中国経済の失速が改めて浮き彫りに  旧正月期間の売上高の伸びが鈍化

トランプ政権, 中国ニュース, 米国ニュース

Sponsored Links

中国正月期間の売上が8.5%増加したようですが、これは少なくとも8年ぶりの低い伸びとのことです。2桁台を下回ったのは2005年以降で初めてとの話もあります。中国経済の減速を如実に表していると言えます。

中国春節の小売・外食売上高8.5%増に鈍化、8年ぶりの低い伸び
2/11(月) 14:14配信 ロイター

 [上海 11日 ロイター] – 中国商務省によると、今年2月4ー10日の春節(旧正月)7連休期間中の小売業と外食産業の売上高は、前年比8.5%増加し1兆元(1483億ドル)を超える一方、売り上げの伸びは前年の10.2%を下回り、少なくとも2011年以降8年間で最低を記録した。中国経済の失速があらためて浮き彫りとなった。

 内訳では、新年の贈り物、伝統料理、電子製品、地元の特産品の売り上げが伸びたという。

 野村のアナリストは、春節の売上高が1桁台の伸びにとどまったのは2005年の統計開始以来初めてと指摘した上で「春節期間中の消費が低迷したということは小売売上高全体の動向を占う上で良くない兆候だ」と述べた。

 昨年の中国の経済成長率は6.6%と過去28年間で最低を記録しており、米中貿易摩擦の影響などで景気の失速ぶりが鮮明になっている。

 国営新華社通信によると、春節期間中の国内観光による収入は8.2%増の5139億元。国内旅行者数は7.6%増の4億1500万人だった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190211-00000017-reut-bus_all

中国の減速を象徴する出来事

前年比で8.5%の伸びでも許されないのが中国か。まあそりゃ6.6%成長を自負してるくらいだからな。

中国正月の期間の売上高増加率が前年の10.2%を下回り、2005年の統計開始以来で2桁台を割り込んだのは初との話です。中国経済の減速が浮き彫りになった形となります。

中国正月って、旧正月とは違うんですか?

英語圏ではChinese New Yearが一般的な表記となります。その表記を直訳して中国正月とするのが自然と判断しました。旧正月ですとどこの国の正月なのかが分からなくなってしまうからです。

なるほど。日本のお正月は旧正月に対する新正月だという話で理解していたが、そうか中国が主張する正月という意味か…。

文化や宗教により多くの異なる正月が存在します。正月は古いか新しいかではなく、中国文化かどうかで捉えています。

その中国文化で大事とされる正月期間の売上が思ったほど伸びなかったというのは、確かに中国経済の減速を象徴する出来事かもしれないね。

ワシは正月についてはノーコメントじゃ。クリスマスを祝うことにしておる。

日本の正月は慌ただしいですからね…。クリスマスが25日で強制終了するのは日本くらいだと思います。

オーストラリア国債が上昇し中国市場への警戒感高まる

金融界のCanary in the Coal Mineと呼ばれるオーストラリアの国債が上昇しているようです。中国正月明けの市場に対し警戒感が高まっています。

焦点:世界経済占う春節明けの中国、「炭鉱のカナリア」鳴き止むか
2/12(火) 18:23配信 ロイター

 「炭鉱のカナリア」と呼ばれるオーストラリアの国債先物は、中国が休みの間も上昇し、警戒感を示し続けてきた。「新年」を迎えトレンドに変化はあるのか注目されている。

<中国の代替市場>

 オーストラリア国債先物市場が「(危険が迫っていることを示す)炭鉱のカナリア」と呼ばれるのは、同国が中国と資源の輸出入を通じて経済的に強く結びついている(豪輸出の3割以上、輸入の2割以上を中国が占める)ためだ。同市場は流動性が高く、中国市場の代替取引(プロキシ・トレード)として利用されている。

 中国経済が良くなるとみられれば豪債先物は売られやすくなり、悪くなるとみらられば買われやすくなる。過去を見ると、必ずしも危機に先行して動いているわけではないが、2016年序盤に「中国ショック」が起きた際には、1カ月以上早い15年の11月に底に打って、上昇トレンドに転じている。

