中国が報復関税を発動  600億ドル分の米国製品に対し最大25%関税引き上げ

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中国が報復関税を発動させるようです。トランプ氏による先週の追加関税発動を受け、600億ドル分の米国製品に最大25%の関税を上乗せすると発表しました。この措置は6月1日から実施されるとのことです。これに先立ちトランプ氏は3250億ドル分の中国製品について25%の関税を発動するとしており、米中は事実上の決裂状態に陥ったと市場は判断しています。

中国が対米報復関税、600億ドル分に最大25% 摩擦激化の様相
5/14(火) 1:02配信 ロイター

 [ワシントン/北京 13日 ロイター] – 中国は13日、米国からの600億ドル相当の輸入品に対する追加関税を最大25%に引き上げる方針を発表した。米政府が10日に発表した対中関税引き上げに対する報復措置で、6月1日から実施する。

 発表の数時間前には、トランプ米大統領が報復行動をけん制するコメントを発したものの、中国はこうした米国の圧力には屈さない立場を明示し、米中貿易摩擦は一層エスカレートする様相を呈している。

 中国財政省によると、対象は米国から輸入する5140品目。中国は昨年9月、米国が発動した追加関税への報復措置として600億ドル分の米国製品に対し5%および10%の関税を上乗せしたが、今回この税率を5─25%とした。

 液化天然ガスや大豆、落花生油、石油化学製品、冷凍野菜、化粧品など2493品目に対する追加関税は25%に、その他の1078品目は20%とする。ただ、原油や大型航空機などは、今回の追加関税の対象には含まれていない。

 財政省は声明で「追加関税の調整は、米国の一国主義と保護主義への対応」と言明。「米国が二国間の貿易および経済協議の正しい軌道に戻り、中国に歩み寄ることを望む」と表明した。

 関税合戦が激化する見通しから、世界株安となった。MSCI世界株価指数<.MIWD00000PUS>の1日の下げ率は年初来最大となる勢い。中国人民元も下落し、昨年12月以来の安値を付けた。米国市場は株安・債券高の展開。ダウ平均株価<.DJI>は急落し、一時700ドル以上値下がりした。

 インベスコの首席グローバル市場ストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏は「米中貿易協議を巡る不透明性が著しく悪化するとの懸念が漂っていることは明確で、これが世界の市場を圧迫した」と述べた。

 中国の発表に先立ち、トランプ米大統領はこの日、貿易戦争を激化させないよう中国をけん制。ツイッターへの投稿で「中国は報復すべきでない。さもなくば、状況は悪化するだけだ!」と述べた。

 さらに、習近平中国国家主席らに、通商協議で合意しなければ「中国に悪影響が及ぶ」ことを明確に伝えたとし、「素晴らしい合意に近づいていたにもかかわらず、中国は考えを翻した!」と批判した。

 米政府は前週、中国からの2000億ドル相当の輸入品に対する関税を10%から25%に引き上げ。5700品目以上が対象となった。トランプ大統領は新たに3250億ドル相当の中国製品に追加関税を発動する手続きを始めたことも明らかにしている。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00000000-reut-cn

上乗せ関税は5-25%と幅がある

ワトソン君…逆指標の提示をありがとう。君の投資活動に世界が感謝している。

??

悪いことは言わない、ダウ平均株価を見てみなさい。

あ~っ!大暴落じゃないですか!でも、ボクはこんなことでは動じません!

ほほう。前回とは気合の入り方が違うようだな。ワトソン君が買った日がおそらく最後の売り場だったと思うんだが。ワトソン君が株を買うと言い始めたのでポジションを閉じ始めた読者も多かろうと思ってな。

ボクは絶対に売りませんから!

必死だなwww

何も学習しとらんのう。呆れて物も言えん。

中国が報復関税を発動させました。対象となる米国製品の金額は600億ドルで、関税を最大で25%上乗せするとのことです。この措置は6月1日より発動となります。

米国が2000億ドル分に対し、中国は600億ドル分か。やはり見劣りするね。

そうですね。税率としても一律で25%を賦課する方式ではなく、これまでの分に5-25%の関税を上乗せする方式となります。中国当局のさじ加減で上乗せされる関税が変わることになる反面、米国が発動した関税には及ばない措置ですので効果のほどは不明です。

どうしてこんなやり方にしたんだろうな中国は。

中国が引き上げた関税って、中国の業者が払うんですよね?場合によって関税の負担を増やしたり減らしたりできるようにしたのでは?

なるほど。それは一理ある。中国らしいやり方だね。習近平に近い位置にいる業者ほど関税の引き上げ率が低いというわけだ。

ホントですか?

いや言ってみただけだww 何となくそうなんじゃないかと思っただけだよ。

米国政府は第4弾の3000億ドル関税について中身を公表

中国の報復関税を受けて、米国政府も約3000億ドル相当の対中第4弾関税の中身について公表しました。6月24日まで反対意見を受け付けるとしたものの、これは前回の2000億ドル相当の第3弾関税より約30日間短い期間となります。

約3000億ドルの中国製品向向け関税は携帯も対象、医薬品は除外
5/14(火) 7:43配信 ロイター

 [ワシントン 13日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)は13日、約3000億ドル相当の中国製品に適用する可能性のある最大25%の追加関税について、携帯電話やノートパソコンが対象に含まれるが、医薬品やレアアースは含まれないと明らかにした。

 USTRは、対象の3805品目について6月17日にパブリックヒアリングを開き、6月24日まで反対意見を受け付けるとした。コメント受付期間は42日間と、これまでの関税導入時より短いものとなった。昨夏に2000億ドル相当の中国製品への関税を提案した際は、約71日間コメントを受け付けた。

