【速報】韓国ソウルから在韓米軍が消える! 本国に撤収か!

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ここ最近の在韓米軍の動きについて、鈴置さんが鋭くコラムで指摘していた。シャナハン国防長官が訪韓した際に決まったことが歴史的にも重要だったことはもはや疑いようがない。朝鮮戦争の歴史でも分かるように、ソウルが漢江の北側にあることは安全保障上大きな問題がある。韓国軍に連合司令官を任せたことも在韓米軍撤退のフラグとしか考えようがない。

ついに「在韓米軍」撤収の号砲が鳴る 米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った
6/7(金) 17:30配信 デイリー新潮

 「在韓米軍撤収」の号砲が鳴った。米軍人やその家族が半島から引き上げれば、米国は心おきなく北朝鮮を先制攻撃できる。(鈴置高史/韓国観察者)

司令部も家族も「ソウル脱出」

 米国のシャナハン国防長官代行は6月3日、韓国で鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官と、米韓連合司令部をソウルから南方の京畿道・平沢(ピョンテク)の米軍基地キャンプ・ハンフリーに移転することで合意した。

 これにより、米軍の司令部や第1線部隊はソウル市内を流れる漢江の北からほぼ姿を消す。移転先のキャンプ・ハンフリーには国連軍司令部や在韓米軍司令部、歩兵2個旅団などが集結済みだ。

 ソウルの北の京畿道・東豆川(キョンギド・トンドゥチョン)には米砲兵旅団が駐屯するものの、いずれ兵器を韓国軍に引き渡して兵員は米本土に撤収する計画と報じられている。

 米韓同盟に自動介入条項はない。北朝鮮軍が侵攻してきた場合、米地上部隊と兵火を交えない限り米国は本格的な軍事介入をためらう、と韓国人は恐れてきた。

 ことにイラク戦争以降、被害の大きい地上部隊の投入を米国は極度に嫌うようになった。防衛線となる漢江以北から米軍人とその家族が姿を消せば、北朝鮮の「奇襲攻撃でソウルの北半分を占領したうえ、韓国と停戦する」との作戦が現実味を帯びる。

 保守系紙、朝鮮日報は「韓米連合司令部が平沢に、米軍の仕掛け線は南下」(6月4日、韓国語版)で、朴元坤(パク・ウォンゴン)韓東大教授の談話を紹介した。以下である。

 《平沢基地に行くというのは結局、米国は(軍事介入の引き金となる)仕掛け線たる陸軍を引き抜き、有事の際も空・海軍依存の「適当な」支援をする、ということだ》

 同じ6月3日、ソウルの米軍基地内にあった米国人学校が閉校し60年の歴史を終えた。在校生は今後、キャンプ・ハンフリー内の米国人学校などで学ぶことになる。
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https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190607-00564805-shincho-kr

ソウルの漢江は安全保障上問題がある

鈴置さんのコラム、今回は内容が濃かったですね・・・。

まさに我々が今週中に取り上げた在韓米軍に関する重要な内容を鋭く分析しているからな。米国人学校が廃校となり米韓の60年の歴史にも幕が閉じられることになった。連合司令官が史上初めて韓国から出ることの意味についても詳しく解説されている。

米韓同盟には自動介入条項がないというのは、どう影響してくるんですか?

北朝鮮が攻めてきても、米国は韓国を守るかどうかを選択できるということだよ。もっとも自動介入条項自体がそこまで一般的ではないようだが。だがこれが理由で韓国にとっては守ってもらえるかどうかが不安で仕方ないわけだ。

ソウルの北側には、もうアメリカ軍の基地がなくなるって言われてますよね・・・。

正確に言うと漢江という川より北側だ。この”漢江”という地名は朝鮮戦争で出てくるが、ワトソン君なら当然知ってるよな?

どんな話でしたっけ?全部を調べたわけではないので、記憶が曖昧です。

1950年当時、韓国軍上層部が逃げる際にこの漢江にかかっていた橋を爆破したんだよ。首都をソウルから水原という場所に臨時移転することを決めた直後の話だ。ソウルの住民は何も聞かされていなかったため大混乱に陥ったが、橋が爆破されてしまったので逃げることができなくなったという事件だ。

そんな話があったなんて・・・。後で調べてみます!

漢江人道橋爆破事件というのが正確な事件の名前になる。このせいで韓国軍自身も多数取り残され、多くの車両や装備品などが北朝鮮側に渡ってしまったと言われている。

韓国政府は、どうしてそんなことを・・・?北朝鮮を有利にするだけじゃないですか!

