- 「マキシマリスト」は“ミニマリスト”の逆をいく新しいライフスタイル
- コレクションや趣味を通じてモノを増やすことで得られる満足感が注目
- 「断捨離」一本やりではない、多様化する持ち物観が浮上
ここ数年、“断捨離”や“ミニマリズム”が日本全国を席巻し、「本当に必要なモノしか持たない」「スッキリした部屋が最高!」という風潮が強まってきたのは事実です。SNSでも「いかに部屋を空っぽに近づけるか」「モノがなさすぎて逆に落ち着くw」なんて声が上がり、雑誌やテレビでもこぞって“すっきり生活”を特集してきました。ところが、ここにきて「モノを増やすライフスタイル」が再び注目を集めているんです!
その名も【マキシマリスト】www ミニマリストが「必要最低限」のモノにこだわるのに対して、マキシマリストは「大好きなモノに囲まれる」ことを重視します。ちょっと聞いた限りでは「えっ、散らかしてるだけじゃね?w」って思われるかもしれませんが、実際には「自分の好きな世界観をいかに部屋に詰め込むか」というこだわりがすごいんです。
例えば、マンガコレクションやフィギュアのディスプレイ棚を何個も並べている人、レコード収集家が壁一面を音楽ジャケットで飾っている人、推し活でゲットしたグッズをまるで美術館のように展示している人など、ただモノを持つだけでなく“いかに美しく飾り、テンションを上げるか”がポイント。これまでは「断捨離しないと幸せになれない!」みたいな風潮が強かったのですが、どうやら「気に入らないものまで溜め込む」のではなく「気に入ったモノを最大限に増やして楽しむ」という流れが生まれてきているようです。
そんな【モノを増やす】新スタイルが生まれる背景には、インターネットやSNSの発達が大きく関係しているとも言われています。InstagramやTwitter、YouTubeでは、コレクションの写真や動画を気軽に共有できるようになりました。すると、「皆に見せたいから、ついついフィギュアを増やしちゃうw」「可愛いグッズをもっと集めて写真映え狙う!」といった具合に、コレクション欲が加速する傾向が見られます。
さらに、日本独自の文化的背景もあるかもしれません。日本は古くから“収集癖”や“オタク文化”が根強く、「好きなものを極める」というスタンスが人気です。マンガ、アニメ、鉄道模型、切手、古書…と、様々な分野でコアなコレクターが存在します。「断捨離」をすることでスッキリ生活を実現する人がいる一方、「こだわりのコレクションは捨てられないw」という声も少なくないわけです。
ここで挙げられる“モノを増やす”代表的な流行5選をピックアップしてみましょう!
目次
【フィギュア・ホビー系コレクション】
アニメやゲーム、キャラクターグッズが好きな人たちが大量に買い集め、自宅を“テーマパーク化”している事例が増加。SNSで「推しを眺める幸せがヤバいw」と報告する人が急増しているのだとか!?
【レコード・CD・カセットなど音楽メディア収集】
デジタル化が進む時代に逆行!? アナログの音が好きでレコードを集める、懐かしのCDジャケットやカセットテープを壁一面に飾るなど、音楽好きのマキシマリストが目立ち始めているようです。
【ブランド食器やアンティーク雑貨の収集】
カフェタイムを豪華に演出するために、有名ブランドのティーカップやヴィンテージ雑貨などを「とにかくいっぱい」集める人が登場。インテリアとしても目の保養になるとのことw
【観葉植物や花の装飾】
グリーンを増やして部屋をジャングルのようにするのがブーム!? 水耕栽培や多肉植物などを数十鉢以上揃える強者も。空気清浄効果と癒やし空間の両得を目指す人が増えているそうです。
【自作PC・ガジェット系アイテムの拡充】
自作PCのパーツをコレクション感覚で増やす猛者も!? 「RGBライティングがカッコイイから増設w」「最新ガジェットを試さないと気が済まない」など、テック系のマキシマリストも要注目。
これらの流行は、「持っているモノの数が多い=悪」という図式を覆しつつあります。もちろん“闇雲に買い漁る”のではなく、“自分の好みを徹底的に掘り下げて、その世界観を最大化する”という点が注目に値します。今まではミニマリストのように「厳選こそが正義!」みたいなイメージが支配的でしたが、新たな世代は「自分の好きなものに囲まれた空間が最高!」と声を上げ始めているわけですね。
しかも、コレクションをSNSで発信することで同じ趣味の仲間が集まりやすくなり、人とのつながりにもメリットが。コレクターコミュニティが盛り上がってイベントを開催し、新しい経済圏やカルチャーが生まれることも考えられます。「捨てる」「減らす」に限界を感じていた人たちにとっては、まさに希望の光!? と言っても過言ではないかもしれませんw
ただ、一方で「買いすぎて部屋が片付かない!w」とか「コレクションの維持費がヤバい…」という声もリアルに聞こえてきます。「増やせばいいってもんじゃない」との意見もあるので、自分なりのコンセプトや予算、片付けのしやすさなどを踏まえたうえで“マキシマリスト道”を楽しむのが正解でしょう。
【質疑応答コーナー】
セイジ
「プロ先生、マキシマリストとミニマリストって両立できるんすか??」
プロ先生
「面白い質問ね!実は両立は難しそうに見えて、部分的には可能よ。“必要なものは厳選するけど、自分が愛してやまない分野は徹底的に増やす”ってスタイルもアリだから。オンオフをしっかり切り替えることで、ある意味“ハイブリッド”にもできるわ。」
セイジ
「物を増やしていくと散らかりません??」
プロ先生
「そこが意外と重要なポイントね。マキシマリストでも『収納と展示』をきっちり分けることでゴチャゴチャ感を回避してる人は多いの。『全部出す』のがマキシマリストじゃなくて、『見せるところは魅せる、隠すところは隠す』が鉄則。片付け苦手な人は、最初に収納プランを考えましょうって感じねw」
セイジ
「SNS映えとか狙うと、やっぱり散財しちゃいますよね??」
プロ先生
「うん、正直それはあるわねw でも“自分が本当に好きなもの”に費やしているなら、それは一種の投資ともいえるわ。SNS映えだけを意識して衝動買いしちゃうと失敗も多いから、まずは自分の軸をしっかり持つことが大切。『どんなテーマで集めるか』『本当に好きなものなのか』を意識するのがポイントよ。」
【まとめ】
- モノを増やす“マキシマリスト”に注目が集まっている
- 断捨離とは違う満足感を得られるスタイル
- 自分の好みを最大化させることで新たな可能性が生まれる
以上、「モノを増やす」新スタイルについてまとめてみました!“断捨離一辺倒”だった流れから一転、モノを集める喜びが再評価されているのは、ある意味日本らしさを象徴しているのかもしれませんね。あなたも、自分が本当に好きなモノを思いっきり楽しんでみませんか!? w