在韓米軍撤退なら日本の安全保障はどう変わる!? 最悪のシナリオが起こる可能性も!

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在韓米軍の将来的な撤退はほぼ確実と見られる情勢だが、そうなった場合に日本の安全保障はどう変わるのかを考えていきたい。書いているのは元民主党で現在は無所属の長島議員だが、なかなか興味深い分析をしており議論のたたき台となる情報が書かれていると感じる。終戦宣言と在韓米軍の縮小が直結していることにも触れている。

米朝首脳会談、日本は「最悪のシナリオ」に備えを
2/26(火) 6:15配信 JBpress

 二度目の米朝首脳会談が開かれる。会談の結果次第では、現在改善の兆しが見えない日本と韓国の関係を一層難しくする可能性もある。東アジア情勢が流動化し始める中、われわれ日本人はどのような備えをしておかなければならないのか。元防衛副大臣の長島昭久衆議院議員に聞いた。

 (長島昭久:衆議院議員、元防衛副大臣)
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・・・文在寅大統領からトランプ大統領に「米軍は韓国から出ていけ」とは言えません。先日ようやく妥結を見ましたが、アメリカから強く要望された在韓米軍駐留経費負担増額について、韓国がなかなか応じる素振りを見せなかったのもそういう背景があったからと見ることもできます。つまり、駐留経費の負担増を強く求めるトランプ大統領が交渉不調に腹を立てて(あるいは北朝鮮との非核化交渉を前進させる意味からも)、米国側から在韓米軍の撤退や縮小を言い出す状況をつくり出そうとしているのではないか、と勘繰る識者もいるほどです。

■ 金正恩は核を手放さない

 こうした中、アメリカがどういう動きを見せるのかも読みづらくなっています。というのも、トランプ政権による「韓国からの撤退」というのは、あながち奇想天外な選択肢とは言えないのです。かつてカーター政権でも、ブッシュ(父)政権でも在韓米軍の縮小や撤退の方針は打ち出されてきました。米国の著名なリアリストからも、しばしば「なぜ在韓米軍が必要なのか」という見解は提起されてきました。

 トランプ大統領自身、3年前の選挙キャンペーン以来、中東からも、ヨーロッパからも、アジアからも、コストがかかり、兵士を危険にさらし、かつ、米外交の手足を縛るような米軍の海外駐留はできる限り減らしたい、という主張を繰り返し表明してきました。トランプ大統領は、国際秩序の維持などという抽象的なスローガンよりも、具体的な費用対効果にこそ関心があるようです。さらには、同盟国だから特別扱いはしない、「自分たちの安全保障は自分たちでやれ」という、かつてニクソン政権が強く打ち出した方針を自らの政策に重ねていると思われます。

 かりに在韓米軍が撤退するような事態に陥ったらどうなるか。地政戦略的には、これまで朝鮮半島の38度線に引かれた防衛ラインが、韓国と日本を分かつ対馬海峡まで下がってくることを意味します。これは日本としては看過できない状況です。日本は、北朝鮮を通して半島全体に影響力を拡大しようとする中国とわずかな海を隔てて、まさに最前線国家になるわけですから、日本の安全保障戦略は劇的な変化を強いられることになります。

 一方の北朝鮮からしてみれば、韓国に自分たちに融和的な文在寅政権があり、アメリカに対北朝鮮強硬路線を転換したトランプ政権がある現在は、絶好のチャンスのはずです。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190226-00055599-jbpressz-int

終戦宣言=在韓米軍の撤退もしくは縮小

あれ?いつもより遅かったですね。どうしたんですか?

すまん。所用があった。いつも通り始めよう。

アメリカ軍の撤退が、ホントに起こるかどうかについてですか?

その実現可能性と、仮に実現した場合日本にどのような影響があるかを衆議院議員に聞いた記事だ。長島議員というのは知ってる?

名前だけなら・・・。

この人は昔は民主党だったが、民主党らしくなく保守寄りの人物で与党からも一目置かれている。今は無所属となっているようだ。

そうなんですね!じゃあ、自民党に合流すればいいと思います!

まあ支持者がそれを許さないのかもしれないがね。今回の記事での在韓米軍に対する見解はなかなか悪くない。終戦宣言がなされれば在韓米軍=国連軍の存在意義が問われる事態になるので、北朝鮮だけでなく中国やロシアも在韓米軍の撤退や縮小をあおり立てる状態になるとしている。

■ 朝鮮戦争「終戦宣言」の先に待っている事態

 「終戦宣言」にせよ「不可侵宣言」にせよ、米朝や南北の戦争状態が終結ないし大幅に緩和されたような印象が国際社会を駆け巡った場合を想像してみてください。「戦争状態は終わったのに、なぜ韓国に米軍を中心とする国連軍が駐留しているのだ」という疑問が突き付けられるでしょう。とうぜん、北朝鮮はもとより米軍の存在を疎ましく思っている中国やロシアはその疑問を盛んに煽り立てるでしょう。朝鮮国連軍の司令官は、米韓合同軍と在韓米軍の司令官が兼務しています。したがって、国連軍の撤退ないし縮小は、在韓米軍の撤退や縮小に直結するのです。