当時の韓国軍の行動に理由を求めない方がいい。北朝鮮軍が実際に攻めてきて怖くなってしまったのかもしれないね。韓国は太平洋戦争の最中はほぼ空襲されず平和そのものだったからな。韓国の人達の中では強制連行とやらが行なわれてたことになってるが。

韓国の司令官に在韓米軍は従わないので撤収

漢江の話はこれくらいにしておこう。ちなみに漢江の変換方法は“漢字江戸”と書いてから“字”“江”を消せばいい。韓国軍に戦時統制権を明け渡すことは、すなわち在韓米軍の撤退を意味することがよく分かる部分だ。

韓国人が在韓米軍を指揮

 では、米陸軍は漢江の南には残るのだろうか。専門家はそれにも首を傾げる。6月3日のシャナハン国防長官代行と鄭景斗国防部長官の会談で、米韓連合司令部のトップを韓国側が務めることでも合意したからだ。

 韓国軍の戦時の作戦統制権は米国が握っている。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は韓国に引き渡すよう要求、米国も応じていた。それに伴い、連合司令官も韓国側から出すことを今回、正式に決めたのだ。

 韓国人の連合司令官の誕生は、在韓米陸軍の撤収に直結する。米国は一定以上の規模の部隊の指揮を外国人に任せない。米軍人が副司令官を務めるといっても、在韓米軍の3万人弱の米兵士が韓国人の指揮を受けるのは米国の基本原則に反する。在韓米陸軍の人員が大きく削減されると見るのが自然である。

 そうなれば、あるいは米陸軍が韓国から撤収すれば、連合司令部は有名無実の存在となる。米国は韓国に海軍と海兵隊の実戦部隊を配備していない。在韓米空軍はハワイの太平洋空軍司令部の指揮下にある。

 連合司令部が指揮する米国軍が、ほとんど存在しなくなるのだ。米国にすれば、有名無実の連合司令部のトップなら韓国人に任せても実害はない、ということだろう。

 6月2日、シャナハン国防長官代行がソウルに向かう飛行機の中で、記者団に「米韓合同軍事演習を再開する必要はない」と語ったことも、在韓米陸軍の撤収を予感させた。もし陸軍兵力を残すのなら、韓国軍との合同演習が不可欠だからだ。

寝耳に水の南方移転

 米韓連合司令部の平沢移転は、韓国政府・軍にとって寝耳に水だった。在韓米軍司令部などが平沢に移っても、米韓連合司令部だけはソウルに残ると米国は約束してきた。

 首都ソウルに米国の高級軍人と家族が残る、という事実こそが、韓国人に大きな安心感を与えるからだ。だが5月16日、中央日報が特ダネとして「米軍が最近、連合司令部の移転を要請してきた」と報じて1か月もしないうちに、それが実現した。米国はよほどの決意を固めたのだろう。
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連合司令部だけ存在しても、その司令官が指揮する軍自体がいなくなるってことですか?

加えて連合司令部が在韓米軍の平沢基地内に移転されることになる。司令官だというのに韓国の国防部からわざわざ車で2時間もかけて通わなければならないわけだ。名ばかりの司令官以外の何物でもないね。

在韓米軍司令部と、米韓連合司令部は違うんですか?

厳密に言えば国連軍司令部とも異なる。韓国の国防部に任せたのは米韓連合司令部の方だが、どちらにせよ韓国に責任を押し付けるだけの変更だと言っていいだろう。米国はもう韓国を守らないので、韓国だけで責任を持って守ってほしいという意味だ。

連合司令部がなくなれば、アメリカの軍の上層部もソウルからいなくなるって書いてありますね・・・。

米国人学校が廃校となって子息を通わせる必要がなくなったからな。奇しくも米国では6月からサマーホリデーが始まるため9月まで学校は再開されない。この期間にどれだけの人数が米国に本帰国するだろうね?

仮に平沢基地に残るとしても、3カ月近くも韓国にはいられませんよね・・・。

無理だね。まず子供が環境の変化を嫌がると思う。平沢基地という場所を検索すれば分かるが、ど田舎で周りに何もない。休日に遊びに行く場所もないとなればみんな米国に帰りたがるだろう。英語も通じないだろうしね。そういう面から考えても在韓米軍の撤退はほぼ確実なんだよ。

韓国の地図を調べてるんですか?

