米中首脳会談が終了して間もなく、トランプ氏が再び中国を牽制し始めました。中国との交渉が決裂した場合には追加関税を発動すると明言し、”I am a Tariff Man(私は関税の男だ).”とTwitterで牽制しました。90日の猶予期間については延長の可能性もあると示唆しつつ、交渉期間は夕食会から数えて90日で終了するとされています。中国側に態度の改善が見られるかが焦点となります。
対中交渉決裂なら追加関税、トランプ氏が明言 「私は関税マン」
12/5(水) 3:52配信 ロイター[ワシントン 4日 ロイター] – トランプ米大統領は4日、中国との通商交渉が決裂した場合、同国からの輸入品に追加関税を課すと明言した。
トランプ氏はツイッターで、「本物の合意」が可能かどうかはライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が判断するとした上で「そうなれば一件落着だ」と指摘。一方で、「私はタリフマン(関税の男)なのでよろしく」とけん制した。
週末の米中首脳会談で合意した追加関税導入に対する90日の猶予期間については延長する可能性もあると示唆。「中国との交渉はすでに始まっている」とし、猶予期間は「延長されない限り」、1日にアルゼンチンで行われた習近平国家主席との夕食会から90日で終了するとした。
トランプ氏はこれまでに、中国が米国産農産物の即刻購入や現在40%となっている米国産自動車の関税引き下げを実施する手立てになっていると指摘している。カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はこの日、米国の自動車や農作物、エネルギー商品に対する中国の関税削減は、米中貿易交渉が成功軌道に乗るかどうかの「試金石」になるとの見方を示した。
米国はこの他、知的財産権の窃取や強制的技術移転などの問題についても中国に速やかな対応を要求している。ボルトン米大統領補佐官は会合で、中国による米知的財産権の窃取は政権の重大懸念の一つだと強調した。
ムニューシン財務長官はFOXビジネスネットワークに対し「90日間ですべてを解決することはできないが、多大な進展を期待しており、トランプ大統領は直接関与していく」と話した。
JPモルガンはリポートの中で「週末の米中首脳会談では実は何一つ合意しておらず、ホワイトハウスの当局者らは(全部ではないにせよ捏造・誇張された)トランプ氏のツイート内容と現実とのつじつま合わせを行い、体裁を取り繕っている」とコメントした。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00000000-reut-cn
トランプ氏が”I am a Tariff Man.”と発言
「私は関税マン」…。ロケットマンに続くパワーワードきたね。
「タリフマン」ってどういう意味でしょう?「タックスマン」ではないんでしょうか?
それじゃ税金の男だろwww 話がちっちゃすぎるわww
タリフマンで検索したら、「もしかして:タリスマン」と表示されました!
俺もタリスマンかと思った。こんな結果が出てきたよ。
ギリシャ語の動詞 「teleo」 の派生語「タリスマン」は主に、遂行すること、または発効させることを意味します。タリスマンは魔法の記号が記された物体で、使者に超自然的な力や保護を与えると考えられています。
タリスマン (talisman). お守りのこと。 ルノーが中国市場で発売する大型車 – ルノー・タリスマン、ならびに2015年から販売を開始したセダン/ワゴン – ルノー・タリスマン; スウェーデン出身のヘヴィメタルバンド。→タリスマン (バンド) スティーヴン・キングとピーター・ …
“発効させることを意味します”だってさ。まさに関税のことだろっていう。
対中関税が発効するんでしょうか?
あとルノーにもタリスマンという車種があるんだね。しかも中国市場で販売中だそうだ。色々と含みがあって面白い呼称だな、タリフマン。タフマンみたいだ。
タフマンって何ですか?
ワトソン君には必要ないものだよ。あごひげサンタは常用してそうだ。
どりゃあ!うるせえぞ!
うわ出たwww
あごひげのサンタさん!久しぶりです!
よう!元気か坊主?
唐突すぎるだろwww お前が興味ある話題とは思えないけど。
「あごひげサンタ」を監視キーワードにした。おまえが使いそうなフレーズだ。おれはサンタクロースじゃねーっての!
「あごひげのサンタさん」ならいいのかよww
サンタさん!プレゼント楽しみにしてます!
今日はまだ12月5日だぞ。サンタのくせにフライングしすぎだろwww
だからサンタクロースじゃねーっての!一仕事したからついでに寄ってやっただけだ!
ところでタフマンは使ってるのか?
んなもんどこに売ってんだよ!知るかよ!
いや普通に薬局とか…まさかお前本当に北欧とかにいるんじゃないだろうな?
ボクはトナカイさんと友達になりたいです!
トランプ氏は90日間の猶予期間について延長もありうると示唆
トランプ氏のTwitterはどの報道機関よりも正確で、かつ速報性がある情報源です。Tariffとは日本語で関税の意味ですが、中国側もこの発言を無視することは難しいでしょう。90日間とは猶予期間に過ぎず、中国が態度を改善できなければ即座に追加関税が発動されることとなります。
おれは用が済んだからお暇するぜ!またな!
お疲れさまでした。次もお願いします。
今までのやりとりは脱線じゃないんでしょうか・・・?
