[chat face=’RY02s.jpg’ align=’left’ border=’none’ bg=’none’ style=’maru’]バイデンが米議会で施政方針演説を実施した。賛否両論ある中で、トランプ流とも言える対中強硬姿勢を維持したのが特に印象的だった。習近平主席を「専制主義者」と名指しで非難したのだ。ある意味トランプ時代よりも強硬になったと言えるかもしれない。懸念点はやはり富裕層への増税で、共和党との対立が再度激化する可能性が取り沙汰されている。[/chat]
習氏は「専制主義者」 バイデン氏、演説で対中強硬姿勢
4/29(木) 8:01配信 朝日新聞デジタルバイデン米大統領は28日夜(日本時間29日午前)、議会の上下両院合同会議で施政方針演説を行った。就任後100日間で、新型コロナウイルスワクチンの普及や経済の回復などの成果を上げたと強調し、「アメリカは再び動き出した」と宣言した。また、中国の習近平(シーチンピン)国家主席を「専制主義者」と呼んで、民主主義の優位を示し、中国との競争に打ち勝つ決意を示した。
バイデン大統領は、29日に節目となる就任100日目を迎える。バイデン氏は演説で、就任時の状況について、新型コロナウイルスの感染拡大や失業率の急増など「危機の中にある国を引き継いだ」と述べた。そのうえで、「100日後、アメリカは再び動き出したと報告することができる」と成果を強調した。バイデン政権は最優先課題に掲げている新型コロナ対策で、ワクチン2億回接種の目標を前倒しで達成した。
バイデン氏は演説で中国との競争に言及した。習氏について「専制主義者」と呼び、「彼らは21世紀には、民主主義は専制に対抗できないと考えている」と述べ、中国との競争に勝利する決意を表明した。
経済政策については、3月末に米議会に検討を促した総額2兆ドル超のインフラ投資計画について、「数百万の雇用をもたらす。賃金の良い、国外に流出しない仕事だ」と訴え、製造業などで中間層の新たな雇用創出につながると強調した。
バイデン氏は演説で、育児や教育支援などを軸とした追加経済対策の案も示した。インフラ投資計画とともに経済政策の柱に据え、議会に予算措置を求めた。
追加の経済対策案は、3~4歳の児童教育と2年制の公立大学コミュニティーカレッジの無償化、子育て世帯への給付や減税の拡充などが柱になる。総額1・8兆ドル(約200兆円)規模となり、うち1・5兆ドルを富裕層への増税でまかなう案だ。ただ増税に反対する共和党の激しい抵抗は必至で、与党の民主党議員からも異論が出る可能性がある。提案通りの対策を実現することは簡単ではない。
…https://news.yahoo.co.jp/articles/2b9ebd355809b77df4801ad199c0cd7c195057ff
米国シンクタンクの専門家にも怒られるほど強硬
[chat face=’RY02s.jpg’ align=’left’ border=’none’ bg=’none’ style=’maru’]バイデンは就任当初から対中強硬姿勢を前面に押し出していたが、これはバイデンになれば親中に切り替わるとするトランプへの牽制であり共和党支持者を取り込むためのポーズなのか、あるいは本心なのか。米国シンクタンクの専門家からも「バイデンは対中で強硬すぎる」と釘を刺されるほどだった。[/chat]
米専門家、トランプ流修正を評価 イデオロギー対立には懸念 バイデン政権100日
4/29(木) 7:20配信 時事通信米シンクタンク外交問題評議会のチャールズ・カプチャン上級研究員は時事通信のインタビューで、国際協調路線に回帰したバイデン政権100日の外交政策を評価した。
一方で、中国とのイデオロギー的対立を助長しかねない強硬姿勢に懸念を示した。一問一答は次の通り。
―就任100日をどうみるか。
トランプ前政権から二つの重大な修正を行った。一つは米国をチームプレーヤーに戻したこと。地球温暖化の国際枠組み「パリ協定」に復帰し、アジアと欧州の同盟国に働き掛けた。もう一つは、米国の民主主義への信頼回復だ。自由民主主義のモデルとしての役割に戻った。
―バイデン外交の特徴は。
バイデン氏は、米国の対外関与はもはや国内で強い支持を得られないことを理解している。トランプ氏は「米国第一」でその状況に対処したが、(孤立主義を想起させ)多くの人を動揺させた。バイデン氏も「中間層のための外交」を訴え、米国民を第一に置く必要があると主張する。自由貿易の追求を棚上げし、中国への対抗を続けるが、(トランプ氏と異なり)同盟国と協調して行動することを望んでいる。
―課題は。
バイデン氏は、21世紀は民主主義と専制主義の対立になると述べ、非自由主義勢力に対抗しようと民主主義サミットの開催を目指すが、行き過ぎだ。民主主義国と非民主主義国をきちんと線引きすることはできない。気候変動などの問題では、イデオロギーの違いを超えた連携が必要になる。
…https://news.yahoo.co.jp/articles/5c923812094a55814d4448c803d7f1fd555ead61
[chat face=’RY02s.jpg’ align=’left’ border=’none’ bg=’none’ style=’maru’]中国と気候変動で連携できるというのは幻想だろう。中国はすでに韓国と連携して日米の決定を非難している。日本の問題ない処理水を汚染水と罵倒し、自国の汚染水は存在しないことにして一帯一路を進めている。トランプにしろバイデンにしろ、こうした中国への認識が間違っている米国ワシントンD.C.の上から目線の専門家こそ一掃すべきと言えるかもしれない。ワトソン君に言わせれば“米国版意地悪クラブ”というところだろうか。[/chat]