米国株式投資:GAFAMが買われまくる理由について
強気の米株市場、急な変調に備えよ-複数の著名投資家が警鐘
8/21(金) 12:04配信 Bloomberg(ブルームバーグ): 大手機関投資家の一部は、他の市場参加者の誰もが混乱しているのと同じパラドックスに悩まされている。つまり、世界には依然として問題が山積しているように見えるのに、米国株は史上最高値近くで推移しているという状況だ。
大手ヘッジファンドや投資信託のファンドマネジャーらは、複数の迫りくる脅威によって、米株の歴史的な上昇に急ブレーキがかかる可能性があるとみている。そうしたリスク要因には、学校再開を巡る不透明感、11月の大統領・議会選挙、対中関係の悪化、金融政策のインフレへの影響などがある。
S&P500種株価指数が3月の安値から50%余り上昇する一方、米失業率は依然として2桁台で高止まりし、連邦政府は新型コロナウイルスの封じ込めに苦戦している。S&P500種のPER(株価収益率)は過去10年の平均が18倍だが、最近では26倍にまで上昇している。
イリノイ州教職員退職年金基金の投資オフィサー、ブライアン・ペイン氏は「ファンダメンタルズと各市場の間には大きな隔たりがある」と指摘。11月選挙での「民主党圧勝」の見方が強まれば、「強気センチメントが弱気に変わる転換点になるかもしれない」と述べた。
多くの投資家は米株高の継続に懐疑的な見方を示しながらも、それがプロのマネジャーたちの行動と一致しているとは限らない。今年は特に急速な株価回復により、乗り遅れリスクが顕著だったからだ。
・・・https://news.yahoo.co.jp/articles/d3ff3165296a7a604350b736bf1e16d59447aac3