在韓米軍の撤収、早ければ今年の秋に完了する!? 韓国はどうなるの?
鈴置さんの在韓米軍撤収論について、読者から質問が寄せられたみたいです!一番気になる在韓米軍の撤収時期はいつなのかという点について、鈴置さんは早ければ今年秋にはいなくなると予測してました!あと半年もないことになるんですけど、どうなってしまうんでしょうか?
米軍は韓国からいつ撤収? 北朝鮮を先制攻撃する可能性は? 読者の疑問に答える
6/11(火) 17:00配信 デイリー新潮在韓米軍が撤収に動く。「なぜ、突然に?」「米国はいつ先制攻撃するのか」など、韓国観察者の鈴置高史氏が読者から寄せられた疑問に答える。
6月3日が転換点
――在韓米軍が突然、撤収に向け動き始めたのには驚きました。
鈴置:前回の記事「ついに『在韓米軍』撤収の号砲が鳴る 米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った」をお読みいただいたのですね。
未来の歴史家は「2019年6月3日が朝鮮半島の勢力図が変わる転換点だった」と書くことになると思います。ただ、「在韓米軍撤収を巡る動き」を見ていただけば分かりますが、激震が走る前から「初期微動」が観測されていました。
――なぜ、「今」なのでしょうか。
鈴置:韓国は北朝鮮側に回った。もう、こちら側には戻って来ることはない――と米国が見切ったからです。裏切り者を守ってやるほど、米国人はお人よしではありません。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190611-00565396-shincho-kr
韓国が司令官をできるか確かめてから?
鈴置さんの質疑応答コーナー?というわけでもなさそうだね。
読者から寄せられた疑問について、記事の中で回答していくという形式みたいです。在韓米軍の撤収について、日本で一番詳しい専門家だからだと思います!
影響力とかも総合して考えれば確かに日本でトップ3には入るだろう。今回の記事は4ページみたいだが、1つ1つ見ていく方がいいか?
前半は復習的な内容が多いので、最も気になる所を優先して取り上げることにします!
となると、記事タイトルにもなってるいつ撤収するかという点を中心に見ることになるね。
3ページ目です!
「撤収」は早ければ今秋
――「本性を現わした」国を米国が見捨てるのも無理はない……。
鈴置:これまで我慢を重ねてきた米国の堪忍袋の緒も、ついに切れました。裏切り者を助けるために、自国の兵士や家族の命を危険にさらすバカはいません。
そこで6月3日、米韓連合司令部をソウルの韓国国防部ではなく、南方の平沢(ピョンテク)のキャンプ・ハンフリー(Camp Humphreys)に移すことを韓国に呑ませたのです。同時に連合司令部の司令官ポストも韓国側に委譲することに合意しました。
いずれも在韓米軍、厳密に言えば米陸軍撤収への一里塚です(「ついに『在韓米軍』撤収の号砲が鳴る 米国が北朝鮮を先行攻撃できる体制は整った」参照)。
――「在韓米陸軍の撤収」はいつになりますか?
