米国大統領補佐官が対中国強硬姿勢を明らかに  中国の南シナ海での行動を威嚇的と批判

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米国大統領補佐官のRobert O’Brien氏がASEAN Summitで中国への強硬姿勢を表明しました。South China Seaでの中国当局の威嚇行動は新たな帝国主義時代のようだと述べ、到底容認されないものだとしています。それと同時にASEAN諸国の首脳を米国で開催する会議に招待する意向も示しました。

米、中国の南シナ海での威嚇行動批判 「時代錯誤で容認されず」
11/4(月) 15:55配信 ロイター

 [バンコク 4日 ロイター] – オブライエン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は4日、タイのバンコクで開催された米国・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で講演し、中国の南シナ海での「威嚇」行動を批判した。ASEAN加盟国首脳を、ワシントンで開催する特別サミットに招待した。

 中国は、資源豊富な南シナ海で領有権を主張し、一部ASEAN加盟国と対立している。

 オブライエン氏は「中国政府は、ASEANの国々が海洋資源を得るのを威嚇によって阻止しようとした。石油・ガスだけでも2兆5000億ドル相当の埋蔵資源にアクセスできなくなっている」と指摘。「この地域は、もっともらしい理論に基づき大国が他の国を支配できる新たな帝国主義時代に関心はない」と述べた。

 さらに、紛争は平和的に行われるべきであり、「威嚇したり、海軍民兵や不特定船団を利用して島々を囲い込んだりするのは征服行為に他ならず、21世紀の時代には到底容認されるべきものではない」と強調した。

 これに対し、会議に出席した中国の楽玉成外務次官は、地域外の国々が「事を荒立て紛争を煽る」のは受け入れ難いとした上で、南シナ海での行動規範(COC)策定は進捗していると反論した。

 オブライエン氏はまた、2020年第1・四半期に米国で開催する方向の特別サミットに招待するトランプ大統領のメッセージを読み上げた。トランプ大統領はここ2年、米ASEAN首脳会議を欠席している。昨年はペンス副大統領が出席した。今年は、ロス商務長官が最高位の代表となった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000026-reut-cn

トランプ氏のAsiaへの姿勢について

ボルトン元補佐官に代わって抜擢されたオブライエン補佐官か。やはり対中強硬派だったということになるね。

そうみたいですね!トランプ大統領の右腕として、頼りがいがあると思います。

今回のASEAN Summitには他に商務長官のRoss氏が出席しています。トランプ氏やペンス氏は欠席をしたものの、代わりにASEAN諸国の首脳を来年米国で開催される会議へ招待する意向も示しました。具体的な会議の中身は今後明らかにされるかと思います。

“ASEANだけ”というのが何ともね。中国や韓国はお呼びでないってことだな。これでトランプがアジア軽視だと言われることもなくなるだろう。

それなら、良かったです!アジアを軽視し過ぎると、中国にドンドン進出されてしまいますよね・・・。南シナ海って、今はどうなってるんですか?

そこまで目立った動きはないと思うが、中国がこの地域を合法的に支配しようとしているのは明白だよな。注目すべきは南シナ海問題のせいで中国以外の周辺国が埋蔵資源を得られなくなっているという点だね。南シナ海のものは中国のもの、まさにチャイアンだ。

韓国だけじゃないんですね・・・。アジア全部が、中国の物になってしまいそうです!

中国は不届き者じゃな。早急に対応せねばならんのう。

トランプが南シナ海問題についてどう考えているのかが未知数ですからね…。東南アジア諸国との信頼関係をどこまで構築できるかにかかってる気もします。

米国の存在感がないとする日本の一部報道も

アメリカって、東南アジアではどう思われてるんですか?

実は産経新聞の記事が結構辛辣でね。ここまで米国の存在感がなかった会議は初めてと言われるほどだったそうだ。

ASEAN、米国への失望広がる 南シナ海情勢に影響も
11/4(月) 20:06配信 産経新聞

 【バンコク】タイの首都バンコク近郊で開かれていた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会議が4日、閉幕する。閣僚の派遣を見送った米国は存在感が薄く、関連会議はASEANを自陣に取り込もうとする中国のペースとなった。ASEAN側に米国への失望感が残る結果となり、今後の南シナ海をめぐる情勢にも影響を与えかねない事態だ。
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 一方、中国はASEANを取り込む動きを着実に進めた。李克強首相がASEAN首脳との会議をこなし、南シナ海での紛争防止に向けた「行動規範」の早期策定で一致した。

 中国は規範で、第三国と南シナ海で合同軍事演習を実施する際には「中国を含む周辺国の同意が必要」とする規定を盛り込もうと狙う。新たな海上でのルールをASEANと早期に策定することで、南シナ海で米国の影響力排除を図っていることは明らかだ。

 3日の中国とASEANの首脳会議では、ベトナムやフィリピンから南シナ海での中国船の活動に不満の声が上がったが、対中でASEANが一枚岩になる気配はない。巨大経済圏構想「一帯一路」を通じて巨額資金を受け取るカンボジアなどは、既に関連会議の議長声明作成に際して対中批判のトーンを弱める動きに出ている。

 シンガポール外交筋は「ここまで米国の存在感がなかったEASは初めて」と分析。「南シナ海で摩擦を抱えるベトナムやフィリピンに『米国は重しになりえない』という失望感が広がったことは間違いないだろう」と振り返った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000553-san-asia

オブライエン補佐官は、閣僚ではないんですか?

