米国政府の圧力に香港当局が降参か  中国が抗議も逃亡犯条例改正を無期限延期へ

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米議会で香港の自治権を毎年検証する法案が提出されました。一国二制度を事実上無効化する逃亡犯条例の改正を受けてのことです。香港が自治権を有してないと判断されれば、優遇措置を適用する意味もなくなるからです。この法案提出により香港当局が音を上げる形となり、逃亡犯条例改正の採決は中断されることが決まりました。中国も抗議はしたものの、香港当局の判断に従う意向のようです。

中国、米大使呼び出し 香港巡り厳重抗議
6/15(土) 2:35配信 ロイター

 [北京/ワシントン 14日 ロイター] – 香港の逃亡犯条例の改正を巡って米国で一部議員らがけん制する法案を議会に提出したことを受け、中国の楽玉成外務次官は14日、米国のロバート・フォーデン駐中国臨時代理大使を呼び出し、厳重に抗議した。

 中国外務省は声明で、香港の繁栄や安定を脅かす行動を慎むよう米国側に要求したとした上で「香港政府に対する公正かつ客観的な扱いと、通常の立法手続きの尊重を求める」と述べた。

 米上院の超党派議員は13日、国務省に香港の自治権の検証を義務付ける法案を提出した。米国は1992年制定の米国・香港政策法に基づき香港に優遇措置を適用しているが、法案が成立すれば、優遇措置の継続が妥当かどうかを判断するため、国務省が香港の自治権の状況を毎年検証することになる。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000008-reut-cn

優遇措置がなくなれば中国にも不利

香港!条例改正が、撤回されたんですよね?良かったです!やっぱり100万人のデモが効果あったんだと思います!

うむ。結果的にはデモが政治を動かしたと言える…のか?

そうですね。米議会で提出された香港の自治権を問う法案ですが、こちらが通れば国務省が毎年香港の自治権を検証することになります。中国との司法が一体化するとなれば、香港に対する優遇措置を適用する意味がなくなるからです。

ということは、これは経済制裁措置を示唆したという解釈でいいのかな?

香港への優遇措置の中身についてはここでは説明しませんが、優遇措置がなくなれば香港当局のみならず中国当局にとっても不利な内容となるのは明らかです。中国は香港を西側諸国との窓口として発展してきた経緯があるからです。

一国二制度ってまさにそういうせこいやり方を実現する道具だよな。つまり米国の圧力に香港と中国が屈したという形になるね。香港が民主主義の皮を被っていたとなれば外国人は安心して投資もできなくなる。ワトソン君、デモは副次的要素にすぎないってことだよ。

そうなんですね・・・。香港市民の声は、無力ですね。

そうではありません。香港での抗議活動が米議会の法案提出における一定の後押しとなったことは事実です。米議会の法案は最終的には香港を見限るための動きですが、結果的にはそれが圧力となり香港当局を動かすこととなりました。すべては一連の流れの中での動きということです。

えっ?じゃあ、やっぱりデモの成果だったんですか?

デモが米議会の法案を後押しした…?本当にそういう解釈でいいのか?

香港とは位置的にも遠い関係にある米国ですが、立法のための動きをとる上で現地の世論動向は重要な要素となります。米国が台湾を最重要視していることを考えれば、香港についても厳しく対応するのは当然と言えますね。

口に出して伝えぬ限り何も変えられんぞ。行動の前に主張することも大切じゃ。精進せい。

俺はまだまだ青二才ですね…。デモは一部の過激な活動家の専有物だと思っていました。

それは、日本だけだと思います!日本のデモと、香港のデモを一緒にしたら失礼です!

俺は長い間に日本社会に浸かりすぎてしまったのかもな…。中国や韓国以外のアジア諸国についてもっと勉強します。

ついでに言うと、韓国もです!日本と中国と韓国以外のアジアを見た方がいいです!

そこのグループでまとめるのは勘弁してくれwww

香港当局は条例改正の期限を撤廃か

香港当局は条例の改正を年内にするとしていましたが、この期限を撤廃することも示唆しています。事実上の無期限延期と判断することができます。

香港政府、逃亡犯条例の改正を中断 「説明不足」認め
6/15(土) 22:04配信 BBC News

 刑事事件の容疑者を香港から中国本土へ引き渡せるようにする「逃亡犯条例」改正案について、香港政府の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は15日、記者会見を開き、立法会(議会)での審議を中断すると発表した。条例改正案には香港市民から激しい批判が噴出し、大規模な抗議行動が続いていた。

 林鄭氏はこれまで大規模な抗議行動を受けても、香港の法治改善のために改正案の審議を続けると強硬姿勢を示していた。しかし、この日の記者会見では、「我々の作業に問題があったことに加え、そのほか様々な要因が重なり、相当の物議を醸してしまったことに、深い悲しみと遺憾の意を覚える」と述べた。