鈴置:それは「韓国軍の戦時の作戦統制権をいつ、韓国側に返還するか」という質問とほぼ同じですが、答は「早ければ2019年秋、遅くとも2022年5月」です。「現状から見て」との但し書きが付きますが。
「早ければ」の方は韓国各紙が「2019年8月に実施する米韓合同の図上演習で初めて韓国側が司令官を、米軍側が副司令官を務める。この演習で韓国軍が自立できるかを検証する」と報じているからです。「検証」が終われば、返還を妨げるものはなくなります。
「遅くとも」の方は「2022年5月までの文在寅大統領の任期中に戦時作戦統制権を返還する」と米韓が約束しているからです。
撤収時期は北朝鮮の非核化により左右されるでしょう。トランプ政権は米軍撤収、あるいは米韓同盟の廃棄を非核化との取引カードに使うつもりです(「米韓同盟消滅」第1章第1節「米韓同盟を壊した米朝首脳会談」参照)。
ただそれは、北朝鮮が非核化に素直に応じた時の話。いつまでたっても応じない場合、あるいはICBM(長距離弾道弾)の試射などの挑発に出た場合は、北の攻撃にさらされる一方で攻撃能力に乏しい陸軍を撤収したうえで空爆、ということになる可能性が高い。つまり、先制攻撃を実施するケースです。
なるほど。戦時統制権の移管に伴う連合司令官の権限移譲がスムーズに行くかどうかってことか。ここは主観で韓国軍が自立できるかどうかを判断できるポイントになるので、場合によっては1年や2年遅らせて時間的調整をすることができるわけだ。
アメリカンスクールが閉校になったので、9月以降戻ってくるとは思えないんですけど・・・。
タイミングとしてはドンピシャだよな。8月に最後の米韓合同図上演習とやらで引き継ぎの確認をする。韓国軍に司令官をやらせても問題ないと判断し完全撤退する。9月からは誰も帰ってこないことが分かり韓国中が騒然とするという流れだね。
後ろの期限も、ムン大統領の任期いっぱいみたいです!米韓でそういう合意をしたからだそうです。
文在寅としては引き延ばしをするつもりはないので、韓国側に阻害要因はほとんどない。残るは米議会での在韓米軍撤退禁止法案がどうなるかだが、下院が出した国防授権法の原案が通ればそこもクリアとなる。すべてのピースが揃いつつあると感じるけどね。
鈴置さんには、そこまで触れてほしかったですね・・・。
まああまりに詳しく話しすぎると韓国が本気でパニック状態になるから。鈴置さんをウォッチしてるのは日本人だけじゃない可能性も考えれば、わざと情報を隠していると考えるのが自然だろう。
イランへの核輸出が大問題に?
記事の続きです!
イランへ濃縮ウランを密輸?
――米朝対話が一応続いているのに「先制攻撃」とは……。
鈴置:水面下では緊張が高まっています。北朝鮮がレッド・ラインを踏み越えた――国連制裁を破ったからです。まずは5月の2回にわたる弾道ミサイル発射。
もっと米国が神経を尖らせているのが、濃縮ウランとプルトニウムなど核兵器の素材を中国経由でイランに輸出したとされる事件です。制裁で経済難に陥った北朝鮮が外貨稼ぎのため、密輸に手を染めたと言われます。
メディアではほとんど報じられていませんが、安全保障関係者とコリア・ウォッチャーの間では「常識」になっています。
核関連物資の輸出も核・ミサイル実験と並ぶ国連制裁の対象です。最近、米国がイランに対し強硬になったのもこれが一因と見られています。
安倍晋三首相が6月12日からイランを訪問するのと関係するのかもしれません。イランと北朝鮮は核とミサイルを共同開発していると見なされてきました。北朝鮮の非核化にはイランへの説得がカギとなりうるのです。
――そもそも、先制攻撃は許されるのですか?
鈴置:いいご質問です。それは米朝の間で緊張が高まった2016年頃にかなり突っ込んで議論されました。説明にはやや時間がかかります。
――では、その話は次回に。
(次回は6月12日掲載予定)
6月12日って今日じゃん。こっちは取り上げるか?
ボクは、アメリカは先制攻撃をしないと思ってるので、迷ってます・・・。
そこなんだよな。5月の弾道ミサイル発射をトランプがまるで問題視していないという事実がこの記事からは抜け落ちている。それと同時に安倍首相が米朝の仲裁者になるかもしれないという事実もだ。ただしイランへの核輸出については別だ。それでトランプはイランへの制裁を厳しくするとともに、安倍首相をイランとの仲裁者にも指名したというわけ。
それは、アメリカ本土ではなく、イスラエルを守るためですよね?
