・イギリス料理はなぜか「まずい」という評判が多い!?
・歴史的背景や調理法に秘密が隠されていたwww
・実は近年、イギリスも美味しい料理が増えてるらしい…!?
さて、日本人のなかで「イギリス料理はまずいwww」と聞いてしまうと、どうしても“そもそも何がそんなにダメなの?”と思うでしょう。実際にイギリスに行った人の多くが「 bland(味気ない)」や「味付けが単調」なんて感想を持つケースが多いのは事実です。
しかし、これにはちゃんとした背景があるのです!そこで今回は、みんなが気になって仕方がない「イギリス料理が美味しくないといわれる理由5選」を、なるべく詳しくまとめてみました。まさかの歴史や文化的事情が関わっているので、話のネタにはバッチリですよwww
目次
■理由その1:「産業革命」の影響で調理時間が削られた!?
イギリスといえば産業革命の発祥地。歴史的に見ても、工場で長時間働く労働者が多く、家でじっくり料理をする文化がなかなか根づかなかったといわれています。「効率が大事!⇒調理はパパっと済ませようwww」みたいな風潮があったとも言われるのです。そのため、味つけがシンプルで、素材を煮込む・焼くといった単純調理がメインになった…という説が根強くあります。
■理由その2:戦時中の食糧統制の名残りがある
第二次世界大戦などの影響で、イギリスではかなり厳しい食糧統制がおこなわれたことがありました。特に肉やバターなどが配給制になり、自由に味付けを楽しむ文化が発達しづらかったとも言われています。「マズいってレベルじゃねーぞwww」と揶揄されがちな背景には、こうした食糧事情の影響が意外と大きいのかもしれません。
■理由その3:味付けより素材そのものを重視しがち
イギリス料理は「新鮮な野菜や肉の素材の味を大事にする」という考え方があるとも言われています。日本のように繊細なだし文化や醤油・味噌といった調味料がないため、調理法が素朴なまま発達したという見方もあるのです。「それが良さ!⇒でも日本人にはちょっと合わない…」なんてことも少なくないんですよねwww
■理由その4:気候と食文化の結びつきが弱い
フランスやイタリアのように、地域ごとの食文化が色濃く出る国々と比べると、イギリスの気候は寒く湿度が高め。太陽の光が少なく、野菜やハーブなどがそれほど豊富に採れない地域もあるため、自然と料理のレパートリーやバリエーションが限られると言われます。さらに「外食文化」もそこまで強いわけではなく、昔はパブなどで簡単な食事をとる程度が多かったのです。
■理由その5:あくまで“イギリス流”の美味しさを追求している
「日本人の舌に合わないだけ」説も、実は根強いですwww 例えばイギリス伝統の「サンデーロースト」や「フィッシュ&チップス」は、地元の人々にとっては “これぞイギリスの家庭の味!” という愛着ある料理。濃い目のグレイビーソースをたっぷりかける、酢のきいたモルトヴィネガーで味わう、など日本人にはなじみづらい味付けであるのも事実です。でも地元の人には「これこそ最高!」と感じられるわけです。
【質疑応答コーナー】
セイジ
プロ先生! イギリス料理って今でも本当にマズいんすか??
プロ先生
いえいえ、一概にそうとは言えませんよ。確かに日本人の口に合わないものもありますが、近年はおしゃれで美味しいお店が増えてきています。イギリス在住の方からも「昔と比べてかなり美味しくなった」という声が出ていますしね。
セイジ
なるほど… じゃあ昔の“マズいwww”イメージは歴史や文化の問題なんすね??
プロ先生
そうなんです。戦時中の配給制や産業革命時代の調理時間の短縮化など、色々と複雑な事情があって今のイギリス料理ができ上がったんです。ただ、その分「素材を大事にする」という良い面もありますから、一度は本場で試してみてほしいですね。
セイジ
でも実際にフィッシュ&チップス食べると、「揚げ物+揚げ物」で胃がもたれそうっすよね??
プロ先生
確かに油っぽいメニューは多いです。でもモルトヴィネガーをたっぷりかければ、意外とさっぱりしますよ。日本で言う天ぷらに塩を振る感覚で、現地流に合わせるとまた違った発見があるかもしれませんね。
【まとめ】
・「イギリス料理=まずいwww」は歴史的背景や文化の違いが影響している!
・戦時中の統制や産業革命の名残が味付けをシンプルにした!?
・最近は美味しいお店もどんどん増えてきている模様www
⇒こうして見てみると、イギリス料理の「まずさ?」にも、ちゃんとした理由があるんですね。興味があれば、一度本場で挑戦してみると意外とハマるかもしれませんよwww