- 日本42位⇔台湾168位のストリーミング格差!全再生の約9割が日本w
- 世界のNMFプレイリストにほぼ載らず…“英語曲”なのに露出ゼロの怪
- 「ハチ公」ネタがローカルすぎて海外リスナーが置いてけぼり!?
目次
【爆速まとめ】藤井風『Hachikō』が日本と台湾だけでバズる5つの理由
① Spotifyの“国籍フィルタ”発動!? ⇒ グローバルNMFから除外w
リリース初週、Spotify New Music Friday で取り上げられたのは日本と台湾のローカル版のみ。他の英語圏NMFには一切入らず、アルゴリズム上は依然「J‑Popアーティスト」扱いだった可能性が高いです。結果、海外Discover頁面に出てこない=再生数が伸びない悪循環!
② “ハチ公”という超ローカル題材が海外リスナーに刺さらないw
曲名&MVは渋谷駅の忠犬ハチ公像がモチーフ。日本人や観光経験が多い台湾人にはピンと来るネタですが、欧米のライト層には「何それ?」状態。「犬が駅で待つ話」を知らなければ感情移入しにくい──という文化的ハードルが再生ボタンを遠ざけました。
③ プロモ施策がアジア偏重!英語曲なのに英語圏メディア取材ゼロ!?
リリース当日の公式発信は日本語&繁体字字幕付きティザー、英語でのプレスリリースは未確認。英語メディアがレビューを出したのは The Bias List 等ごく少数で、Billboard.comやPitchforkはスルー。つまり“自家製バズ”頼みで海外リスナーにリーチできなかったわけです。
④ サウンドが「平成後期シティポップ+ディスコ」…アジア好み◎ 欧米△
ストリングス主体の4分超シティポップ/ディスコは、台湾やシンガポールで支持される一方、米英のチャートではR&B/ヒップホップが主流。結果、J‑Pop文脈で既に慣れているアジア圏だけが反応し、西洋圏は“懐かし音源”としてスキップされた公算が大です。
⑤ リリース日がビッグネーム渋滞w ⇒ 露出がタイムライン埋没
6月14週はKendrick Lamar・Billie Eilishらが同時に新曲を投下し、米 American Top 40 は彼らの話題で持ち切り。洋楽メディアのニュース枠を奪われた『Hachikō』は相対的に埋もれ、バイラル起点を作れませんでした。
【質疑応答コーナー】~セイジ君がプロ先生に直撃!~
セイジ
英語で歌っても“J‑Pop”タグが外れない現象ってマジっすか??
プロ先生
アルゴリズムは「過去の聴取履歴+アーティスト所在地」で分類します。藤井風さんの過去曲が日本語中心だったため、英語曲でも“J‑Pop箱”に入る確率が高いんです。ですから最初に届くのは国内リスナーというわけですね。
セイジ
台湾で初登場6位って結構すごいっすよね??
プロ先生
もともと台湾では『死ぬのがいいわ』がプラチナ認定を取るほど人気があり、ファン基盤が出来ていました。その流れで英語曲でも高順位を獲得したと考えられます。
セイジ
次に世界でバズるには何を変えればいいんすか??
プロ先生
①英語圏NMFのキュレーターと事前調整、②MVにグローバル共通モチーフを入れる、③英語圏メディアとの独占インタビュー――この3点で露出経路を増やせば、国籍フィルタを突破できる可能性が高まりますよ。
【まとめ】
- データで見ると『Hachikō』は“日本90%:台湾7%:その他3%”の偏食ヒット!
- 原因はアルゴリズム・文化ネタ・競合作の3大壁+プロモ戦略ミスマッチ
- 次回の鍵は「海外プレイリスト攻略」と「ユニバーサルな物語性」――風君のリベンジに期待!
――以上、“英語曲なのに日本と台湾だけで爆伸び”という不思議現象を大解剖しました!