別にちょっとくらい見てもいいだろww Googleマップでは一応英語表記も併記されてるから。漢江がどれだけ太い川なのかを確かめてみるのもいい。

ホントだ!漢字で検索したのに、普通にその場所が表示されました。こんなに広い川なら、泳いで逃げるのは難しそうですね・・・。

この川を首都のど真ん中に残したままというのは有事対策としては最悪の判断だと思うね。いかに歴代の韓国政府が北朝鮮の南進シナリオを想定していなかったかがよく分かる。まあ1919派の中では最初からソウルは捨てて釜山に結集するつもりだったのかもしれないがな。

国防授権法2020の草案から在韓米軍撤退禁止条項が消される

ネットユーザーの反応は、見た方がいいですか?雑誌系の記事だといまいちだと思うんですけど・・・。

鈴置さんの記事はここまでにしたい。最後にこの朝鮮日報の記事を見てくれ。

(朝鮮日報日本語版) 米下院の国防授権法草案に「在韓米軍削減禁止」なし
6/6(木) 9:03配信 朝鮮日報日本語版

 米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)が4日(現地時間)、「米下院軍事委員会所属の6小委員会が公表した2020会計年度国防授権法草案に、在韓米軍削減禁止条項が含まれていない」と報道した。

 VOAによると、下院軍事委員会傘下の国防情報・準備態勢小委員会をはじめとする6つの小委員会が3日から4日にかけてそれぞれ公表した国防授権法草案には、在韓米軍の削減禁止に関する内容が含まれていないことが分かったという。先月23日に公表された上院軍事委員会の国防授権法案は在韓米軍を現在の水準と同じ2万8500人以下に削減することを禁止している。国防授権法とは、米国の国防・安全保障支出でガイドラインの役割をする法案だ。この法案を発効させるには上院・下院を通過させなければならない。このため今後、上院と下院の国防授権法最終案合意の過程で、在韓米軍削減禁止条項が再び盛り込まれる可能性もある。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190607-00564805-shincho-kr

あれ?民主党が多数の下院で、逆に在韓米軍の撤退禁止条項がなくなったんですか?

そういうことになる。これは意外だと思ったね。共和党はともかく民主党は北朝鮮の脅威を誰よりも喧伝していたはずだ。在韓米軍の撤退に反対する超党派議員もいたはずだが、結局は禁止条項が消されてしまったというのは韓国にとっては痛手だね。

上院では、禁止条項は入れられてましたよね?

これから上院と下院で法案のすり合わせを行なうわけだが、ひょっとすると在韓米軍については下院の案が通る可能性も出てきたかもしれない。民主党がどういうつもりでいるのかは知らないが、少なくとも在韓米軍を今のまま残す方向では考えていないようだ。

何だか、今まで言われてきてたことが、ドンドン現実になろうとしてますね・・・。アメリカ軍がいなくなったら、もう北朝鮮に攻め込まれるだけですよね?

奇しくも文在寅は去年9月の不平等な軍事合意で軍事境界線の監視活動もやめてしまったからな。共同警備区域を韓国側だけ解放するという訳の分からないことまで考え始めている。何もかも北朝鮮の思い通りに進んでいるという自覚がないのが文在寅だ。

鈴置さんは、アメリカは日本やグアムの基地から北朝鮮の核施設への先制攻撃をやるんじゃないか、って言ってるんですけど・・・。そうしたら、日本もタダでは済まないのでは?

米国の北朝鮮攻撃には期待しない方がいいよ。なぜならトランプが短距離弾道ミサイルについては問題視していないからだ。横須賀基地でかがに乗艦したのは日米の歴史清算のためだと思っている。その主要ターゲットは中国だ。北朝鮮ではないよ。

じゃあ、鈴置さんの結論は、間違ってるんですか?

そこは是々非々で考えようぜ。安倍首相が金正恩との会談に前向きなことを考えれば、米国が北朝鮮に攻撃を仕掛ける可能性は一段と下がる。数々の客観的な事実をもとに判断すればいいまでの話だ。

やっぱり、ベトナム型の統一になりそうですよね・・・。ボクは、最初からアメリカは北朝鮮を攻撃する気はないって思ってました。

まあトランプの言動を見てればそう思うよな。トランプが米朝首脳会談をハノイに指定したのは朝鮮半島統一がベトナム方式で行なわれることを示唆したからだと今でも信じているが、かと言ってあの場ですぐに終戦宣言がなされるわけでもなかった。歴史を勉強したからこそあの結論にも驚くことはなかった。

トランプ大統領は、ニクソン元大統領に憧れてても、同じ失敗はしたくなかったんだと思います!弾劾なんてされたら、一生不名誉だと言われ続けますよね?

韓国メディアから出てくる統一方式がドイツ方式ばかりなのにも注目している。あたかもベトナム型の統一という概念さえあってはならないかのごとくに触れていないからだ。北朝鮮の制圧範囲が果たしてソウル北部だけで終わるか、あるいはソウルを越えて釜山までも視野に入れるかが今後の焦点となるだろうね。

それで、1919派が生き残れるか、北朝鮮に飲み込まれるかが決まりますよね?ボクは、どうせならキム委員長に徹底的に意地悪クラブをやっつけてほしいです!

ひとまずは国防授権法2020がどうなるかだな。それによって在韓米軍の撤退時期の正確な予測が可能になる。今後の米議会の動きに注目しよう。