- 奢る=投資!? 炎上すら宣伝に活用する「炎上ブランディング」の台頭
- 「晒され耐性世代」が抱える“リスク快感”と自己承認欲求の暴発
- 裏で動く“暴露マネタイズ”ビジネスモデルと法のグレーゾーン
目次
【はじめに】「奢り+全会話公開OK」現象とは?
近ごろSNS上では、インフルエンサーに高級ディナーを奢るだけでなく、同席中の会話をポストされても「むしろオイシイっすw」と笑って許す──そんな“炎上上等族”が急増しています。
「プライバシーは?名誉毀損は?…ってか正気!?」と驚く声も多いですが、彼らには彼らなりの打算とバックグラウンドがあるのです。本稿では、意外と見落とされがちな裏事情を5選で深掘りします。「なんでそこまで?」の答えが見えてくるはずです。
【裏事情その1】“奢りインフルエンサー”=最安PR媒体説!
- Ad単価が高騰した今、食事代2〜3万円で数万〜数十万インプレッションを得られるなら激安。
- 炎上すればリプ欄が伸び、二次拡散でCPMが更に下落。「燃えたら勝ち」ロジックw
- 実際、飲食・ガジェット業界では“奢り枠”を経費計上→売上跳ねたケース報告が増加。
【裏事情その2】“晒され耐性世代”のリスク快感
- 10〜20代後半は小学生からSNSがデフォ。「黒歴史=コンテンツ」という価値観。
- 羞恥よりバズ>プライバシーが優先。炎上ネタも「語れる武勇伝」扱い。
- ストレスホルモンとドーパミン同時放出で軽い快感が得られる“リスク依存”研究も。
【裏事情その3】承認欲求&ブランディングの化学反応
- 奢る側は「太っ腹キャラ」「ヤバい人に絡んでも動じない度胸」アピールでセルフ神話化。
- 覚悟を見せることでインフルエンサーの仲間入りを狙う“擬似パワーゲーム”。
- 「叩かれても折れない=強者」演出はビジネス交渉でも優位に働く場合あり。
【裏事情その4】“暴露マネタイズ”プラットフォームの台頭
- 有料ノート、サブスク、切り抜き動画など、暴露を収益化できる場が豊富。
- 奢った側が自ら裏話を販売→二重で回収する例も。「実録PDF 1,980円」で爆売れw
- 法律的には同意録音なら違法性が低いため、“合法スレスレ”を攻める人が後を絶たず。
【裏事情その5】“炎上協業モデル”が既に出来上がっている
- インフルエンサー側も「燃えれば宣伝依頼が伸びる」ためリスク共有で共犯関係。
- DMで「ほどほどに燃やそう」とプロレス脚本を組むケースも確認。
- 炎上後に“和解配信”で再度スパチャ祭り→Win-Win。視聴者だけが置いてけぼり!?w
【質疑応答コーナー】
セイジ
「結局、奢る側って投資感覚なんすか??」
プロ先生
「その通りです。宣伝費がわりに“炎上リターン”を見込む投資行動と分析できます。リスク計算の上で敢えて燃えに行くので、感覚としては株のハイレバ取引に近いですね。」
セイジ
「晒され耐性って、本当にメンタル強いんすよね??」
プロ先生
「強いというより“慣れ”です。成長期から常にオンライン評価に晒されてきた世代は、炎上や叩きを“環境音”と捉える傾向があります。自己否定をネタ化して昇華するスキルが高いのも特徴ですね。」
セイジ
「法的トラブルはどうケアしてるんすか??」
プロ先生
「事前に“録音OK・公開OK”契約を結ぶケースが増えています。さらに、暴露内容を第三者視点で再編集し、名誉毀損リスクを下げるテクニックも一般化しています。要は“燃えるけど訴訟されない”ギリギリを攻めているわけです。」
【まとめ】
- 炎上上等の奢り文化は安価な宣伝・承認欲求・マネタイズ構造が支えている。
- リスクより拡散メリットを優先する価値観が“晒され耐性世代”で一般化。
- 結果としてインフルエンサーと奢る側の共犯的エコシステムが出来上がりつつある。