ラオス政府、ダム被災地での中国の調査活動を断っていた! とんでもない重要情報が報道される!

ラオス政府、ダム被災地での中国の調査活動を断っていた! とんでもない重要情報が報道される!

ラオス政府が国際大ダム会議と東京電力に調査を依頼したという件について、もう少し詳しい記事がビエンチャンタイムズから出ている。正式名称をInternational Commission On Large Dams(ICOLD)とするこの組織のAnton J. Schleiss教授がラオス首相と会って話をしたようだ。ダム決壊についてより正確な情報を得るため、調査を10月にも再開するということらしい。そして中盤で重要な情報が発覚し…。

PM calls on experts to reveal the truth behind dam collapse
Latest Update August 25, 2018

Prime Minister Thongloun Sisoulith has urged international experts to work closely with Lao officials to determine the real reason for the collapse of the dam in Attapeu province on July 23.

Mr Thongloun made the request when he received a courtesy visit from members of the International Commission On Large Dams (ICOLD) and the Tokyo Electric Power Company (TEPCO).

The group was led by a senior expert with ICOLD, Prof. Dr Anton J. Schleiss, who is partnering with other professionals, including Lao officials, to investigate the cause of the dam collapse, according to a statement on the government’s website on August 22.

Prof. Dr Schleiss sincerely thanked the prime minister for giving up his valuable time to welcome him and his delegation.

He also expressed his sadness over the tragic consequences of the dam burst in Sanamxay district.

Although the exact circumstances of the dam’s collapse are still unclear, Prof. Dr Schleiss said his team would resume their investigation in October to try to discover the true reason for the accident.

http://www.vientianetimes.org.la/FreeContent/FreeConten_PM_calls_198.php

スポーツで勝ってもラオスの決壊ダム問題は解決しない

結局ラオスダムの方にしたんですね!サッカーは明日ですか?

何か色々と物議を醸す試合だったみたいだけど、詳しい記事が明日にも出るだろう。それからでも遅くないと思ったんだ。まあいずれにせよスポーツは優先度が低いから。

スポーツで勝っても、ラオスのダム決壊という事実は変わりませんからね・・・。

いいこと言った。サッカーで優勝しようが何しようが、現実から逃げることはできない。国民の目はそれでごまかせるかもしれないけどね。いくら愛国心を発揮したところで徒労に終わるんじゃないかと思う。

それで、今回の記事はこの前の産経新聞さんの記事の裏付けでしょうか?

ああそうだった。東京電力という名前を出したのは産経新聞が最初だったな。ビエンチャンタイムズの報道でそれが真実だったと証明されたわけだ。まあ別に疑ってはいないけどね。上の記事では実際に国際大ダム会議の教授が首相と握手している写真がアップされている。

でも、調査は10月に再開なんですね・・・。1カ月も先だなんて。

その点は俺も気になった。9月に全く動きがないとは思わないけど、もう少し先に繋がるような何らかの材料は欲しいよね。ネットユーザーの関心も薄れてしまうかもしれない。

でも、それだけ大きな事故だったという証明でもありますよね?

だと思う。徹底的に調査してほしいね。

中国企業が既に被災地で調査活動を始めている?

ネットユーザーの反応で、いくつか気になったものを見つけたんですが・・・。

どういうやつ?

中国のにパワーチャイナという企業があるそうなんですが、その子会社である昆明エンジニアリングと成都エンジニアリングという2つの会社がラオスの被災地で安全性の調査に参加しているみたいです。アースロックダムの専門家も派遣しているとか。

アースロックダム?アースフィルダムの間違いじゃない?

混ざってますよね・・・。翻訳ミスでしょうか?

でもまあ中国がラオスで調査活動をしているというのは分かった。大体予想はつくよね。ラオスは共産党で中国とも仲良しなんだろ?

