韓経:ワクチン・治療剤の主原料が底をつく…韓国のバイオ企業が「ピンチ」
4/6(火) 9:24配信 中央日報日本語版最近ある韓国のバイオ医薬品委託生産(CMO)企業が米GEヘルスケアと独メルクにSOSを送った。バイオ医薬品の核心原料で培養に使われるバッチと不純物精製液のレジンの在庫が底をついているためだ。だが戻ってきた返事は「新型コロナウイルスワクチン生産に使う量も不足している。送れる在庫はない」だった。
韓国のバイオ企業がバイオ医薬品を生産するのに必要な核心原料を確保できずパニックに陥った。新型コロナウイルスワクチンという新たな需要先に原料が大挙投入されたため、バイオ医薬品を少量生産する韓国企業には順番が回ってこないためだ。
…◇原料輸出制限する米国
バイオ医薬品の原料不足現象は世界各地で広がっている。米国やドイツなど原料医薬品生産大国が原料輸出を制限しているためだ。最近新型コロナウイルスワクチンメーカーである英アストラゼネカと米ノババックスのワクチン供給が遅れている理由もここにある。
バッチとレジンはどのようなコロナワクチンを作るかにより使われたり使われなかったりする。メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンは動物細胞培養方式でないだけにこうした原料が必要ない。これに対し細胞を培養してワクチンを作るウイルスベクターと蛋白質再調合方式には必須要素だ。アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、ノババックスのワクチンが代表的だ。米イーライリリーとリジェネロンなど抗体医薬品基盤の新型コロナウイルス治療剤を生産する会社もバッチとレジンを使う。
ワクチン・治療剤の生産が本格化した今年から米国発の輸出は事実上中断されたとバイオ業界は声をそろえる。あるバイオベンチャー代表は「通常3カ月なら受け取れたバッチを8カ月後に受け取れるという説明を聞いた。セルトリオンなど購入交渉力がある会社を除けば事実上バッチを確保できないという話も出ている」と吐露した。
バイオ医薬品原料不足が長期化すれば大手CMO企業もぐらつきかねないという見通しも出ている。世界最大のCMO国である韓国のバイオ競争力が落ちる恐れがあるという話だ。業界ではバイオ医薬品原料を1日も早く国産化しなければならないと主張する。アミコジェンなどが政府支援により素材の国産化を進めているが、2023年以降に商用化が可能なものと証券業界ではみている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0b93b51ebebd5143d002ca933a3dee32bc16895b
日本だけでなく米欧の材料も必要だった韓国
韓国は米欧製品の不買運動をすべき
・これが先進国と途上国の違いです。誰でもできる事は途上国も許されますけど、限られた国しかできない事は途上国にはできません
・中国から買えばいいと思います。品質が悪いと思いますけど、信頼を失うとこうなります
・どっちもアメリカやヨーロッパのワクチン供給の目処が立ってません。韓国に供給する余裕はありません
・韓国が物資の調達で置いていかれるのは、価格交渉で値切るからです。お金の使い方を知らないんですね
・輸出規制をされたので、反米と反独不買運動をしましょう
・何の技術力もないで、ただ委託された物を作って喜んでるだけです