ボーカロイドは2000年代後半に急速に普及し、今もなおファンが増え続けている
ニコニコ動画を中心に発表された楽曲がSNSや海外にまで拡散し、独特のカルチャーを形成
「誰でも歌声を作れる」「キャラクター性が魅力」などの意外な理由が人気の根幹を支えている
ここからは「ボーカロイド人気の理由5選」をガッツリ深堀りしていきますw
「え、そんな理由でボカロがウケてるの!?」とツッコミたくなる話も盛りだくさんですので、
ニコ動で何万再生も叩き出すガチ勢の方も、最近初めてボーカロイドという単語を耳にした方も、
ぜひ最後まで読んでみてくださいませwww
目次
【1】誰でも“歌い手”になれる魔法!?
ボーカロイドは、Yamahaが開発した音声合成技術をベースにしたソフトウェアです。
初代製品は2004年に発売されたと言われていますが、日本国内で爆発的に盛り上がったのは2007年、
クリプトン・フューチャー・メディアから「初音ミク」が登場したあたりからですね。
この「誰でもパソコン上で歌を作れる」という革新性が、まず大きな衝撃を与えました。
「自分の思い描いた歌詞やメロディを思い通りの声で歌わせられる!」というのは、
当時の音楽制作環境においては相当な革命だったのです。
元々はプロ志向のコンポーザーしか手を出せなかった打ち込み環境が、
一気にアマチュアや学生にも門戸を開いた形になったわけですね。
この「誰でも歌い手を生み出せる魔法ソフト」というのが、ボーカロイド人気の大きな原動力になったのは間違いありません。
【2】ニコニコ動画との化学反応がヤバすぎたw
ボーカロイド人気を語るときに外せないのが、やっぱりニコニコ動画との強烈なシナジーです。
ニコ動といえば、コメントが動画上を流れる独特のシステムが特徴ですが、
「初音ミク」を筆頭としたボカロ曲が爆発的にアップロードされ、さらに視聴者のコメントで盛り上がり、
その結果、視聴者自身が「じゃあ自分も曲作ってみるかw」と二次創作に乗り出すという無限ループが起きたわけです。
曲が人気になると即座に“歌ってみた”や“踊ってみた”が投稿され、
その動画にも視聴者が押し寄せてどんどん関連動画が増殖していく。
いわゆる「神曲きた!」「殿堂入り確定www」といった2ちゃんねる的な盛り上がりもあいまって、
気がつけばボーカロイドというジャンル自体がひとつのコミュニティとして完成していったのです。
【3】キャラクターが推せるw⇒アイドル化が進行!
「初音ミク」や「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」など、ボーカロイドには独自のキャラクタービジュアルが設定されています。
これは単に「音声のイメージキャラ」というだけでなく、ファンにとっては推しアイドルのような存在になっているのが特徴です。
歌声だけでなく、ビジュアルもカワイイorカッコイイ
二次創作で服装を変えたりストーリーをつけたりできる
ライブイベントや公式グッズなども豊富
といった要素が相まって、「推しのボカロ」という概念が生まれ、
ファンは自分のイラストや動画を作って拡散することで、どんどん愛を深めていくんですよね。
実際、マジカルミライなどのボカロ関連イベントでの盛り上がりはすさまじく、
リアルのライブでも彼女(彼?)らが3DCGやホログラムでステージを動き回るのを見て感動する人が後を絶ちませんw
【4】音楽界の新しい才能発掘システム!?
ボーカロイドが注目されるもう一つの理由として、クリエイター発掘の側面が挙げられます。
例えば、後にメジャーシーンで活躍するようなプロデューサーやボカロPが、
まずニコニコ動画やYouTubeでボカロ曲をアップして人気を得ていたというケースが多数存在します。
ryo氏(supercell)
livetune(kz)氏
40mP氏
DECO*27氏
など、枚挙にいとまがありませんw
ネットを通じてボカロ曲を聴いたレコード会社や音楽関係者が、「この才能はヤバい」とスカウトすることも珍しくありません。
ボカロという土壌が、アマチュアでも一気にスターダムにのし上がれるチャンスを生んでいるんですね。
この「夢が広がる感」こそ、ボーカロイドが多くの若い世代にとって魅力的に映る理由の一つなんです。
【5】国際的な広がりとコミュニティパワーが半端ないw
「ボーカロイド」と聞くと日本のカルチャーというイメージが強いですが、
実は海外にも相当コアなファンが存在します。
海外のイベントでも初音ミクがライブを行ったり、
英語版ボーカロイドのリリースがあったりで、世界中でファンアートや楽曲が作られているんです。
さらに、SNSの発達で国境を越えた交流がますます活発化。
日本語の曲でも、英語や他言語の字幕がつけられたり、逆に海外から逆輸入的にヒットするボカロ曲もあります。
こうして国際色豊かなコミュニティが出来上がり、ファン同士のつながりが強化されることで、
「ボーカロイドってめちゃくちゃ盛り上がってるじゃん!」という認知がさらに拡大。
結果的に、初音ミクや鏡音リン・レンをはじめとするボカロ勢が世界的な文化現象と化しているのです。
【質疑応答コーナー】
セイジ
「プロ先生!ボカロの曲って全部、機械が勝手に歌ってくれるんすか??」
プロ先生
「セイジ君、ボーカロイドはあくまでも音声合成ソフトだから、作る側が歌詞とメロディを打ち込むのよ。
自動で生み出されるわけじゃなくて、プロデューサーが音程や歌詞のデータを入力して調整してるわ。
もちろんAIの進歩で補助機能は増えてるけど、どこまで表情を持たせるかは人間のセンスなのよね」
セイジ
「なるほどっす!あの神曲って、めちゃくちゃ調整に時間かかるんすよね??」
プロ先生
「そうなの。ボーカロイドの調整(いわゆる“調教”って呼ばれるわね)は、かなり手間がかかるのよ。リズムやビブラート、発音の微妙な癖まで一つ一つ設定しないといけないからね。
そこがボカロPの腕の見せどころでもあるし、苦労するポイントでもあるわ。手間を惜しまなければ惜しまないほど、自然で魅力的な歌声になるってわけ」
セイジ
「やっぱりニコ動とかでバズらせたいなら、根気強い“調教”が必須なんすか??」
プロ先生
「そうね。楽曲のメロディやアレンジの良さに加えて、ボーカロイドの歌声がどれだけ人の心を掴むかが重要だわ。実際、バズった曲ってのは、歌声にも独特の味があるものが多いのよ。
だからこそ、ボカロPたちは“あれこれ試行錯誤しまくって徹夜”みたいな苦労話が絶えないの。でも、その先にある大ヒットを想像すると燃えるんでしょうね」
【まとめ】
ボーカロイドの人気は「誰でも作曲できる」革新性と、ニコニコ動画の強烈なコミュニティ力が大きな要因
キャラクターのビジュアルや二次創作文化が推し文化を加速し、国内外で発展
クリエイター発掘の場としても機能し、若い才能が次々に世に出ている
いかがでしたか!?
「ボカロってもうオワコンだろw」と思っていた人も、実はまだまだ勢いが衰えていないことに驚いたんじゃないでしょうかwww
**“人類がボカロ文化を捨てる日は来るのか!?”**なんて煽りたくなるくらい、今後もボーカロイド界隈は進化を続けそうです。
気になったらニコ動やYouTubeでボカロ曲を聴いてみてくださいね⇒そしてハマったら沼からは抜け出せない…かもw