 今回計画されている追加関税は、これまでの対中関税で標的にならなかった消費財をほぼ全て網羅している。米アップル<AAPL.O>の製品はこれまでの対中関税の対象ではなかったが、今回の品目リストに携帯電話やノートパソコン、タブレットPCが加わったことを受けて、13日の米株式市場で株価は5.8%下落した。

 このほか、衣類・靴から鉛筆削りに至る消費財が対象品目リストに含まれている。

 一方、医薬品や医薬品原材料、一部の医療用品、レアアースなどはリストに含まれなかった。

 これまでの対中関税で適用除外とされた製品は今回の計画の影響を受けないとしている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00000027-reut-cn

全部ではないのか…。なぜか医薬品とレアアースだけは省かれた。

でも、3250億ドルが3000億ドルになっただけですよね?スマートフォンやノートパソコンが入ったのが大きいと思います!

うむ。これでiPhoneは生産地をインドに早急に移転しないといけなくなった。これだけでも中国経済には破壊的なインパクトをもたらすと思う。

米国が用意している第4弾関税については、前回の第3弾よりも早い段階で発動されることになるかと思います。これと並行してトランプ氏が習近平氏と日本で首脳会談をすることを表明しており、あくまでも中国に態度の改善を促すことを目指すようです。

えっ?結局やるんですか?

これかな。首脳会談についてはカドロー委員長の言い分が正しかった。ただ、これだと第4弾発動が米中首脳会談の成果にかかってると言えそうだけど。

米、G20で中ロと首脳会談 核軍縮や北朝鮮協議か
5/14(火) 9:38配信 産経新聞

 【ワシントン】トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に対し、大阪市で来月開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議の場で、中国の習近平国家主席およびロシアのプーチン大統領とそれぞれ会談すると表明した。

 トランプ氏は中国との貿易協議に関し、米政府が準備する中国からの輸入品3千億ドル(約33兆円)規模への新たな制裁関税は、発動するか「まだ決めていない」と述べ、協議によって対立解消を探る余地を残した。

 トランプ氏はまた「(米中は)とてもいい関係だ」として、中国との協議を継続する方針を確認。日本で米中首脳会談が実現すれば「実り多い会談になるだろう」とも語った。

 米政府は10日に2千億ドル分の中国産品に対する追加関税を引き上げた。まだ制裁対象となっていない3千億ドル規模への制裁関税を準備中だが、トランプ氏は、発動の判断は中国の対応次第だと示唆した。

 ただトランプ氏は、今月初めまでの米中協議で「合意案は95%できあがっていた」と指摘し、中国が合意をほごにしたと批判。米国による新たな制裁を回避するには中国側の歩み寄りが前提だとの認識を示した。
・・・

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190514-00000523-san-n_ame

じゃあ、日本で首脳会談をやるという話も正しかったんですね・・・。

紆余曲折しつつもそこだけは正しかったと。間に米国が立て続けに追加関税発動を連発するというのが予想外だった。

でも、中国とは決裂したんですよね?

市場はそう判断しているようです。それがDow Jones IndexやS&P 500の下落となって表れました。関税の応酬となることを市場は最も恐れていたからです。トランプ氏は第4弾関税を発動させようとしていますが、それとは別に習近平氏との首脳会談にて合意できることを望んでいます。

そこで奇跡的に合意できれば、もしかして関税の撤廃もありうるのか?

内容次第です。トランプ氏が納得できる合意内容であれば、以前もあったように一部関税が撤廃される形になる可能性があります。残りの関税を維持して中国が合意を履行するかを判断します。トランプ氏が納得できなければ追加関税発動となります。

中国はまごついてる間に関税1回分ビハインド食らった形になるな…。これで合意したとしても、2000億ドル分の25%関税を10%に戻すとかだとほぼ意味がないね。第3弾発動前に合意しておけば、2000億ドル分の10%が0%になったかもしれないのに。

そういう考え方になるんですか?

現時点では撤廃の方法も定められていません。また、米国の当局者が訪中する予定も決まっていません。トランプ氏と習近平氏の首脳会談だけが先に決められた形になります。

世界中の製造業が中国外への工場移転を迫られる

ネットユーザーは、中国は強がってるのが見え見えだという雰囲気です!たったの600億ドルだし、泥試合になりそうだって。あと、トランプ大統領が今度は日本に中国製を買うなと言ってくるのでは?と邪推してる人もいました!

そうなると日本もいよいよ腹をくくらねばならない。

アメリカは、もっとアメリカ製を買ってほしいって言うだけだと思うんですけど・・・。

日米の貿易交渉については取り上げる予定はありません。安全保障上の脅威がある場合は、中国製の導入を控えてもらうよう求める可能性はあります。

まあ中国製と言っても服も買うな!と言われたら着る物なくなっちゃうしな。

ボクのiPhoneも中国製です・・・。このままだと、iPhone離れが深刻になりそうって言われてます!

中国はみんなファーウェイなどの中国製スマホを優先して買うことになるだろうからな。こういう時統制された国は強い。日本では生産拠点を早めにインドに移してくれれば購入を考える人が一気に増えるだろう。その判断が遅れればアップルにとって致命傷になりかねないね。

Appleのみならず、世界中の企業が製造拠点を中国外に移転させることになるかと思います。トランプ氏の目標は自国内に工場を建ててもらい雇用者を増やすことですので、米国への輸出を考える限りは関税を引き上げられる危険性があると認識してください。

米国市場に魅力があるからこそ取れる戦略だよな…。日本としては中国依存状態を早く脱却しないといけないね。中国に工場を残してるような企業は今すぐインドや東南アジアに移転すべきだ。時間がないぞ!