中国は関税で苦しむことになるとトランプ氏  製造業者が海外へ拠点を移管するため

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トランプ氏が中国との通商協議について言及しました。対中関税により中国内の製造業者は拠点を海外に移すことになるため、中国が米国との取引を望むだろうとしています。中国政府が補助金を支払うため、対中関税における米国の負担はほとんどないとも述べています。

対中交渉は上首尾、中国は取引成立を希望=トランプ米大統領
5/31(金) 3:11配信 ロイター

 [ワシントン 30日 ロイター] – トランプ米大統領は30日、中国との通商交渉はうまくいっているとした上で、中国は米国との取引(ディール)成立を望んでいるとの考えを示した。

 トランプ氏は記者団に対し「中国は米国とのディール成立を本気で望んでいる。われわれには合意案があったが、中国側が破棄した」と語った。

 対中関税については「中国政府が補助金を支払っているため、米国民の負担はほとんどない」とし、米国内物価への影響はこれまでのところ軽微と指摘した。また関税により中国の製造業者は拠点を海外に移管するだろうとした。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000017-reut-cn

中国は米国との合意を望む

また思わせぶりなことを言い始めたな…。最近ダウが下げトレンドだからか?

ホントですね!トランプ大統領も、株価の下落には弱いみたいですね・・・。

トランプ氏が中国との合意を望んでいるという点には変更がありません。中国側が合意を破棄したことは残念に思っている様子です。そして、中国もまた米国との合意を望んでいるのです。

中国の考えてることが分かるんですか?

トランプ氏が発動させた追加関税により、中国に拠点を置く製造業者が海外へと移転させる動きを見せるからです。AppleのiPhone1つとってもそうですが、中国経済に対して計り知れない影響がもたらされるでしょう。

なるほどね。中国は関税で脱中国する業者が増えて苦しかろう、だが我々と合意すればその苦しみから解放されるのだ…という風になるわけだ。

その言い方だと、余裕そのものですね・・・。株価なんて気にしてなさそうです。

ぶっちゃけ株価については今の水準でも十分に高いけどな。トランプ当選以後の株価のうなぎ登りっぷりったらないね。一方の中国と言えば去年の株価は最低の実績だった。

じゃあ、この発言は思わせぶりではないのでは?

トランプ氏は対中関税については中国が補助金を出しているので米国経済には影響がないという認識です。株価との関連については触れていませんが、少なくとも米国の雇用や投資には目立った影響は出ていません。

中国の補助金で米国の対中関税を払う…ねえ。中国が米国輸出製品について関税引き上げ分を価格に転嫁できないから、実質値下げを強制されているという話を意識してるのかな?

そうだと思います!中国はアメリカの物が必要だけど、アメリカは中国の物でなくてもいいんですよね?だから中国製は関税の分値下げを強要されてるんだと思います!

それで中国が補助金を出して値下げ分を補填することになると。なかなか納得がいく説明じゃないか。トランプは感情的に見えて冷静かつ狡猾ってことだ。

中国は追加関税で”弱い国”になった

こちらの記事ではトランプ氏の発言がより詳しく書かれています。中国は追加関税で”弱い国”になっているとも述べているようです。

「関税、中国に壊滅的影響」 トランプ氏、圧力強化に自信
5/31(金) 9:32配信 産経新聞

 【ワシントン】トランプ米大統領は30日、対中制裁関税が「中国に壊滅的な影響をもたらしている」と述べ、関税の効果に自信を示した。「悪影響を避けようと企業が中国から離れているので、中国はとても米国と合意したがっているはずだ」との見方を示し、圧力強化を続ける姿勢をみせた。

 米政府は中国からの2千億ドル(約22兆円)分の輸入品への追加関税を10%から25%に引き上げた。トランプ氏は、ホワイトハウスで記者団に、中国進出企業が「ベトナムや他のアジア諸国、さらには米国に移ってきている」と説明した。

 また、追加関税の打撃で「中国はとても弱い国になっている」と主張し、貿易摩擦がさらに激化しても米国が優位だとの認識をにじませた。

 トランプ政権はさらに3千億ドル分を対象に25%の追加関税を課す準備を進めている。実施すれば中国からの全輸入品に制裁関税を課すことになる。

 一方、カナダでトルドー首相と会談したペンス米副大統領は30日、6月下旬に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議で、米中首脳が会談して貿易協議が進展することに期待感を示した。ただ、中国が市場改革を進めることが米中の合意に不可欠だとの米政府の立場を改めて強調した。ロイター通信が報じた。

 また、ペンス氏は、中国国内で拘束されている2人のカナダ人に関し、「米加両国は開放を中国政府に求め続けていく」と述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190531-00000517-san-bus_all

【ワシントン】

問題なさそうですね・・・。【北京】だとダメですよね?

