- アメリカ人が抱く“典型的な日本のイメージ”を5つ取り上げます!
- 寿司・アニメ・サムライ…何でもかんでもステレオタイプw!?
- 実際のところ、誤解されがちだけど事実を踏まえて解説します!
以下では、日本に行ったことのないアメリカ人が抱きがちな5つのイメージを紹介します。ステレオタイプが多く含まれているものの、まったくのデタラメというわけでもなく、そこには歴史的背景やメディアの影響が存在します。実際に私たち日本人から見ると「えっ、そこまで思われてるの!?w」とツッコミどころ満載ですが、彼らがこうしたイメージを抱く理由には、ハリウッド映画やアニメ・マンガの世界観などが大きく影響しています。
本記事では、それぞれのイメージにまつわる“誤解と事実”をなるべく面白くかつ分かりやすくまとめてみました!「え、そんな風に見られてんの?」「ある意味嬉しいかもw」など、多々感想はあると思いますが、海外の人から日本がどう思われているかを知ることもなかなか興味深いですよね。ではさっそく、5つのイメージをチェックしていきましょう。
目次
1. 「日本人は毎日寿司とラーメン食べてるんでしょ!?w」
【誤解】
アメリカ人の中には「日本=寿司とラーメンの国!」というイメージが強烈に焼き付いている人が少なくありません。アメリカの日本食レストランでは寿司やラーメンが看板料理ですし、メディアでも“Japanese Sushi”や“Ramen”が盛んに紹介されるので、それしか食べてないと感じる模様。
【事実】
日本人が日常的に食べる和食はもちろん多様で、野菜中心のおかずや洋食、中華料理なんかもフツーに食べますよね。寿司は特別な日に食べる人もいれば、回転寿司チェーンで気軽に利用する人もいて、実態は千差万別です。ラーメンに至っては、地域による味噌・醤油・豚骨のバリエーションがあるけど、毎日食べるわけじゃないですw そもそも高カロリーですし、健康上も控えめにしたいところ。
2. 「日本にはサムライとニンジャがまだ生息してる!?」
【誤解】
映画やアニメの影響もあって、今でも街角でサムライとニンジャが剣や手裏剣を持って歩いていると思ってる人がいるとかいないとかw 特に歴史好きなアメリカ人は、日本文化といえば“サムライ”と“ニンジャ”がすぐにイメージされるようです。
【事実】
ご存じのとおり、現代日本ではサムライもニンジャも時代劇や観光イベント、あるいは忍者村のアトラクションぐらいでしか見かけません。そもそも本物のサムライ制度は江戸時代末期に廃止されていて、ニンジャも歴史的に見ても隠密活動を行っていた存在ではありますが、少なくとも現在は“実在”していないと言われています。ただ、海外から見れば歴史や伝統の象徴として、いまだ神秘的なイメージが強く残っているのでしょう。
3. 「日本人はみんなアニメとマンガが大好き!?」
【誤解】
アメリカで人気のアニメ作品(『ドラゴンボール』『ポケモン』『ナルト』など)が、日本で放送されたアニメのごく一部であることは意外と知られていません。「日本人全員が子供の頃からアニメ大好き」「オタク文化が国民的な趣味」なんて思っている人も少なくないようです。
【事実】
確かにアニメやマンガは日本の大きな文化産業ですし、世界中から注目されています。しかし、全員がアニメ好きというわけではなく、作品によってはまったく興味を示さない人ももちろんいます。子供の頃にアニメを見るのは多くの日本人にとって身近ではあるものの、大人になると忙しくてまったく見ない人だっていますよねw 一方で、アメリカでも『鬼滅の刃』や『進撃の巨人』などが爆発的ヒットを記録していて、アニメ好きの人口は年々増えています。
4. 「日本人は常に礼儀正しくて、社会は超絶に安全!」
【誤解】
