中国がマレーシアの要求を受け入れて完全降伏!? どういうこと?中国が負けたの?

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マレーシアが急に一帯一路の事業を受け入れた背景なんですけど、実は中国が大幅に譲歩していたことが分かりました!中国の言いなりだった状態から建設費を3割縮小して、建設作業員も中国からではなくて、マレーシア事業者の割合を4割まで増やしたそうです!パーム油の中国輸出も大幅に拡大する約束まで受け入れさせたとか。あの強気の中国が一体どうしてここまで譲歩してしまったんでしょうか?

これぞ交渉人、辣腕マハティール首相に中国脱帽
4/22(月) 6:15配信 JBpress

 「世界で最も影響力のある人物」(米タイム誌、4月18日発表)にアジアから、マレーシアのマハティール首相とパキスタンのカーン首相が選ばれた。

 本コラムでも以前、東南アジアで今、域内に改革を呼ぶ新しいタイプのASEAN(東南アジア諸国連合)のリーダーとして、この2人を挙げていた。

 受賞理由に共通する点は、世界の地政学的地図を一党独裁の赤色に塗り替えようとする強硬な中国を揺さぶる巧みな「中国操縦力」にある。

 中国による一帯一路事業関連融資額が、アジア地域で1、2位の「一帯一路被支援国家」である両国は、中国からの財政支援を受ける一方、したたかに「脱中国依存」も進めてきた。

 その最も象徴的な出来事が起きた。

 9か月に及ぶマレーシアとの長期決戦交渉の末、4月12日、まるで“バナナの叩き売り”のように、中国が一帯一路の建設事業の大幅譲歩を受け入れた。

 マレーシアの要求に応える一方、中国も交渉国と融和的関係を演出することで、強権的とする批判をかわし、イメージチェンジを図り、今後の一帯一路全体の交渉に弾みをつけようとした狙いも見え隠れする。

 結果、当初の建設費を3割強(440憶リンギ)カットし、計画を縮小、さらに中国色を減らし、地元マレーシアの事業者参入を40%にまでアップさせた。

 また、マレーシアの基幹輸出産品であるパーム油の中国輸出を「現行比較で約50%アップ」(マレーシア政府関係者)させるという取引も考慮されることが決まったという。

 中国の大手食用油、益海嘉里グループなどが、8億ドルを超えるパーム油購入を決め、超大型契約を結んだ。

 中国はパーム油の爆買いで、一帯一路の首をつないだ、ともいえるのだ。

 結果、昨年7月に中止された同事業の継続合意が正式に決定された。

 米一部メディアはこのチャイナ・ショックを「マハティール首相の大勝利」と絶賛。今回のマハティール・モデルが、対中国で債務問題を抱える諸外国が学ぶべき画期的なケースとして紹介した。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190422-00056172-jbpressz-int

あの中国が全面的に譲歩?

見た見た。この記事はいいよ。2ページ目まではな。3ページ目のせいで全体を貶めてしまっててもったいないと思う。

あれ?そうなんですか?ボクはまだ1ページ目までしか見てなくて・・・。

最近はもうワトソン君が先に記事を拾ってくるのが当たり前になってるね。有能さんの負担を減らすのは悪くない考えだと思うよ。

中国について調べてたら、偶然見つけたんです!マレーシアが急に中国の一帯一路に応じた理由が書かれてて、すごいなと思って取り上げました。

要するにあの中国が全面的に譲歩したってことだよな。一言で言えば。

まず、建設費を3割カットさせたんです!3割も値切るなんて、すごいと思います。

逆に言えば今債務の罠にはまってる多くの国々は中国の言い値で建設をさせられてきたということになる。これでは政治をしてるとは言えないよね。

ホントですね・・・。それから、地元のマレーシア業者を4割参加させる約束も取り付けたみたいです!これって元々は全部中国の業者だったってことですよね?

そうだと言われている。一帯一路は建設費用負担だけその国にさせて業者は中国、運営会社も中国と地元にまったくお金が落ちないことが最大の問題になっていたからな。いくらインフラを整備しても地元の人たちに恩恵がなければ貧しくなる一方だ。

それに加えて、マレーシアの輸出品のパーム油を今の1.5倍多く輸入してくれるって約束したそうです!これって、トランプ大統領がやりたいことそのままですよね?

まさにその通りだな。トランプは中国に食料品の輸入拡大を迫っていたはずだ。中国の1つの大手食用油グループだけで8億ドル?なかなかいい取引じゃないか。

パーム油の爆買いで一帯一路を繋いだって、もう中国がマレーシアの言いなりみたいですよね・・・。

そしてこれらの交渉を主導したのが辣腕マハティール首相というわけか。93歳にしてこの交渉力は目を見張るものがあるね。米国メディアもマハティール首相の大勝利だと絶賛してるって?要するに中国の完全敗北ということじゃないか。

マレーシアは安全保障上重要な拠点?

