米国の対中関税第4弾が発動すれば世界に異次元の打撃  3250億ドルの中国製品に関税25%

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トランプ氏がG20直後に第4弾対中関税を発動させると述べましたが、それに伴う世界への影響が異次元になると予測されているようです。中国の成長率が1.9%押し下げられるとの試算もあります。不確実性の高まりは予測不可能だとする政府関係者の意見も引用されており、中国の習近平氏がG20での首脳会談において合意に応じるかが焦点となっています。

焦点:米国のさらなる対中関税、「超異次元」の衝撃生む恐れ
6/17(月) 13:35配信 ロイター

 「東京 17日 ロイター」 – 米中貿易摩擦がエスカレートする動きを見せ、世界経済や国内の景気、企業に与える衝撃が予想以上に深刻化するとの声が、民間シンクタンクから出ている。

 特に米国による第4弾(対象3250億ドル)の対中関税引き上げは「スーパー異次元」の打撃が生じるとの危惧もあり、日本政府には、景気悪化に対する「財政出動」を超える議論が求められる。

 米国は5月10日、中国からの輸入品2000億ドル相当への関税率を10%から25%に引き上げた。新たに3250億ドル相当にも追加関税を発動する前提として、17日から公聴会手続きを開始する。すでに公表した華為技術(ファーウェイ)<HWT.UL>への禁輸も含め、対中強硬姿勢を強めている。 

 政府・日銀は当初、足元で減速している中国経済が、今年後半には回復すると見込んでいた。しかし、米中摩擦の激化を受けて、1)回復の角度が緩やかになる、2)回復時期が後ずれする、3)回復することなく落ち込むーーのうち、どのシナリオのがい然性が高いか分析を進めている。

 現時点では「これまでみていたリスク、不確実性が高まったとしか言いようがない」(政府関係者)としており、経済への影響は読み切れていない。

<第4弾発動なら中国経済1.9%下押し>

 「3250億ドルを対象とする弟4弾が発動されると、その影響はスーパー異次元」―――。ニッセイ基礎研究所研究理事・チーフエコノミストの矢嶋康次氏は、そのダメージの大きさをこう表現する。

 みずほ総合研究所の試算によれば、米中間の貿易全てに25%の関税が課された場合、世界経済の成長率は約0.7%ポイント下押しされ、米国は約0.8%ポイント、中国は約1.9%ポイント、日本は約0.3%ポイントの下方屈折になる。

 ただ、実際には、金融市場の反応や心理的な影響、グローバルサプライチェーンの遮断など、試算を超える影響がでてくる可能性があるとみられている。

 第4弾では、スマートフォンの部品やパソコンのデバイスなども対象になる。ある財界幹部は「明らかに日本企業へ影響が広がる。しかもサプライチェーンに影響が出るだろう」と予測。生産拠点の変更などを含めて、企業にとってコストがかかる対応が必要になってくると指摘した。

 日銀の黒田東彦総裁も5月27日の講演で、関税引き上げによって貿易コストが上昇することに加え「製造拠点やグローバル・サプライ・チェーンの見直しを余儀なくされることなどによって企業活動が抑制されるリスクは、引き続き高いと言わざるを得ない」と懸念を示している。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-00000057-reut-cn

合意がなければ関税発動へ

“異次元”の衝撃か…。世界中で壮絶な逆回転が始まりそうな気配だな。

ロイターさんがここまで厳しい論調で書くのは、珍しい気がします!

習近平氏がG20での首脳会談に応じるかどうかで、トランプ氏による追加関税第4弾の発動も変わってくるかと思います。首脳会談がなされたとしても合意ができなければ関税発動となります。3250億ドル分の中国製品に25%の関税が賦課されます。

習近平は首脳会談に応じないって言ってると思うけど、一応まだ可能性は残しておくという話だよな。

ボクは、もう無理だと思います!開催当日まで残り10日になってしまいました。

習近平がファーウェイ制裁の激しさに怯えて土壇場で手のひらを返す可能性は…まあないか。

戸締りさんが、またツイッターでファーウェイ制裁について沢山書いていて、最終的には金融制裁も視野に入れているそうです・・・。もしそうなれば、ファーウェイはお金を受け取れないし、部品の調達も不可能になるって言われてるんです!

なるほど。まあファーウェイが降参しなければ行きつくところまで行くだろうね。

SDNリスト?という物に入れられると、一巻の終わりだそうです・・・。中国企業は、今アメリカでの上場も廃止になる恐れがあるんですよね?

よくご存知ですね。Huaweiへの措置は安全保障上の問題が理由ですので、米国との合意に応じることを拒否するのであれば仕方がありませんね。トランプ氏が中国との合意を急がない理由が理解できるかと思います。

中国は羅針盤を失った漂流船のようじゃな。自らの運命を決められなくなっておる。米国に勝てるなぞ幻想に過ぎん。

ナミのいない麦わらの一味を考えただけで、ゾッとします・・・。

同感だ。ナミは麦わらの一味の中で最重要キャラだと思う。中国がなぜ米国に勝負を挑んだのかが日本人には理解しがたいですからね…。一時的なビハインドも受け入れられないというのは狭量な考えだと思います。

中国株を一斉に売却するよう命じられる可能性も

先ほど株式市場の話が一部出ましたが、それに関連する動きとして中国企業の株式が一斉に売られる可能性が提起されています。財務省外国資産管理局を通じて、すべての米国国民に中国株の売却を命じることが可能になるとのことです。