何だかあいつだけ特権があるようだな…。まあサンタだし別にいいか。
トランプ氏は90日の猶予期間について夕食会の直後であるとしつつ、場合によっては延長もありうると示唆をしています。中国側に様々な選択肢を与えることで、態度改善の内容によっては協議に応じる姿勢があることを見せているのです。よって中国側の今後の動きが焦点となります。
あの、「あごひげのサンタさん」という呼び方で思ったんですけど、サンタさんにあごひげが生えてるのは当たり前なのでは?
身も蓋もない突っ込みはやめてくれwww コーヒー噴きかけたwww
また、記事の最後で米中首脳会談では何一つ合意できなかったとする情報も提供されています。トランプ氏のTweet内容は全てが誇張にすぎず、米政府が後付けでつじつま合わせを行なっているという解釈です。中国側の発表として90日間という期間が一切示されていないことからも、これらの事項が合意外である可能性も考慮すべきでしょう。
「あごひげのサンタおじさん」というのはどうでしょう?
サンタは普通おじさんだろwww そろそろ真面目に話を聞いた方がいいんじゃないか?
すみません・・・。トランプ大統領も、12月24日にはサンタさんをやるんでしょうか?
こらwww それって日本だけじゃないのかな?
米国ではMr. Santa ClausとMrs. Clausがおり、24日の深夜に訪れChristmas Treesの下にPresentsを置くことになります。日本ではChristmas Treesを置かない家庭も多いようですが、Presentsを置く場所がないのでもらうことができないかもしれませんね。
ええっ?大変だ!今すぐクリスマスツリーを買いに行きます!
サンタって奥さんいるのかよ…。あごひげも結婚してんのか?
米中首脳会談よりもトランプ氏が何を主張したかが重要
雑談はここまでにします。トランプ氏の該当のTweetは以下になります。“素晴らしく暖かい”夕食会から90日以内に交渉が終わるとされており、米国側が最大限に譲歩してる点を強調しています。
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1069970500535902208
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1069962093301022720
トランプ大統領の英語って、すごく読みやすいです!カンタンな単語が多くて、分かりやすい英文を書いてると思います!
どっかの英語教育サイトで見たけど、トランプのツイートって英語学習に最適らしいね。特定の層にしか分からないような複雑な言い回しを一切使わないそうだ。その辺りの明瞭さも絶対的な支持層がいる要因だろう。
トランプ氏の英語に関しては様々な意見があると思いますが、主張は非常に単純で分かりやすいものばかりです。中国が態度を改善するかについて様子を見ながら、90日間の猶予期間を延長するかも含めて判断するということです。米中首脳会談で何が話されたかは、実はさほど重要ではありません。トランプ氏が何を中国に求め、中国が何をするかだけが重要なのです。
一度きりの会談では解決できんぞ。常に話し合いを継続することじゃ。
米朝首脳会談も同じですからね…。株価も大荒れでしたし、前途多難の道のりに見えます。
米国金利の逆転現象が発生し株価は大荒れ
ええっ?大荒れ?大変だ!大暴落してるじゃないですか!
前日比で799ドル安、1日の下げ幅としては過去4番目に大きい暴落となった。まさかチェックしてなかったのか?
うわあああ!バンカメ株を売りそびれました!最低の気分です・・・。
売ってなかったのかよwww この前売るって言ってたじゃん。
今日は忙しかったので、明日やろうって思ってたんです!
典型的な初心者だなww 売ると決めたらすぐに売らないとダメだろ。昨日は5.46%も暴落してるじゃないか。谷底へ一直線だ。
もうダウ平均なんて見たくないです・・・。
まあこういう話も出てきてるから。原因は米中の通商問題だけじゃないってことだ。
米国株式市場は急反落、景気・貿易巡る懸念で3%安
12/5(水) 7:01配信 ロイター[ニューヨーク 4日 ロイター] – 米国株式市場は急反落し、主要指数が3%超下落して取引を終えた。米国債利回りの動向を受けて景気への懸念が広がったほか、貿易摩擦を巡る不安も再燃し、金融株や工業株を中心に売られた。
・・・この日は米国債利回りの動向に市場の関心が集まった。米10年債利回りは9月半ば以来の水準に低下し、10年債と2年債の利回り格差は過去10年余りで最も小幅な水準に縮小。2年債と3年債の利回りは前日に続いて5年債利回りを上回り、一部の年限で逆イールド(長短逆転)となった。
過去50年の米リセッション(景気後退)の前にはいずれも2年債利回りが10年債利回りを下回る現象がみられたことから、市場では警戒感が強まっている。
・・・https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181204-78342481-bloom_st-bus_all
利回り格差?逆イールド?何を言ってるのかよく分かりません!
だから金利を勉強しとけって言っただろ?こういう記事を読み込めば、今何が起きててなぜ暴落してるのかが分かる。
そうですね。金利の問題は米中の通商問題とは直接は関係しませんが、トランプ氏の政策へ影響を及ぼすという点では注目すべきでしょうね。少なくとも米国株の値動きを毎日見ながら一喜一憂するよりは勉強になるはずです。今回の金利逆転現象については、FRBの利上げ見通しが大きく関係していると見るべきです。この件については機会を改めましょう。