日本のパンには意外と多くの添加物が含まれている!?
海外と比べると規制や使われ方に差がある?
健康や安全性を意識して選ぶコツが大事w
「日本のパンってフワフワしてて美味しいけど、実は添加物が多いらしい…」なんて噂、聞いたことありますよね?「マジかよw」という声が聞こえてきそうですが、実際に海外のパンと比べて日本のパンにはどんな特徴があるのか、5つのポイントを挙げて解説していきたいと思います。
まず、「日本のパンは柔らかくて甘め」というのが一つの特徴。これは多くの消費者が好んでいる食感や風味ではあるのですが、その分「乳化剤」「イーストフード」「保存料」など、さまざまな添加物を使うことで品質や日持ちを保っていることが少なくありません。もちろん、海外でもまったく添加物を使わないわけではないですし、各国の基準や規制の違いによって使用できる・できない添加物があります。ただし、日本は比較的幅広い添加物の使用が認められていて、特に市販パンには多用されがちと言われています。
では、本題の「日本のパンの添加物」についてのポイントを5つ、サクッと見ていきましょうw
目次
【1】イーストフードの多用がヤバい!?
⇒イーストフードは酵母の発酵を助けるために使われる添加物の総称です。リン酸塩や炭酸カルシウムなど複数の成分が含まれていて、パン作りの効率を上げたり、ふんわりとさせる効果が期待できます。海外でも酵母の発酵を調整するための添加物はゼロではないのですが、日本の場合、市販パンのほぼ定番のようにイーストフードが使われているケースが多いんです。
【2】柔らかさと甘みに直結!乳化剤&糖類
⇒ふわふわ食感&ほんのり甘さが魅力の日本のパン。その秘密には「乳化剤」が欠かせません。乳化剤は水と油を混ぜ合わせやすくする物質で、生地を均一にまとめ、口当たりの良い食感に仕上げます。さらに、日本では甘みが強いパンが好まれる傾向にあるため、ショートニングや砂糖、ブドウ糖果糖液糖などを多めに使用することもしばしば。結果として、添加物リストがやたらと長くなることがあるんですよねw
【3】保存料・防腐剤で日持ち重視w
⇒日本のコンビニパンやスーパーのパンコーナーに並んでいる袋入りパンは、かなりの賞味期限の長さを誇るものもありますよね?海外では「焼いたら当日か翌日で食べ切る」という文化が根付いている地域が多いため、防腐剤をあまり使わないパンも多々あります。しかし日本では「忙しい人がいつでもパンを買っておき、好きなときに食べる」というライフスタイルが定着しているので、日持ちを良くする保存料が活躍します。その結果「日本だけパンが添加物まみれ!?」という印象を持たれる要因にもなりがちです。
【4】着色料・香料で見た目&香りを演出w
⇒パンの色合いや香りを良くするために、着色料や香料を使用するケースも見られます。「バター風味」や「ミルク風味」と書かれているパンの中には、実はバターや牛乳そのものではなく、香料で風味を補っている場合もあるんですよね。「マジかよw」と思うかもしれませんが、コスト面や保存性を考慮した結果の企業努力でもあります。もちろん、企業によっては本物のバターや生クリームを使っている場合もあるので、パッケージ表示をしっかりチェックするのが大事です。
【5】海外との規制の違いが原因?
⇒日本だけが異常に添加物まみれのというわけでもありませんが、国によっては特定の添加物の使用を制限していたり、消費者が無添加やオーガニック商品を選ぶ習慣が根強かったりします。例えばEUでは使用禁止の添加物も、日本では基準値内ならOKとなっているケースがあるため、結果的に日本では「安全性はクリアしているけど、かなりの量が使われる」なんてことが起こりやすいんですね。また、日本では柔らかく、甘いパンを求める消費者ニーズが大きいことも背景にあると考えられます。
質疑応答コーナー
セイジ
「プロ先生、添加物って体に悪いんすか??」
プロ先生
「お、いいところに目を付けたわね。基本的に、日本国内で認可されている添加物は厚生労働省が定める安全基準を満たしているから、すぐに健康被害が出るようなものではないと言われているわ。ただし、人によってアレルギー反応が出る成分もあるから、敏感な方は気をつけたほうがいいかもしれないわね。」
セイジ
「やっぱり無添加パンのほうが安心っすよね??」
プロ先生
「イメージとしては、無添加や有機栽培のほうが“ナチュラルで安全”に感じやすいわよね。でも、無添加といえど他の原材料はどうなっているか、保存状態は大丈夫か、などチェックポイントはいろいろあるの。だから、無添加なら絶対OKというわけでもないし、添加物入りパンが絶対ダメってわけでもないわ。結局は、製品表示をしっかり読んで、自分の体質やライフスタイルに合ったパンを選ぶことが大切ってことね。」
セイジ
「海外のパンって固くて食べづらいイメージあるんすけど、慣れればイケますか??」
プロ先生
「海外のパン、特にフランスパンやドイツのライ麦パンなんかは固いタイプが多いから、最初は食べにくく感じるかもね。でも、慣れると噛めば噛むほど味わい深くて美味しいわよ。日本のパンが柔らかくて甘みを感じやすいのとは真逆だから、バターやジャムと合わせると、より一層違った味わいが楽しめるわ。好みや食文化の違いもあるし、いろんなパンを試してみるのがオススメね。」
まとめ
日本のパンが添加物まみれなのは「甘さ・柔らかさ・日持ち」重視のため
海外との規制や文化の違いが「添加物使用量」に影響している
選択肢が増えた今こそ、表示をしっかりチェックして自分に合ったパンを選ぶべしw
消費者としては「自分で選ぶ自由」があることを忘れないようにしたいですね。もちろん、添加物が全部悪いわけではなく、安全基準をクリアしているからこそ市販されているわけですし。「パンは主食じゃないから気にしなくてもいい!」という方もいれば、「毎日の朝食はパン派だから、気になる…」という方もいるでしょう。ぜひ自分のライフスタイルに合わせて、パンとの上手な付き合い方を見つけてくださいねw
それでは今回はこのへんで⇒「日本のパンって意外と奥が深いんだなw」と思った方は、ぜひ次回もお楽しみに!!