韓国「作戦権は韓国のものだ。米軍は指示に従え」 米軍「は?交戦遵守規則により我々が指示する。勝手な真似をしたら許さん」 どうすんのこれ…

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国防総省が韓国文在寅の様子に危機感を持ち始めた。先月の米韓軍事演習の時に米軍が突然平時であっても韓国軍に作戦指示ができるということを言い始めたようだ。平時作戦権はすでに韓国にあり、戦時作戦権まで韓国に渡った場合制御不能になるのを恐れてのこととされる。だがこの話自体が皮肉にも米韓の間で亀裂を生む結果となってしまっているようだ。エスパー国防長官には韓国をつなぎ止めておく“神通力”はないらしい。

米国「国連司令部、平時にも危機時は韓国軍の作戦指示可能」
9/4(水) 11:12配信 中央日報日本語版

 米国が戦時でない平時にも北朝鮮が局地挑発をする場合、国連軍司令官が韓国軍に作戦指示を与えることができるという立場を伝達した。平時作戦権は1994年韓国軍に転換された。戦時作戦統制権(戦作権)が韓国に転換されても国連軍司令部を通じて介入できる安全装置を設けようとする狙いと見られる。

 これを受け、防衛費交渉(SMA)と韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA・ジーソミア)の終了に続き、平時作戦権行事の有無が韓米間葛藤の要素として作用する可能性がるという懸念の声が出てきている。韓国は日本のホワイト国除外措置に先月22日GSOMIA終了を宣言し、米国はこれに対して「失望」という表現を使い、韓日米安保協力の亀裂と見なしている。

 3日複数の政府筋によると、先月11~20日韓米軍当局が実施した基本運用能力(IOC)の検証練習中に平時危機事態が発生すれば国連軍司令官が韓国軍に指示を与えることができるかという問題をめぐって集中的にディスカッションを行った。このディスカッションで米軍は国連司令部が停戦協定の遵守と韓半島(朝鮮半島)の安定的状況管理である基本の役割を果たすためには国連軍司令官が平時国連司令部の交戦遵守規則を適用して韓国軍に作戦に関する指示を下すことができるという立場だった。国連司令部の交戦遵守規則は戦争拡大の可能性と危機管理の高調を考慮して同種、同量の概念で対応するという比例性原則になっている。

 一方、韓国軍は1994年平時作戦権が韓国に移管されたため、国連司令部が介入するのは根拠がないとはっきりと明らかにした。国連軍司令官の指示は戦作権を行使する韓国軍に対する越権という立場を明らかにした。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00000021-cnippou-kr

米韓の亀裂さらに深まる

戦時作戦権を韓国に移すだけで、平時作戦権はまだアメリカのままでしたっけ?

記事を読めば分かることをww 平時も戦時ももうすぐ韓国になるんだよ。それに今さら警戒心を抱き始めた米軍側が有事となりそうな場合に特別に介入ができるような仕組みを作ろうと韓国側と話し合っているらしい。

有事となりそうな場合、というのは?

平時でなくなりそうな場合だね。つまりまだ平時だ。中央日報は“平時危機事態”というよく分からない単語を使っている。

それって、戦時と何が違うんですか?

屁理屈みたいだと言いたいのか?今回重要なのはそこじゃない。先月8月に行なわれた米韓の軍事演習でこのことについて話し合われたそうだ。米軍側は交戦遵守規則なる小難しそうな何かを持ち出してきたのに対し、韓国側は平時作戦権の移譲が1994年に終わっていることを理由にきっぱりと拒否した。

アメリカが無茶を言ってると思いますけど・・・。韓国は、応じる気はないと思います!

重要なのはこの話自体が米韓の亀裂をさらに広げる原因になりつつあるということだ。米軍が無茶な要求で無理やり韓国軍の統制権を奪おうとしているという話に韓国側ではなりつつあるってこと。

そうなんですか?

エスパー国防長官は元陸軍長官で在韓米軍維持派

朝鮮日報の記事だが、少し違う角度からこの問題を捉えている。国連軍について今の米軍がどう考えているかをよく読んでほしい。

韓米、先月の連合訓練で指揮権巡り摩擦
9/4(水) 10:00配信 朝鮮日報日本語版

 韓米両軍当局が、先月の「後半期連合指揮所演習」の際、国連軍司令部の権限を巡って神経戦を繰り広げていたことが3日までに分かった。韓国は、戦時作戦統制権(統制権)移管後に戦争が起きた場合、米軍が韓国軍の指揮を受けるべきだとしており、米軍は、在韓米軍司令官が国連軍司令官を兼ねているのだから作戦に介入できると主張したという。統制権を巡る韓米対立は、これまで水面下に隠れていたが、今回の訓練をきっかけとして表面化した格好だ。

 韓国政府の関係者は「先月の指揮所演習の際、統制権移管後の国連軍司令部の地位を巡る問題で韓米間に意見の違いがあった」として「最終的には(韓国軍の)合同参謀本部議長が仲裁に乗り出し、本ゲーム(戦時を想定したウォーゲーム)ではない事前訓練の一部を国連軍司令部の指揮下で進めた」と語った。

 統制権を巡る双方の微妙な流れは、米国が国連軍司令部の機能を強化するような動きを見せるのに伴い、軍周辺でキャッチされ始めた。米国は国連軍司令部の大幅な増員を計画しているという。このためにドイツ軍の連絡将校の国連軍司令部派遣を要請したが、韓国側の抗議で中止したこともあった。韓国軍の関係者は「米軍には、統制権移管後に戦略アセット(資産)など各アセットの戦力指揮権を韓国側に残すのを嫌がる流れがある。国連軍司令部を巡る対立は続くだろう」と語った。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190904-00080032-chosun-kr

国連軍の強化って、撤退と真逆の動きなのでは・・・?

