韓国、日本製ステンレス鋼巡るWTO紛争で一部敗訴…「法理に誤り、上訴する」
12/1(火) 8:00配信 朝鮮日報日本語版世界貿易機関(WTO)は30日、日本製ステンレス鋼に対する韓国の反ダンピング関税が不公正だとして日本が提訴していた問題で、韓国の一部敗訴となる判断を下した。韓国政府はWTOが一部の争点で下した判断に「法理的誤りがある」とし、上訴する意向を明らかにした。韓国政府が日本とのWTOでの貿易紛争で一部敗訴したのは今回が初めてだ。
韓国産業通商資源部によると、WTOの第一審にあたる紛争処理小委員会(パネル)は日本製ステンレス鋼に対する韓国の反ダンピング措置について、一部の分析方法がWTOの反ダンピング協定に違反するとの趣旨の報告書をまとめた。
WTOパネルは日本側の訴状に記載された提訴事項のうち、▲日本製ステンレス鋼と韓国製ステンレス鋼には根本的な製品差が存在する▲韓国の貿易委員会が日本製ステンレス鋼以外の要因による被害を日本製品に転嫁した--という主張では韓国側の主張を認める判断を下した。
しかし、▲産業通商資源部貿易委員会が日本製のダンピング製品と韓国国内の同種製品の価格差を考慮しなかったことが適切だったか▲日本の生産者の生産能力に関する貿易委による算出方法が適切だったか▲貿易委が日本の生産者による生産能力を無視し、世界ステンレス鋼フォーラムの統計資料を使用したことが適切だったか--については、日本側の主張を認めた。
韓国政府はWTOパネルの判断にもかかわらず、今後も日本製ステンレス鋼に対する反ダンピング措置を維持する上で問題はないとの立場だ。反ダンピング関税の維持に最も重要なのは競争関係の有無だが、両国の製品の細部の製品群は異なり、競争関係は成立しないとする日本側の主張が認められなかったからだ。
貿易委は11月13日、日本、インド、スペイン製のステンレス鋼に対する反ダンピング関税適用を3年間延長することを決定した。産業通商資源部関係者は「WTOの決定があっても関税適用に問題はない」と述べた。
しかし、完勝とは言いにくい。韓国政府の反ダンピング措置が正当化されるためには、輸入製品が不当な安値で販売されるなどして、産業が実質的被害を受ける恐れがあると判断されなければならない。WTOが日本製ステンレス鋼の「非累積評価」による価格が韓国製よりも高い点などを問題視したのはそのためだ。
・・・https://news.yahoo.co.jp/articles/bd6c4133ce6c7c621b63476142157a65a4bf2b67
敗訴したことを認められない朝鮮日報
日本、WTOパネル勝訴 韓国のステンレス棒鋼関税で
12/1(火) 0:22配信 時事通信世界貿易機関(WTO)は30日、韓国が日本製ステンレス棒鋼に適用している反ダンピング(不当廉売)関税がWTO協定違反だとする紛争処理小委員会(パネル)の報告書を公表した。日本が勝訴した形で、韓国は不服の場合、60日以内に最終審に当たる上級委員会に上訴できる。
ただ上級委は、米国の反対で委員が補充されず機能不全に陥っている。上訴しても手続きが進行する見通しは立っていない。
ステンレス棒鋼は腐食や高熱に強く、自動車や産業機械のバルブに加工して使われる。韓国は2004年7月に日本が不当に安く輸出しているとして15.39%の追加関税を課し、3回延長。韓国での日本製のシェアは、課税前の51%(02年)から11%(19年)に減少した。
日本の要請を受け、WTOは18年10月に一審に相当するパネルを設置した。日本は、特殊鋼中心で高価格帯の日本製品と、汎用(はんよう)鋼中心で安価な韓国製品は「競争関係にない」として、韓国の関税が不当だと主張してきた。
韓国の対日反ダンピング関税はステンレス棒鋼を含め5件ある。
https://news.yahoo.co.jp/articles/49e6808e1d9aea794764547b4db21c0d65331502
韓国はWTO事務局長の任命にも係争にも負けた
・韓国は一部敗訴と言っているので、上訴するつもりです。でも、上級委員会が機能不全なので、日本との協議に入る事も検討するみたいです
・日本の主張が世界で認められた事は大きいと思います
・韓国の国民に、どういう言い訳をするんですか?
・韓国はWTOの任命にも、係争にも負けたんですね
・韓国が1年以上続けているノージャパンも、実態は不当競争です
・上級委員会で従わないなら、日本は即座に関税を発動しましょう
・判決が出ても、都合が悪い事は言い掛かりをつけて無視します