もう産経は北京の記者を全員ワシントンに配置換えした方がいいんじゃないか?昨日みたいな記事が出ると産経新聞の評判を落としかねない。

トランプ氏は中国製品すべてを対象とする第4弾の追加関税も準備しており、これが実現されれば3000億ドル分の製品が新たに25%の関税対象となります。AppleのiPhoneなどsmartphoneも対象になるため、第4弾発動の前にどれだけ中国外に生産拠点を移転できるかが勝負となります。

インドは中国に取って代わるだろうね。世界の工場としてのインド投資ブームが今後10年のトレンドになりそうだ。ワトソン君、インド投資は興味ないか?

すみません、行ったこともないし行きたいとも思わないんです・・・。日本人の旅行者の話を聞くと、みんなお腹を壊したとか言ってて。投資するという発想自体がないです。

そうか。まあすぐ結果が出るものではないし上級者向けかもね。あと5年もすれば見えてくる風景も変わるだろう。中国からインドへの資本大移動が起こると予測しておくよ。

Indo-Pacific strategyはインドだけでなく東南アジアや豪州も重要な枠組みの一部となりますので、インドのみならず該当諸国への投資は歓迎されるでしょう。ただし財務省の為替監視対象国に追加された国々もあり注意が必要な場合もあります。

マレーシア、シンガポール、ベトナムのことですよね?

シンガポールは反発するような声明を出してたな確か。代わりにインドとスイスが外れたことに加えオーストラリアやニュージーランドは入っていないことからも、監視対象国指定が緩やかな中国包囲網を意識していることは間違いなさそうだね。

日本も監視されてるのが、不安なんですけど・・・。

今後数カ月にわたり日米貿易交渉がなされる中で、日本と米国がどのような合意を結べるかが焦点になるでしょう。私は現時点では特に問題にはならないと考えています。

トヨタやソフトバンクがどう出るかだよな。経団連にもぜひ空気を読んでもらいたいと思う。

インド太平洋戦略について

ネットユーザーは、意見が真っ二つに割れてますね・・・。トランプ大統領が株価に焦っているという論調と、中国が脱中国で焦っているという論調で分かれてます。賛同数は前者の主張の方が多いです!

中国のコメント部隊かそうでないかの違いにしか見えないけど。

そうかもしれないです・・・。あと、石平さんという人が言うには、アメリカ企業が中国から撤退を完了させれば、アメリカ政府は中国共産党を解体まで導くのでは、ということだそうです!

米国は中国からの足抜けは簡単にできるが、中国は米国からの足抜けは不可能だと思うね。習近平の娘が米国留学をして米国に住んでいるのは有名な話だ。

その習さんについては、アメリカが最もやりやすい相手なのでは、と推測している人がいます・・・。国家主席になれたのも何かのはずみだって。

悪いけど国家主席の器ではないよね。ひょっとして米国が…と思うことさえある。習近平の好物はきっとサンラータンメンだよ。スッパイからね。

酸っぱい食べ物は苦手です・・・。あと気になったんですけど、どうしてインド太平洋戦略の英語は「インディア」じゃないんですか?

Indonesiaも視野に入れているからです。インド洋の英語はIndian Oceanとなります。Indian OceanとPacific Oceanを結ぶ海域にインドネシアは存在します。

ほほう。そういうことか…。それで東南アジアが重要というわけだね。インドネシアは今度のG19にも参加するし為替監視対象国にも指定されていない。インドネシア投資ブームがひょっとすると到来するかもな。

インドネシアって、首都を移転するんですよね?どうなるかが全然分からないんですけど・・・。

そこにこそ投資のチャンスがあるってことさ。興味あるなら調べてみたら?ワトソン君はジャカルタには行ったことないんだっけ?

ないんです。渋滞と治安が悪いイメージしかなくて・・・。でも、1度くらいは行ってみたいとも思います!

よし。ワトソン君に課題だ。今後1年以内にジャカルタを視察すること。時期はいつでも構わない。報告は事後でいい。どうだ?

ええっ?急過ぎます!行けるかどうかも分からないし・・でも、やってみます!

よし。よくぞ引き受けてくれた。インドネシアから”インド太平洋戦略”を俯瞰して眺めることこそが今後の我々に託された課題と1つとなるわけだ。日本はインドネシアとの親交も深いからな。まだほとんど誰も目をつけていない”課題”だからこそ価値があるよね。