米国政府が中国ファーウェイ関連企業46社を禁輸リストに追加  猶予措置は11月18日に期限切れへ

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米国政府がHuaweiへの禁輸措置猶予を3カ月延長しましたが、それに伴い関連企業46社をentity listに追加しました。これにより禁輸対象となるHuawei関連企業が100社を超えることになりました。商務長官のRoss氏はHuaweiとの関係を断つための猶予だとしています。追加された猶予期間は90日間で11月18日に切れることになります。

米、禁輸猶予を3カ月延長 ファーウェイ「不公正な扱い続く」
8/20(火) 0:55配信 ロイター

 [ワシントン 19日 ロイター] – 米国のロス商務長官は19日、米政府が中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に対する米一部製品の禁輸措置の執行猶予を11月18日まで90日間延長すると明らかにした。ファーウェイは、一時的な猶予延長で不公正な扱いが変わるものでないとコメントした。

 ロス長官はフォックス・ビジネス・ネットワークに対し、19日に期限切れを迎える「一時的な一般ライセンス(TGL、temporary general license)」を90日間延長すると述べた。

 同時に、米政府が安全保障上の懸念がある企業を指定した「エンティティー・リスト」にファーウェイ関連企業46社を追加したことも明らかにした。今回の追加により禁輸措置の対象となるファーウェイ関連企業は100社を超えた。

 ロス長官は今回の延長は地方のネットワーク事業者などファーウェイの顧客である米企業のために実施すると指摘。「(ファーウェイとの)関係を断つためにもう少し猶予を与える」と語った。その後の声明では、他社製品への乗り換えに伴う障害を回避するにはさらに時間が必要と判断したと説明した。

 また、米企業に絡む11月以降の展開については「誰もが十分な通知を得ており、大統領とも相当議論している」とした。

 商務省は声明で「安全保障や外交政策上の脅威が根強い中、90日間の延長はファーウェイ製品からの移行に必要な猶予を全米の顧客に与えることを目標としている」と表明した。

(以下略)

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000000-reut-bus_all

関係を断つための猶予措置

なーんだ。結局延期したのか。トランプの弱腰!逃げ腰!…という批判を避けるために46社を新たに禁輸リストに追加したかのような動きだね。

46社も追加されたなら、そっちの方がビッグニュースのような気がします!今までは大丈夫だった企業がいっぱいあったんですよね?

そうですね。商務省の猶予措置はあくまでも一時的なものであり、米国企業や消費者へ配慮した結果となります。トランプ氏がHuaweiとの商売をこれ以上望まないと明言しましたが、商務長官のRoss氏もそれに合わせるように今回の猶予は関係を断つためのものだと明言しました。

かっけえ…。「関係を断つ」この言葉を日本政府の高官から聞いてみたいものだね!なあワトソン君?

河野外相、お願いします!民間の交流は別だなんて言わないでください!

だめだこりゃ…。まあ米国には米国のやり方、日本には日本のやり方があるんだろうという話で収めておくよ。

昨日期限切れとなるはずだったTemporary General Licenseが90日間延長されることになりました。新たな期限は11月18日となります。Ross氏はあくまでも一時的な猶予だと強調していますので、これが最後の期限になる可能性も想定されます。

正念場じゃな。中国は覚悟を決めるがよい。貿易交渉に応じぬ報いを受けるべきじゃよ。

中国は猶予期間中にもまるで反省してませんからね…。裁きが下ると思います。

追加対象の46社は産業安全保障局の資料を参照

すでにご存じのことかと思いますが、今回新たにentity listに追加された46社については商務省の公式発表を参照してください。具体的な企業の一覧は産業安全保障局の資料にあります。

Department of Commerce Adds Dozens of New Huawei Affiliates to the Entity List and Maintains Narrow Exemptions through the Temporary General License
FOR IMMEDIATE RELEASE
Monday, August 19, 2019

WASHINGTON – Today, the Bureau of Industry and Security (BIS) of the U.S. Department of Commerce identified 46 additional Huawei Technologies Co., Ltd. affiliates that require inclusion on the Entity List, as part of a routine review of all Entity Listings. Since May, the Department has added over one hundred persons or organizations to the Entity List in connection to Huawei. The new restrictions on these affiliates are effective today, August 19th.

BIS has also announced that it will extend the Temporary General License (TGL) authorizing specific, limited engagements in transactions involving the export, reexport, and transfer of items – under the Export Administration Regulations (EAR) – to Huawei and its non-U.S. affiliates which are subject to the Entity List. The continuation of the TGL is intended to afford consumers across America the necessary time to transition away from Huawei equipment, given the persistent national security and foreign policy threat. This license will be effective on August 19, 2019 and last an additional 90 days.

https://www.commerce.gov/news/press-releases/2019/08/department-commerce-adds-dozens-new-huawei-affiliates-entity-list-and

グーグルさんで「BIS」と検索すると、日本のアイドルグループが出てきてしまいますね・・・。

うわ出たよ…。日本で“ムーディーズ”と検索すると全然別の組織が出てくる現象と一緒だわ。NECといい日本の組織名は米国との混同を狙ってるんだろうか?

