カナダが米当局の要請に基づきHuawei副会長を逮捕した件で、中国政府側がカナダの対応を激しく非難しています。即時釈放を要求し、従わない場合には米国に加えてカナダにも報復措置を講じる可能性が出てきました。米中貿易戦争にカナダも巻き込まれるとなれば、問題の鎮静化は一段と難しくなるでしょう。
中国、カナダに釈放要求=ファーウェイ幹部逮捕で
12/8(土) 23:29配信 時事通信【北京時事】中国外務省の楽玉成次官は8日、カナダの駐中国大使を呼び、カナダ当局が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を逮捕したことに強く抗議し、即時釈放を要求した。
米中間で激化する摩擦にカナダが巻き込まれる可能性が出てきた。
楽次官は「米国の要請という理由でカナダが中国国民を拘束したことは極めて悪質だ」と非難。直ちに釈放するよう求めた上で「そうしなければ重大な結果を招き、カナダが全責任を負わなければならないことになる」とした。
中国は米国との貿易摩擦では、報復を繰り返している。今後、カナダの対応次第ではカナダに対しても何らかの報復措置を講じる可能性がある。
トランプ政権はHuawei副会長逮捕を事前に把握か
ファーウェイのCFO逮捕って、5年くらい前から準備してたみたいですね!ツイッターでそう聞きました!
またツイッター情報www
逮捕状を出した裁判所は、用意周到に準備をするので有名みたいです!だからトランプ大統領の意向ではないし、関係ないって言われてます!
なるほど。時系列で考えたら、実は米中首脳会談より逮捕が先だったそうだね。
米政府は中国側に態度改善の意思が見られないことを事前に把握しており、米中首脳会談では何も決まらなかったとする情報筋の見立てが正しいかもしれません。Huawei副会長の逮捕については、Bolton氏は会談の前に司法省から聞いていたとの話もあります。トランプ氏に報告したかどうかは定かではありませんが、同様に知っていた可能性は非常に高いです。
ファーウェイ逮捕を知りながら一時休戦と言ってのけたわけか…トランプはとんでもない策士だな。
トランプ大統領だけに、ポーカーフェイスですよね!
ワトソン君www ちょっとさ、冒頭の記事を開いて先にネットユーザーの反応見てみなよ。ついでに途中の【関連記事】もチェックしてくれない?
えっ?もうネットユーザーの反応ですか?見てみます・・・あ~っ!関連記事に、ダウが3日で1400ドル急落っていう記事があるじゃないですか!
あれ?そんな記事があったんだ?すまんすまんwww
ちょっと!株の話はやめてって言ったじゃないですか!もうチャートも株価も見たくありません!
仕方ないだろwww 文句があるなら【関連記事】に株の記事を載せまくってる時事通信に言えばいいよ。
それを知ってて、先に反応を見させたんですか?そういう意地悪はやめてください!
いや~関連記事コーナーにそんな株の記事があるとは知らなかったわwww 偶然って怖いねえwww
こちらの記事ですが、悲観論の原因とされる部分が不明瞭です。最大の原因である金利についての考察がなく、株価急落の要因を米中の通商問題に求める恣意的な解釈がなされています。もしも米中の問題だけが株価急落に繋がるのであれば、トランプ氏は今すぐに貿易戦争をやめようと進言するかもしれません。
米金融市場覆う悲観論=ダウ、3日で1400ドル急落
12/8(土) 14:51配信 時事通信【ニューヨーク時事】米株価の下落が止まらない。
優良株で構成するダウ工業株30種平均は5日の休場を挟み、7日までの3営業日で1400ドル余り急落した。米中貿易戦争の長期化への懸念が強まる中で、「米景気後退の予兆」とされる現象も出始め、金融市場を悲観論が覆う。2009年から続いてきた上げ相場は転機を迎えている。
「英国の欧州連合(EU)離脱や原油安などリスクは山積しているが、何しろ通商問題だ。どこまで状況は悪化するか」。金融大手JPモルガン・チェースのダイモン最高経営責任者(CEO)は、米中対立の行方を懸念する。
米中首脳会談での「一時休戦」合意を歓迎するムードは、4日にトランプ米大統領が、中国との貿易協議が不調なら追加関税も辞さない構えを改めて示したことで吹き飛んだ。さらに中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)が米国の要請によりカナダで逮捕されたと伝わり、投資家心理が冷え込んだ。
トランプ政権が仕掛けた貿易戦争は、好調だった米国経済をむしばみつつある。先行き不透明感から「企業は投資を手控え始めた」(米金融当局幹部)という。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000081-jij-n_ame
ファーウェイ副会長逮捕の報道があった6日は日本含めアジア市場も全部暴落したんだけど、ファーウェイショックとか言われてて笑ったね。他に原因あるだろっていう。まあマスコミなんてそんなもんだろう。
時事通信社の記事は公平でなく内容も不十分
シュン・・・。株価なんてもう見たくないです!時事通信をソースに使わないようにできないんですか?
