中国の投資減速が止まらず過去最低の伸び率に  バブル崩壊の懸念も

中国政府が固定資産投資についての統計を発表しましたが、5.3%となり過去最低の数値を更新したそうです。インフラ投資も急速に縮小しており、中国政府の思惑とは裏腹に不穏な空気が漂っています。バブル崩壊の懸念もささやかれています。

中国、固定資産投資5.3%増 伸び率は過去最低
1~8月
2018/9/14 11:42

 中国国家統計局が14日発表したマンションや工場の建設など固定資産投資は、2018年1~8月の累計で前年同期比5.3%増えた。伸び率は1~7月(5.5%)から小幅に縮小し、統計を遡れる範囲で最低を更新した。道路や地下鉄などインフラ投資の減速が続いている。

 1~8月のインフラ投資は前年同期比4.2%増で伸び率は1~7月(5.7%)から縮小した。共産党は7月の中央政治局会議でインフラ投資を積み増す方針を示したが、減速傾向に歯止めがかかっていない。民間投資は8.7%増えた。不動産の投資が堅調だ。

 8月の工業生産は前年同月比6.1%増えた。伸び率は7月(6.0%)から小幅に拡大した。化学繊維や鋼材は堅調だが、パソコンや自動車は振るわなかった。米国との貿易戦争で新規受注に陰りが出ており、今後の動向が注目される。

 百貨店やインターネット通販の売上高を示す社会消費品小売総額は8月に前年同月比9.0%増えた。伸び率は7月(8.8%)から拡大した。日用品や家具は伸びたが、自動車や家電は振るわなかった。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35360740U8A910C1MM0000/

投資の伸び率がGDP成長率を下回ればバブル崩壊の危機

中国が5.3%なんて数字を出しちゃまずいんじゃないの?経済成長率6.7%を維持できないぞ?

確かに!中国の話ですもんね。ちょっと少ない気がします。

インフラ投資も減速気味どころか、1~7月が5.7%なのに1~8月が4.2%じゃ大幅に減ってるじゃないか。中国政府は大丈夫なのか?

どうして減ってるんでしょうか?貿易戦争の影響とか?

中国当局は名目成長率の目標を6.5%以上と定めているようですが、このままですと投資が成長率を下回る状況が慢性化することになります。すると地価が下がり、不動産バブル崩壊の懸念が生じてくるのです。

やっぱりそうだよな。中国で5%台って相当低いぞ。かなり無理しないと成長率6%台を維持できないと思う。

どうするんでしょうか?

地方政府のGDPを全て合計したら、中央が発表した数値より52兆円分も多かったなんてこともあった。まあ要するに鉛筆をなめて対応するんじゃない?

鉛筆をなめるとは!?

慣用句だよww

なめたら体に悪いのでは?

今どき文字どおりになめる奴がいるかよwww 昔なら分かるけど。数字を操作したりごまかすって意味だよ。

鉛筆をなめると、不思議な力で都合のいいの数字が書けるようになるんですか?鉛筆の芯にはどんな成分が含まれてるんでしょう?

説明が面倒だからそういうことでいいよww

中国政府が2020年から不動産税を導入へ

ネットユーザーはもっと深刻に捉えています!成長率8%が0%だと考えるべきだって。

要するに8%底上げしてるってことか。じゃあ今の6.7%だとマイナス成長だよな。

そうみたいです!今回出た数字も信用できないってことでしょうか?

中国の統計は信用できないのは大前提だけど、表に出てくる数字でさえ危険な兆候が見え始めてるよね。この変化は見逃せないよ。

中国政府が人民元と同じように買い支えるのではという意見もあります。このまま危機を乗り切れるんでしょうか?

それって外貨準備高が尽きたら終わりじゃない?あとどれくらい余力を残してるんだろう?

中国では2020年から不動産税が導入されるそうですよ。日本でいう固定資産税になります。中国の地方政府が売却益を得られなくなってきたため、苦肉の策として登場したようです。そのためか国有企業の負債も急速に増えており、総額は47兆6000億元にものぼるそうです。日本円にして約822兆円です。前年同期比で20%増加しており、危険な速度で膨れ上がっているのです。

またバブル崩壊の引き金になりそうな政策を…。韓国の不動産規制案といい、まじめに政策を考えてるのか?

中国も韓国も負債まみれなんですね・・・。大変そうです。

中国政府が債務削減に着手もすでに手遅れか

こちらの記事ですと、中国政府が債務削減に取り組む一環で規制をかけ始めたことが原因だと書かれています。今頃手をつけ始めても遅いと思うのですが。何をしたいのか全く理解できません。

中国、投資減速止まらず=過去最低の伸び―1~8月
9/14(金) 16:10配信 時事通信

 【北京時事】中国国家統計局が14日発表した1~8月の都市部固定資産投資は前年同期比5.3%増と、過去最低の伸びにとどまった。

 中国経済を見る上で注目されている指標で、鉄道整備などインフラ投資や企業の設備投資を幅広くカバーする。インフラ投資の減速が止まらない状況だ。

 インフラ投資は4.2%増と、1~7月の5.7%増から鈍化。政府が債務削減の取り組みを強化する中、金融機関が融資に慎重になったり、当局が着工の許可を出さなかったりするケースが相次いでいるとみられる。 

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180914-00000082-jij-cn

韓国とやってることがまるで同じだ…。中国政府はど素人の集団なのか?

ホントですね・・・。融資規制ってことですもんね。

8月に大幅に数字が悪化したのは、貿易戦争の影響もあるのかな?

ネットユーザーも同じ所に目をつけています!8月は実質マイナスだったって。上半期の統計を無理やり入れてプラスの数字を発表してるみたいです。

表に出る数字がマイナスって相当ヤバいぞ。鉛筆なめるどころの騒ぎじゃない。今年の成長率は6%台を維持できないかもしれないね。

トヨタは中国投資をやめるべきって言ってる人もいます!ボクが一番心配してるのがこれです・・・。

そうだった。トヨタは中国で販売台数を伸ばし続けてると報道されたけど、トランプに目をつけられないかな?米国車を差し置いて儲けてるわけだから。ちょっと不安になるよね。

中国で製造し、中国で販売する分には何も問題ないかと思います。ただし、中国国民の購買力が急激に悪化する危険性も十分に考慮する必要はありますが。トヨタにはこれから訪れる苦境を乗り切れる何らかの公算があるのかもしれません。米国は一切関知しません。

リーマンショックの時は売上が3割落ちたそうです!今回はどうなるんでしょう?

想像もつかないな…。関税第3弾が発動になってからが本番だし、対米輸出が7割とか8割減ってもおかしくないと思うけど。世界中の経済学者含めて誰も未来を予測できないと思う。週明けのトランプの発言に注目だね。

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