- ドイツ人は「授業スタイル」や「長時間の部活」などに驚いています
- テストや制服文化など「当たり前」が世界基準だと思うなかれ!?
- 「詰め込み教育」や「集団行動の徹底度」も注目ポイントですw
ここからは「ドイツ人が考える日本の高校授業のここが変だよ5選!」を【がっつり】解説していきます!ドイツと日本の教育現場は、文化や習慣の違いが色濃く出る場所です。特に高校ともなると、思春期真っ只中の生徒たちが集まる場なので、それぞれの国ごとの特色がモロに現れるんですよね。ではさっそく、ドイツ人目線で見た「日本の高校授業の変わったところ」を5つまとめてみましたw
目次
【1】長時間の授業と「放課後」まで学校漬け!?
日本の高校では、朝早くから夕方までびっしり授業が詰まっているのが普通ですよね。さらに部活もあるし、補習だ予習だと、下手すると学校にいる時間が一日でいちばん長い!ドイツの学校は通常お昼過ぎか、遅くても14~15時には終わるところが多いんです。部活動は地域のクラブで行うことが多いため、学校に長居しないのが一般的。だから日本の生徒が朝から夕方、時には夜まで学校にいるという事実は「マジで信じられないw」との声が…。「家でゆっくりできる時間少なすぎじゃない?」と驚かれるのも納得かもしれませんね。
【2】制服文化!「自由がない」ってマジ!?
日本の高校の象徴とも言える「制服」。これに憧れる外国人も多いのですが、ドイツの人には「毎日同じ服を着るなんて窮屈すぎない?」と疑問を持たれがち!ドイツでは私服通学が基本ですから、好きなファッションを楽しむのが当たり前。しかも、大学に進んでも制服なんて存在しないので「わざわざ皆が同じ格好をする意味って何なの?」って思うようです。でも「制服のデザインが可愛い!」「楽でいいね!」というポジティブな意見もありますから、一概に嫌がられるわけじゃないみたいですよw
【3】テストの回数の多さにビビる!?
日本の高校って、中間テスト・期末テスト・実力テスト・模試…とにかくテストが多いですよね!しかも毎回必死に覚えては忘れる「暗記重視スタイル」になりがち。ドイツでは学期ごとの成績評価方法が多様で、筆記試験だけでなく口頭試験やレポート提出が重視される傾向があります。もちろんテストはあるけど、それに合わせて短期的に詰め込むのではなく、普段の授業への参加態度や発表内容が重要ポイント。日本のように「定期考査がすべて!」って雰囲気はあまりないんです。ドイツ人からすれば「こんなにテストばっかやってストレス溜まらないの?」と心配になっちゃうらしいですw
【4】先生が教室を移動しない「教室制」は謎!?
日本ではホームルームの教室があって、授業によって先生が入れ替わる「教室制」が基本。でもドイツでは逆に生徒が移動する「科目別の教室制」が多いんですね。化学や物理など理科系の実験設備が整った専用教室、言語科目の教室など、科目ごとに場所を変えて学ぶスタイルが一般的。だから「先生が教室まで来てくれる」って状況はかなり斬新らしいです。ドイツ人からは「動かない生徒たちの集中力、大丈夫!?」なんて疑問の声もw 逆に日本人にとっては「移動のたびに荷物持ってバタバタするの面倒そう…」と感じるところかもしれません。
【5】「空気を読む」&「団体行動」を重視しすぎ!?
日本の高校だと、周りとの調和を重んじるあまり、あんまり発言しない生徒も多かったりしますよね。ドイツでは発表やディスカッション文化が根付いているので、黙っているより積極的に意見を言わないと評価が下がることも少なくないんです。「日本の生徒って発言する機会があまりないように見えるけど、本当に授業に参加できてる?」とドイツ人は首を傾げがち。さらに団体行動も超徹底で、体育祭や文化祭の練習などはまるで軍隊のように指示が飛ぶことも。「ここまで全員足並みを揃えようとする姿勢はドイツ人にはビックリw」という声が聞こえそうです。
■【質疑応答コーナー】
セイジ
プロ先生!ドイツ人は日本の高校生が部活とかで遅くまで残るのを理解できないって言うけど、それって結構ホントなんすか??
プロ先生
そうですね、ドイツでは放課後は自分の時間という感覚が強いですから、「なんでまだ学校にいるの?」と不思議がられるようですよ。ドイツではスポーツや音楽活動は地域クラブで行うのが当たり前ですから、部活で遅くまでって感覚はないみたいですね。
セイジ
テストばっかりなのは、やっぱ日本独特な感じなんすか??
プロ先生
日本は試験結果が成績や進学にかなり直結しますから、テストに重きを置く教育が根付いてるんでしょうね。一方ドイツでは、日頃の授業態度や口頭試験、論文など多角的に評価されることが多いですから、試験漬けではない印象です。
セイジ
じゃあ、ドイツ人からしたら「先生が教室を回ってくれる」ってスタイルもおかしいんすか??
プロ先生
おかしいとまでは言いませんが、「ずっと同じ教室にいて退屈にならないのかな?」と思うみたいですね。ドイツでは生徒が次の授業のために教室を移動するのが当たり前で、いろいろな教室で学ぶのが普通なんです。
【まとめ】
- 長時間授業&部活、制服、テスト量など、日本独自のスタイルが多数!
- ドイツ目線で見ると「ありえないw」ポイントが続出!?
- 互いに良い部分を取り入れれば、もっと学びやすい環境にできるかも?
以上、「ドイツ人が考える日本の高校授業のここが変だよ5選」でした!日本人からすると当たり前のことでも、海外の人から見ればビックリ仰天なことが多いんですねw「なんでそうなの?」という視点は、自分たちの学習環境を客観的に見つめ直すいいキッカケになるかもしれませんよ!