時事通信とばっちりwww
そうですね。私も時事通信社の報道姿勢に関しては以前から公平ではないと考えておりましたが、仮にも通信社ですので見逃してきた経緯があります。しかし、今回のような偏った報道が続くようであればこれ以上容認するわけにはいきません。時事通信社の記事は使用を極力控えるようにしてください。
え?マジで使用禁止?冗談じゃなくて?
やった~!株価の下落ばっかり強調する新聞社の記事なんて見たくないです!
新聞社じゃなくて通信社な。
愚かなことじゃのう。株価に一喜一憂するなぞ愚の骨頂じゃよ。
株価に関してはReutersやBloombergでも掲載しておりますので、そちらは引き続き採用対象とします。米国株は週間では3月以来の大幅な下落となっておりますので、株価を見たくないという心理にも一定の理解は示されるでしょう。だからと言って放置してしまえば、損失がさらに拡大する可能性もあります。誰の責任でもありませんし、当然トランプ氏の政策に八つ当たりすることも推奨されません。
トランプ大統領のせいにはしません!ボクだって、株価が下がっても自分の責任で何とかします!でも、時事通信の記事だけは見たくなかったんです!「1400ドルも下落」しただなんて!
よほどショックだったんだな…。ちょっと申し訳なくなってきた。ちょっとだけな。
ロイターさんは優しいです!株価の下げ幅を記事タイトルに書かないので、中身を詳しく見ないようにすればショックは受けません!
米株大幅安、週間では3月以来の大幅な下げ
12/8(土) 7:52配信 ロイター[7日 ロイター] – 米国株式市場は大幅安。大手ハイテク株が売られ、主要株価指数は2%を超す下げとなった。米中貿易摩擦や米金利に対する懸念が市場の動揺につながり、週間では3月以来の大幅な下げとなった。
S&P総合500種は前週、7年ぶりの上昇を記録したが、今週で全て吐き出した。
米ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長が7日、米中が90日間の交渉期間内に合意できなかった場合は、米政府は関税の引き上げに動くとの見解を示したことを受け、米中の貿易関係に対する懸念が高まった。
さらに市場は債券利回りと米金融政策の方向性に注目している。一部の投資家は利上げペースが従来より鈍化すると予想している。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181208-00000017-reut-bus_all
下落率は書いてもいいのか?7年ぶりの上昇分を全部吐き出したって言っても?
計算しなければ下げ幅は分からないので、いいんです!
何だそりゃwww
こちらの記事ですが、国債の金利や米FRBの金融政策にも触れており公平な観点から記事が書かれています。時事通信社のように、Huawei副会長逮捕と株安を結びつけている記述もありませんでした。原油価格も重要な指標ですが、このほどOPECなどで減産について合意したため下落が止まったことも示されています。時事通信社はJ.P. Morgan ChaseのCEOの発言を鵜呑みにし、原油価格の確認を怠ったようです。
なるほど。そう考えると時事通信の記事がとんでもない内容に見えてきた。恣意的どころか間違った内容だらけということか…。
時事通信社に関しては、冒頭の記事を最後とします。以後は採用を控えてください。
カナダがHuawei副会長を釈放する可能性は低い
ネットユーザーの反応も見てしまったんですけど、どうしますか?
一応書いてみて。
カナダのバンクーバーが、中国の一部になってる感じみたいです!カナダって今回の逮捕は無理やりだったんでしょうか?
まあ確かに中国からの投資家が多いらしいからね。バンクーバーは。
アメリカには何も言えないので、カナダに強硬な態度を示して国内に示したかったのではないかという意見も。
今回の逮捕劇ですが、実は政府主導ではありません。カナダのTrudeau首相は政府の関与を否定しており、本件に関わる権限がないことを明らかにしています。
ファーウェイ副会長逮捕 カナダのトルドー首相、政治的思惑を否定
12/7(金) 12:00配信 BBC News中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)最高財務責任者(CFO)兼副会長の孟晩舟氏がカナダで逮捕されたことについて、カナダのジャスティン・トルドー首相は6日、カナダ政府は関与していないと話した。
ファーウェイ創業者の娘でもある孟副会長は1日、米国の要請に基づき、カナダ西部ヴァンクーヴァーの空港で逮捕された。
(以下略)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181207-46478096-bbc-int
なるほど。政府主導ではないと言っておけば、逆に釈放に応じる義務もないということだな。賢い回避の方法だと思う。トルドー首相は見るからに賢そうだからな…。
カナダが中国の圧力に負けて、釈放してしまう可能性はないんでしょうか?
その可能性は現状では低いと考えられます。今回のカナダが米中貿易戦争に巻き込まれるとの観測ですが、北米の連携を深める結果に繋がる可能性が高いです。“Five eyes”という言葉はご存知でしょうか。英語圏の欧米諸国5カ国による諜報に関する協定の通称であり、具体的には米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのことを指します。ここに入れなかったドイツは中国の手に落ちることとなりました。カナダ検察の捜査により、新たな事実も続々と判明しています。長くなりましたので機会を改めましょう。