「日本は世界一の安全大国!」「日本人は絶対に時間厳守で礼儀正しく、財布を落としても戻ってくる国!」など、アメリカから見ると信じがたいエピソードが色々と広まっています。確かにマナー面で評価されるニュースも多いですが、それだけでなく「犯罪率がやたら低い」という印象も強いようです。
【事実】
日本は比較的治安が良いと言われますが、だからといって犯罪がゼロというわけでもありませんし、必ずしもみんなが時間厳守というわけでもありませんw 満員電車の押し合いとか、公共の場でのマナー違反もそれなりにあります。海外から見ると「日本人みんな礼儀正しすぎ!」と思うかもしれませんが、実際には個人差が大きいですし、都市部や観光地ではスリなどの軽犯罪も決して皆無ではないのです。
5. 「テクノロジーが最先端でロボットがそこら中にいる!?」
【誤解】
「日本=ハイテクの国」というイメージを抱いているアメリカ人も少なくありません。ロボットが接客するレストランがニュースで取り上げられたり、自動販売機が街中に大量にある様子を見て「さすが未来社会!」なんて驚く人もいます。
【事実】
確かに技術力が高い企業や研究機関が多く存在するのは事実ですし、街中の自動販売機の多さやアニメで描かれる未来感なども手伝って“超先進国”感があるのかもしれません。しかし実際はアナログ文化が根強く残っていて、ハンコや書類提出のために役所に行くとか、FAXをいまだに使っている企業もあったりするのが現状ですw 最先端の分野と古き良き文化が混在するのが、日本の面白いところだとも言えますよね。
★質疑応答コーナー★
ここからは、20代男性のセイジ君と、40代女性のプロ先生によるQ&Aをお楽しみくださいw
セイジ
「アメリカ人が抱く誤解って、ハリウッド映画とかアニメの影響大なんすか??」
プロ先生
「そうですね。映画やアニメを通して日本を知ったアメリカ人は、作品が描く日本のイメージをそのまま現実だと思ってしまう傾向があります。特にハリウッド映画だとサムライやニンジャが出てきたり、大都会のネオン街を極端にスタイリッシュに描いていたりしますからね。もちろん興味を持ってもらうこと自体は嬉しいですが、そこから変な誤解が生まれることもあるようです。」
セイジ
「でも、日本でも海外ドラマ見て誤解しちゃうことありますよね~。別にお互い様っすよね??」
プロ先生
「おっしゃる通りで、日本人が海外ドラマを見て“アメリカ人は毎日バーベキューしてるの?w”なんてイメージを持つのも、ある意味同じことですよね。どちらかが一方的に悪いというよりも、メディアを通じて“うわさ”レベルの印象が広まりがちなんです。だからこそ、実際に現地に行ったり、現地の人と交流して話を聞くことが大切だと思いますよ。」
セイジ
「日本に興味を持ってくれるのは嬉しいんですけど、あんまり変な期待されると逆に困りますよね~。そういう時はどうすればいいっすか??」
プロ先生
「例えば、“日本では普通にジーンズやスニーカーも履くし、家に侍刀なんて置いてないよ”って率直に伝えてみるとか、写真や動画で実際の生活風景を見せてあげるといいかもしれません。今はSNSもありますし、実際の様子を気軽に共有できる時代ですからね。相手が興味を持ってくれたら、逆にこちらからも“そちらの生活はどんな感じなの?”って聞いてみると会話が盛り上がると思いますよ!」
★ポイントおさらい★
- 毎日寿司とラーメン? → 実際は多様な食文化
- サムライ&ニンジャが現存? → 現代では観光向けの存在w
- 全員アニメ好き? → 興味ゼロの人も普通にいる
- 礼儀&安全世界一? → もちろん個人差は大いにある
- テクノロジー最先端? → アナログ文化も根強く混在している
「誤解を解くにはコミュニケーションが一番!?」そんな当たり前のことが、実はなかなか大事だったりするんですよねw
以上、「日本に行ったことないアメリカ人、日本をこういう国だと思ってる5選」でした~!ありがとうございました!