トランプすごすぎだろ…。公聴会を経て2000億ドル分の中国製品に関税を課す時期を決めるはずだったのが、さらにプラスで2670億ドル分の商品に関税を課す用意があると発言。これを受けて人民元が急落。中国いよいよヤバくなってきたな…。
米大統領、中国全輸入品に追加関税も 新たに2670億ドル相当用意
2018年9月8日 02:44[米大統領専用機上 7日 ロイター] – トランプ米大統領は7日、新たに2670億ドル相当の中国製品に対して追加関税を課す用意があると明らかにした。
トランプ大統領は「中国側の動き次第で、2000億ドル規模の中国製品に対する関税措置が近く発動される可能性がある」とした上で「その後、私が望めば、さらに2670億ドル相当の追加関税を急きょ発動する用意があると言っておく。そうなれば、状況は一転するだろう」と語った。
これに先立ち、米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は、2000億ドル分の中国製品に対する追加関税を巡り、トランプ大統領は市民から寄せられた意見を精査した上で決定を下すとの見方を示した。パブリックコメント(意見公募)期間は6日深夜に終了。2000億ドル分の中国製品にはカメラ、録音機器、ハンドバッグ、タイヤ、掃除機などが含まれ、関税率は10─25%となる可能性がある。
米国の中国からの最大の輸入品である携帯電話はこれまで対象となっていなかったが、新たに2670億ドル分の中国製品に関税が課されれば、対象に含まれることになる。
トランプ政権はすでに半導体を含む500億ドル相当の中国製品に対し25%の関税措置を発動させている。
トランプ大統領が打ち出した対中関税措置の対象は発動前のものも含め合計5170億ドルとなり、2017年の米国の中国からのモノの輸入総額の5050億ドルを上回る。
トランプ氏の発言を受け、中国人民元CNH=はオフショア取引で対ドルで約0.4%下落した。
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-trump-0907-idJPKCN1LN2B8
2000億ドルに加えて新たに2670億ドル
えっ?2000億ドルに加えて2670億ドルなんですか!?670億ドルを増やしたわけじゃなく?
記事を読む限りそうなる。この2670億ドルの方には携帯電話も含まれる。つまり中国のスマホをメインターゲットにしてきたわけだ。
大変じゃないですか!中国製品がアメリカで全然売れなくなってしまいます!
それにしてもトランプ…。対中制裁の手を一切緩めないどころか、加速度的に厳しくしていないか?
私にとっては全て想定内の動きです。トランプ氏は過去にも総額5000億ドル以上の商品に関税を付加すると発言しており、今回実行に向けたステップを踏んだと言えます。中国側に引き下がる意思が全く見られないので、必然的にそうなるでしょう。今はまだ用意があるという段階ですが、中国の出方次第では早期の発動もありえます。
しかも総額が5170億ドルで2017年の輸入総額を上回るって?1ドルたりともまけないつもりだよこれ。
中国も真珠湾コースへと追い込まれる?
ネットユーザーの反応なんですが、最近書く人が減ったと噂になっています。
中国にもコメント部隊がいるんじゃない?中国に都合悪いニュースは食い付きが悪いんだと思う。
このままだと中国も真珠湾コースだそうですけど、迂回貿易で回避するのではないかとも言われています。
迂回貿易?どこを?
韓国だそうです。日本も半導体規制の時韓国を介して北米に売ってたとか何とか。
北朝鮮産の石炭が韓国に入ってて問題になってるのに、今さら迂回貿易とか通用するのかな?
トランプ氏は日本も例外ではないことを対日貿易協議の一環で主張していますね。迂回貿易は簡単に発覚しますから、大人しく従っておくべきかと思いますが。日本に関してはさほど問題にならないでしょう。中国に対する措置とは明らかに温度差がありますね。
そうだな。日本はもう真珠湾を繰り返したくないからな。歴史で学んだから。次の戦勝国になるためなら、米国の方針に沿って動いていくのがいいだろう。英国やオーストラリアに東南アジア諸国がついている。
日本は海洋国家との結びつきを強めるべきじゃよ。米国との関係構築は近代日本の発展の礎となっておる。
大陸国家の中国やロシア、ドイツとは関係を深めるべきではないですね…。
人民元は週明けにも大変なことになる?
人民元の相場なんですが、週末なので当然動いていません・・・。週明けは大変なことになるでしょうか?
なるほど。チャート的にはここから一気に下げてきそうだな。トランプの発言に注目しておいて正解だった。大体こういうのは週末にくるからな。
ブラックマンデーになるんでしょうか?
今まで使われてないブラックチューズデーとかじゃない?ちょうど9.11の日だし。
Black Tuesdayはすでに使われていますよ。1929年10月29日火曜日に第二の暴落が発生しているのです。歴史上では10月24日のBlack Thursdayが最も有名ですが。ちなみにBlack Wednesdayは別名ポンド危機”Pound Crisis”と呼ばれており、1992年9月16日に英ポンドの為替が急落した出来事を指します。
なるほど。それでブラックフライデーだけは明るい意味を持たせようとしたわけだ。ブラックの意味も他とは違うしね。
へぇ~!勉強になります!
とにかくトランプは少しも手を緩めるつもりはなさそうだし、中国にはもう打つ手が残されていない。体力勝負になるのは目に見えてて、中国で食料価格が暴騰し始めたら持たないよ。真珠湾と同じことをやれるかどうかも分からない。中国の軍閥同士で戦いが始まってしまう可能性もある。
来週の人民元相場が怖いです・・・。どうなってしまうんでしょう?