中国の市場監督管理局は、文具大手コクヨの現地法人が販売した消しゴムやはさみ、筆箱など422万個超の商品を回収すると発表した。回収の理由は、含まれる有害物質が基準を超え、消費者の健康に悪影響を及ぼす恐れがあるためである。

具体的には、回収対象となる商品に含まれる有害物質が規制値を超えているため、消費者に長期間使用することで健康に悪影響を及ぼす可能性があるとされている。回収期間は27日から10月26日までとなっており、回収された商品は廃棄される予定である。

コクヨ現地法人の広報担当者は、回収の原因や詳細については現在調査中であるため、コメントを差し控えると述べた。

今後、回収された商品の処理方法や、今回の問題がどのように生じたのかについて、詳細な調査結果が発表されることが期待される。

コメント欄では以下のような意見が並んだ。

「中国製品に対する信用が落ちているため、新たな生産地を模索する時期に来たと思う。また、安全安心な物であれば、価格が高くても買う価値がある時代だと思う」

「中国リスクを避けるためには、企業が自主的に撤退することが最善策だと思う。関わらなければ、リスクを回避することができる」

「日本の文具メーカーは優秀であり、コクヨも創業100年を超える企業であるため、問題があるとは考えにくい。しかし、相手が中国であるため信用できない。今後の調査結果に注目したい」

「日本企業は中国からの撤退を急がなければならない。輸出を規制し、中国市場に依存しないようにすべきだ」

「中国が水銀含有の穀物や野菜を放置しているため、中国がこの問題を指摘する立場にはない。日本企業は中国市場に頼らず、他の市場を開拓するべきだ」

「中国は、多様なものが集まる中心地である。しかし、今後は中国市場に依存することはリスクが高いため、他の市場にシフトする必要があるかもしれない」

「日系の大手メーカーが中国ローカルの文具メーカーから製品を輸入していることを考えると、もしかしたら同じような問題があるかもしれない。輸入時の検査が不十分であるため、リスクを避けるためにも中国からの撤退が必要かもしれない」

「事実が明らかになるまで、どの商品にどのような有害物質が含まれていたかについては分からない。しかし、コクヨが問題を認める場合は、許容範囲内である40億円の損失になるかもしれない」

「今回の回収にかかる損失は40億円になる可能性がある。リスクを考えると、中国市場から撤退することが必要かもしれない」

コクヨ商品422万個回収 中国「健康に悪影響」
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d4392293fb6668601d54d56b0f0be13082d0702