米軍の爆撃機と空母打撃群がイラン付近に到着  一触即発の状態に

トランプ政権, 中東ニュース, 米国ニュース

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中東情勢が一触即発の状態になりつつあります。米軍のB52爆撃機がカタールの米軍基地に到着し、原子力空母のAbraham LincolnがSuez Canalを通過し紅海に入ったことが明らかになりました。これに並行する形で米連邦海事局が中東地域を行き来する商業船舶に対し、イラン勢力が何らかの軍事的行動を起こす可能性を警告しました。

米爆撃機部隊と空母が中東到着
5/10(金) 14:21配信 産経新聞

 【ワシントン】中東地域などを管轄する米中央軍などは9日までに、B52爆撃機の部隊と原子力空母エーブラハム・リンカーンを中心とする空母打撃群が中東地域に到着したことを明らかにした。

 米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA、電子版)が中央軍の報道担当者の話として伝えたところによると、B52爆撃機は現地時間の8日に2機、9日に2機がカタールの基地に到着した。米中央軍はホームページでB52の攻撃能力を示したうえで、「強力な防衛態勢で地域の安定を守る」と強調した。

 一方、米海軍は9日、空母打撃群が同日スエズ運河を通過して紅海に入ったことをホームページで明らかにし、「空母打撃群は地域の米軍および米国の権益を保護し、いかなる攻撃も阻止するため、最適な位置で展開する」とした。

 また、ポンペオ国務長官は9日に発表した声明で、「イラン指導部は、米国の権益や米国民に対してイランや代理勢力による攻撃があれば、即座に断固とした反撃に遭うことを理解するべきだ」と警告した。

 トランプ政権は、イラン軍などによる米軍への攻撃準備が見受けられたとして、爆撃機部隊と空母打撃群の派遣を発表していた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190510-00000536-san-n_ame

商業船舶が危険にさらされる可能性

きたなイラン情勢。さっき少し話題になってた。

ネットユーザーが、全然別の記事の反応欄に書いてたんです!だから、重大な出来事なのかなと思ってました。

あらかじめもう1つ記事を共有します。最初の記事と合わせて目を通してみてください。紅海やPersian Gulf、Strait of Hormuzを通過する商業船舶などが危険にさらされる可能性が高まっています。

米爆撃機が中東到着、海事局はホルムズ海峡の米船舶に警戒呼び掛け
5/11(土) 3:52配信 ロイター

 [ロンドン/ドバイ 10日 ロイター] – 中東地域を管轄するアメリカ中央軍(CENTCOM)は10日、米軍の戦略爆撃機「B─52ストラトフォートレス」 がカタールにある米軍基地に到着したと発表した。

 シャナハン米国防長官代行は6日、「イラン政府による軍事的脅威」の兆しがあるとして、中東への空母打撃群と爆撃部隊の派遣を承認したと明らかにしていた。

 こうした中、米連邦海事局(MARAD)は中東周辺の海域を航行する石油タンカーを含む米船籍の商業船舶がイランによる攻撃を受ける可能性があるとして警戒を呼び掛けた。

 MARADは9日に公表したアドバイザリーで、5月初旬以降、イラン、もしくはイランに同調する近隣の勢力が米国や米同盟国に対し何らかの行動を起こす可能性があると警告。「石油タンカーを含む米国の商業船や、米軍の艦艇が、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、ペルシャ湾で標的になる恐れがある」とし、米船籍の船舶に対しホルムズ海峡を航行する2日前までに米海軍の第5艦隊に通知するよう呼び掛けた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190511-00000013-reut-asia

位置関係が全然分からないです・・・。中東はほとんど勉強してなくて。

よーし。ここで中東の海峡とか湾についての簡単な覚え方を学習しよう。まずGoogleマップで中東地域を開いてみてくれ。

ペルシャ湾って言われても、ペルシャ自体が分からないです!

ペルシャ=イランだろww それくらい知っててくれ。だからペルシャ湾はイランの真南だ。

中東の対立構造の例え話について

アラビア半島を俯瞰してみると、“象の足”に見えてこないか?