 問題は日本にも波及します。朝鮮半島の国連軍の存在意義がなくなるとすれば、「では、国連軍後方司令部がある横田基地はどうなのだ」ということにもなるでしょう。国連軍に基地施設を提供するのは横田基地だけではありません。沖縄の嘉手納基地はじめ日本全国の7つの米軍基地には今も国連旗が掲げられています。

 このような因果が巡ることになりますから、米朝関係や南北関係に融和ムードが漂い始めると、在韓米軍はどんどん居心地が悪くなるわけです。それこそ北朝鮮の思う壺なのです。そして、その背後でほくそ笑むのが中国です。朝鮮半島からアメリカの影響力がなくなればなくなるほど、中国の影響力が拡大していくことになります。そのような地政学的な連鎖反応のスイッチを、ベトナムでの米朝首脳会談が押してしまう可能性があるのです。
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あれ?この長嶋さんは、日本のアメリカ軍についても触れてますね・・・。

それだとミスターの方になってしまうなwww

朝鮮半島有事が起これば邦人はどうなるのか

でも、日本のアメリカ軍にも影響が出たら、他人事ではなくなりますよね?

今はその話は本題からそれるからやめておこう。4ページ目からの朝鮮半島有事についての部分が特に重要だ。

 いずれにしても、「在韓米軍撤退」の可能性については、「最悪の事態」に備える安全保障の観点からすれば、日本政府内でもすでにしかるべき立場の人々が検討を開始すべきでしょう。実際に歯車がその方向で回り始めてから慌てて検討するのでは遅すぎます。

■ 極限状態で日韓の防衛協力は成立しえるのか

 かりに在韓米軍が撤退し、南北朝鮮が「連邦制」に移行するような事態になれば、どういうことが予想されるのでしょうか。繰り返しになりますが、そういう状態になった朝鮮半島には、中国の影響力が拡大しているはずです。そうなれば、先ほど触れたように38度線が対馬海峡にまで下がってくると同時に、これは岡崎研究所の村野将研究員が指摘しているのですが、いま尖閣諸島で起きているような領土を巡る中国との小競り合いが本州近海にまで北上してくることも考えられます。その時には、核を持った北朝鮮と韓国の連邦国家、その背後から影響力を発揮する中国、この両方に日本は備えなければならないわけです。

 しかもこうした事態が、下手をするとトランプ大統領の在任中に生じるかもしれないのです。決して大げさな意味ではなく、われわれ日本人は、いまそういう岐路に立たされつつあるということを認識しなければなりません。

 他方、上記のような融和シナリオと同時にもう一つ想定しておかなければならないのは、古典的な「朝鮮半島有事」です。朝鮮半島はいまも不安定な状態にありますから、どのような形で紛争が勃発するか分かりません。そのような事態になった場合、米韓、日米の軍事同盟は機能するでしょうが、日韓の関係はどうなるのでしょうか。

 極限状態になれば、領土紛争や歴史問題などを一気に乗り越え、目の前に差し迫った脅威に対して日米韓の共同オペレーションがとれるものなのか。それとも現在の感情的対立が足を引っ張り、政策調整や作戦協議を阻害していくのか、まったく予断を許しません。

 たとえば朝鮮半島で不測の事態が起きて、邦人保護の必要が生じたとしましょう。そのとき、我が国の陸上自衛隊が韓国領内に入っていって邦人を保護するようなことを想定した訓練もしていませんし、そもそもそんなことを韓国が許すはずもないでしょう。日本としては、誰かが港まで連れてきてくれた邦人を、海上自衛隊の艦艇に乗せて連れて帰ってくるのが精一杯です。

 誰がそこまで日本人を連れてきてくれるかといったら、現時点では米軍が中心になってやるのでしょうが、そこに韓国軍も連携することになるのでしょう。そのときに、スムーズな連携が可能になるのかどうかは極めて不透明です。

 自衛隊法が改正され、邦人保護のために陸上自衛隊を派遣し、陸上輸送することも法的には可能になりましたが、だからといって現地の地理や気候など情報が全くない中に放り込まれたら、精強な自衛隊員でも十分な活動はできませんし、なにより危険きわまりない。

 本来はそういうものに備えて、ホスト国、つまり韓国と情報交換や実地訓練を重ねてこなければならなかったのです。たとえば、米軍は日本でも韓国でもそれを行っています。有事があった場合には、民間の港湾、空港も含めて、どこをどう使って非戦闘員を救出するか、というシミュレーションが繰り返しなされています。