米政府は中国株売却命じる可能性、貿易戦争激化なら-ウェブ氏警告
6/17(月) 14:01配信 Bloomberg

 (ブルームバーグ): 貿易戦争が次の段階に入れば、米政府は国内のファンドに中国株を売るよう命じる可能性がある。

 そう予想するのは香港を拠点とするアクティビスト(物言う株主)、デービッド・ウェブ氏。中国との貿易戦争がエスカレートすれば、米国は関税を賦課する以上の措置を取ることもあり得ると警告している。

 同氏は17日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、トランプ米大統領はロシアのアルミニウム生産会社ルサールに昨年制裁を課したのと同じように、制裁の実施を担う財務省外国資産管理局(OFAC)を通じて全ての米国民に中国株の売却を命じることができるかもしれないと指摘。「資本戦争が始まる可能性があり、そうなればかなりひどい状況となりかねない」と述べた。

 ウェブ氏は中国国有企業の株式保有を避けるよう投資家に助言した上で、自分は「香港色の強い」銘柄か主に民間セクターの銘柄に焦点を絞っていると説明した。

 トランプ政権は1月、ロシア人富豪オレグ・デリパスカ氏と関係があるルサールへの制裁を解除。米制裁が科された後、同社の企業価値は直前の92億ドル(約1兆円)から半分以下に落ち込んでいた。

原題:U.S. May Order Funds to Dump Chinese Stocks, Activist Webb Says(抜粋)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190617-47675828-bloom_st-bus_all

うわ来たなこれ…。金融制裁の色が強くなってきてるね。中国は徹底的にやられるぞ。

アメリカも、中国みたいに国全体を動かせるんですね!意外です。

安全保障上の問題ですので妥協は許されません。現時点ではあくまでも可能性の1つとしての提起ですが、関税発動の応酬となる貿易戦争から金融戦争へと事態が発展することを見越した発言と言えるでしょう。

売らなかったらどうなるんだこれは?二次的制裁とか?

可能性の問題について詳しく述べることはできませんが、あらゆる事態を想定すべきでしょうね。David Webb氏が述べるように香港寄りであったり民間色の強い銘柄であれば危険性を最小化できると考えられます。

俺はまず大暴落は避けられないと思う。だから含み損を抱えたくなければさっさと手放せってことだ。これはもしかして日本や他の同盟国にも株の売却を求めていく流れかな?って今の段階では何も言えないか。

そうですね。詳細についてはいずれ判明すると考えられます。現時点では記憶の片隅にとどめておいてください。

香港からお金がドンドン外に逃げてるみたいですよね・・・。これも戸締りさん情報なんですけど、銘柄コード2203の価格が最近上昇してるのは、中国の富裕層が買ってるからではないかって言われてるんです!

コード2203?どこの企業だ?検索したら香港の企業が出てきたが。

東証ではないです・・・。これ以上はナイショです!

何だよ気になるな…。後でオフレコで教えなさい!

中国が米国債を売却するかどうかについて

ネットユーザーは、中国政府の外貨が増えてないのに金融緩和をすれば、資金が海外に流出すると言ってます!厳しい規制をかけなければ、人民元相場を維持できないって。こんな情勢なのに、日本政府が消費税を10%にしようとしてるのはおかしい、って言ってる人も多いです・・・。

リーマンショック級の危機がそろそろ起こりそうだけど、気付けばもう消費税増税まで3カ月とちょっとしかないんだな。今からでも撤回できるんだろうか?

参院選の公約の1つが、消費税増税らしくて・・・。どうしたらいいのか、ボクには分かりません!

基本的に国内情勢には触れないことにしてるが、増税を決めた後にリーマンショック級が来たら泣きっ面に蜂どころの騒ぎじゃないね。来るなら来る、来ないなら来ないではっきりしてほしいが世界はそう都合よくは動かないだろう。

他のネットユーザーによれば、中国の切り札の1つは、アメリカ国債を売却することだそうです!でも、これをすると中国の資産が目減りしてしまうし、いざとなれば中国の持ってるアメリカ国債を無効にできるので、逆効果じゃないかとも言われてます!

諸刃の剣どころか藪蛇になりかねないよね。だが中国だけじゃなく他の国も一斉に売り出すとかされるとさすがに米国だけでは対応が難しそうだけど。この辺りの認識はどうだろう?

中国は外貨を必要としているはずですので、米国債を売却するという動きはそれに逆行するものとなります。米国債の売却は人民元安を食い止める動きとみなされる可能性もありますので、場合によってはトランプ氏に歓迎されるかもしれません。

まるで相手にしない雰囲気だなww そんなのは“切り札”でも何でもなかったと。

じゃあ、中国に味方してくれる国も出てこないんでしょうか?

ロシア次第だと思うね。プーチンがどう出るかだが、ロシアは中国と違って経済基盤があまりにも弱いので米国債売却はそれこそ藪蛇だろう。外貨を自ら減らす動きに出るとは思えない。これ中国に勝ち目ないわ。切り札がそもそも切り札じゃなかったって落ちだ。

私は中国が米国債を過度に売却するとは考えていません。ですが、もしもそのような動きがみられた場合には中国への措置は一段と激しくなるでしょうね。公然と米国を脅かすのであれば対抗するのは当然かと思います。香港情勢についても新たな動きが出てきましたので、場合によっては明日取り上げてください。

ボクは、中東情勢の方を中心に見てみます!ファーウェイが制裁されてる理由って、元々はイラン制裁に違反したことですよね?大事なことを忘れてると思いました!

そうだったな。当然ながら忘れてはいけない大事なことだ。今世界中で起きてることは基本的に全部つながってると考えた方がいいだろう。