米国政府関係者「韓国が仲裁者だと?米国の考え方とは違う。我々はそれを望まない」 文在寅どうすんのこれ…

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米国の元国務次官補が韓国の最近の外交について苦言を呈している。基本的には韓国とは密接な関係であるはずの韓国が仲裁者になるというのは米国が考える立場とは異なると発言。米国と異なる接近をすることがないよう調整する必要があると釘を刺している。現役の当局者ではないので言ってることにおかしな部分も多いが、今の韓国政府の北朝鮮融和方針を批判をしていることだけは間違いない。

元米国務次官補「韓国、仲裁者なら米国と立場が違うことを示唆」
3/21(木) 10:05配信 中央日報日本語版

 クリストファー・ヒル元米国務次官補(東アジア・太平洋担当)「ポンペオ国務長官がハノイ会談でのノーディールを主導したのは内部の政治が作用したため」と述べた。

 ヒル氏は19日(現地時間)、中央日報の電話インタビューで「ポンペオ長官としては、ボルトン大統領補佐官が強硬な態度を見せる中、北朝鮮に譲歩する軟弱な人間(soft guy)と非難されたくなかったはず」と話した。

 北朝鮮の崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官が15日、平壌(ピョンヤン)での記者会見で交渉中断に言及したことについては「北朝鮮が交渉から撤収することに本当に決心したのであれば、もっと高位級が出てきたはず」とし「北朝鮮より米国の一括妥結の立場がもっと心配だ」と語った。「トランプ大統領のオール・オア・ナッシング(すべてか無か)式のアプローチは何も得ることができない」と話しながらだ。

 ヒル氏は韓国の仲裁者論と関しては「米国の同盟であり密接な関係である韓国が仲裁者になるというのは、米国とは違う立場であることを示唆する」とし「韓国政府が米国と異なる接近をするかのように映らないよう緊密に調整する必要がある」と助言した。

 ヒル氏は2005年に9・19共同声明が発表された当時の6カ国協議首席代表だった。崔善姫外務次官は当時、6カ国協議北朝鮮側首席代表だった金桂冠(キム・ケグァン)外務次官の通訳だった。ヒル氏は現在、デンバー大国際大学院の教授だ。・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190321-00000016-cnippou-kr

米国の同盟国なのに仲裁者はおかしい

またアメリカに怒られたんですか?

今度は米国の元国務次官補だ。長いので便宜的に米国政府関係者としておく。現在のトランプ政権とは直接関わりはないが、元当局者として今の韓国政府の姿勢は問題だと苦言を呈している様子だ。

韓国が仲裁者になるのは、アメリカとは違う立場だって言ってますね・・・。

仲裁者というのは北朝鮮の肩もある程度持つことを意味するからな。表向きは米国の同盟国のはずなのにおかしいというのは誰もが持つ共通認識ってことだ。

このヒルさんは、2005年に首席代表だったんですね!14年も前の話です。

ヒルさんって微妙な呼び方だな。もう少し何かないの?

じゃあ、クリスさんにします!

クリストファーを省略しちゃったよ。まあ別にいいのか。

クリスさんは、この後一問一答形式で色んなことを話してるんですね。そこは見なくてもいいんですか?

やたらと長いから一旦省略した。今回の米朝が決裂に至った背景としてボルトンだけでなくポンペオも大きな役目を果たしたというのが最近出てきた話だが、それらの背景について少し詳しく説明している程度だ。

ポンペオ国務長官が、強硬になったってことですか?

そういうことになる。安易な妥協をするとまたトランプに解任されるリスクがあるからな。カンザス州の上院議員への格下げはいやだと思ったのかもしれない。

ポンペオも韓国に寄らずに帰国してしまった事実は重い

省略した部分で読む価値がある箇所を抜粋した。最後の方が特に重要だった。

--緊張が高まった状況で北朝鮮を交渉テーブルに復帰させる案は。

 「後続措置についてはまず同盟国およびパートナー国家との協議が必要だと考える。韓国と日本、特に中国とも協議しなければいけない。その点でポンペオ長官が(昨年とは違い)ハノイからソウルに寄らずフィリピンに行ったことに少し驚いた。北朝鮮と真摯な交渉を再開するためにはビッグディールとは別の案も試みる必要がある。我々は制裁の一部を猶予した後、非核化に誠意を見せなければ再び戻すこともできる。トランプ大統領のオール・オア・ナッシング方式は結局、何も得られない」

--韓国の南北経済協力を含む仲裁者の役割が交渉の再開に役立つだろうか。

 「今は韓米が緊密に協力し、特に南北関係を非核化プロセスに結びつけて連係させるのが重要な時点だ。非核化にいかなる動きもない状況で、南北の事案だけを進展させるのは危険だ。韓国がこの問題でより良い演出方法(choreography)を見つけなければいけない。韓国の仲裁者論も個人的には好まない。韓米は同盟だが、米朝間の仲裁者になるということは結局、米国とは違う立場であることを示唆するからだ。米国が南北間の緊張緩和を妨げると韓国が考える状況を、我々は決して望まない。同時に韓国が米国と異なる接近をするかのように映らないよう真摯に調整しなければいけない」

えっ?ポンペオ国務長官は、韓国に寄らなかったんですか?

去年というのは第1回米朝首脳会談のシンガポールからの帰りのことだと思われるが、今回は韓国を避けてなぜかフィリピンに立ち寄ってしまったとのこと。行きはボルトンが韓国へ行かず、帰りはポンペオが韓国へ行かなかった。この現象をどういう外交メッセージとして捉えればいいだろうか?