 豪州10年国債先物<YTCc1>は、16年10月以来の高値レベルで推移。中国が春節休暇中に入っている間も上昇しており、マーケットが豪州・中国の景気に対し警戒感を崩していない(カナリアは鳴き続けている)ことを示していた。ただ、春節明けの中国株の上昇を嫌気し、12日は5日ぶりに反落している。

 「投機筋のロングポジションは積み上がっているようにみえるが、豪中銀総裁の姿勢転換と景気不透明感を背景に債券買いが続いている。バルチック指数<.BADI>が弱含み続けていることも景気への不安感を強めている」と野村証券クロスアセット・ストラテジストの高田将成氏は話す。

 ばら積み船運賃の国際指標であるバルチック指数は、中国の春節明けに反転上昇するケースが多いが、今回はまだ低下が止まっていない。下落スピードは鈍ってきたものの、11日時点で変わらずを挟んで16営業日連続で低下中だ。これも2年半ぶりの低水準となっている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190212-00000095-reut-bus_all

旧正月って、やたらと長いですよね?先週で終わったのかと思ったら、まだ休み期間だったみたいで、今週に入っても遠くの方で爆竹の音が鳴ってました!

ワトソン君の近所には中国の人達が住んでるの?

そうだと思います!夜中に突然鳴るので、うるさくて目が覚めてしまいました・・・。

中国正月は1週間ほど続くようですが、場合によっては2週間程度の休暇を取る人もいるそうです。この期間に不確実性が高まっているとなれば正月を祝うどころではないかと思いますが。

正月明けの株価は、少し上昇してますね!どうなるんでしょうか?

意地で上げてるようにしか見えないけどな。それに上昇幅もたかだか数10程度だから何かあればすぐに落ちるだろう。

私からは、先に政府閉鎖の現状についてお知らせします。与野党が合意に至ったと昨日報道されましたが、トランプ氏がその合意案に不安を持っており署名がなされていないなど先行きが不透明です。

米大統領:国境警備の与野党合意案に不満-非常事態宣言なお検討
2/13(水) 3:06配信 Bloomberg

 トランプ米大統領は12日、国境警備を巡る超党派の合意に満足しておらず、国境の壁予算獲得に向け議会を迂回(うかい)して非常事態宣言を行うことをなお検討していると述べた。

 トランプ大統領はホワイトハウスでの閣議に際して与野党の合意に言及し、「これに満足していない。うまくいかないだろう」と語った。同時に、「政府機関の閉鎖はないだろう」と発言。合意案を検討するため同日中に会合を開くという。

 議会スタッフが匿名で明らかにしたところでは、政府再閉鎖回避のため与野党が11日夜に取りまとめた合意案には、テキサス州リオグランデバレー地域の国境沿いに障壁を55マイル(約88.5キロメートル)にわたり新設する13億7500万ドル(約1520億円)の予算が盛り込まれた。トランプ大統領は57億ドルの壁建設予算を要求していた。民主党が求めていた米国内で拘束された不法移民の拘留用ベッド数に上限を設ける案は含まれなかった。

 マコネル共和党上院院内総務は国境警備を巡る合意について、「朗報であることは確かだ」とした上で、「国境沿いに長い障壁を新設する新たな資金を提供する」と述べた。また、合意案をこれから検討するつもりであり、上院が「迅速」に採決することを望むと語った。その後、マコネル氏は、トランプ大統領が「署名すると決断することを望む」と発言。ただ、トランプ大統領の要求事項全てが盛り込まれたわけではないと認めた。その上で、トランプ大統領は国境警備のためなら合法的に利用可能なあらゆる手段を行使するのをためらわないだろうと語った。

 シューマー民主党上院院内総務はトランプ大統領が合意案に署名すべきだとし、「長きにわたった政府閉鎖政治を終わらせなければならない」と述べた。

 コーニン上院議員(共和)は、11日夜にテキサス州エルパソからワシントンへの移動でトランプ大統領と一緒になったが、大統領は国境の壁建設のため他のプログラムから資金を移すなど、「自身の選択肢を検討していた」と語った。

 政府再閉鎖を回避するためには、15日夜までに超党派の合意案を法案にまとめ上げ、上下両院で可決された上で、トランプ大統領が署名しなければならない。

原題:Trump Says He’s Unhappy With Border Deal But May Still Back It(抜粋)McConnell Says He Hopes Trump Will Sign Border Funding Deal (1)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190213-94792291-bloom_st-bus_all

あれ?昨日ツイッターの講義の時間で、政府閉鎖は回避されたって言ってたんですけど・・・。

またツイッターのいつもの人?その人ってぶっちゃけ当てになるのか?

