
物価上昇率また0%台…「コロナ衝撃はこれから」=韓国
5/5(火) 9:24配信 中央日報日本語版韓国統計庁が4日、4月の消費者物価上昇率を0.1%(前年同月比)と発表した。これは昨年10月(0%)以来6カ月ぶりの最低水準。新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際原油価格が急落し、「社会的距離」のため外食の需要が減少したのが主な原因だった。農産物や石油類を除いたコア(物価)指数の上昇率は先月0.3%と、21年ぶりの最低水準となった。
金容範(キム・ヨンボム)企画財政部第1次官はこの日のマクロ経済金融会議で「実物経済の沈滞や失業など本格的な衝撃は始まったばかり」と述べた。金次官は「一時的な小康状態は開始段階の終わりにすぎず、本当の終わりと見なすことはできない」とし「過去とは違い、新型コロナ事態は供給・需要の衝撃、実物・金融部門の打撃が同時に発生する複合危機」と診断した。続いて「これから本格化する経済危機に効果的に対応し、ポストコロナ時代を先導するための強力な『経済防疫』が必要な時」と述べた。
統計庁によると、4月のサービス物価は0.2%の上昇に終わった。特に外食物価上昇率は0.8%と、4カ月連続で0%台にとどまった。統計庁のアン・ヒョンジュン経済動向統計審議官は「新型コロナで消費パターンが変わったのが物価に影響を及ぼした」とし「(高校)無償教育で公共サービス物価が下落した点も低い物価上昇率の原因」と説明した。
消費者が外出を自粛して家の中で過ごす時間が増え、農・畜・水産物物価は1.8%上昇した。ハクサイ(91.4%)、タマネギ(39.6%)など野菜類は10.3%上昇し、牛肉(5.4%)・豚肉(2.6%)・卵(12.3%)など畜産物も3.5%上昇した。水産物の価格も8.1%上昇した。物価安の状況でも消費者が生活の中で実感する食料品物価は高いということだ。
韓国銀行(韓銀)は「韓国の場合、生活必需品の買い占めやサプライチェーンの支障が大きくないため、物価上昇率が(他国より)低かった」と説明した。消費促進のための自動車個別消費税70%引き下げなども物価上昇率が低くなった原因だと、韓銀は分析した。カン・ソンジン高麗大経済学科教授は「新型コロナが落ちつき始めたが、消費の反騰が短期間で表れるという保証はない」と述べた。
低成長と物価安でまたデフレーション(景気沈滞の中で物価下落)懸念が生じている。政府は異例の原油安と新型コロナの影響などをもう少し眺める必要があるという立場だ。しかし景気の「V字」回復は難しいという点は認める雰囲気だ。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00000005-cnippou-kr
Beyond Coronaの韓国には辛く厳しい経済停滞が待っている
日本や香港に来る中国富裕層は上澄み中の上澄み
「何で食べていけば…」「今回はさすがにダメだ」 香港経済に訪れた最大の危機
5/5(火) 12:22配信 GLOBE+経済のグローバル化の波に乗って発展を続けてきた香港。昨年来の反政府デモに新型コロナウイルスの拡大が重なり、かつてない試練に直面している。先行きが見えない世界経済に大きく振り回され、不安が高まる街を歩いた。(文中敬称略)
アジア屈指のハブ空港が目詰まりする光景に目を奪われた。
3月下旬、香港国際空港を望む山に登った。急な坂道を息を切らせて駆け上がること1時間。眼下に広がる駐機場に、運休や減便で行き場を失った100機超の飛行機が見本市のように並んでいた。
香港は世界有数の自由貿易港と国際金融センターを築き上げ、人、貨物、マネーの自由な往来がもたらす莫大な富を享受してきた。そんなグローバル化のシンボルがいま、「鎖国」という最大の危機に直面している。
「お客が消えた」。観光客に人気の旺角(モンコック)にある雑貨市場「女人街」で、女性店員がため息をついた。昨年6月からの反政府デモと、今回の新型コロナのダブルパンチに見舞われ、売り上げはデモの前から8割以上も減った。「ここも1カ月後は閉店しているかも」
少し前までは中国本土からの買い物客が路上にスーツケースを広げ、「爆買い」の雑貨を詰め込む光景が当たり前だった。ピークだった2年前は本土を含む世界各地からの訪問者は人口の9倍近い約6500万人。日本に例えれば、10億人超が押し寄せた計算になる。
しかし中国本土からの感染者の流入を防ごうと、香港政府は1月下旬以降、高速鉄道の運行を停止。出入境施設の大半も封鎖した。「劇薬」の副作用は大きく、3月の訪問客数は前年同月比99%減(速報値)と急ブレーキ。街から北京語の会話が消えた。バブルにわいた反動は大きく、客足が途絶えた小売店は一転、閉店ラッシュに追い込まれた。
日本人観光客がよく訪れた水上レストラン「珍宝王国」(ジャンボ・キングダム)も3月上旬に営業停止に。「(1997年の)アジア通貨危機以降、不況を何度も克服したけど、今回はさすがにダメだ」と男性社員が肩を落とした。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200505-00010001-globeplus-int
世界の富裕層の上位10%、中国人が1億人で最多
2019.10.22 Tue posted at 19:30 JSTロンドン(CNN Business) スイスの金融大手クレディ・スイスが毎年、富裕層の動向をまとめている報告書の最新版によると、保有資産の額が世界の上位10%に入る人の数で中国が米国を抜き、初めて世界トップに立ったことが分かった。
報告書によると、保有資産が上位10%に入る中国人は1億人と、米国人の9900万人を上回っている。
一方で100万ドル(約1億円)以上の資産を持つ「百万長者」の数は、米国が1860万人と世界全体の40%を占め、中国は440万人にとどまった。
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韓国で生き残れる企業はよくて3社、最悪全部中国のものに
・韓国の弱点は、技術的な付加価値が低くて薄利多売を重視し過ぎた事(FKさん)
・消費者物価だけ上がると、家計の収入が減って支出が増える。家計負債が多い韓国では大打撃(TNさん)
・デフレに加えてウォンが下がれば輸入もできず、食料自給率も低いから食料不足になる(OXさん)
・産業の底辺部を支える技術力を持つ小さな企業が育たない。人材が集まらないから(OWさん)
・選挙で圧勝したムン大統領なら、舵取りは十分です。日本の手助けは必要ありません(CCさん)