韓国が、冷遇されてるとしか思えないです・・・。

そういうこと。もはや米国としては韓国に仲裁者をやってほしくないどころか、韓国の存在自体が米国には不要だという意思表明をしているわけだ。

そう考えると、このクリスさんの主張してることは、今のアメリカ政府とはズレてませんか?

ずれてるね。”米韓が緊密に協力”するという提案はもはや過去のものだと思うよ。韓国が仲裁者になることは好まないとは述べたものの、米国の同盟国として動くべきという部分については疑問を差し挟むしかないよね。

2005年当時の認識と、今では違うってことですよね?

そもそも中央日報の電話インタビューに安易に答えてる時点で大した人物ではないと分かる。米国政府としても特に注意を払っていないだろう。このような主張で韓国側を安心させて間違った認識を持たせることで米国の真の方針を悟られないようにする向きもあるかもしれないね。

この元国務次官補は怪しいが仲裁者論だけは間違いを認める

ネットユーザーの反応です!

・都合よく言葉を抜き取ったような印象を受けた
・韓国が仲裁者になるのはアメリカと違う立場、確かにその通りです
・アメリカも韓国の態度に我慢の限界が近づいてるのかと
・クリスさんは、段階的アプローチに賛成してるように見えます
・北朝鮮制裁の穴が広がっているというのは、韓国に都合いい解釈では?
・段階的でもいいって考える人でも、韓国の仲裁者論は危ういと分かってる
・段階的非核化のリスクについて何も言ってないし、ポンペオ国務長官が決裂を選択した理由も思い込みに基づいてて説得力ゼロ
・ビッグディールで何も得られなかったとしても、アメリカはそれで構わないと思ってるはず
・韓国の仲介役アピールは失敗に終わりそう。ムン大統領、残念です

取り上げておいて何だが、俺はこの元国務次官補の言うことは明確に信用できないと思っている。中央日報のインタビューに安易に答えている点から考えてもそうだ。米朝は決裂はしたが、その中でも韓国の役目を失わせないようにするための工作活動だとしか思えないね。

そうなんですね・・・。それで、仲裁者になるのはアメリカとは違う、っていう部分を強調したんですか?

そこだけは文句のつけようがないくらいに正しいからな。ネットユーザーが言ってるのは以下の部分のことだと思うけど、制裁の穴としてなぜか中国だけを取り上げてる点から考えてもこの人は怪しいと思うよ。

--テコが小さくなったとはどういう意味か。

 最大限の圧力政策と関連し、中国の石油を含めて対北朝鮮貿易制裁の穴が間違いなく広がっている。多くの制裁違反事例がこれを見せている。2つ目、大統領は北朝鮮のミサイル発射猶予の見返りに韓米合同軍事演習を中断した。合同軍事演習は属性上防御的で、両国の軍隊の協同性のための戦術訓練であり、韓米同盟に実体性を付与するものだ。決して北朝鮮のミサイル発射と等価で交換する性質ではない。北朝鮮もこれを善意のジェスチャーとして受け止めるより、米国の軟弱な姿と認識している。3つ目、交渉の柔軟性も消えた。私の観点では、進展のためのより良い方法は段階的な接近だ。しかしトランプ大統領はハノイでいかなる種類の段階的接近も拒否し、一括妥結にあまりにもこだわったようだ。3つを総合すると、1年間の事態の発展は前向きでなく、状況は過去よりも悲観的に変わった」

--北朝鮮とのビッグディール、一括妥結(grand bargain)はなぜいけないのか。

 「北朝鮮がいかなる条件でも一括妥結を受け入れる準備が全くできていなかった。核兵器放棄は政権の生存がかかる重大な問題だ。このため一種の段階的接近を含む、より現実的な接近が必要だ。ハノイで数時間で拒否された北朝鮮の提案は実際、興味深いものだった。寧辺(ヨンビョン)を永久的に廃棄する代わりに、意味上『極めて可逆的』な一部の制裁緩和を交換しようというものだからだ

北朝鮮が、地下核施設を隠してたことにも触れてませんね・・・。

まあネットユーザーの言うように都合いい部分だけを抜き取ったのかもしれないが、元国務次官補という立場上韓国を擁護するとしても不自然はない。今の韓国政府がどれだけおかしな状態かというのも分かってないだろうし、トランプ政権の本当の雰囲気を知ることができる立場にもない。

あと、アメリカが韓国との軍事演習を中断したことも批判してます!北朝鮮には、アメリカが軟弱な姿勢に写るって言ってます!

色々と出てきたな。この元国務次官補が信用できない根拠は3つある。1つ目は制裁の穴から意図的に韓国を外したこと。2つ目は新たに判明した地下核施設分江の存在を無視してること。3つ目は米韓軍事演習の廃止は米国の弱気姿勢だと決め付けてること。これら3つの主張を総合すると、韓国1919派の言い分に極めて近いものとなる。

それって、クリスさんの真似ですか?

うむ。物言いをまねてみた。

アメリカにも、色んな考え方をする人がいるんですね・・・。安易に信用できないと分かって、いい勉強になりました!

まあそのような”韓国に融和的”な米国の元当局者であっても仲裁者論は擁護の余地がないということだから、今後米韓の亀裂はさらに深まっていくだろうね。文在寅が内閣改造で北朝鮮に融和的な人物を据えてしまったので米国との足並みは乱れるばかりだ。米国務省は韓国の言論の自由についても警告しているが、その内容は文在寅が北朝鮮の首席報道官と報道したことについてのものだった。あの一件から考えても現在の米国務省が韓国に疑いの目を向けていることは確実だ。中央日報がパニック状態で今さら米国の元当局者に取材を申し込んでも手遅れということだ。現実を潔く認めて二次的制裁を受け入れるんだな!

韓国の皆さん、もう手遅れです!1000年後に会いましょう!さようなら!