ラオス政府は中国の要請を断っていたという重要情報

それが、そうでもないみたいなんです。次の記事が重要なんですが・・・。

「韓国ダム」決壊で孤立のラオスに日本が救いの手
2018年08月26日 11:00

 これは信頼すべき筋から聞いたスクープ記事だ。これは国連筋から得た情報だが、情報源を秘匿するために配慮して書く。

(中略)

 さて、八方塞がりで窮地に追い込まれたラオス政府とラオス国民に、「私たちが中立の第三者として入ってあげましょう」と言ってきたある国がある。もちろん正式な外交ルートではなく企業の皮を被ってだが。その国の名前は中国だ。

 ラオス政府はこれを断る。これ以上中国に影響力を行使されたら国を乗っ取られてしまうからだ。そして、ラオス政府が助けを求めた国がある。

 それは日本だ。

(以下略)

http://agora-web.jp/archives/2034425.html

何だって?ラオス政府が中国の要請を断った?

そうなんです!ボクもびっくりしました。これって事実なんでしょうか?

いやだって、現実問題としてラオスチャイナ鉄道プロジェクトという名前の企業が現地でSK建設と一緒に橋を造ってただろ?それに上にあるパワーチャイナの子会社とやらも現地で調査活動をしてるんだろ?

そうです!いくつか被災地で調査活動を行なっていると思われる写真もアップされていました。ドメインがcnなので、リンクを張るのは控えます・・・。

パワーチャイナのウェブサイトってことかな?まあ別にいいよ。とにかく、中国が現地入りしているのは確実だというのに、ラオス政府としては断ったことになってるわけだ。これはかなり重要なことかもしれない。

ラオス政府が断ったのを無視して、勝手に被災地に入ってるってことでしょうか?

その可能性も否定できないよね。だって別に犯罪行為じゃないんだし、要請を断られたからと言って引き下がる理由もないはずだ。中国としてはこれを機にラオス国民の信頼を一気に勝ち取り、一路一帯プロジェクトの起爆剤とする計画を立てているはず。

一帯一路です!

また間違えたww 漢字だとマジで紛らわしいんだよ。

でも、中国ってそういう部分では手抜きしないんですね!好感が持てます。

だから脅威でもあるんだ。中国は重要な部分で一切手抜きも妥協もしないし、敢えて日本が喜ぶようなことも平気でやれる。韓国だと愛国心が邪魔してできないようなこともね。そうやって日本各地の基地局を支配するまでに至ったというわけだ。中国は韓国の扱い方も心得ているし、本当に侮れないんだよ。

東電の調査活動への参加は日本政府が裏で動いた結果か?

それで、記事の続きにも重要なことが書かれているんですが、

 国連筋によると、ラオス政府は事故直後から安倍政権に第三者の仲介役の段取りをするよう助けを求め続けていたそうだ。しかし、日本としても火中の栗を拾うには大きなリスクとコストが付きまとう。今、朝鮮半島の非核化や拉致問題を巡って韓国との距離を縮めているところだ。中国、そして米国と熾烈な外交ゲームを繰り広げている。こんなところで、ホワイトナイト(白馬の騎士)として仲裁役に立つと、韓国との外交問題に発展しかねない。

 そこで首相官邸は、日本が前面には出ないが、欧米等と連携して、この問題に当たる座組みを考え、先週日本や国際組織の非政府専門家を現地に赴かせた。表向きは政府は絡んでいない。政府とは無関係の法人の専門家が詳細に客観的に情報を分析した。

 彼らは、現地をつぶさに冷静に確認した後、ラオスの首都ビエンチャンの首相官邸に赴き、トーンルン・シースリット首相に直接面会しその結果を口頭で伝えた。もちろんその場に現地の日本大使館関係者も日本政府系機関職員も同席していない。

 安倍首相は大変したたかだ。表向きは、韓国と直接対峙しない。中国のこれ以上のインドシナ半島への侵食を食い止められる。ラオス政府や国民からは感謝される。それは米国の影響力が低下するアジアの新秩序形成において、大変意義深い良手である。

 多分、早晩、国際的な陣容で第三者評価委員会の立ち上げが世界的なニュースとして駆け巡ることになるだろう。日本ではあまり報道されないだろうが。

(以下略)

http://agora-web.jp/archives/2034425.html

これって、冒頭の国際大ダム会議や東京電力に調査を依頼した話に繋がってきませんか?

