米中首脳会談の開催が決定される  G20で合意できるかが焦点に

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トランプ氏がG20で習近平氏との首脳会談を行なうことを発表しました。事前に行なわれた電話会談により決定されたこととしています。トランプ氏は習近平氏との合意を求めていますが、その実現に向けて一歩前進した形となります。第4弾の関税に関する公聴会で企業関係者から反発の声が上がったことが後押しとなったかどうかは不明です。

米中首脳が来週のG20で会談へ、先に通商協議を再開
6/19(水) 9:27配信 ロイター

 トランプ大統領は18日、来週の20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて米中首脳会談を行うと発表した。首脳会談に先立ち、米中は通商協議を再開する。

 米中は、金融市場を圧迫し、世界経済に損害をもたらしている貿易戦争の最中にある。双方の協議は先月、決裂した。

 トランプ氏のツイート後、米国株は大幅上昇し、米中貿易摩擦が協議再開で和らぐとの期待が高まった。

 中国国営メディアは、習氏がトランプ氏との電話で、首脳会談実施に同意した上で、経済と貿易の問題は対話を通じて解決されるべきとの考えを強調したと報道。

 米政府はすでに、中国から輸入する半導体から家具に至る2500億ドル相当の中国製品に25%の関税を課している。

 トランプ政権は5月、携帯電話、コンピューター、衣料品など、追加関税の対象でなかった3250億ドル相当の中国製品にも関税を課すと発表した。

 米企業関係者は17日の公聴会で、衣料品、電子機器、その他の消費財の生産にあたり、中国以外の選択肢は、ほとんどないと語った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00010002-reutv-int

Shanahan氏が国防長官を辞退

おいおい…。トランプは一体どうしてしまったんだ?今朝のツイートがおかしなことになってるぞ。

ホントですね・・・。シャナハン国防長官、解任されてしまったんですね。

Shanahan氏に関しては国防長官への指名に応じないことを自ら決めましたので、解任でも辞任でもありません。トランプ氏の意向ではありません。指名辞退の理由は家庭の事情と説明していますが、約10年前に起こした事件について連邦捜査局の身辺調査が進んでいることが影響している可能性があります。

シャナハン氏が国防長官辞退、代行にエスパー氏-米大統領
6/19(水) 6:52配信 Bloomberg

 (ブルームバーグ): トランプ米大統領は18日、シャナハン国防長官代行が国防長官への指名を辞退したとツイートした。同氏は約10年前の家庭内暴力問題が報道されていた。

 大統領はまた、国防長官代行にマーク・エスパー陸軍長官を指名することを明らかにした。

原題:Acting Defense Chief Steps Aside, Extending Pentagon Uncertainty(抜粋)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-00000010-asahi-int

なるほど。FBIがトランプの邪魔をした形になるわけか。シャナハン国防長官は戦時統制権の移譲という大仕事をやり切った直後なだけに残念だね。

サンダース報道官も、辞任するんですよね?トランプ大統領、追い詰められてませんか?

トランプ氏はあくまでも習近平氏との合意を求めています。習近平氏がその求めに応じるか応じないかが焦点でしたが、G20での首脳会談には応じるとの意向を見せましたので電話会談を通じて正式に決定される形となりました。一部報道では習近平氏が応じないかのように伝えられていたようですが、情報が不正確な場合もありますので注意してください。

あれってどこのメディアだったっけ?日本のマスコミだというのは間違いなかったと思うんだけど。

ニュースソクラです・・・。中国の外交関係者の言葉を引用して、首脳会談したところで何を話すのか、と豪語してました。ウソだったんですね!

うむ。何となく怪しいとは思っていたがガセだったか…。ニュースソクラの記事は今後は規制しよう。有能さん、こういう経緯だそうだ。

承知しました。該当の報道機関については確認がとれていませんが、時事通信社と同様に規制するのがよいかと思います。

中国は覚悟を決めたようじゃな。大国との交渉にふさわしい態度を理解せねばならんぞ。

中国は一度合意を蹴ってますからね…。どういう落とし所を探そうとしてるのかは興味深い点です。

習近平氏との合意がなされれば一部関税撤廃の可能性も

ネットユーザーは、良い結果は期待できないと言ってます!アメリカ企業がもし中国の関税で崩壊しても、それは努力しなかった企業の責任だって。今は有事に近い状態なのに、脆弱ではいけないという意見を書いてる人がいました!「前門の狼、後門の虎」ってどういう意味ですか?

前に進めば狼がいるし、後ろに進めば虎がいる…という意味ではなく、前の虎を逃れて先へ進むと今度はその後ろの門の狼が襲ってくるという意味だ。”一難去ってまた一難”が最も近い。

そうなんですね・・・。じゃあ、ネットユーザーは使い方を間違えてるみたいです。中国に妥協するか、強硬姿勢を取るかという意味で使ってました!

