- 人が謙遜してくるのは「褒められ慣れてない」からではなく、「あなたの褒めが信用されてない」サインのことが多いです。
- 打算的な褒め方をする人ほど、SNSで「日本人は褒められ慣れてない」と愚痴りがちです。
- 相手の心に届く本物の褒め方には、「具体性」「タイミング」「相手へのリスペクト」が必須です。
目次
はじめに
29歳の男性インフルエンサーが「9000人に奢った経験」から語ったという、「褒めても毎回『いや自分全然ですよ』と謙遜されるひとは、実は他のひとから信用されていない危険パターン」という指摘。やや過激な言い回しではありますが、心理学やコミュニケーション論の観点から見ても、意外と的を射ている部分が多いです。今回は、この主張の事実を5つに整理して、なぜ褒めたのに距離が縮まらないのか、どうすれば信頼される褒め方になるのかを解説していきます。
第1の事実:「褒めたのに毎回ガッツリ謙遜される」のは、好感より“警戒心”が勝っているサイン!?
「いや、自分なんて全然ですよw」
「そんな大したことないですってw」
こうした強めの謙遜が“毎回”返ってくる場合、
「相手が自分に自信がないから」よりも、
「あなたの褒めをあまり信用していないから」
という可能性が高いです。
人は、心から嬉しい褒め言葉をもらったとき、
・一度は「そんなことないですよ」と軽く謙遜しつつも、
・表情や声色は緩み、
・話題を少し広げてくる
ことが多いです。
しかし、「とりあえず褒めておけば仲良くなれるっしょw」みたいな、薄っぺらい褒め方をされると、
- 「とりあえず言ってるだけかな?」
- 「裏で何か下心あるのかな?」
と本能的に警戒して、全力で距離を取ろうとします。
それがわかりやすく表面化したものが「いや、自分全然ですよ」の連発です。
つまり、謙遜の量はそのまま、
「相手の自己評価」ではなく、「あなたへの信頼度」メーターになっていることが多い、というのがこの指摘のキモです。
第2の事実:打算的な褒めは“営業トーク臭”がしてバレバレw 人は「言葉」より「文脈」を見ている
インフルエンサーが言う「打算的な褒め」とは、たとえばこんなパターンです。
- 何かお願いごとをする前だけ、やたら褒める
- その場にいる全員に同じテンプレ褒めを乱射する
- 大して見てもいないのに「マジすごいですね!」を連呼する
- 自分が得になる人にだけ、急に手のひらを返したように褒めまくる
こういう褒め方は、一見ポジティブで好印象を装っていても、
「営業トークっぽさ」がにじみ出てしまいます。
そして、人は無意識に次のような「文脈」を読み取っています。
- タイミング(なぜ今それを言うのか?)
- 回数(さっきから連打しすぎでは?)
- 対象(この人にだけ急に態度違いすぎない?)
ここに不自然さがあると、
「なんか裏ありそうw」
「その褒め、本心じゃなくて打算でしょ?」
と感じてしまうのです。
結果、「いや、自分全然ですよ」のように受け取りを拒否することで、
「その褒めには乗りません」という意思表示が行われます。
第3の事実:SNSで「褒められ慣れてない人多すぎw」と愚痴る人ほど、リアルの信頼残高が少ない!?