ボクは、与野党が合意したので、てっきり政府閉鎖が回避の雰囲気でまとまったんだと思い込んでました。違ったんですね・・・。

いやいや上の記事にもある通り、トランプが要求する金額を大きく下回る合意案だぞ?俺も最初そういう報道を見ておかしいと思ったんだよ。トランプの要求する57億ドルで民主党があっさり応じるわけがないと。

じゃあ、トランプ大統領が署名するまで、まだ分からないんですね!

私は状況を楽観視はしていませんが、トランプ氏は支持率も50%台を回復しているので妥協案を探る可能性も視野に入れています。壁の一部だけでも建設できるならば、予算を拡張する形で対応が可能になるからです。

13億ドルの予算で妥協するかどうか、か…。

私からは以上です。トランプ氏のTwitterでは政府閉鎖に関する協議の様子は把握できませんが、トランプ氏の姿勢には一切変わりがないことを最後にお伝えしておきます。

来年の大統領選がどうなるかだな。俺らとしては壁よりも米中貿易戦争の方が大事だけど、米国民にとって一番大事な項目は何だろう?

中国正月の統計も信用に値しない可能性も

ネットユーザーの反応です!

・中国の出す数値は実態からかけ離れてると思う
・どこから出た数字なの?根拠がない
・そんなに早く数字が出るわけがない。捏造では?
・中国は物価も数%上昇してるので、数量はあまり変わってない気がする
・不動産の相場は下落しているし、消費者心理は冷えている
・内需の数字は相手国に怪しまれないので、ウソでも景気を盛り上げることができる
・景気が悪いので、逆に海外旅行へ行かず近場で消費という構図では?
・リーマンショックの時は4兆元で効果があったけど、今はその10倍くらいは必要だと思う

いつものように少なめでした・・・。

なるほどな。旧正月の売上さえも盛ってると。これって中国国内だけの話なんだっけ?

小売業と外食というのは、中国の話だと思います!

国内観光の伸びが前年と比べてどうだったかだな。ここがもしも急激に伸びてるとかなら、海外に行く余裕のなくなった人が仕方なく国内で消費していることになる。それでこの数字だとかなりヤバいことになるね。

でも、中国の人達は海外旅行もいっぱいしてるし、国内旅行にみんな回ってきたということはないと思います。

まあそうだな。後で取り上げるけど、日本や東南アジアへの旅行者は相変わらず増えているそうだ。だから単純に財布のひもがきつくなり始めてるんだろう。数年前にあったような爆買いというイメージではなくなりつつあると。

あと、今日から北京で協議が始まるみたいです!

米中閣僚級貿易協議 米USTR代表ら北京入り
2/13(水) 8:01配信 テレ朝 news

 アメリカと中国の貿易協議の期限が来月1日に迫るなか、アメリカ側のトップが北京に到着しました。交渉はいよいよ大詰めを迎えます。

 米国・ムニューシン財務長官:「北京に再び戻ってきたことをうれしく思う。重要な数日間の協議を楽しみにしている」

 アメリカのムニューシン長官と通商代表部のライトハイザー代表は12日、北京に到着しました。アメリカと中国は11日から次官級の協議を行っていて、14日から中国の劉鶴副首相も参加して閣僚級の協議を行います。トランプ大統領は知的財産権の侵害や技術の強制移転などをやめるよう強く求める一方、技術力で覇権を狙う習近平指導部は「一方的に勝つという発想を捨てろ」としてアメリカに譲歩を求めています。

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20190213-00000010-ann-int

ゴールドマンサックス出身の親中ムニューチン長官か。ここで合意がなされるかどうか。ワトソン君はどう思う?

う~ん・・・。

難しいね。俺は何らかの合意が出ると思っている。ただそれをトランプが受け入れるかどうかでもうひと悶着あると思うよ。要するに政府閉鎖と同じような展開になるってこと。

ボクは、合意はできないと思います!

まあどっちに転がっても中国に不利なのは変わらないと思うけどな。2月15日までは状況が変わりやすいと思うので、最新情報を引き続き調べよう。何かあれば共有してくれ。

分かりました!