トランプ氏が自動車関税発動を180日間延期  数量枠の制限については盛り込まれず

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トランプ氏が自動車関税を延期することを正式に決定したようです。日本やEUなどの国や地域に対し、引き続き交渉を続けるよう米通商代表部に指示をしました。一部報道では輸入に関する数量枠を設ける可能性も示唆されていましたが、公式発表では具体的には言及されませんでした。これにより多くの同盟国との新たな貿易戦争は回避した形になります。

トランプ氏、日欧自動車関税発動を180日延期-USTRに交渉指示
5/17(金) 23:45配信 Bloomberg

 (ブルームバーグ): トランプ米大統領は17日、日本や欧州連合(EU)などの国・地域から輸入する自動車・同部品に対する関税発動を180日延期し、その期間内にこれらの貿易相手との交渉を目指すよう通商代表部(USTR)に指示した。主要同盟国の一部と関税賦課の応酬を繰り広げているトランプ政権は、新たな戦線の口火を切ることをひとまず回避した。

 米商務省は自動車輸入が国家安全保障への脅威となっているかを調査し、2月にトランプ氏に報告書を提出していた。トランプ氏は関税措置を講じるか、行動を延期するかなどの対応を5月18日までに決断する必要があった。

 ホワイトハウスが公表した声明によると、トランプ氏は自動車と一部の自動車部品の輸入が米国の安全保障に害を及ぼしているという商務省の結論に同意すると表明した。

 しかし、ブルームバーグが先に閲覧した草案には、EUや日本からの自動車および同部品の対米輸出を「制限ないし規制する合意」を目指すといった、米国が数量枠を設ける可能性を示唆するような文言があったが、公式声明では表現が和らげられた。

 この日の声明では「国家安全保障上の恐れに対処するため」合意に向けた交渉を目指すようライトハイザーUSTR代表に指示したとし、厳しい言い回しは抑えられた。「輸入を減らすことで国内の競争環境を改善しなければならない」との認識は盛り込まれた。

 トランプ氏は交渉で相手に圧力をかける手段として、輸入車に最大25%の関税をかける意向を示唆してきた。

原題:Trump Delays EU, Japan Auto Tariffs for 180 Days for Talks (1)(抜粋)Trump Delays Auto Tariffs on EU, Japan for 180 Days to Negotiate(抜粋)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-04350437-bloom_st-bus_all

数量枠については具体的な言及を避ける

正式延期か…しかも数量枠については言及なしと。これは日本の外交の勝利と言っていいんじゃないか?

えっ?輸入量制限の話はなくなったんですか?

上の記事によればそうらしいけど。

トランプ氏が自動車関税の発動を延期することを決めました。5月18日までに判断を示す必要がありましたが、180日の猶予期間を設けることにしたようです。その間に日本や欧州など主要な貿易相手国との交渉を進めるように米通商代表部に指示をしています。数量枠の話については具体的な言及を避け、輸入を減らすべきという文言を盛り込む程度の表現に落ち着いたようです。

閣僚から何らかの助言があったかもね。日本は数量枠を設けることにも反対していたからな。

あの、韓国の関税免除もなくなったんですよね?中央日報さんがそう報道してました!

これか。一応このタイミングで取り上げてみる。

米国の関税爆弾…午前「韓国車は免除」 午後「違う?」
5/17(金) 7:44配信 中央日報日本語版

 トランプ米大統領が推進中の通商拡大法232条をめぐり、16日、韓国自動車業界が混乱に陥った。米ブルームバーグ通信は15日(現地時間)、「トランプ大統領が署名する予定の行政命令草案に韓国産自動車を25%の懲罰的関税から免除する内容が盛り込まれた」と報道した。しかし8時間後にアップデートした記事からはこうした内容が抜けた。

 通商拡大法232条とは、国家安全保障を脅かす場合に輸入制限を可能にする条項だ。トランプ大統領はこの条項を根拠に輸入自動車に25%の高率関税を適用することを検討してきた。米国でよく売れる日本・欧州連合(EU)自動車を狙ったものだが、韓国産自動車が最大の被害者になるという懸念が大きかった。

 ブルームバーグ通信は最初の記事で「行政命令草案には高率関税適用決定を11月14日まで延ばし、日本・EUと180日間の輸入量制限(クオータ)協議に入るという内容が盛り込まれた」と報じた。当初トランプ大統領は18日に商務省の国家安全保障脅威性調査報告書に対する検討を終えて対応策を決める予定だった。ブルームバーグ通信は「韓国とカナダ・メキシコなどを懲罰的関税から免除する内容も含まれた」と伝えた。

 しかしアップデートされた記事からは懲罰的関税免除の内容が抜けた。米国に年間59万台の自動車を輸出する現代自動車グループはひとまず慎重な反応を見せている。グループ関係者は「まだ決定したわけではない。最後まで現代車グループが米国の経済と雇用創出に寄与しているという点をアピールする」と伝えた。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190517-00000004-cnippou-kr

この記事の経緯だけ見ると、ブルームバーグがフェイクニュースを流したようにしか見えないね。だが実際には…

一部報道では様々な憶測もあったようですが、今回米国政府が公式に発表した内容がすべてです。報道に惑わされないように注意してください。

草案の段階では数量枠の話が入れられていたのが事実なら、ホワイトハウスの中にもまだ日米関係を不安定にさせる勢力がいるってことにはならないか?