しかも“前門の虎、後門の狼”が正しい順番だぞ。二重に間違えていることになるね。四面楚歌といい元の意味を知らずに使う人が掲示板に限らず大手マスコミでも後を絶たないのは問題だと思う。

トランプ大統領は、アメリカ企業の言いなりになったんですか?

え?関税発動がなくなったと決まったわけではないよなこれ。首脳会談の中で合意できれば関税もなくなるということじゃないの?

そうですね。トランプ氏が習近平氏との何らかの合意に達することができれば、第4弾関税発動の延期や現在の関税の一部撤廃などもなされる可能性があります。通商協議も再開されますので、具体的な合意事項をまとめる準備に入ったと解釈することもできます。

それは米国企業の要望を受けてのことではないとは思うが、その認識で問題ないんだろうか?

米国内の企業の声も当然踏まえて関税発動の時期を決定することになりますが、それに先立ちトランプ氏は習近平氏との合意を求め続けていました。習近平氏との合意による関税の一部撤回などの措置は米国企業の要求によるものではないという意味です。

順番で考えると、そうなりますよね・・・。じゃあ、トランプ大統領の思い通りに物事が進んでるんですね!

結果的に言えばそうなる。もっと言えば数カ月前に米中首脳会談が日本でなされるという話が最初に出たが、結局それも現実のものになろうとしていることになるね。紆余曲折あった中でもそこは変わらなかった。俺はその時にワシントンD.C.はダカーポのことじゃないかと突拍子もない予想をしたが、本当に米中通商協議が何かの楽曲かのようにフィナーレに向かうのかは注目したいね。

中国の一部がイランからの輸入を継続か

米中首脳会談とは別の話として、中国の一部顧客がイラン禁輸後も引き続きliquefied petroleum gasの購入を続けていることが明らかになりました。その規模は87億円程度と推算されています。

中国のイラン産LPG購入が一部続く、米制裁でも-船舶データ示す
6/19(水) 10:46配信 Bloomberg

 (ブルームバーグ): 米中貿易摩擦や米国による対イラン制裁の下でも、中国の一部取引先はイラン産液化石油ガス(LPG)の購入を続けている。

 昨年8月に米国産LPGに25%の追加関税が賦課されるまで、中国は5分の1程度を米国から調達。この報復関税後は、トランプ政権が5月にエネルギー全面禁輸に踏み切るまでイランを頼り、4月には輸入の約3分の1を占めていた。

 だが、パリを拠点とするエネルギー調査会社KplerSASによると、中国の一部顧客はイランからの購入を続けている。同社は船舶追跡データを基に、少なくとも4隻の超大型タンカーが5、6月にイラン産LPGを積み込み、中国に向かったと推定。ブルームバーグの計算によれば、約8000万ドル(約87億円)規模のLPGに相当する可能性がある。

 KplerのLPG担当アナリスト、イリヤ・ニクリヤエフ氏は取材で、「さまざまな手口を使って行動を隠し始めた」と指摘。「位置情報を送るトランスポンダーのスイッチを切ったり、意図的に異なる行き先を伝えたり、船積港としてカタールやサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)を表示したりするやり方だ」と話す。

 こうした中国の購入業者が置かれている状況は、トランプ政権による外交通商政策がいかに世界の商品フローを乱しつつあるかを浮き彫りにしている。

原題:China Buying Iranian LPG Despite Sanctions, Ship-Tracking Shows(抜粋)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190619-08773060-bloom_st-bus_all

少なくとも、だからな…。あの手この手で隠して取引しているとなればその10倍くらいはあるかもしれないね。

中国は、イラン産の原油に依存しないとダメなんですか?

ここでは液化石油ガスだね。まあどちらも禁輸対象なことには変わりないけど。

イラン制裁は安全保障の問題ですので、米国政府としては引き続き中国にイラン制裁を遵守するよう求める必要があります。おそらくG20でも議題に上るはずです。

この状態で米中合意できるのか?無理そうにしか見えないけど。

首脳会談が行なわれたとしても、中国が合意に応じるかは現時点では不透明です。合意がなされなければ第4弾関税発動となりますが、時期についてはG20の後とされたまま確定はしていない状況です。

首脳会談をやったのに、関税発動って言われたらショックが大きいと思います・・・。ホントに首脳会談をやっても大丈夫なんですか?

習近平が急にやりたいって言い始めた理由だよな。第3弾関税発動により通商協議が一時中断してからもファーウェイ制裁やイラン包囲網などあらゆる圧力が中国にかかった。その中で何が習近平を首脳会談へと向かわせたのかは気になる点だね。

中国が合意案に対しどのような姿勢を見せるかも定かではありません。G20での首脳会談に先立ち通商協議が再開されるかと思いますので、その経過により引き続き取り上げていくことにします。今回のようにトランプ氏のTweetが第一報となる回数も増えるかと思いますので、引き続き注視をしてください。

トランプのツイート1つで株価は爆上げするわ、それをロイターや朝日新聞など大手が後追いで取り上げるわで影響を及ぼしまくってるからな…。すごい時代になったもんだ