そもそも今回のASEANサミットに参加した首脳はタイとマレーシアともう1人しかいなかったらしいね。マレーシアのマハティール首相は米国のことも批判している。その隙をついてあたかも中国を中心として東南アジアがまとまるかのような雰囲気を醸成しつつある。

有能さん、これってまずいのでは?アメリカとしては、東南アジアを軽視するつもりはないですよね?

状況を把握しました。ASEAN Summitへトランプ氏が参加しなかった理由は明確にされていませんが、Asiaを軽視したという見方は不正確かと思います。トランプ氏は来年の大統領選や弾劾調査などの問題に直面しており、国内を優先せざるを得なかった可能性が考えられます。

弾劾調査でトランプの足を引っ張り、東南アジアでの存在感を失わせ、その隙に中国が乗り出して合法的に南シナ海を制圧するかのような雰囲気になりはしないか心配だけどな。少なくともオブライエン補佐官では力不足だと産経新聞は判断してるようだ。

ボルトン元補佐官みたいな存在感が、もっとあってもいい気はしますね・・・。解任したのは、対中国では裏目に出てる気がします!

強硬かに見えたロス商務長官もファーウェイ制裁の猶予期間は延長させようとするわ、韓国への自動車関税発動も見送りを検討するわでまるでだめだ。米中の第1段階合意にも最も前向きだと思う。

えっ?全部何もかも延期なんですか?

Huaweiへの制裁猶予期間については再度延長の見込み

そうですね。今月中旬に迫っているHuawei制裁の猶予期間の期限切れについて、商務長官のRoss氏が再度の延長を示唆した形になります。200件以上の延長申請を受けており、米国内での影響が予想以上に大きいとされているためです。

ファーウェイへの部品販売許可、近く交付=米商務長官
11/4(月) 14:47配信 ロイター

 [3日 ロイター] – ロス米商務長官は、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に米国企業が部品を販売するためのライセンスがまもなく交付されるとの見通しを示した。

 ロス長官は、3日公表のブルームバーグとのインタビューで、ライセンスが「かなり近いうちに出る」見通しを示した。

 また、すでに206のライセンス申請を受け取ったことを明らかにし「予想以上の規模」と述べた。

 米商務省は5月にファーウェイを安全保障上の脅威があるとして米国製品の調達を事実上禁止するブラックリストに追加したが、トランプ米大統領が6月に禁輸措置を一部緩和する方針を示していた。

 ロス長官は、米中貿易協議について、順調に進んでおり今月の部分合意署名も可能との認識を示した。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000021-reut-cn

そしてこの雰囲気を受けて皮肉にも上昇し続ける米国株よ。トランプ政権の対中強硬姿勢がすべて間違いだと世界中から批判されているかのような流れだ。結局はトランプも期間限定の強硬姿勢だったんだろうか?

中国が時間稼ぎをしていると分かっているのに、何もできないなんて・・・。悔しい気持ちになります!

だが残念ながら国防権限法は成立の見込みがないし、そのせいで米国内では縮小版NDAAの提案までなされる始末だからな。国防総省の維持管理さえできればそれでいいという考えが米国内で生まれ始めた時点で同盟国としては緊張するしかない。

私からは現時点で明確に述べられることはありませんが、大統領選挙まで残り1年を切りましたのでトランプ氏としても優先順位を決める必要性が生じています。経済面での好調ぶりを主張すれば再選は可能と考えられますが、民主党が下院主導で弾劾調査を進めている件もあり注意が必要です。

さらに中国にとっての追い風は続く。インドがRCEPの不参加を決めたそうだ。これでRCEP妥結のための阻害要因が消えたことになる。米国がアジアでの存在感を低下させていることがこの決定をもたらしたような気がしている。

RCEP、インドが撤退表明 15カ国で発足めざす
11/4(月) 23:19配信 朝日新聞デジタル

 日中韓やインド、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国が参加する自由貿易圏構想「東アジア地域包括的経済連携(RCEP(アールセップ))」の首脳会合が4日夜、タイ・バンコク近郊で開かれた。インド外務省のビジェイ・シン局長は会合後の記者会見で、「インド政府は首脳会合でRCEPに参加しない決定を伝えた」と述べ、交渉から撤退する考えを明らかにした。

 首脳会合では、目標としてきた年内の最終的な妥結を断念した上で、インドを除く15カ国が来年の署名をめざして作業に入ることで合意した。このままインド抜きの協定となる可能性が高まってきた。

 交渉が始まった2013年以降、16カ国での発足をめざしていたが、巨額の対中貿易赤字を抱えるインドは、関税の引き下げや撤廃に難色を示してきた。中国製品がさらに流入し、国内産業が打撃を受ける恐れがあるためだ。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191104-00000036-asahi-int

ボク、決めました!今日から上海風焼きそばを解禁します。中国料理だから、少し前から自制してたんですけど、美味しいし安いし日本人の舌にも合うと思うんです。

媚びてどうするんだよwww 日本人としてのプライドはないのかよwww

ボクが一番好きなのは、ハンバーグとローストチキンです!でも、焼きそばも大好物です。日本の焼きそばと、上海風焼きそばは、同じ位好きです!

ハンバーグは日本料理だよな。知ってる。海外でハンバーグステーキを食えずにどれだけ禁断症状が出たことか。米国じゃハンバーガーの肉だけ抜き出して料理にするという発想には至らなかったようだから。米国よ、頼むからアジアでの存在感を失わないでくれ!