中国がマレーシアに頭を下げないといけない理由があって、2ページ目にそれが書かれてました!該当の部分を抽出します。

 一方、今回、中国が大幅譲歩した背景には、東海岸鉄道計画が頓挫すれば、中国の安全保障が根幹から崩れ落ちるという危機的状況があった。

 中国は、自国の輸入原油の90%が通過するマラッカ海峡を、米国が管理するという安全保障上の最大リスクである「マラッカ・ジレンマ」を抱えている。

 シンガポールには米海軍の環太平洋の拠点がある。万一、マラッカ海峡を封鎖された場合、中国は原油を手に入れることができなくなる。

 ECRLは、アフリカや中東からマレー半島東海岸側に抜ける戦略的優位性があり、これによってマラッカ・ジレンマの解決につなげたいというのが中国の狙いだ。

 しかし、そのためにはマレーシアを取り込まなければならない。マハティール首相はまさにここを突いたのだ。

 マハティール首相は昨年8月に北京を訪問し、「新植民地主義は望まない」と中国を一蹴した。

 世界のメディアの前で、あえて中国の面子を傷つけ、老獪なマハティール首相への警戒を増幅させ、中国側から有利な交渉条件を引き出そうとした。

 また、マハティール首相は、本コラムで日本のメディアとして第一報を報じたマレーシア政府系投資会社「1MDB」を巡る世界最大級の汚職事件も巧みに利用した。

 捜査の進展で、ECRLを含む中国支援の一帯一路関連の大型プロジェクトの資金が、ナジブ前政権が抱えた1MDBの債務返済に流用された疑いが濃厚となってきた。

 ナジブ前首相の公判が始まり、同事件への中国の関与をカモフラージュする意味でも、中国が「交渉で軟化した」(マレーシア政府筋)ともいわれている。

 さらにマハティール首相はその老獪ぶりを十二分に発揮。

 今年1月、中国との交渉が膠着すると「マレーシア政府は、ECRLの廃止を決めた」と腹心のアズミン経済相が「断言」したかと思えば、今度は華人系のリム財務相が「寝耳に水」と発言するなど、中国を困惑させる手法を展開。

 国家の威信がかかっている第2回一帯一路国際フォーラム(4月25日から27日まで北京)で、目玉プロジェクトであるECRLの成果を発表したい中国の泣き所を突っついた。

 結果的に同フォーラム開催直前の2週間前に、マレーシアの狙い通りの条件で事業継続の合意に漕ぎ着けた。

(以下略)

これがマレーシアの強みか…。中国の一帯一路構想の根幹は海上封鎖に備えた石油ルートの確保というのは公然の秘密となっているが、まさにマレーシアの位置はそれを実現させるための重要な拠点になり得るわけだね。マレー半島を東西に横断する経路にこそ意味があったわけだ。

シンガポールは、アメリカ側という認識なんですね!それで、マラッカ海峡を封鎖されるんじゃないかって恐れてるんですね・・・。

海洋国家英国の植民地戦略は強かだった。地図を見渡してどこを押さえれば海洋上の戦略的拠点にできるかを100%把握していたというわけだ。ここでGoogleマップを見てみよう。インド洋から東シナ海までを繋ぐ最短経路の中心部に位置するシンガポールの重要性が分かるよね。

インドネシアの島に囲まれてて、ちょうど災害もないですからね・・・。火山帯からも外れてるって聞きました!

シンガポールは華僑の国ながら米軍基地を持ち戦略的に重要な位置である利点を100%活かしていると言えるだろう。有事になれば当然米国側につく。そうなれば中国としては陸路に突破口を見出すしかなくなる。マハティール首相はまさにそこを突いたわけだ。

それに、1MDBの汚職事件も中国が関与してたので、マレーシアに弱みをいくつも握られていたんだと思います!

1MDBって何の略だっけ?

ワンマレーシアデベロップメント・・・Bはブルハド?というらしいです。そういう名前のファンドに関する汚職事件です!

なるほど。マレーシアの名を冠したファンドで起こされた汚職事件だったのか…マハティール首相も忸怩たる思いで首相に立候補したというわけだ。ゴールドマンサックスも関与してるんだよな?

アメリカとマレーシアは仲が悪いの?

私からはこちらの報道を共有します。トランプ氏がFRBの理事として実業家のCain氏を指名しようとしましたが、影響力が低下し報酬も減ることを理由に辞退したとのことです。トランプ氏もすでに受け入れています。

ケイン氏がFRB理事指名を辞退、報酬減と影響力低下が理由
4/23(火) 2:28配信 ロイター

 [22日 ロイター] – トランプ米大統領が連邦準備理事会(FRB)理事への指名を検討していた元ピザチェーン経営者、ハーマン・ケイン氏が22日、指名を辞退した。保守系ニュースサイト「ウェスタン・ジャーナル」に掲載したコメントで明らかにした。

 ケイン氏はFRB理事就任に伴う影響力の低下と報酬の減少を辞退の理由に挙げた。

 ケイン氏を巡っては今月11日時点で、共和党の上院議員4人がFRB理事指名に反対する意向を示し、指名承認に必要な支持が得られない可能性が高まっていた。

 ケイン氏は、当初は指名を辞退しない考えだったとした上で、「週末の間に、指名を引き受けることのコストが重くのしかかり始めた」と説明。「また、(理事就任で)政策にわずかなインパクトを与える代わりに、自身の影響力がかなり失われるのではないかとも考え始めた」とした。