インフルエンサーの指摘で特に刺さるのが、
「そういう打算的な褒めマンに限って『褒められ慣れてない人』をSNSでバカにしがち」
という部分です。
実際、
「日本人ってマジで褒められ慣れてなさすぎw」
「ちょっと褒めただけで『いやいや』って返されて萎えるわ」
といった投稿をしている人の中には、
- 自分の褒め方が信用されていない
- 自分の日頃の言動が信用を削っている
- 過去に煽り・陰口・マウンティングをしてきた履歴がバレている
という“リアル側の問題”に気づいていないケースも多いです。
相手が謙遜するたびに「相手が悪い」「相手が未熟」とSNSで断定しているとすると、その人は「他人の反応を全部、相手のせいにしてしまうクセ」を持っている可能性があります。
こうした姿勢は、リアルの人間関係ではじわじわと嫌われ、
結果として「褒めても響かない相手」ばかりが自分のまわりに残る、という悪循環を生みます。
つまり、
「日本人は褒められ慣れてない!」と叫ぶ前に、自分の褒め方と信頼残高を見直したほうが早いw
という、なかなかエグい真実がここにあります。
第4の事実:本当にうまい人は“褒めたあと”にマウントを取らない
打算的な褒め方をする人の特徴として、
- 褒めたあとに、さりげなく自分のほうが上であることを匂わせる
- 「でも自分はもっと○○で~」と、自分の自慢話へ持っていく
- 「こうしたら、もっと良くなりますよ」と過度に指導モードに入る
といった、マウント混じりのフォローをしがちな点があります。
一見ポジティブな言葉に見えても、実際に受け取る側からすると、
- 「あ、結局自分アゲしたかっただけね…」
- 「なんか上から目線だな…」
と感じてしまい、褒め言葉そのものの価値が一気に下がります。
対して、本当に褒め方が上手い人は、
- 褒めたあとに余計な一言を付け足さない
- 話題の主役を相手にしたままにする
- 成長アドバイスをする場合も、相手から求められたときにだけ、丁寧に行う
といった、“引き算”のコミュ力を持っています。
この違いは一見些細ですが、
積み重なると「この人の言葉は信用できる」「この人の褒めは本物だ」と思われるか、
「この人の褒めはなんかモヤるw」と思われるかの分かれ目になります。
第5の事実:「事実+具体+相手のペース」が揃うと、謙遜されても信頼はちゃんと積み上がる
では、どうすれば「打算的な褒めマン」にならずに済むのでしょうか。
インフルエンサーの指摘を踏まえつつ、実際のコミュニケーション研究でも言われているポイントを整理すると、次の3つに集約できます。
① 事実ベースで褒める
「すごいですね!」だけで終わらせず、
「あのプレゼン、資料の構成がわかりやすかったです」
「締切ギリギリでもクオリティ落とさないの、本当に尊敬します」
のように、具体的な行動や成果を挙げて褒めます。
② 相手の“しんどさ”や努力にも目を向ける
「才能ありますね!」ではなく、
「大変だったと思うのに、ここまで仕上げたの本当にすごいです」
と、背景の苦労も認めると、相手は「理解されている」と感じやすくなります。
③ 相手のペースを尊重する
強めに謙遜されたら、無理に受け取らせようとせず、
「そう思ってますよ」「また見せてくださいね」くらいでそっと置いておきます。
その場で喜んでもらえなくても、後からじわっと効いて「この人の言葉、やっぱり本物だな」と信頼が積み上がるパターンも多いです。
この3つが揃っていれば、たとえ相手が「いや、自分なんて…」と謙遜したとしても、
その裏で「でも、あの人の言葉は信用できる」という感覚が着実に育っていきます。
逆に、ここが抜け落ちていると、どれだけポジティブな単語を並べても、
「なんか薄っぺらい」「こっちの心は見てないな」と思われ、
インフルエンサーの言う“危険パターン”一直線、ということになります。
質疑応答コーナー
セイジ
「友人が褒めたら毎回『いやいや』って返されるんすけど、これってもう嫌われてるってことっすか??」
プロ先生
「即・嫌われてるとまでは言い切れませんが、『言葉を信用しきれていない』サインの可能性は高いですね。まずは、相手の具体的な行動や努力をちゃんと見て褒めているか、自分の発言を点検してみるところから始めてみてください。」
セイジ
「じゃあ、謙遜されたときって『いやいや、本当にすごいですよ!』って押し切らないほうがいいんすか??」
プロ先生
「押し切りすぎると、かえって相手の防御スイッチが強く入ってしまいますね。『そう思ってますよ』『自分は本当に助かりました』くらいにして、あとは話題を変えるほうが無難です。褒めるのは“説得”ではなく“贈り物”ですから、受け取るペースは相手に任せて大丈夫ですよ。」
セイジ
「SNSで『褒めても伝わらない人多すぎw』って愚痴ってる人、けっこう見るんすけど、そういうこと書かないほうがいいっすかね??」
プロ先生
「書かないほうがいいです。そういう投稿は、周りから見ると『この人は自分のコミュ力を棚に上げて他人を責めてるな』と受け取られがちです。もしモヤモヤするなら、SNSで愚痴るより、『どう褒めれば伝わるかな?』と自分の側をアップデートするほうが、結果的に人間関係も楽になりますよ。」
まとめ:危険な褒め方マンにならないためにw
- 『毎回ガッツリ謙遜される』のは、相手の自己評価ではなく「あなたへの信頼残高」の少なさが原因のケースが多い!
- 打算と営業トーク臭が混じった褒め方は、一瞬で見抜かれて「いや、自分全然ですよw」と防御されるだけ⇒SNSで愚痴る前に自分の褒め方を見直すべし!
- 事実+具体+相手のペースを大事にした“本物の褒め”なら、たとえ謙遜されてもじわじわ信頼が積み上がる⇒危険パターンから一気に脱出できる!


