 しかし朝鮮半島において、日本にはそうした準備がほとんどありません。朝鮮戦争以来、朝鮮半島で有事の危機に直面しておきながら、なにも備えが出来ていなかった。これは恐るべき事態です。
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アメリカ軍が撤退すると、朝鮮半島が連邦制になるんですか?ベトナムの例で考えると違うと思います・・・。

俺が言ってるのはその後の朝鮮有事の部分だ。自衛隊が邦人を保護することはできないので、米軍に港まで連れてきてもらわないといけないとしている。これはベトナム戦争で最後までサイゴンに残った米国政府関係者と同じ流れになる。

韓国軍が連携したら、ますます混乱しそうですけど・・・。

さらに自衛隊法が改正されて、邦人保護のためならば自衛隊を他国に派遣して救出することが可能になったとも書かれている。だが現実問題として韓国との訓練ができていないので、現地の地理や気候などの条件が分からず十分な活動ができないとしている。

どうして韓国と協力する必要があるんですか?韓国は、いつ敵に回るか分かりません!この記事のどこがいいんですか?

長島議員は、ベトナム戦争の事例をまったく学習してないと思わないか?俺はこの記事はたたき台のようなものだと思っていて、我々の議論を深めるために必要な材料として価値があると判断したわけだ。

えっ?じゃあ、内容には賛同してないんですか?

こういう認識の人がいるから韓国との関係は大事だという声がなくならないんだよ。だから我々としてはそういう人達をいかに論破するかも考えなくてはならないわけ。

長島議員の記事に対する4つの疑問点

どう反論すればいいんでしょう?

在韓米軍の撤退で起こることは何だ?北朝鮮の南進だね。北朝鮮は韓国との歴史認識が一致していない。三一運動を北朝鮮はけなしてるよね。つまり連邦制は考えられない。これがまず1点目。

ボクもそれは賛同します!

次に、陸自を韓国に輸送する手段がない。なぜなら韓国は旭日旗のついた海自の艦艇の入港を一切許可しないから。長島議員はこのことに一切触れてない。これが2点目。

あっ!じゃあ、自衛隊は韓国に行きたくても行けない・・・?

それから自衛隊は邦人保護を想定した訓練を一切していない。つまり在韓邦人は言い方は悪いが見捨てることになると思っている。だが長島議員はこのことだけを取り上げて朝鮮有事への備えができていないとしている。韓国軍が混乱に乗じて日本へ攻めてくる可能性を一切考えていない。これが3点目。

そうでしたね・・・。韓国にいる日本人だけじゃなく、日本にいる日本人も危ないです!

最後に、そもそも韓国軍と連携する必要性がない。なぜなら在韓米軍は国連軍であり独自の基地を持っているので治外法権で動けるから。日本は米国とだけ連携すればいいのであって韓国軍との連携は必要ない。長島議員はなぜ韓国軍との連携が必要なのかについて詳しく説明していない。これが4点目だ。

こうして見てみると、ダメダメですね・・・。元民主党だからでしょうか?

自民党に入党しない理由が何となくこの辺りにある気がする。保守を装って韓国との関係を絶対的なものだと曲解させる役目を担ってるようにも思う。民主党に限らずこういう人はそれなりにいるので注意が必要だ。最後に、ネットユーザーの反応を少し見てみよう。

ええっ?こんなダメダメな内容なのに、納得の記事って書いてる人がいます・・・。対馬が前線になるとか、中国を牽制すべきとか、在留邦人のために備えていないのかという書き込みが続きます。

ざっくりとした感じの反応しかないのは長文記事では日常だ。だがこの内容を鵜呑みにしてしまって状況判断を見誤ると危険だね。今この状態で仮に韓国が対馬を制圧したとしよう。日本のマスコミがもしも”北朝鮮軍”が対馬を制圧した、とわざと誤報を出したらどうなると思う?

えっ?日本政府は、きっと北朝鮮に問い合わせると思います!

だが北朝鮮には身に覚えのないことなので反発。日本は遺憾だと言い制裁を検討。そうしている間にも韓国1919派の臨時政府軍は九州へと軍を進めるだろう。今の日本のネットユーザーの認識ではその工作が成功する確率が俺の見立てでは7割以上だ。

日本の人達の大半は、まさか韓国軍が攻めてくるとは思わないので、北朝鮮が攻めてきたって思い込むと思います・・・。

こういう安全保障のシミュレーションは常にしておくべきだね。韓国事案についてはあらゆる可能性を考えることが必要だ。北朝鮮=敵、韓国=友好という概念はごみ箱に捨ててしまおう。ワトソン君、韓国が対馬を制圧した場合のシミュレーションを改めてやるか?

実は、それに関する重大な情報を見つけてしまいまして・・・。そちらを先にしてもいいですか?

え?どういう話?

画像を見れば分かります!明日以降に、必ず取り上げます!