 ケイン氏はツイッターやラジオ番組を介して保守系のコメントを日々配信しているほか、講演も頻繁に行っている。FRB理事に就けば、こうした活動は禁じられる。

 ケイン氏はまた、FRB理事就任に伴う報酬の減少についても触れ、これほどの減給を受け入れるよう求められれば誰でも断るとの見解を示した。

 トランプ大統領は22日、ケイン氏のコメントに先だち、ケイン氏が指名検討を辞退したことを明らかにしていた。

 大統領は「友人であるハーマン・ケイン氏は実に素晴らしい人物だが、同氏からFRB理事候補に指名しないよう要請があった。ケイン氏の意思を尊重したい。ケイン氏は偉大な米国民で、心から米国を愛している!とツイートした。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190423-00000010-reut-bus_all

ありゃ突然話が変わったな…。マレーシアの話はお気に召さなかったか?

有能さん、今マレーシアの話をしてたんです!本題をFRBにした方がいいですか?

私はどちらでも構いませんが、マレーシアについては特に見解を示す段階にはありません。よって何かを述べることもありません。引き続きお任せします。

・・・。

まあ記事の3ページ目にちょっと見過ごせない記述があるからな。俺はそこは伏せようかと思ってたけど。

他国の事例は参考に過ぎん。日本は日本ですべきことをするまでじゃよ。

マレーシアは東南アジアの国ですからね…。日本が参考にできることは少ないと思います。

3ページ目を当たり障りのない範囲で抽出します!マハティール首相って、アメリカとは対立してるんですか?初めて知りました・・・。

 マハティール首相は2月の中旬、筆者の質問に対し、「一帯一路フォーラムに出席する」と世界の首脳陣の中で最初に参加を表明した。会議では、演説も行う予定だという。

 その狙いは何か。

 今回、米中貿易戦争真っ只中で、米国不在となる第2回フォーラムは、一帯一路に拒否権を発動する米国への反論の場となる可能性が高い。

 一部の日本メディアは勘違いな報道をしているが、マハティール首相は「嫌中」では全くない。「嫌米」なのである。

 一帯一路への支持・参加表明は、実は米国に対するアンチテーゼでもある。

 3月の中国メディアとのインタビューでも、「米国と中国のどちらを支持するか」と問われ、「中国だ」と断言している。

 「西洋諸国がそうであったように中国は発展したいと考えているだけだ。そんな中国の発展を我々は享受したい」と中国を擁護。

 フィリピンのドゥテルテ大統領も、嫌米だが親中ではない。マハティール首相は筆者との単独インタビューでも、「一帯一路を自国が有利になるよう活用する」と話している。

(以下略)

俺はこの部分については記者の思い込みが6割近く入ってると思うので、できれば掲載はしたいとは思わなかった。だが逆に掲載することで他のいい部分との区別をつけるべきだとも考えている。本来であればマレーシアは金正男の事件で米国とは協力し合える立場にあるとは思うがね。

そうですよね!マレーシアは英語も通じるし、アメリカとは仲良くできると思います!

有能さんがなぜかマレーシアに関しては口を濁しているが、一帯一路以外にも何か理由があるのかもしれないね。

ネットユーザーは、安倍首相とマハティール首相を比較した部分を一斉に批判してました!それに、建設費用を下げたからって債務が増えるのは変わりないし、契約後の値切りはルール違反なのでそのうち仕返しされるとも言われてます・・・。

見ようによっては中国の安全保障戦略にマレーシアが協力させられてるとも言えるからな。パーム油の輸出拡大という部分だけは純粋に評価できるが、それ以外の面について米国がマレーシアをどう見てるかは不透明な部分が大きいね。今度の一帯一路会議を契機に妙なことにならなければいいがな。

あれ?このECRLっていう路線、マレーシアの首都を通らないみたいです!路線図を調べてるんですけど、クアラルンプールという記述がどこにもありません!

マジで?それって確定版?

最新版かどうかは分からないんですけど、ポートクランの次にゴンバク?という地名の場所に駅があるのに、クアラルンプールという記載がどこにもなくて・・・。

ゴンバク?

「Gombak」って書いてあるんです!これってクアラルンプールの駅になるんでしょうか?

何やら不透明な雰囲気もあるが…まあマハティール首相のことだからうまくやるだろう。今回まとめる方向性はワトソン君にお任せするわ。途中に色々と差し挟まったけどうまくやっておいてくれ。

えっ?じゃあ、中国がマレーシアに降伏したという話にします!

降伏か。まあ安全保障上重要な拠点ということが明らかになったし、それくらいは書いてもいいかもしれないが。マレーシアネタはネットユーザーの受けもあまりよくなさそうだし今後はしばらく控えよう。

よくよく考えたら、ムン大統領がこの前訪問してましたもんね・・・。

すっかり忘れるところだった。まあ文在寅はインドネシア語の方に興味があるようだがな。一帯一路会議の方で何が起こるかの方に注目しておいてくれ。任せたぞ!

分かりました!