この話が事実ならね。国連軍司令部を強化し平時でなくなりそうな場合にも韓国軍に指揮できるようにして、引き続き朝鮮半島での軍事力を維持したいという考えを持っているわけだ。文在寅政権は邪魔をするなってことだ。

ムン大統領は、あまりそういう動きは歓迎しないし、キム委員長は怒ると思います!

やはり俺がにらんだ通り、明らかにエスパー国防長官に代わってから在韓米軍=国連軍を残す方向にシフトし始めたと思ったね。元陸軍長官が朝鮮半島における陸軍の権限を維持したいと考えないはずがない。

エスパー国防長官って、元からずっと陸軍の人だったんですか?

調べたよ。ネット百科事典の日本語版と英語版の両方を見比べてな。このエスパー国防長官は表向きは1990年に湾岸戦争に従軍し、2007年に陸軍中佐として除隊されるまでは政治経験がないように見える。2010年からは軍事大手のレイセオンで政府交渉担当の副社長などを7年間務めた。2017年11月20日、突如陸軍長官へと就任することが決まった。

ずっと軍人さんで、その後民間企業で働いてたってことですか?

それが大うそなんだよ。英語版のネット百科事典ではこれとはまったく違うことが書かれている。というか日本語版では大部分が削られている。

順番に見ていこう、エスパー国防長官は1996年から1998年までヘリテージ財団のチーフとして働き、1998年から2002年までは上院外交委員会などの専門スタッフを務め、2001年から2002年までは下院軍事委員会の政策部長、2002年から2004年までは何とあのブッシュ元大統領の下で交渉政策の副次官補を務めたそうだ。

2004年から2006年までは上院の国家安全保障問題を指導する立場にあったとも書かれている。日本語版でもちらっと書かれているのはチャックへーゲル上院議員の政策補佐官として務めた2007年以降だけだ。

そんなにいっぱい経歴があったんですか?しかも、ブッシュ元大統領だなんて!

な?日本語だけで情報収集してるとこういう罠にはまってしまうんだ。日本語版ではどういう政治的背景がある人なのかがさっぱり分からないが、英語版までちゃんと読めば軍産複合体の一角だとはっきり認識できるわけだ。トランプが進める世界各国からの米軍を撤収する動きとは真逆のベクトルなんだよ。

文在寅政権が防衛費問題で米国の要求を突っぱねるかどうか

軍産複合体ってよく聞くんですけど、具体的には何なんですか?

米軍と産業の複合体、つまり上にも出てきたレイセオンやロッキードといった軍需企業とが合わさった状態のことだよ。政界も入るか。ちなみにエスパー陸軍長官の後任にはロッキードでF35担当の副社長などを務めたマッカーシー陸軍次官が指名されている。陸軍人脈とロッキードは関係が深いってわけだ。

F35って戦闘機なのに、陸軍なんですか?

今日は軍事関係の授業かね?陸軍≒空軍ということくらい知っておいてほしい。米空軍に関して言えば米陸軍航空軍が前身となっている。1947年9月18日に陸軍から独立する形で設立されている。

そうなんですね・・・。トランプ大統領は、エスパー国防長官より発言権はありますよね?

というかぶっちゃけ米軍が撤退できるかどうかも韓国にかかっていると言えるかもしれないね。戦時作戦統制権の移譲が問題なく完了したうえでトランプが防衛費の問題をふっかけて文在寅が払わないような流れになればいい。だが俺はエスパー国防長官の思惑で5倍どころか1.5倍以下に抑えられる可能性もあるとみている。

そうなったら、1から構想の練り直しですね・・・。

いや、それでも文在寅政権が拒否するという想定だ。たとえ1.5倍であっても、もっと言えば今と同じであっても許さないという雰囲気が徐々に醸成されつつあると思うよ。GSOMIAは米国の圧力で無理やり締結させられたという主張が出てくるくらいだからな。だから韓国にかかってると俺は言ったんだ。

エスパー国防長官って、韓国ではどう思われてるんですか?

早くも抗議集会で顔写真を掲げられてたよ。米韓同盟への抗議集会だ。この集会はおそらく裏で北朝鮮が手を引いている。

そうなんですね・・・。じゃあ、米韓は防衛費の問題で決裂するってことですか?

今回それに加えて平時にも介入させろだの言い始めてる話が明らかになったからな。文在寅政権としては無茶な要求に答えるつもりはないだろう。何より文在寅政権は日本の輸出管理強化に米国が一切介入してくれなかったことに対して根に持っている。ここ最近の米国への露骨な態度はそういうのも入ってると思う。

その態度に今度はハリス大使が怒って、モルディブへ行ってしまいました・・・。

ハリス大使は元太平洋軍司令官で海側だ。実は陸側のエスパー国防長官とは利害がさほど一致しないんだよ。ここが何気に今後重要になってきそうな気がしている。トランプが陸と海のどちら側にいるのか、最終的にどちらの味方につくようになるかを今月から始まる防衛費の交渉の中で明らかにしていこうじゃないか。

ボクはハリス大使に頑張ってほしいので、エスパー国防長官は解任でいいと思います。トランプ大統領、お願いします!

何でもかんでも解任解任と気軽に言うなwww