トランプ氏の対中関税第3弾ですが、間もなく発動するとTwitterで意欲を示しているそうです。側近に準備を進めるよう指示し、9月中にも最終判断が下されるようです。関税が発動されても中国との交渉には影響は出ないだろうと強気の姿勢を維持しています。
トランプ氏、対中関税第3弾の準備進める 米報道
2018/9/15 6:53米ブルームバーグ通信は14日、トランプ米大統領が中国に対する制裁関税の第3弾の準備を引き続き進めるよう側近に指示したと報じた。米政権は現在、中国からの輸入品2千億ドル(約22兆円)分に課す追加関税の詳細を詰めている。トランプ氏は関税の早期発動にたびたび意欲を示しており、9月中にも最終判断する。
同通信によると、トランプ氏は13日、米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表やムニューシン財務長官らと対中関税について協議した。トランプ氏は関税の発動を進めても中国との交渉には影響を与えないとの見方を示した。
トランプ氏は13日、追加関税を「まもなく」発動するとツイッターで改めて意欲を示した。第3弾関税の対象品目案には家具や家電など消費財が含まれており、多くの企業が反対意見を出している。USTRが中心となって品目リストや発動日、関税率の確定に向けた準備を進めている。
中国政府は13日、ムニューシン氏から貿易問題を巡る閣僚級協議を再開する提案があったと説明した。米政権は中国に関税をかけて圧力を強めながら、ハイテク産業への補助金撤回などの譲歩を引き出す構えだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35426510V10C18A9000000/
9月中にも第3弾発動の方針決定か
ついに来るか第3弾…。9月もあと半月だし時間がないぞ。
今日ってリーマンショックからちょうど10年なんですね!
まあ土曜だから今日何か発表があるわけはないけど、週明けにも大筋が分かってくるだろうね。
「まもなく」とはいつ頃なんでしょう?
来週中に準備を進めて、9月最後の週に発動もしくは方針決定とかかな?
昨日のダウ平均株価ですが26000ドルを再び上回り、年初来高値の更新まで視野に入ってきています。リーマンショックから10年、米国は大きく成長し復活を遂げました。トランプ氏が強気の姿勢を維持できる背景がここにあるのです。米国民も大きな信頼を寄せていることでしょう。
一方の中国は軟調な相場が続いている。大きな動きがあればすぐに底割れしそうだ。
人民元も元気が全くありません!ほとんど誰も取引してないのでは?
その一方で日経平均はすごいね。総裁選に向けてグングン上昇してる。23000のレンジを突破して勢いをつけてきたな。さすが安倍首相!
ホントです!長い停滞期を経て上向いてきましたね。
結局は経済なんだよ。これからどうなるか分からないけど、今のところは日本経済はうまくいっている。日経平均が今の水準を維持し続ければ、もうしばらく安倍首相の時代が続くよ。気になるのは個人消費の伸びかな。ここが米国と乖離しているからね。
米国との関係がうまく行っている証拠じゃのう。細かな統計は気にせずに大筋で物事を捉えることじゃよ。
雇用が改善してきてるので、あと一歩だと思うんですよ…。確かに外交の方が優先順位が高いですね。
トランプ氏の支持率が下落も、米議会の後押しで強硬姿勢を維持
ネットユーザーは中間選挙への影響を気にしていますね・・・。あと1カ月半だから時間がないと言ってます。
ここまで来たらむしろ勢いづくんじゃない?米国株が全然下がってないのが、米中貿易戦争の行く末を暗示しているんだよ。今は中間選挙のその先の先まで見ていると思う。
CNNさんによると支持率が30%台に落ちてるそうです・・・。無党派層にも見放されたとか何とか。
トランプの支持率がいくら下がろうとも、岩盤のように崩れない層がいる限り大丈夫だと思う。安倍首相だって同じじゃん。今の方針を維持できるなら、これ以上下がる理由がないよね。
トランプ大統領の方針だけで決まってるわけじゃない、って言ってる人もいます。
そうだな。米議会の方がむしろ強硬に対中制裁を実施しろと要求している。トランプは議会に後押しされてるから今の強硬姿勢を維持できてるんだよ。つまり、米政府は一体化しているというわけだ。
アメリカ議会なんですけど、共和党よりむしろ民主党の方が対中強硬路線みたいですね!オバマ大統領の頃に国防を台無しにされてしまったのが理由だとか。
知的財産権の問題もあるからな。米国全体の問題として共有されていると思う。
中国はかつての日本と同じ歴史を歩むか
何度も言うように、中国には選択肢が残されていません。米国の要求を全面的に受け入れるか、さもなければ”歴史の繰り返し”になるでしょう。米政府内部の対立は些細な要素でしかありません。これらの方針に従えない閣僚はすでに解任されています。
歴史の繰り返し・・・。ネットユーザーも同じことを書いてます。
マジで?
はい。第二次世界大戦時のアメリカと日本の関係と同じだって。問題の根本が覇権争いだから、決着がつくまで終わらないみたいです!
覇権争いに負けた方はどうなるか、誰もが歴史の授業を通じて知っているよね。それでもここまで発展できて世界2位の経済大国になれたのは、やっぱ”負け方がよかった”からじゃないかと俺は思う。
太平洋戦争みたいになるんでしょうか?想像もできませんけど・・・。
あの戦争がどのような過程を経て終わったのか、そして戦後日本は誰のおかげで発展してこれたのか。日本の歴史の授業ではろくに教えてもらえないけど、俺は気付いてしまったんだよ。なぜ平成になって日本経済の成長が止まってしまったのかもね。
何よりも米国との関係、そして経済発展を重要視した人物がいたということじゃな。覇権争いを終わらせることにも意味があるんじゃよ。
それはどなたでしょうか?
例えば広島と長崎についてどう思う?
ボクにはちょっと重すぎるテーマです・・・。簡単には答えられません。
俺も敢えて正統性は問わない。だけど、その時確実に歴史は動いたんだ。本土決戦が想定されていたという話は知ってるよね?これを回避した”御聖断”があったということも。本拠地を最後まで東京から移動させなかったことも。今の中国に、果たしてそのような重大な決断を下せる人物がいるのだろうか?
急に話を戻しましたね!でも何となく分かります。今の中国を見ていると、何となく国がバラバラになってしまうんじゃないかって。
その通り。習近平にはもはや求心力がない。プーチンにも蜂蜜をプレゼントされてしまうというありさまだ。この状況で米国と正面衝突できるか?どう考えても負け戦じゃないか。それどころか中国内部での覇権争いに繋がってしまうかもしれない。
私の見立てでは、中国は対米開戦を決意できないまま制裁をなし崩し的に受け入れることになります。中国側も形だけは対米制裁を実施しますが、結果的に食料品の高騰に繋がり情勢は悪化するでしょう。そこから先は米国の関知すべき領域ではありません。米国はただ正義の名のもとに”正しい人々”を救う使命を全うするだけです。
何となく見えてきたぞ。これから中国で何が起こされようとしているのか。本当にウイグルを口実に制裁が実施されるなら確定だろう。とにかく、9月中に第3弾が発動するかどうかだ。それが全てだ。