
米ギリアドの株価高騰 対コロナでエボラ治療薬候補が注目
4/23(木) 9:26配信 日刊ゲンダイDIGITAL【プロはこう見る 経済ニュースの核心】
「特効薬はなく100点満点の薬もない」「特定の薬剤がとてもよく効いたという印象は薄い」
先週末の土曜日に都内で開かれた新型コロナウイルスを巡る日本感染症学会の緊急シンポジウム。抗インフルエンザ薬などの既存薬を新型コロナの感染患者に投与した際の臨床結果の報告などが行われたものだが、参加者らからはこんな声がほとんどだったという。
報告の対象となった既存薬の中には富士フイルムホールディングスが開発し、政府が備蓄を現行比3倍の200万人分に増やす計画を打ち出している「アビガン」や、帝人ファーマの吸入ステロイド喘息治療薬「オルベスコ」も含まれる。ただある程度の症状の改善は見られたものの、有効性の確認には科学的根拠が十分とはいえず、ともに「決め手を欠く」(関係者)内容だったようだ。
そんな中、ここにきてがぜん、脚光を浴びつつあるのが米製薬大手、ギリアド・サイエンシズの「レムデシビル」だ。
■お蔵入りしていたが…
アフリカなどで蔓延するエボラ出血熱の治療薬候補として開発されたものだが、エボラでの有効性は低いとして治験が中断されていた未承認薬だ。そのいわば「お蔵入り」していたクスリに、実はコロナウイルスの体内増殖を防ぐ効果があるとの報告が相次いで発表されたのだ。
今月10日には日本の国立国際医療研究センターを含む日米欧の国際共同研究チームが、酸素補給が必要な重症患者53人に静脈注射で10日間、レムデシビルを投与したところ、68%に当たる36人で酸素の補給状況が改善。うち25人が退院できたと報告した。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200423-00000023-nkgendai-bus_all
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ギリアド株が急落、抗ウイルス剤が新型コロナ治験で成功せずとの報道
4/24(金) 5:18配信 Bloomberg(ブルームバーグ): 23日の米株式市場で米ギリアド・サイエンシズの株価が一時8.5%安となった。新型コロナウイルス感染症(COVID19)の重症患者を対象に中国で行われた臨床試験で、同社の抗ウイルス治験薬レムデシビルが有効性を示さなかったと伝わった。一方、ギリアドと同試験に関与した科学者はこうした解析に異議を唱えた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)とSTATニュースの報道によると、レムデシビルは患者が回復するまでの時間や死亡率で有意差を示さなかった。世界保健機関(WHO)は試験結果の概要をいったん掲載した後、直ちに削除した。
STATが掲載した概要には、237人の患者についての結果が含まれていた。同治験薬の使用は、病状改善の度合いや速度と関連付けられなかった。死亡率は同治験薬の投与を受けた患者で13.9%、標準的な治療を受けた患者で12.8%だったという。
臨床試験を実施する中国の医師に助言を行っていた米バージニア大学医学部の感染症専門家、フレデリック・ヘイデン氏はインタビューで、試験が失敗したとの解析は「正確ではない」と反論。ドラフトには誤りがあり、その後改訂されたとも指摘した。試験結果は学術雑誌でまだ編集段階にあるとして、この出版までこれ以上のコメントや詳細への言及を差し控えた。
ギリアドは声明で、参加患者数が十分でなかったため中止になった同試験の結果を、この概要は誤って表現しているとの見方を明らかにした。
WHOの報道官によると、概要の執筆者はWHOから早期の情報共有を要請されてドラフトをWHOに提供していたが、それが誤って研究共有プラットフォームに投稿された。
原題:Gilead Tumbles After Report That Chinese Trial Unsuccessful (1)(抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200424-73080455-bloom_st-bus_all
米中でコロナ治療薬戦争が始まっている
医療メディアSTATが掲載したなら事実の可能性が高い
米ギリアド、新型コロナ薬治験を拡大 2倍超の6000人対象
4/18(土) 6:33配信 ロイター[ 17日 ロイター] – 米ギリアド・サイエンシズ<GILD.O>は17日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として注目される抗ウイルス薬「レムデシビル」の臨床試験について、被験者を3600人増やし、2倍以上に拡大した。
医科学メディア「スタット(STAT)」によると、レムデシビルの臨床試験で、重症患者の発熱や呼吸器症状の急速な回復が見られ、ほぼ全ての患者が1週間以内に退院したという。これを受け、この日のギリアド株は9.7%上昇した。
米政府が公開する治験情報によると、レムデシビルの治験目標数は2400人から6000人に増加した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200418-00000036-reut-bus_all
レムデシビルを推しアビガンを使いたがらない厚労省はどこの国の組織か
・ギルドサイエンスはタミフルの特許を持ってる。ラムズフェルドという歴代最悪の国防長官が2001年まで会長だった。厚生労働省がアビガンを使いたがらない理由?(8Gさん)
・安価なアビガンが普及すると、高価なギルドサイエンスの薬が売れなくなる(S4さん)
・レムシデビルは副作用が強い。今はアビガンが最有力(DVさん)
・会社名も薬の名前もウルトラシリーズの怪獣みたい(CKさん)
・アメリカの薬の利権がすごそう(CQさん)