米中首脳会談ですが、中国側に90日の猶予期間を与えるという形で協議がまとまりました。期間限定の暫定的な合意となりますが、知的財産権の侵害やサイバー攻撃についての”改革”を速やかに行なうと中国が決めたため、一旦様子を見ることになりました。90日以内に約束が守られない場合、予定通り25%への関税引き上げをすると警告しています。
米中首脳、追加関税猶予で合意 90日間の通商協議へ
12/2(日) 12:31配信 ロイター[ブエノスアイレス 1日 ロイター] – トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は1日、アルゼンチンのブエノスアイレスで会談し、対中追加関税を一時的に見送り、貿易戦争を悪化させないことで合意した。米ホワイトハウスは声明を発表し、2000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税は2019年1月以降も10%で据え置き、25%への引き上げを「現時点で」見送る方針を明らかにした。
声明によると、中国は貿易不均衡解消に向け米国から「相当量の」農産物、エネルギー、工業製品などを輸入することで合意。農産物の購入は「直ちに」開始する。
技術移転の強要や知的財産権保護、非関税障壁、サイバー攻撃、サービスや農業分野について、構造改革協議を速やかに開始することも決めた。90日以内に合意できなければ、米国は対中関税を25%に引き上げる。
王毅・国務委員兼外相は、会談は「友好的で率直な雰囲気」で行われたと発言。適切な時期にさらに意見交換することでも合意したと述べた。
同委員は「経済・貿易問題に関する話し合いは非常に前向きで建設的だった。両首脳は互いに一段の関税引き上げを停止することでコンセンサスに達した」と会談を評価。 「中国は貿易不均衡を徐々に緩和するため、国内市場と国民の必要に応じ、米国の市場性製品を含め輸入を増やすことに前向きだ」と強調した。
両国が互いに市場開放を進めることでも合意したとし、中国が新たな改革を進めることで米国の懸念は次第に解消されるとの見通しを示した。あらゆる追加関税の完全停止に向け、両国が「交渉を加速させる」方針も明らかにした。
首脳会談は夕食会形式で2時間半に及んだ。中国の最大の目標は、現在10%の2000億ドルの中国製品に対する関税の25%への引き上げを阻止することだった。トランプ大統領はたびたび引き上げに言及し、交渉に進展がなければ2670億ドル分の輸入に対する追加関税の可能性も指摘していた。
ホワイトハウスによると、両首脳は米半導体大手クアルコムによるオランダのNXPセミコンダクターズ買収計画が、中国独禁当局の承認を得られなかったことについても議論した。習主席は再度申請があれば承認に向けて審査する意向を示したという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181202-00000012-reut-bus_all
トランプ氏が年末の商戦に配慮した向きも
あれ?ボクが見た報道とだいぶ違うんですけど・・・。
なんだ結局3カ月後には25%確定じゃないか。中国が知的財産権保護なんてできるわけがない。
ボクが見たのはこれです!
米、来年1月に追加関税引き上げず
12/2(日) 11:21配信 共同通信【ブエノスアイレス共同】米ホワイトハウスは1日、来年1月に予定していた中国製品への追加関税を引き上げないと発表した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181202-00000038-kyodonews-bus_all
記事短っ!共同通信は世界最短記事のギネスでも狙ってるのか?
でも、株価が回復しそうでよかったです!日経平均も上昇してます!
アナリスト君の予想が当たったな。一旦は貿易合意したかのような空気が流れるけど、よくよく内容を読むと思ったほど大したことは書かれてない。だが株価の上昇は止まらない。本当にそうなるかもしれないね。
実は、ボク自身がそうなると思ってなくて、適当に予想しただけなんです!だから買い増しできなくて・・・。
なんだ適当だったのかよww 意外とそれでも当たるもんだな。
少しは成長したようじゃな。現状に甘えず精進せい。
はい!次は底値で仕込めるように頑張ります!
欲張るなよww 俺は追加関税はないだろうと思ったのは、今それを決めると年末まで中国経済が持たないと思ったからだ。トランプだってクリスマスは平穏に過ごしたいだろうし世界中がそうだと思う。フランスは例外のようだが。
米国では11月中旬から12月下旬までが最も商戦が盛んな時期となっており、11月第4週金曜日のBlack Fridayは特に売り上げが見込める1日となっています。この時期に関税を賦課すると景気が一気に落ち込むため、トランプ氏も国内世論に配慮しつつ対中強硬姿勢を一切緩めない方向で落ち着きました。猶予は90日間とのことで、2月の下旬までに答えが出せない場合には躊躇なく関税が発動されます。
年末商戦だからな…。いくら中間選挙を乗り切ったトランプでも、今このタイミングで追加関税とか米国中の小売業者から恨まれそうだし。大半の米国の業者にとっては、中国がどうなるかよりも自分の商売の方が大事なはずだからな。
中国側で全く異なる報道がされているとの情報
他の報道を探してみたんですけど、中国側が90日間のことについて全然触れてないみたいです!