韓国もだと思います!バンクオブアメリカの略称がBOAなんですけど、その名前を持つ歌手が出てきてしまいます!

国際決済銀行でもなく米商務省産業安全保障局でもなくアイドルグループかよっていうね。まあいいや。

Bureau of Industry and Security(産業安全保障局)の発行した資料はこちらから閲覧できます。目を通してください。

Addition of Certain Entities to the Entity List and Revision of Entries on the Entity List, effective August 19, 2019
8/21/19
84 FR

https://www.bis.doc.gov/index.php/regulations/federal-register-notices

PDFを見てるけど、ほとんどすべてに“Huawei”の文字列が入る企業だな。今まで入ってなかった方がおかしいくらいだね。

あーっ!ファーウェイの半導体部門ハイシリコンも禁輸リストに入ってます!これって新しいのでは?

HiSilicon Technologiesは5月にすでに追加されていますが、今回追加されたのはShanghaiとShenzhenの2地点にある企業のようですね。5月にentity listに追加された企業の一覧も同じURLから探すことが可能です。

あったあった!確かにハイシリコンは5月分でいくつか対象になってるけど、今回入った中にある上海ハイシリコンは新しい拠点とみなせるかもね。ハイシリコンの本社ってどこだろう?

深センみたいです・・・。上海ではないそうです。

今回新たに追加されたハイシリコン系の企業がこの2つだ。引用する。

・Shanghai HiSilicon Technologies Co., Ltd.; and
・Shenzhen HiSilicon Technologies Co., Electrical Research Center.

リサーチセンターって事は、技術開発の中心地のような気がします!

となるとこの企業まで禁輸リストに追加されたのは結構な痛手かもね。前回指定されなかったからと調子に乗っていた可能性さえあると思う。

追加対象となったHuaweiの拠点がある国について

国名で新しく追加された国も、調べてみます!真っ先に目に入ったのはオーストラリアとアルゼンチンです!

なるほど。オーストラリア拠点は前回は逃れていたのか…。抜け穴だらけだったような気がするね。

デンマーク、フランス、インド、インドネシア、イタリア、メキシコ、ニュージーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、スウェーデン、タイなどが新しい国です!

でかした!欧米先進国が多いね。前回は比較的中国寄りの国が多かったような気がするが、今回その範囲を拡大したってわけだ。

よい観点ですね。11月19日にはこれら100社余りの企業すべてに禁輸措置が適用されることになります。米国を含めすべての企業には該当の企業との取引を停止させることが求められますので、残り90日間での対応が急がれます。

私からは最後にこちらの記事も共有します。香港問題の解決が米中通商協議に必要な要素であることがトランプ氏に続きペンス氏からも示されました。中国には新たな難題が突き付けられたことになります。

米副大統領、香港問題で中国に法の尊重要求 「通商合意に必要」
8/20(火) 2:46配信 ロイター

 [ワシントン 19日 ロイター] – ペンス米副大統領は19日、中国に対し香港における法の純一性を尊重するよう要求した。また香港での抗議活動が暴力沙汰になった場合、中国と通商合意を結ぶことは一層困難になると改めて警告した。

 副大統領は「米国が中国と取引(ディール)を結ぶには、中国政府が1984年の中英共同宣言に基づき、香港の法の純一性を尊重するといった約束を守る必要がある。トランプ政権は中国政府とデモ参加者らが平和裏に問題を解決するよう引き続き求めると述べた。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190820-00000007-reut-cn

戸締りさんが共有してた記事だと、中国政府がツイッターで情報操作をしてたみたいです!中国政府に支援されたアカウントが、900個くらい停止されたそうです・・・。

マジで?やっぱりツイッターにも中国のコメント部隊が入り込んでいたか…。これはいよいよサイバー戦争、つまりRay Warの様相を呈してきたな。元年からやばいことになってきた。

ボクは、最近ツイッター見る回数を減らしてます!毎日チェックするのは、トランプ大統領と戸締りさんだけです!

世耕経産相は投稿頻度が少ないからな…。せっかく人気が出てきてるからもう少し投稿してほしいね。河野外相は言うまでもなく人気だ。安倍首相は返信欄があまりにも荒れてるので見る気にならない。ボルトン補佐官はベネズエラ絡みの話が多い。ポンペオ国務長官は…あまり見てない。

承知しました。すべてを確認することに時間がかかると判断されるならば、重みづけをしながら優先順位を決めてください。トランプ氏のTwitterは最優先事項と考えられます。9月にも米中通商協議が再開されると言われていますが、今のところは不透明な状況です。

この状態で何を話すんだというのはあるよね。ムニューチン財務長官も投稿頻度が少ないうえにリツイートだらけだからな…。ちょっとさ、機会をみて米国政府の主要な閣僚についてTwitterアカウントの有無とか頻度をまとめてみようぜ。俺がドラフト作るからワトソン君にお願いできる?

仕事をドンドン増やさないでください!でも、やってみます!

よしよし。後でオフレコで共有するわ。