よくぞ気付いた。ドンピシャだと思う。「欧米等と連携」「国際的な陣容で」という部分に符合しているし、それなら世界銀行の名前が出てきたのも分かる。

「政府とは無関係の法人の専門家」というのは東京電力のことでしょうか?

どうだろう?東電が政府とは無関係だと言われてもピンとこないけどね。

でも、いきなり東京電力の名前が出てきた理由がこれで説明できますよね。少なくともボクは腑に落ちました。

となると、ラオス政府としては中国ルートは断り日本に全面的に依頼したいと思っている。しかし一方で中国はラオスの意向を無視し被災地でガンガン調査活動や復興活動を行ない、そこにSK建設も参加している。非常に興味深い展開になってきたことだけは間違いないね。

ラオスを巡って、日本と中国韓国で利害が対立しているんですね・・・。

まあ表向きは国際大ダム会議など欧米の機関を挟みつつ、慎重に事を進めようという算段だろう。それで10月から調査を再開すると発言したのかもしれない。問題は、それまでの9月中に中国がどれだけ調査活動を進めるかという部分なんだけど。

確か被災地には人民解放軍も入ってませんでしたか?

確かなソースでは見たことがないんだけど、可能性は十分にある。とにかく、ラオス政府の意向が分かっただけでもよかった。中国と仲良しだなんてとんでもないことを言ってしまって申し訳ない。

ホントですね・・・。同じ共産党ならてっきりそうだとボクも思いました。

中国という国は同じ共産主義の国から見ても脅威だってことだよ。ベトナムも社会主義だけど、同じように中国を脅威だと考えてるだろ?何もかもが中国になってしまったら、主義主張以前の問題になるからな。

日本は何もアピールしなくても世界から頼りにされているという事実

今後はどうなるんでしょう?

9月中の被災地での動きに最大限注意を払おう。日本が慎重に物事を進めすぎるあまり、中国に既成事実をいくつも作られてしまったら元も子もないからな。日本が間に立たないと韓国への賠償請求もままならないと思う。国連は味方してくれるとは限らないし。一帯一路まで関わって来るとなれば、米国も黙ってはいないはず。

でも、日本が国際的に信頼されているのが分かってうれしいです!さっきの日本は競泳強国という話で出た水処理技術もそうですけど、もっと世界の皆さんのために役に立ちたいです!

いい心がけだ。別に日本はすごいすごいなんて連呼しなくてもいいんだよ。世界で日本にしかできないことは山ほどあるし、自らアピールしなくても頼りにしてくれる国や組織も沢山いる。日本が世界で一番だとか最強だとかいう称号は必要ないけど、国際社会の一員としての役目を果たすだけでも十分にすごいことなんだから。日本は世界で頼りにされているという事実をもっと日本の人達自身に広めていくべきだね。

素晴らしい締めの言葉です!たまに真剣モードですよね。

普段から真剣だぞ。誰かが変なこと言うから突っ込まざるを得ないだけで。

ボクだっていつも真剣です!全力投球です!

また野球用語使ってるwww

ほらまた冗談モードじゃないですか!

まあいいだろ。せっかくの前向きなムードに水を差さないよう、明日以降もビエンチャンタイムズを注視していこう。

感想
  • ふざけるな (0)
  • やめろ (0)
  • おかしい (0)
  • 許せない (0)
  • 素晴らしい (0)
  • 驚いた (0)

News U.S. note 更新情報 News U.S. note 更新情報

News U.S. Patriot 更新情報 News U.S. Patriot 更新情報

3日間のアクセスランキング 3日間のアクセスランキング

社会・経済ランキング政治ランキング

More
articles

last week
topics