象の足?

そう。象のように太い足だ。アラビア半島は象さんの足が右上、つまり北東に向かって蹴り上げるような形に見えないか?

航空写真表示をオフにしたら、何となくそう見えてきました!グーグルマップって、最近地球みたいな動き方をしますよね?

それな。おかげで北朝鮮のミサイルの軌道が米国に向かってることはすぐに分かる。でだ。サウジアラビアはその象の足の大部分を占めることになる。

南極に、謎の白い丸で囲われた空間があります!ここには何があるんですか?

なぜ南極を見てるんだよwww 今日は脱線はやめろよ。この象さんにちょっとお洒落な靴を履かせてみようか。アラブ様式の靴だ。

アラブの靴?

画像検索をしてみ?アラブの靴。

靴先が尖ってます!あと、長さの割に靴底が浅い気がします。

象さんにアラブの靴を履かせてみよう。イエメンが靴底の後ろ側、オマーンが靴底の前側、靴の表側がUAEだ。そしてドバイが靴の先辺りにある。さて象が足を蹴り上げようとしてる先には何がある?

イランがあります・・・。

これが今の中東の対立構造なんだよ。サウジアラビアという大国にぶら下がる数々のイスラム諸国が、同じイスラムの国であるイランを攻撃しようとしている構図だ。スンニ派とシーア派の戦いだ。

地図で対立構造が分かるなんて、初めて知りました!すごく分かりやすいですね。

よい例えですね。”象”ではなくcamelの方がふさわしいかと思いますが。

ラクダの足は細いんだよ…。象以外に適切な例えが見つからなかった。サウジアラビアにはかつて象がいたとの研究結果もあるようだしね。

Strait of Hormuz封鎖の例え話について

でだ。イランはこの暴れる象さんを何とかしたいと思っている。そこで象の足を両側に縛り付けてしまおうと考えた。具体的には靴先と靴底のかかと部分の2カ所をロープで縛り付けて、象の足が動けなくなるようにしてしまうということだ。この靴先側の隙間をホルムズ海峡、かかと側の隙間をバブ・エル・マンデブ海峡と呼ぶ。

社会科の先生みたいです!

学校行ったことないくせにwww 象の足が動かせなくなって困るのは周辺国、そして世界中の国々だ。象の足の隙間から石油をやりとりしていたからだ。象さんが足を持ち上げながらもぎりぎりのところで当てずに止めていたのはこのためだ。

よく言われてるホルムズ海峡閉鎖って、このことですか。

そうだ。象の足をロープで縛って動けなくして、さらには隙間も埋めて通過できなくなるようにする。象の足に攻撃される前にやってしまえということ。象の足からは大量の石油が産出されるが、この石油を運搬する経路が塞がれることになればどうなるか分かるよね。

象の足から石油・・・?どんな怪奇現象ですか?

石油は有機物由来と言われてるし別にいいだろww 当然象さんは足を縛られようものなら一層激しく暴れようとするだろう。それにより中東地域がどんどん不穏な雰囲気になる。業を煮やしたイランは、そうだ象の足の根元を狙おう…と考え始める。今回はここまでにしておくか。

えっ?続きが聞きたいです!

今はまだそこまで事態は進行していないし、これ以上は話が長くなってしまうからな。ここらでネットユーザーの反応を見てみよう。

全体的な雰囲気では、まだ脅しや警戒の段階なのではという感じです!空母も4隻体制なのが普通だし、開戦は地上部隊が集結してからだって。ただ、別の人は中東に6隻くらい空母が向かっているという情報も書いてます・・・。

楽観視してる人が多いほど危険なんだよな…。イラン原油の禁輸も始まったことだし、追い詰められたイランが何をしでかすか分からない状況だから。

米国政府は爆撃機や空母打撃軍に加えground-to-air missileの配備も進めていますが、紛争は求めておらずあくまでも警告にとどめる姿勢です。イラン側が先に攻撃を仕掛けてきた場合はその限りではありません。今後も関連情報に注意深く目を通してください。