同床異夢? “休戦”を読み解くと…米中に微妙なズレ
12/2(日) 17:51配信 Fuji News Network米中の貿易戦争が「一時休戦」で合意。
およそ1年ぶりとなる米中首脳会談が行われ、アメリカ政府は、年明けに予定していた追加関税の措置を見送ると発表した。
2019年1月に予定していた、中国に対する関税引き上げ措置を凍結。
一見、休戦で折り合ったかに見えるアメリカと中国だが、両国の発表をよく見てみると、微妙なずれがある。
アメリカは、声明で今後90日間協議するが、期間内の成果が出なければ関税を引き上げるとしている。
しかし、中国側は、この点について一切言及していない。
一方で、中国は、「これまでに発動された追加関税についても、撤廃する方向で議論する。ほかの製品についても、新しい関税を加えないことを決定した」としているが、アメリカ側の声明に、こうした中身は一切見当たらない。
実際の合意内容が、アメリカ・中国どちらに有利なものなのか、当事者のみぞ知るわけだが、もし、両国の溝がいまだに深い場合、90日間の猶予期間が終わったあと、何が起こるのか注目。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181202-00406791-fnn-int
ほほう。だいぶ違うようだな。これまでに発動された追加関税も撤廃?そんな記事はどこにも見当たらないけどな。中国内ではそうなってるのか?
中国が報道規制をするのは自由ですが、米国は一切関知しません。繰り返しになりますが、米国は中国に態度の改善を求めているのです。これまでの過ちを改めて反省する姿勢を見せるようであれば、追加関税を猶予するというだけの話です。また、米中首脳会談を1回行なっただけで問題が解決するわけでもありません。習氏がどれだけ真剣に問題を認識し、具体的な改善項目を伴って米国に示すことができるかにかかっているのです。
態度の改善って、どうやるんですか?一度知的財産を侵害してしまったら、取り返しがつかないですよね?
それを考えるのも中国の役目ってことだろ。中国がちゃんと改革できたかどうかを判断するのは米国の役目だけど、具体的に何をすべきかを教えてもらってるわけじゃないと思う。
じゃあ、中国は90日以内に何をすればいいんでしょう?
“態度の改善”。改善したかどうかは米国が決める。何をしたらいいかは決めてくれない。これって明らかに対等な関係じゃないよね。まさに良い警官と悪い警官に追い詰められる犯罪者の構図だと思うよ。犯罪行為に対する刑罰を軽減するために、君には何ができるんだ?と突き付けられているとしか思えない。
そんなぁ・・・。アメリカのやり方は不公正じゃないんですか?
米国は中国と対等な関係ではないとは一言も述べていませんが、そう捉える向きがあることは否定はしません。中国が米国のやり方に不満を示すのは勝手ですが、その前になぜ態度改善が難しいのかを説明する責任も生じるでしょう。米国は中国の知的財産権を侵害しておらず、サイバー攻撃を行なったこともありません。100%中国側が改善すべき問題なのです。
猶予期間90日を過ぎ、程なくして英国がEU離脱
ネットユーザーは、株がどうなるかしか興味ないみたいで・・・。ボクとほとんど感想が一緒でした。
まあ大半の人はそうだと思うけど。結局最後に暴落が待ってるなら、いつ売り逃げるかを考えなければならないしね。
それを諌めるような感じで、株にしか興味のない人ばかりで情けない、と言ってる人もいます。あくまで猶予なので、懸念が再燃すれば乱高下するだろうって。
株トレーダーの勝率が下がるのは値動きが少ない日だと言われている。要するに、株も色々な材料をベースに上下させた方が儲けるチャンスが多いってわけだ。むしろ乱高下を望んでるんだよ。
そんなぁ・・・。買って上がって安心したいのに、売り買いで忙しくなるのはイヤです!
買って上がって安心したいwww 初心者でも勝てる相場ってやつだな。
あと、90日間には中国の春節?も含まれるんですか?そこまでは中国は何もできないと踏んだ上での決定じゃないか、という意見もありました。
旧正月だな。確かにお祝いムードで知的財産権侵害の改革とかやってる場合じゃないだろう。旧正月は観光業や小売業も儲けるチャンスだろうし、それ以降は知ったことではないという感じにも取れるね。
90日の猶予期間を過ぎ、程なくして英国のEU離脱の日時が訪れます。2019年3月29日午後11時と確定しており、この日を境に歴史が動くことになるのです。トランプ氏が90日を超えない範囲で猶予期間を指定したのも、他の懸案事項との兼ね合いを考慮した結果でしょう。
そしてその1カ月と少し後には平成が終わる。日本の歴史も大きく変わることになるだろう。2018年は不穏な出来事が多い1年だったけど、2019年は比較にならないくらいヤバい1年になるかもね。
何だか色んな出来事が偶然重なってるみたいで、怖いです!でも株は売りません!
ガチホってやつだな。そのまま塩漬けにならないことを祈るよ。まあ年内に売り抜けておけば大丈夫じゃないかな?
イヤです!買いそびれたので、年内にもっと買い増ししたいです!
欲張りめwww