
「外資系企業80%急減」 韓国ヘッドハンティング市場が干上がった(1)
5/25(月) 10:48配信 中央日報日本語版韓国コスダック(KOSDAQ)上場企業のA社は今年初めにマーケティング人材2~3人を補充しようとしていた計画を無期限で先送りした。同社の全職員は80人ほどだ。競争会社よりは良いほうだが、1-3月期の実績が期待に達しなかったうえに、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で下半期の見通しも不透明となり、ひとまず採用プロセスをストップした。今年1-6月期の在宅勤務の経験も「敢えて人を選ぶべきなのか」と根本的に問問い直す原因になった。同社関係者は「実績も実績だが、会社全体的に人材運用の効率性を再点検しなければならない時点が来たのではないかという内部の共感が大きかった」と伝えた。
大卒新入公採はもちろん、経歴職の採用市場が凍りついている。新型コロナによる実績不振や在宅勤務経験などにより、人材効率性を再点検してみようという認識などが原因となった。24日、ヘッドハンティング業界によると、最近、市場では「外資系企業は20%以下、国内企業は50%以下」という言葉が定説として受け入れられているという。昨年と比較すると、経歴職求職依頼が外資系は80%、国内企業は50%減少したという意味だ。外資系企業が経歴職の採用を手控えているのは、本社のある欧州や米国の新型コロナ打撃が韓国よりもはるかに大きいことが原因とみられる。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200525-00000019-cnippou-kr
採用減をコロナ感染状況のせいにする愛国日報
7-9月期にはさらにひどい就職不況が訪れるとの声も
大企業内の系列会社間の移動であるいわゆる「内部転職」も動きが止まった。一例として、ロッテグループやGSグループをはじめとする国内主要大企業の場合、一定期間、グループ持株会社などで勤務した後、元所属系列会社やグループ主力会社などに呼び戻していた。だが、これらグループ内の一部系列会社の実績が悪化しながら系列会社にいた人員も減らさなければならない状況になってしまった。財界関係者は「今は主力系列会社でも一寸先を見極めるのも難しい状況である以上、上から派遣される人員をやみくもに受け入れるのは難しい」とし「新型コロナで、国と国との間の貿易障壁だけでなく、系列会社の中でも見えない障壁ができている」と話した。
・・・このような渦中で、転職に最も弱い層は50代以上の求職者だ。今年初め、中堅企業の役員として退社したキム・ジョングクさん(仮名)も「毎日ヘッドハンターに履歴書を送り、就職サイトを調べているが、ヘッドハンターから電話一本来ない」と話した。本人の経歴などに比べ、かなりレベルを落とした地方の企業・機関などにまで志願したが、ことごとく苦杯をなめた。予想以上に求職競争が激しかったためだ。キムさんは「心を落ち着かせて再充電をしているんだと言い聞かせているが、ときどきふと不安を感じるのは仕方ない」と打ち明けた。
・・・
◆今年7-9月期に経歴職の「春窮期」来る
業種を問わず今年7-9月期が「経歴職採用市場」の真の不況期が来るだろうということに対しては異見が少ない。経歴職の場合、採用までに平均2~3カ月以上かかる。今年1-6月期に行われた採用は昨年末に公告されたものが多いということだ。反面、今年前半期は求人希望企業が極めて少なく、7-9月期の経歴職の春窮期は避けられないものとみられる。これに関連し、グローバルヘッドハンティング会社「NGSコリア」のヤン・ヨンホ代表は「転職を希望するなら、現在在職中の会社で成果と評判をしっかりと固めておいたほうがいい」とし「とにかく当面は軽々しく転職しないほうがよさそうだ」と助言した。
そもそもヘッドハンティングの定義からしておかしい韓国
・黙ってても向こうから声がかかるのがヘッドハンティング。履歴書を送らないといけないのは中途採用です(EGさん)
・コロナの影響が海外で多いからというのは違う。普通はコロナの影響の少ない国で業績を伸ばすけど、韓国にはその魅力がない。外資撤退です(XJさん)
・コロナに勝利しても、経済がボロボロな事に気付く(LQさん)
・自分の専門知識やスキルを大袈裟に表現するから、大抵の人が騙される(DCさん)
・この国は自社で人を育てられない。歴史を見ても悲惨だった(UYさん)