- ●子どもの乳歯&高齢者の永久歯はどちらも弱点だらけ!噛む力とエナメル質がカギ
- ●歯が抜けるリスクが跳ね上がる年齢ゾーンは「6〜12歳」と「65歳以上」
- ●固い煎餅を安全に楽しむには5つの対策が超重要!
「せんべい? 歯が折れるほど固いなら手で割ればいいじゃんw」──そう高をくくってガブッ! といった瞬間、バキッ!! という嫌~な音が口の中で響いた経験、ありませんか?
日本の伝統おやつ「固焼きせんべい」は、硬度がなんと70~80N(ニュートン)。これは大人の平均咀嚼力(約400~700N)より低いものの、部分的に一点集中で力が掛かるため、条件次第では歯が真っ二つ…なんて事態も起こり得ます。
では「歯が抜けやすい年齢」は、いったい何歳頃からなのでしょうか? ここでは、小児歯科学・高齢者歯科学のデータをベースに、危険ラインと対策を5つのポイントにまとめます! 歯を守りつつ固い煎餅をバリバリ楽しみたいあなたは必見ですw
目次
【ポイント1】6〜12歳:乳歯がグラグラ期に要注意!
- ●乳歯の根は永久歯への交代準備で自然吸収が進行中。その最中に一点衝撃が来ると抜けやすい
- ●乳歯のエナメル質は永久歯より約1/2の薄さで、割れ・欠けリスクが高い
- ●永久歯が萌出途中だと高さが合わず、せんべいを片側噛みしがち→過負荷でポロリw
【ポイント2】13〜64歳:原則セーフだが「虫歯&歯周病」が爆弾w
- ●エナメル質完成&咀嚼筋力MAXで最も安全な年代
- ●ただしCR充填(詰め物)や大きなむし歯で象牙質が露出していると脆くなる
- ●歯周病で骨支持が失われると、30代でもグラつき⇒脱落の事例あり! 油断大敵!!
【ポイント3】65歳以上:骨密度低下&唾液量ダウンで危険倍増!
- ●高齢者はアルベオラ骨(歯槽骨)が吸収し、歯根の支持力が低下
- ●唾液減少で煎餅が湿りにくい→乾いたままゴリッ!w
- ●義歯(部分入れ歯)使用者は樹脂義歯と天然歯の高さ差で一点集中、折損リスクUP
【ポイント4】歯が抜ける直前には「3つの前兆」アリ!?w
- ●噛むとジワッと痛む or 違和感が走る
- ●歯と歯ぐきの境目から明らかな出血や膿
- ●舌で押すと0.2~0.3mm揺れる感じ…これ来たら要医者w
【ポイント5】固い煎餅を安全に食べる5大テク
- ●割って小さく:手orハンマーで4分割w まずは面積を減らす
- ●30秒唾液漬け:口に含んでしっとり化→硬度15%減
- ●前歯NG:犬歯~第一大臼歯で面噛みする
- ●飲み物併用:緑茶やほうじ茶で水分+カテキン殺菌
- ●定期健診:半年1回のプロクリーニングで歯周ポケット3mm以下をキープ
ちなみに最新統計では、65歳以上で自分の歯が20本未満の方は約46%。そのうち「固いせんべい事故」での欠損報告は年2万件超えとも言われます。「わしは入れ歯があるから平気じゃw」と油断せず、先述の5テクを徹底しましょう。
子どももシニアも「噛む力の自己過信」が命取り! 無理せず割り、湿らせ、ゆっくり味わう――これぞ“硬派せんべい道”の極意っすww
【質疑応答コーナー】
セイジ
6歳の甥っ子が「歯が抜けた~w」って喜んでたんすけど、固い煎餅はやめたほうが良いっすか??
プロ先生
抜けた直後は歯ぐきがデリケートなので1~2週間は避けるべきです。永久歯が萌出途中で位置が不安定ですから、薄焼きやソフトせんべいに切り替えましょう。
セイジ
自分(27歳)でも詰め物多いんすよね…。硬い煎餅を前歯でカチ割るのは危険っすよね??
プロ先生
はい、CRやセラミックは局所衝撃に弱いため前歯カチ割りはNGです。臼歯部で面噛み+唾液漬けが鉄板ですよ。
セイジ
祖父(74歳)が総義歯なんすけど、固焼きせんべい大好きっす。義歯が割れたりしません??
プロ先生
総義歯のレジンは本体が割れるより粘膜側でズレて潰瘍ができやすいです。薄割り+ティースで砕く手助けをし、食後は義歯洗浄剤で清潔に保つよう勧めてください。
- ●歯が抜けやすい年齢は6〜12歳・65歳以上がダブルピーク!
- ●固焼きせんべいは割る・湿らす・面噛みでリスク激減!
- ●定期的な歯科チェックと5大テクが「美味しく安全」に食べるコツ!