浮浪者の友人「人生はフィジカル。発達障害だけど骨太だから生き残った」⇒静かに刺さる反論5選ww

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  • 「人生はフィジカル!」理論は、かなりの部分が“生き残った人の偏った実感”であって、事実とはズレます。
  • 発達障害の人は「身体が丈夫だから生き残る」どころか、慢性疾患など健康リスクが高いという研究が多数あります。
  • 「特性が役に立たなかった」ように見えるのは、本人のせいよりも「支援と環境が圧倒的に足りてない」側面が大きいです。

はじめに

浮浪者の友人が言う「発達障害だけど特性を活かしたとかじゃなくて、骨が太くて内臓が強かっただけ。人生はフィジカル」というフレーズ、正直かなりインパクトありますよね。自虐と達観が混ざったような、笑いにしてないとやっていけない感じも伝わってきます。「その結論は違うよ…!」と言いたくなるポイントがたくさんあります。ここでは“反論5選”を、事実ベースでまとめていきます。

 

第1の反論:「人生=フィジカル」じゃなくて「人生=環境×支援×フィジカル」っすよw

友人の発言には「身体が弱かったらそもそも今ここにいない」という、生存者側の実感がにじんでいます。たしかに、路上生活や極端な貧困状態では、体力や病気への耐性が生死を分けることもあります。でも、それを「人生はフィジカル」と一般化してしまうのは、かなり乱暴です。

実際のところ、発達障害当事者の人生を大きく左右しているのは、
「身体の強さ」よりも

  • ・必要な支援が届くか(医療・福祉・就労支援)
  • ・周りの理解や配慮があるか(職場・家族・地域)
  • ・制度や社会の仕組みがどうなっているか(住宅、雇用、生活保護など)

といった環境要因です。

たとえば自閉スペクトラム症の成人は、適切な就労支援があるかどうかで就職率が大きく変わるというデータがありますし、若い自閉スペクトラム症の成人のかなりの割合が、支援がないまま失業や未就業を経験しています。

つまり「特性が活かせたかどうか」以前に、「その特性を活かせる場所や支援を社会が用意してたか?」のほうが、人生を左右している場面が多いのです。

だから、友人への意外な一言としては、

「フィジカルも大事だけどさ、“支援ガチャ”と“環境ガチャ”でだいぶ結果変わるゲームなんだよ、この社会。」

というツッコミがかなり的確だったりします。

 

第2の反論:「発達障害=身体が強い」どころか、むしろ健康リスクは高めという現実…

「骨が太くて内臓が強かった」ってフレーズは、本人のユーモアではありますが、「発達障害の人はタフだから生き残れる」みたいな印象にもつながりかねません。ここは事実ベースで、そっと訂正を入れたいところです。

研究では、自閉スペクトラム症の人は、一般の人に比べて全身のさまざまな慢性疾患(消化器、循環器、免疫系など)を抱えやすいことが報告されています。

また、発達障害を持つ人は精神疾患や睡眠障害、てんかんなどの併存症も多く、「身体が本来強いグループ」ではなく、「むしろ健康面でハンデを抱えやすいグループ」であるというのが医学的な現実です。

だから本当は、

「あなたは“たまたま”壊れずにここまで来たレアケースであって、『発達障害=フィジカル最強』って話では全然ないんだよ…」

というのが事実に近いです。

「自分はたまたま壊れなかった側なんだ」と気づくのは、本人にとっても、周りにとっても、変に“根性論”に行かないために大事な視点だったりします。

 

第3の反論:「特性を活かすなんて絵空事w」じゃなくて、研究でも“強み”はちゃんと出てます

「発達障害の特性を活かして今の生活を手に入れた…なんて思えない」という感覚も、本人の過酷な経験を考えればよく分かります。
一方で、「特性を活かす」という話が全部スピリチュアルなポジティブ思考かと言うと、そうでもありません。

ADHDの人についての研究では、

  • ・創造性(新しいアイデアを出す力)
  • ・ハイパーフォーカス(興味あることに異常に集中できる)
  • ・ユーモア、柔軟性、冒険心

などの強みが、平均より強い傾向があると報告されています。

そして「自分の強みをちゃんと把握して使えている人ほど、主観的な幸福感や生活の質が高い」という研究結果も出ています。

つまり、「特性を活かす」は確かに綺麗事っぽく聞こえるけれど、
データ上も「強みに気づいて使えると、メンタルや生活の満足度が上がりやすい」のは事実です。

友人に返すなら、

「今は“特性を活かせた”って感覚ゼロでも、あんたがここまで生き延びてる時点で、集中力とか勘の良さとか、目に見えにくい強みはたぶん仕事してるよ?」

というのは、わりと事実に近い励ましになります。

 

