韓国「ダム決壊への復興支援はラオスに自ら再建する能力があるかで決める」  どういうこと?

韓国「ダム決壊への復興支援はラオスに自ら再建する能力があるかで決める」  どういうこと?

ラオスダムへの補償なんですが、その前に韓国政府が復興支援を行なうみたいですね!それに関する韓国外交部の発言が話題です。ちょっと読んだだけでは意味がよく分からなかったんですが、どういうことなんでしょうか?

韓国企業建設のダム決壊、韓国政府のラオスへの援助継続は未定―韓国メディア
2018年7月31日(火) 9時20分

2018年7月30日、韓国・聯合ニュースによると、ラオス南東部アッタプー県で韓国企業が参加して建設中の水力発電用ダムが決壊し、多数の被災者が出た問題で、韓国外交部関係者は同日、被災地の復興支援について「ラオスに自ら再建する能力があるか、韓国との2国間関係を考慮して継続するかどうか決める」と表明した。新華国際などが報じた。

一方、ラオスメディアによると、ラオスのトンルン・シースリット首相は29日、ダムの建設事業に参加していた韓国・タイ両政府による合同チームが今後、事故原因などを調査すると発表した。ダムはタイ、韓国、ラオスの3カ国が合同で建設していた。

シースリット首相は「われわれは事故原因について徹底的に調査する。事業に関与する他国との協力も進める」と表明。ダムの設計、施工業者、コンサルタント企業に対しても調査を徹底。「透明で公正な手法で進めたい」と述べた。被災者への賠償問題については「開発業者に100%関連する問題だ」と語った。(翻訳・編集/大宮)

https://www.recordchina.co.jp/b629691-s0-c30-d0045.html

「自ら再建する能力」は翻訳ミス?意味がおかしい?

再建する能力、という部分がちょっと分からないね。能力とは何だろう?

ですよね~!

ダム決壊に対する復興、つまり水浸しになった村々を元通りの状態にするという意味かと思いますが、確かにラオス一国だけでは手に負えないかもしれませんね。費用的な意味で言っているのか、家を建て直すための技術的な意味で言っているのかが分かりませんが。

翻訳ミスか何かじゃない?ラオスに再建する余裕がなければ、みたいな表記の方が意味が通ると思うんだけど。

その方がしっくりきますね!

一旦英訳した方が分かりやすいかもしれません。if Laos is able to rebuild by themselves or not…この表記ならば必ずしも能力のことを表すわけではありませんし、表題のように和訳することも可能です。能力よりも「力」の方がまだ意味が通るかもしれませんね。そもそも復興は必ずしなくてはならないものですから、能力の有無を気にしている場合ではないと思うのですが。

まあ復興を誰がメインでやるのか、という部分は気にする必要があるね。

ラオス政府は事故原因の解明を優先?

で、どこが責任を持って復興をやるんですか?

韓国としては、なるべくラオス自身に頑張ってもらいたいと思ってるんだろ。だからラオス自身の力で再建できるかどうかを気にしているわけだよ。

でも、そんな余裕はラオスにないですよね・・・。

ラオス政府は事故原因の究明を最優先して行なうようだね。責任の所在がどこにあるのかを100%明確にしたいんだと思う。

それって、復興よりも優先してって意味ですか?

明言はされてないけど、韓国が復興支援だけについて言及しているのと温度差を感じるよね。ラオス政府が復興に関して何か発言してるソースってあった?

ざっと調べた感じだと見つかりませんね~。韓国政府が5500万円分の現金と5500万円分の救援物資を用意している、という報道ならありました。

やっぱないよな。それがどうも引っかかっててね。

復興支援に関しては、韓国側の発言が一人歩きしている印象がありますね。ラオス政府がどの程度まで支援を要求しているのかが見えませんし、金額の多寡や支援物資の規模に関しても、韓国側がこれだけ用意したという報道が目立ちます。それで足りているのか、あるいは十分すぎて余っているのか、被災地にちゃんと届けられているのかという点に関しては何も分かりませんね。

確かに!その後どうなったのかが全然見えてきませんね・・・。

韓国の復興支援はちゃんと進んでいるの?

救援物資を送る方針を決めた、で報道が終わっちゃうと困るよね。

確かに、その後送らない方針に変わるかもしれませんしね・・・。

ラオス政府が韓国の救援物資を受け取ってる写真でも出てくれば、納得感が出ると思うんだけど。どうして1枚も出てこないんだろうね?

ちなみに、韓国の救援部隊が出発前に撮影した記念写真ならありました!

おいおい呑気だな…。緊張感がなさすぎると思うんだけど。

SK建設が出した救援物資に関しては届いてるみたいですよ。50トンの食料品、50トンの医薬品や生活用品、衣類10トンなど合計120トンを航空便で送ったとのことです。また被災地では臨時の宿泊施設の建設に着手したそうです。これで150世帯が生活できるようになるとのこと。もっともこれはラオスのアタプ州政府の要求に応じてとのことなので、あまり乗り気ではなかったのかもしれませんが。

150世帯か…。全然足りないような。

確かに、SK建設の作業員らしき人が土をどかしてる写真ならありますね!

なんだそりゃ。その宿泊施設の写真はないの?

見つからないですね・・・。救援部隊のラオス到着後の記念写真なら見つかりました!

ええ…(絶句)

これです!1枚目は出発前、2枚目は救援に向かう前の写真でしょうか?
https://i.imgur.com/ic6doT8.jpg
https://i.imgur.com/L5drjTD.jpg

…いやまあ、ちゃんと救援活動するなら別にいいんじゃない?ちゃんとやるならね。

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