口には出さないがな。北朝鮮についてはICBMでなければ問題視しないが、イランについてはそうではなく厳しい口調で批判するのはそのためだ。よって北朝鮮については一旦置いておきイランとの交渉に日米で集中して取り組むことにしたんだろう。背景はこういうことらしい。
イラン、安倍首相との会談で時間稼ぎ
6/12(水) 18:00配信 産経新聞【テヘラン】イランのロウハニ大統領は12日の安倍晋三首相との首脳会談で、トランプ米政権の核合意離脱と制裁再開の不当性を訴え、イランの立場に理解を求めるとみられる。調停ムードの高まりをさらなる対米関係悪化を防ぐ時間稼ぎにする狙いがありそうだ。
イラン指導部はトランプ米政権に抜きがたい不信感を抱いている。オバマ前政権下で締結された核合意を覆したことで、「国際協定も守れない国」「交渉相手として信用できない」などと批判してきた。
米政権は「核・弾道ミサイル開発の停止」と「周辺国への影響力行使の中止」を要求してきたが、イランがこの点で譲歩すれば安全保障上の「盾」を失い、米国やイスラエルの軍事攻撃に対する抑止力がなくなることを意味する。とても手放せないのが実情で、むしろ現在のような米国との緊張に備え、手を打ってきた戦術といっていいほどだ。
国内事情も対米融和にはそぐわない。最高指導者ハメネイ師は一貫して反米保守の立場を取り、トランプ政権がちらつかせる対話についても拒否してきた。保守派の国内世論の反発を考えれば、態度を軟化させるとは考えにくい。
一方で、日本は米、イラン両国と良好な関係にはあるものの、核合意の締結国ではない。イランが5月上旬に核合意の一部不履行を表明し、経済取引の維持を迫ったのも、合意の締結国である英仏独3カ国だった。米・イランの対立の根深さからみて、日本の一度の仲介で大きな成果を期待するのは難しそうだ。
イラン情勢に詳しい田中浩一郎・慶大教授は「今回は軍事的緊張の緩和が主題ではないか。米・イラン対立の根本は全く変わっておらず、緊張が緩和したとしても一時的なものでしかない」との見方を示した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000551-san-m_est
日本には非核三原則がありますからね・・・。逆に動きやすい立場だと思います。
自国を守ることについては同盟国に依存しっぱなしだが、逆に平和的な交渉をやらせたら日本の右に出る国はいないと言っていいほどだろう。皮肉にも戦後ずっと維持されてきた憲法9条が日本に国際的な役目を与えるようになったとも言える。
でも、記事を読む限りでは問題は解決できそうにないです。ホントに時間を稼ぐだけなんでしょうか?
産経新聞は本音を書いて大丈夫かな?まあ誰もがそう思うだろうけど。時間稼ぎをして、在韓米軍の撤収を合法的に完了させられるタイミングを見計らってるのかもしれないね。
色んなことを上手に進めないといけなくて、政治ってホントに大変です!
しかも国民には悟られないようにしながらな。といっても韓国がいきなり連合司令官をやらされる時点で勘のいい人なら気付きそうなものだがね。韓国マスコミは緘口令でも敷いてるのか?
直接は関係ないかもしれないですけど、東京でマンションを買う韓国の資産家が増えてるみたいです!中央日報さんが記事を書いてました。
見た見た。だが数えられるほどしかいないよね。大多数の韓国民は文在寅のように移住先を確保したりなんてしてないはずだ。北朝鮮が攻めてくる未来なんて夢にも想像できないだろうからな。
鈴置さんの先制攻撃論には致命的な穴がある?
ネットユーザーの反応が、例によっていまいちです・・・。後編の記事を見てみますか?
どうぞ。
大事な部分だけ抜粋しました!
米国が北朝鮮を先制攻撃するなら核を使うか? その時、韓国は? 読者の疑問に答える
6/12(水) 16:00配信 デイリー新潮再び緊張が高まる朝鮮半島。前回記事「在韓米軍撤収、先制攻撃はいつ? 読者の質問に答える」に続き、韓国観察者の鈴置高史氏が「米国は先制攻撃の際、核は使うのか」といった読者の疑問に答える。
(中略)
「核攻撃も辞さない」と宣言
――北朝鮮は核で反撃しませんか?
鈴置:それを念頭に米政府は「先制攻撃には核兵器の使用も辞さない」と公言しています。第一撃で北朝鮮の核ミサイル基地を完全に破壊するには、広範囲を叩ける核兵器が有効だからです。
――「先制攻撃に核も使う」というのですか!
