中国が思い込んでると思います!
そうですね。この点についてはさほど強調されてはいないようですが、隠す必要もないかと思いますので取り上げることにしました。中国当局が反発する理由については定かではありませんが、米国は中国当局による香港への介入があったと判断されれば即座に対応することも明言しています。
素晴らしい法案じゃよ。米国のみならず世界が成立を望んでおる。ワシも当然支持しておるぞ。
香港警察への取り締まりに使われる製品の輸出を禁止する法案も込みですからね…。効果は大きいと思います。
監査の青居さん、今日はちょっと出てくるのが遅かったです!寝坊ですか?
突っ込みが毎回細かいんだよwww
トランプ氏が署名しなければ不成立になると中国が考えている可能性
ネットユーザーは、15日からの関税も忘れてはいけないと言ってます!株価の動きを見たリップサービスだろう、株価を上げるための詭弁だ、アメリカにとってブーメランになっている、という雰囲気で、役立ちそうなコメントは少なかったです・・・。
中国のコメント部隊のコメントなんて見なくていいよwww
あと、こういう記事を時事通信が書いてるんですけど、絶対にアメリカの法律の事を分かってないですよね?ウソを書いてると思います!
中国、署名回避へトランプ氏に期待 香港法案可決で強硬姿勢
11/21(木) 7:06配信 時事通信【香港時事】米上院による「香港人権・民主主義法案」の可決を受け、中国の関係機関は早いタイミングで一斉に対米非難の声明や談話を発表し、猛反発した。
法案成立にはトランプ大統領の署名が必要。米国の圧力に屈しない強硬姿勢の背景には、人権、香港・台湾、ウイグル問題などで対中批判を鮮明にする米議会と一線を画するトランプ氏への期待がある。
(中略)
習近平指導部はトランプ氏について、来年の自身の大統領選再選に向け「成果」となる米中貿易協議合意に関心があると足元を見透かす。米国産農産品の輸入拡大などの交渉が佳境に入る中、トランプ氏に対し米中貿易協議を阻害する法案署名は行わないよう期待しているのは間違いない。
あーこれは絶対に分かってないね。自動成立?何それ?状態だと思う。だがそういう時事通信の間違った報道で皮肉にも中国が翻弄されるというのは面白い展開だね。
日本の時事通信社には基本的な知識が不足していると感じます。今回は間違った記事の例として提示したとみなしますので問題にはしませんが、取り上げることは引き続き控えるようにしてください。
時事通信が何も分かってないせいで中国が結果的に損する、つまり時事通信は間接的に米国の味方をしたとも取れるね。時事通信よ、どんな気持ちだ?まあ俺らとしても時事通信の記事がなくとも十分にやっていける体制は作れたし、時事通信が報道している記事はほぼ共同通信やその他で補えることも分かってるから。繰り返そう、時事通信はいらない。
1段落に「時事通信」が5回も入ってるのは、何の目的があるんですか?
カウントミスだな。6回だwww
その共同通信も、大ウソをこの前ついたという話がありましたけど・・・。それは、いいんですか?
共同通信は年に数回ある特大フェイクを避ければ有用なメディアだと思う。時事通信の場合はほぼ全部の記事がおかしいから使い物にならないってだけだ。まあそういうわけで12月3日を心待ちにしようじゃないか。当然予定表にも入れておく。
12月の最初の予定が少しだけ埋まって、安心しました。香港の皆さん、もう少しでアメリカが助けに来てくれます!アメリカは、香港にとってのヒーローなんです!最後まで、諦めずに希望を持って下さい!日本も助けます!
いや日本を巻き込むのはちょっと…。まあいいや。日本は関係ない!中国おめでとう!中国さようなら!
日本は関係なくないです!アメリカが法案を成立させたら、日本も助けますよね?助けましょう!
有無を言わさずに協力させようとするなwww