日本は貿易交渉を上手に進めてるようじゃのう。安心せい。猶予期間の使い方が大切じゃよ。

考えられる限り最善の内容でよかったと思います…。細かい部分を気にするときりがないですよね。

カナダやメキシコとのsteel and aluminum tariffsを撤廃

自動車関税とは別に、米国はカナダとメキシコとの間に存在したsteel and aluminum tariffsを撤廃する方向で合意したようです。

米、鉄鋼アルミ関税撤廃で加・メキシコと合意
5/18(土) 4:36配信 ロイター

 [ワシントン/オタワ 17日 ロイター] – トランプ米大統領は17日、カナダとメキシコに対する鉄鋼・アルミニウム輸入関税を撤廃することで合意したと発表した。

 トランプ大統領は「カナダ、メキシコと合意に達した。米製品を関税なし、もしくは低い関税で両国に輸出する」と語った。

 鉄鋼・アルミ関税措置は48時間以内に撤廃される。関税撤廃の見返りとして、カナダとメキシコは、中国や他国からの鉄鋼・アルミの米国へのダンピング(不当廉売)制限に向けた監視システムを強化する。

 カナダはまた、米国産の豚肉や牛肉などに課す120億ドルの報復関税を撤廃する。

 カナダのトルドー首相は、鉄鋼・アルミ関税の撤廃は「素晴らしいニュース」と歓迎。これら関税が、米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」の批准へのハードルになってきたとし、今回の措置を踏まえ、批准の時期を巡り、米国と連携していくと語った。

 メキシコのセアデ外務次官は、米国の決定が「USMCA批准への道を開いた」とツイッターに投稿した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190518-00000013-reut-bus_all 

中央日報君黙っててwww

えっ?まだ何も言ってません!

どうせ韓国は?韓国は?とか言って騒ぎ出すだろうからあらかじめ突っ込んでおくわ。

それで、韓国はどうなるんですか?

急に冷静になりやがってww

今回の合意はUnited States-Mexico-Canada Agreementの新協定を視野に入れたものですので、Koreaとは特に関係はありません。略称はUSMCAとなります。steel and aluminum tariffsは新協定の障害となっていた背景がありますので、新たな協定に向けて大きく前進したことになります。

コリア?

有能さんもついに“韓国”ではなく“Korea”表記にし始めたか…呆れてるのかな?

えっ?それって、もう韓国が北朝鮮に吸収される前提なんですか?

俺はそう解釈したけど。

私からはKoreaに関して特に言及することはありません。また、今後はKoreaの話題をここで出すこともなるべく控えてください。報道の中で関連して取り上げるのが妥当と考えられた場合のみその限りではありません。これはあくまでも”お願い”です。

あーあワトソン君のせいでまた規制事項が1つ増えた…。

ええっ?ボクのせいですか?

ワトソン君がいつも韓国は?韓国は?って関係ないタイミングで連呼するのがいけないんだろ?

えっ?でも、今回はボクはまだ何も言ってません!韓国のことは、ホントに忘れてたんです。

本当に?さっき自動車関税の話出してたじゃん。

ホントです!韓国のことなんて、もう忘れたいんです!いつもアクセスランキングで韓国の記事ばっかりなので、ついつい見てしまうんですけど・・・。

まあ俺もそれは本音だわ。令和時代になったしいつまでも韓国のことで時間を奪われるのは本望ではない。そういう世の中にしていきたいものだ。

安全保障上の問題にも優先順位がある

ネットユーザーは、記事数が多いせいかどの記事にも1ケタしかありません・・・。日本はアメリカに売れる車を作ってほしいし、従業員を大切にしないトヨタからは関税を取ってもしょうがないっていう意見も。先送りで交渉カードの1つになっただけ、という声もありました・・・。

前向きな声が1つもないじゃないか。数量枠の件が緩和されただけでも外交勝利だと思うんだが。

もっと探したら、そう書いてる人もいました!安倍首相の説得のおかげだって。中国の次は日本に厳しくする、と書いていた一部メディアは予想が外れた、と言ってる人もいました!

そういうこと。いくらトヨタが終身雇用やめます宣言したところで関税とはまるで関係ない話だからな。

その話、日本中で反感を買ってますよね・・・。ボクは、どうしてわざわざそういうことを言ったのかな?と思いました。終身雇用をやめるなら、静かにやめればいいと思います!

まあ国内の話なのであまり関与はしないが、何らかの政治的メッセージが裏に隠れてるとみた方がいいかもね。その話はいい。とにかく関税発動が半年先送りされたというだけでも大きいと思うよ。これでトランプは中国との貿易戦争に集中できるわけだから。

トランプ氏は安全保障上の問題に優先順位をつけていると判断されます。自動車関税の発動を検討したのも安全保障上の問題が理由ですが、日本や欧州に対し今その判断を下すのは得策ではないということです。日欧への自動車関税は相対的に中国の立場を有利にします。

そうそう。中国にはもう自動車分の関税は発動済みだから、割りを食うのはずばり日本とドイツなんだよな。韓国もか。それを知っててあまり触れてこなかったのはトランプの政策を邪魔したくなかったからだ。今後もトランプの政策に期待したいものだね。

ボクも、トランプ大統領に期待してます!再選に向けて、頑張ってほしいです!民主党に負けないでください!

民主党がジョーバイデンで来る限りトランプの勝ちだろうね…ということを迂闊に書くとまたシナリオが変わりそうだから今後は書くのをやめておこう。