鈴置: その通りです。国務省のアダムス(Katina Adams)報道官(東アジア太平洋担当)が2017年12月5日、米政府が運営する放送局、VOAの質問に答え、以下のように語りました。
・トランプ(Donald Trump)大統領が優先順位の最上位に置くのは米国の本土と準州、そして同盟国を北朝鮮の攻撃から守ることだ。
・米国は通常兵器と核兵器のありとあらゆる能力を動員し、同盟国である韓国と日本を防衛するとの約束を完全に履行する。「国務省、北朝鮮の脅威に『核兵器を含む全ての能力を総動員…対話の時ではない』」(2017年12月6日、韓国語版・一部は英語)で読めます。
この記事は日本や米国ではさほど注目されませんでした。でも、北朝鮮が米朝首脳会談(2018年6月)に応じた理由の1つであるのは間違いないと思います。米国から先制核攻撃されたら、金正恩委員長も生き残るのは難しいからです。
2019年5月23日には国防総省のファンタ(Peter Fanta)副次官補が「(北朝鮮の核に対する域内の抑止手段として)核弾頭を搭載可能な海上発射型の巡航ミサイルの配備を積極的に検討中である」と語りました。
北朝鮮に対し「いつでも核を撃ちこめる体制をとるからな」と威嚇したわけです。VOAの質問に答えたもので、「米国防総省副次官補『海上巡航ミサイル、朝鮮半島の戦術核の対案として論議中…核搭載も可能で移動も容易』」(5月24月6日、韓国語版・一部は英語)が伝えました。
陰謀を逆手に取った米国
なお、米国から先制攻撃された北朝鮮が、軍事境界線沿いに配備したロケット砲で反撃し、韓国に被害を与えることは可能です。米軍の第一撃は主にレーダーとミサイル基地が対象ですから。
しかし米国は「在韓米軍撤収」――ロケット砲の射程圏内から米軍を下げることにより、自分たちへの被害は懸念せずに先制攻撃を実行できるようになるわけです。
まだ在韓米軍は撤収していませんが、「いつでも撤収できる体制」になるだけでも朝鮮を脅すカードにできます。米国は経済制裁に加えて、2枚のカードで非核化を迫れるようになったのです。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190612-00565537-shincho-kr
核シェルターに逃げられたら無意味じゃない?バンカーバスターとか使えば地下も攻撃できると言われてるけど、北朝鮮もそれくらいは想定してるだろう。
そこは、アメリカにバレてないと思い込んでる基地に逃げるのでは?トランプ大統領が分割江戸の地下核施設に触れて、キム委員長がびっくりしたんですよね?
そうそう。分江な。まあ金正恩も驚いたふりをして別の地下基地が発覚しなかったことを勝ち誇ってたりしてそうだけど。米朝の化かし合いみたいになってくるね。
それに、北朝鮮がどんな反撃をしてくるか分からないですよね・・・。潜水艦にもミサイルを搭載できるんですよね?
噂によればな。SLBMは北朝鮮最後の切り札とも言われてるが、朝鮮半島から遠く離れた米艦に狙いを定めないとも限らない。鈴置さんの先制攻撃説の致命的な穴は、北朝鮮による反撃手段をほとんど想定していないことだ。さすがに軍事境界線のロケット砲だけで済ませることはないだろう。北朝鮮事情には詳しくないんだろうか?
「韓国観察者」なので、北朝鮮については観察してないのでは?
まあ今回の一連の記事の中で最も大事なのは在韓米軍の撤退時期の正確な予測だから。鈴置さんが言うように早ければ今年の9月以降、遅くとも2022年5月までで間違いないだろう。在韓米軍撤収に必要なことを簡単にまとめてみた。
【在韓米軍の撤収に必要なこと】
●連合司令部と在韓米軍司令部を平沢基地に移転する
●ソウル竜山基地の米国人学校を廃校にする
・米軍から韓国軍への戦時統制権移管が滞りなく完了する
・国防授権法2020で在韓米軍撤収禁止条項が盛り込まれない
・米国が韓国に防衛費分担金の増額を要求し、韓国が拒否する
5つだけですか?
他にも何かあったような気がしたが、重要なのはこの5つだろう。うち2つはすでに決定済みなので、残り3つがどう進むかですべてが決まると言っていい。ワトソン君も他に何か漏れがないかどうか探してみてくれ。
黒井さん、分かりました!
室井さんみたいだなwww 青島君、頼んだぞ!