第4の反論:「ホームレスになったのはフィジカルのせいでも、メンタルの弱さでもない」

「人生はフィジカル」という言葉の裏には、「弱い人は落ちていく」という残酷なイメージも透けて見えます。でも、研究レベルで見ると、ホームレス状態の背景には「個人の強さ/弱さ」だけでは説明できない要因が山盛りです。

・家賃の高騰や住宅不足
・失業や低所得
・精神疾患や依存症があるのに十分な医療・福祉にアクセスできない
・退院・出所後の受け皿の不足

など、構造的な要因が重なってホームレス状態になりやすいことが、多くの調査で指摘されています。

つまり、

「ホームレスになる=フィジカルorメンタルが弱いから」
ではなく、
「リスクを高める社会構造+サポート不足の問題」がかなり大きい

というのが現実です。

だからこそ、友人の「フィジカルが強かったから今ここにいる」という言葉には、

「いや、それはあなたが悪いとか弱いとかじゃなくて、“制度と環境の穴”に落ちた結果でもあるよ」

と返してあげるほうが、よほど事実に即しています。

 

第5の反論:それ、多分「フィジカル」じゃなくて「すごいしぶとさ」と「諦めてない心」っす

最後に、ちょっとロマンを残した反論を。

友人は「骨が太くて内臓が強かった」と笑い話にしていますが、長期の路上生活や不安定な暮らしを生き延びている時点で、

  • ・何度折れてもなんとか立て直そうとするしぶとさ
  • ・助けを求める/人と関わり続ける力
  • ・絶望を笑い話に変換するユーモア

みたいな「目に見えない強さ」も、かなり発揮されているはずです。

研究的にも、ADHDや自閉スペクトラム症の人が「ユーモア」「柔軟な発想」「リスクをとる勇気」などを強みとして持ち、それが生き抜く力になることが示されています。

だから、意外と一番刺さるかもしれない返しは、

「あんたの武器、“骨”より“メンタルのしぶとさと頭の回転”だと思うけどなw」

というやつです。
「人生はフィジカル」という極端なまとめを、「いやいや、フィジカル+メンタル+環境だよ」と、ちょっと笑いにしながら修正してあげるイメージですね。

 

質疑応答コーナー

セイジ
「でも先生、結局フィジカル強い人が最後は勝つってことじゃないっすか??」

プロ先生
「“勝ち負け”で見るとそう言いたくなるけど、データ的には違うのよ。健康が大事なのは当たり前だけど、発達障害の人ってむしろ身体もメンタルもリスク高めなことが多いのね。その代わり、支援や環境がちゃんとしてると、フィジカルそこそこでも普通に働けたり、生活立て直せたりするの。“フィジカルだけで勝負”っていうゲーム設定そのものが、現実とかけ離れてるイメージだと思ってほしいかな。」

セイジ
「“特性を活かす”とか言われても、ブラックな職場とか路上生活してたら無理ゲーじゃないっすか??」

プロ先生
「それはマジでその通りw “特性を活かせ”って言葉だけ投げて、環境や制度を変えないのはただの責任転嫁よ。研究見ても、“本人の強み”が生きるかどうかは、職場の合理的配慮や、支援の有無で大きく変わるって出てるの。」

セイジ
「じゃあ友人に何て言えばいいんすかね…『人生はフィジカルじゃないっすよ』ってだけだと説教くさくなりません??」

プロ先生
「うん、それだけ言うと“上から目線”感すごいわね(笑)。おすすめなのは、まず『その状況で生き延びてるの普通にすごいから』って事実を認めること。その上で、『でもデータ見ると、発達障害の人って本当は身体もメンタルもかなり不利側なんだよ。“理不尽なゲームでなんとかバグ技見つけて生き延びてる”に近くない?』って、ちょっと笑い混ぜつつ話すと伝わりやすいと思うよ。」

 

まとめ:友人の「人生はフィジカル」にどう向き合う?

  • 「人生=フィジカル」理論は、極限状態を生き延びた人の“生存者バイアス”であって、研究的には環境・支援・構造要因の影響がとても大きいです。
  • 発達障害の人は、身体が強いどころか健康リスクが高いというデータが多く、「強さ」より「不利さ」を前提にした支援が必要です。
  • 友人には、「あなたのしぶとさやユーモアも十分な武器だし、本当はフィジカルだけの話じゃないよ」と、事実と優しさをセットにして返してあげるのがいちばん効果的です。
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