 多くの市民は、香港に対する中国政府の力が拡大することを懸念し、条例改正案に抗議していた。

 この事態について林鄭氏は、自分たち政府に「いったん立ち止まり考えるよう」求める香港市民の声を聞き取ったと述べた。

 さらに、改正案について「説明と意思疎通」が不十分だったことを認めた。

 林鄭長官は、「香港にとって最大の利益」が自分の目的で、そのためにはまず平穏と秩序の回復が必要だと述べた。

 長官はさらに、年末までに改正案を可決させなくてはという切迫感は、「もはや存在しないかもしれない」と述べた。「次の一歩」へ向かうとしたものの、具体的な期日は示していない。

 中国外務省も同日、香港政府の決定を支持すると談話を発表した。

 耿爽副報道局長は談話で、「中央人民政府は(香港)政府の決定を支持し、尊重し、理解する」と表明した。さらに、香港情勢が国際的に議論されている状況をふまえて、「(香港)情勢は純粋に中国の国内情勢であり、いかなる国や組織や個人からの干渉も受け入れない」と強調した。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190615-00000563-san-cn

香港の皆さんの、勝利だと思います!事実上の撤回だと思います。

期限をなくしただけでは安心できないと思うけどね。中国のことだから次にどういう手を打ってくるか分からない。現に香港のデモ隊は正式な撤回と香港行政長官の辞任まで求めてるそうだから。”事実上の撤回”じゃ納得しないと思うよ。

今日もデモをやるって言われてますよね・・・。どうなるか、ちょっと不安です。

暴力的な抗議活動は香港に限らずどの国でも推奨されませんが、そのような兆候がややみられるため注意が必要ですね。民主主義国家であり続けるなら、民主的な方法に徹するべきとは思いますが。

せっかく米国の議会が強力な後押しをしてくれたんだから、それを無駄にしないためにも節度のある活動をしてほしい。万が一歴史が繰り返されるようならそれこそ世界中が香港のために立ち上がるだろう。

米議会での法案の動きは香港当局が態度を改善させるかどうかで異なってくると考えられます。香港の自治権を失わせたと判断されたくないのであれば、さらなる措置が必要になるかと思います。場合によっては一国二制度という枠組みそのものを見直す必要があります。

それは、アメリカが提案できることなんですか・・・?

経済的な圧力を受ければ香港であっても対応しないといけない前例ができたことになるね。米国はそれを実現させるために民主的な方法を最大限に行使すると。ある意味軍事大国よりも経済大国の方が敵に回すと怖いかもしれない。

じゃあ、アメリカの言うとおりにしないと、怖い目に遭うんですね・・・。韓国がそうなりそうです!

香港のデモと韓国のデモを一緒にしたらそれこそ失礼だわな。まあ文在寅にはその勇気はないだろうが。香港当局は市民との意思疎通が不十分だったという話にしてるけどね。

フランス政府も抗議行動が毎週のように行なわれたため対応せざるを得ませんでした。都市機能が停止に追い込まれることは誰にとってもよい話ではありませんが、時にはその覚悟も必要になるということかもしれませんね。

香港の自治権を認めていないことを中国が自白か

ネットユーザーは、中国の執念深さを恐れてます!これでは香港だけじゃなく世界中が警戒する、沖縄も他人事ではない、アメリカの牽制は当然だ、という雰囲気です。香港を統治していたイギリスは何かするべきでは、という声もあります!

それこそ英国に再統治してもらいたいくらいだよね。独立するのが理想だけど、中国にあまりにも近すぎるという点で国土を守れるかというリスクが大きい。最低でも米国や英国との強力な軍事同盟が必要になるだろう。

中国当局は今回の法改正に関し野心を隠さない状態で臨みましたが、執拗な姿勢が裏目に出た形となります。香港当局が民主主義を標榜し続けたいのであれば、これ以上世界からの信用を失わせる動きを見せないことが重要です。

香港に自治権があると確信しているからこそ、米国は香港にじかに圧力を加える動きに出たわけだよね。これでもしも中国に文句を言っていたとしたら香港の自治権を米国自身が認めてないことになるからな。

確かに!それで、わざと香港に厳しくしたんですね・・・。中国が裏で手を引いてるのに、どうして香港を見放す動きをするんだろう?と疑問に思ってたんです。

そして香港の自治権を検証するというだけの話になぜか中国政府が食いついてきたというのが、もう中国が裏で手を引いていると自ら暴露したような形になってるよね。中国はこのことに気付けてるんだろうか?

よい観点ですね。米国はあくまでも香港当局へ圧力をかける形をとります。香港の民主主義を心の底から信用しているからです。

イギリスは、何かするんでしょうか?今はブレグジットでそれ所ではない気もしますけど・・・。

ボリス首相が就任したら、トランプと組んで強力な安全保障面での連携を期待したいところだね。EUとの縁なんてさっさと切ってしまえばいい。日本も協力を惜しまないはずだ。

香港の皆さん、そしてイギリスの皆さん!小さな勝利ですけど、歴史的には大きな一歩だと思います。みんなで協力して中国をやっつけましょう!

いい締めだな…。ひとまず来週に迫ったG19でどういう話し合いがなされるかだよね。香港の出来事はあまりにも記憶に新しいから話題にならないはずがない。

G20の前にはもう1つ重要な予定があります。これについては私が明日取り上げますので、引き続き最新情報を注視してください。